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ドット姫

名前:Dot
デビュー:『バグズ・ライフ』(1998年)

概要


失敗ばかりの発明家フリックのほぼ唯一の理解者で、彼を応援している。幼くて上手に飛べないドットはフリックとしばしば励まし合っている。

ガールスカウトの「ブルーベリーズ*」にメンバーとして所属している。

ちょうど映画の制作中、共同監督のアンドリュー・スタントン*に幼い娘が生まれたことで、彼が小さい女の子を登場させたいと希望して作り出したキャラクターだという。

エピソード

バグズ・ライフ

アント・アイランド*の幼いドット姫は羽が生え揃う前に空を飛ぼうとして姉のアッタ姫に注意される。同じく発明の失敗で悩むフリックとはお互い励まし合う仲で、フリックは空を上手く飛べないドットに「君はいつか大きな木になる種のようなものだ。」と種に見立てた小石を見せる。

ある日、フリックがバッタたちへの貢ぎ物である食糧をすべて水に落としてしまい、バッタと戦うための戦士を探しに旅に出ることになる。アリの子供たちはフリックをバカにするが、ドットは彼を応援する。

しばらくしてフリックが本当に戦士たち(フランシススリムマニージプシーロージーディムハイムリックタックロール)を連れて帰って来る。そこへ鳥がドットに襲い掛かり、サーカス団員たちが協力して彼女を救う。

フリックはアッタとの会話からバッタのボス、ホッパーの弱点が鳥であることに気付き、からくりの鳥を作ることを思いつく。アッタ姫の主導のもと、アリたちは協力して鳥を完成させる。鳥の完成を喜んで祭りをするアリたちのもとにサーカス団員たちを解雇した団長のP.T.フリーが現れ、彼らの正体がバレてしまう。アッタ姫はフリックが嘘をついていたことを責め、団員もろとも追放する。

程なくして、アント・アイランドにバッタたちが現れ、食糧を求めて暴れ始める。ドットとブルーベリーズ*は難を逃れ、ドットが助けを呼びに行くことになる。ドットは凶暴なバッタのサンパーに追い回されるが、間一髪で空を飛べるようになる。ドットはアント・アイランドを出たフリックたちのもとに現れ、アント・アイランドがホッパーに苦しめられていることを告げる。自信を無くしたフリックを団員たちは励まし、ドットは小石を渡して説得した。フリックたちはP.T.フリーを監禁してアント・アイランドへ戻ると、サーカスのショーでホッパーの気を引き、ブルーベリーズ*の力を借りてからくりの鳥を起動させた。バッタたちは慌てふためいたが、事情を知らないP.T.フリーが鳥に放火してしまい、真実を知ったホッパーは激怒する。

ドットが人質にされると、フリックは計画の発案者を名乗り、ホッパーに勇敢に立ち向かう。「アリはバッタのしもべじゃない。バッタがアリを必要としているんだ。僕たちはお前なんか要らない」というフリックの言葉に奮い立ち、アリたちは数でバッタを制し、ホッパーを封じ込める。ドット姫もサンパーに勇敢に立ち向かい、ディムと協力して反撃に成功する。その時、突然の雨が降り注ぎアリたちはパニックに。その後、フリックやアッタの活躍でホッパーを退ける。

春になるとサーカス団員たちはフリックに別れを告げてアント・アイランドを旅立つことになった。団員もアリたちもフリックの勇姿を称えた。フリック、アッタ新女王、ドットは団員たちに別れを告げて手を振った。

登場作品

1990年代




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キャラクター
最終更新:2021年01月11日 15:12