ジョージ・バンクス
概要
エピソード
ロンドン*の
チェリー通りに住むバンクス一家は裕福だが問題を抱えていた。一家の父ジョージは厳格で規則正しく、子供たち(
ジェーン・バンクス、
マイケル・バンクス)も厳しくしつける一方で家のことは乳母のケイティ・ナナや家政婦の
エレンとコックの
ミセス・ブリルに任せっぱなしだった。朗らかな妻の
ウィニフレッド・バンクスも婦人参政権の運動に集中するあまり、家政婦たちに任せっきりだった。ジョージは子供たちを律するために厳しい乳母を募集する広告を作成する。子供たちは明るく楽しい乳母を募集する広告を作成するが、ジョージに破り捨てられてしまう。後日、ジョージの希望する厳しい乳母の面接希望者は現れず、なぜか子供たちが希望した楽しい乳母の
メリー・ポピンズが訪れる。
メリーが乳母の体験勤務を始めてから子供たちは夢のような体験をして明るくなったが、厳格なジョージはメリーが馬鹿騒ぎを教えていると思い、不機嫌になる。ジョージはメリーに文句を言うが、なりゆきでジョージは子供たちに職場の銀行を見学させることになる。
子供たちに逃げられ、ジョージが帰宅すると家の中は煙突掃除屋で大騒ぎになっていた。場を沈めたジョージはメリーが来てから家も仕事も滅茶苦茶になったと愚痴をこぼすが、
バートからメリーの哲学を教わり、家を守るのは大事だが子供たちと過ごせるのは今だけだと諭される。その晩、ジョージは銀行からの呼び出しを受けた。子供たちはジョージに謝罪し、騒動の原因となった2ペンスを託された。
夜9時になり、ジョージはミスター・ドース・シニアから取り付け騒ぎの件を責められ解雇される。言葉を求められたジョージはメリーが子供たちに教えた不思議な言葉「
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」を復唱し楽しくなる。そしてマイケルから教わったジョークと預かった2ペンスをシニアに与えて意気揚々と去っていった。帰宅したジョージは2ペンスで凧を直し、ウィニフレッドも婦人参政権の襷を凧の尾として提供した。メリーがきっかけで大切なことに気付いたバンクス夫妻は子供たちと凧揚げをしに公園へと向かった。ジョージは公園でジュニアに会い、シニアがジョージから聞いたジョークで幸せそうに笑い死にしたことを聞く。仕事一辺倒のシニアに幸せなひとときをくれたジョージに謝辞を述べ、ジョージを復職させることを約束した。
登場作品
1960年代
2010年代
実写キャスト
声
最終更新:2024年09月08日 17:27