アッタ姫
概要
『バグズ・ライフ』では、母の後を継ぐ次期リーダーとして努力しているが、いつも大事なところで力を発揮できず、自信を持てずにいる。
アント・アイランドのトラブルメーカーである
フリックに悩まされながらも、すこし気になる存在となっている。彼に振り回されながら、彼女も立派に成長していく。
エピソード
アント・アイランド*のアッタ姫は新女王になるにあたり、いつも大事なところで失敗していた。アリたちがバッタへの貢物の食糧を集めていると、みんなの役に立ちたい発明家の
フリックが誤って食糧をすべて水に落としてしまう。バッタのボス、
ホッパーは激怒して「木の葉が全て落ちるまでに食糧を集め直せ」とアッタ姫に命じる。ホッパーの無茶な要求に対し、フリックはバッタと戦える戦士を集めるため町へ行くと主張する。アリたちはフリックがいないほうが仕事が捗ると思い、アッタはそれを快諾する。
アッタ姫はフリックを役立たずだと思ったことを詫び、二匹は良い雰囲気になる。フリックは彼女との会話からホッパーの弱点が鳥であることに気付き、からくりの鳥を作ることを思いつく。アッタ姫の主導のもと、アリたちは協力して鳥を完成させる。鳥の完成を喜んで祭りをするアリたちのもとにサーカス団長の
P.T.フリーが現れ、戦士たちの正体がサーカス団員であることが明らかになる。アッタ姫はフリックが嘘をついていたことを責め、団員もろとも追放する。
程なくしてホッパーたちがアント・アイランドを訪れ、怒った彼らが暴れ始める。そこへサーカス団員が現れ、ショーを始めてバッタたちの気をそらし始める。すると、フリックと
ブルーベリーズ*がからくりの鳥を起動させる。バッタたちは慌てふためいたが、事情を知らないP.T.フリーが鳥に放火してしまい、真実を知ったホッパーは激怒する。
ドットが人質にされると、フリックは計画の発案者を名乗り、ホッパーに勇敢に立ち向かう。「アリはバッタのしもべじゃない。バッタがアリを必要としているんだ。僕たちはお前なんか要らない」というフリックの言葉に奮い立ち、アリたちは数でバッタを制し、ホッパーを封じ込める。その時、突然の雨が降り注ぎアリたちはパニックに。フリックはサーカス団員やアッタ姫に助けられ、ホッパーとの空中戦を繰り広げる。フリックを追い詰めるホッパーに背後が鳥が現れるが、これもからくりだと勘違いしたホッパーはそのまま鳥の餌食となってしまう。
春になるとサーカス団員たちはフリックに別れを告げてアント・アイランドを旅立つことになった。新女王となったアッタはフリック、ドットと共に団員たちに別れを告げて手を振った。
その他
登場作品
1990年代
声
最終更新:2025年03月20日 00:49