「ヘーキ、ヘーキ! このリングちゃんに おまかせー!」
【詳細】
性格は「突っ走るタイプのマイペースな少女」といった感じであり、基本的に一人称は「リングちゃん」と、自分の名前呼び。
普段は体の弱いマリィのペースメーカーをチェックする役であると同時に、マリィに黙って勝手に
バトルチップグランプリのエントリーを登録してしまうほど。
外見は人間ならば中学生あたりの12~13歳くらいか。
ストーリーの途中でマリィが
炎山と初めて出会った際、一緒にいた
熱斗からマリィと共に彼の話を聞いた。
別の日に炎山宛てにメールを送ったのだが、その内容が
「WWWを騙った(ほぼイタズラと分かる口調・内容の)呼び出しのメール」。
これでまんまと釣り出される炎山も炎山である
これによりマリィは炎山に「ナビのしつけくらいしておけ」とお叱りを受けることになるが、自分の境遇や悩みを打ち明けた彼女に、炎山もぶっきらぼうなままながらも態度を軟化させるのだった。
それをいいことに今度はゴスペルを騙って炎山を呼び出し、マリィは再びお叱りを受けることに。(炎山も流石に分かった上で無視せず来てくれたのだろう)
それを気にした様子もなくリングはグイグイと質問をぶつけていき、炎山から気になる話や笑いを引き出した。
この時の炎山の言葉からマリィは友達との関係を考えるようになる。
ストーリー中盤に「一人でいる方がいい」と言うマリィと喧嘩して家出するのだが、その行き先が
ブルースの
PETの中である。
そしてその際に何かあったのか、「ブルースさん」と呼んでいた彼のことを「
ブルースさま」と呼ぶようになっていた。
別れ際に「チカラになれなかったな」などと彼女を気遣う言葉をかけてくれたのも理由だろうか…
マリィが炎山にお礼を言いたいと言った時にはちゃっかりブルースもデートに誘おうとしたり、メールの追伸に「ブルースさまーリングさみしいのーあいたいよー」などと付け加えたりとかなりの惚れっぷりである。
ちなみにメールを読み上げたブルースは反応に困っていた
何かとお調子者・トラブルメーカーの面が目立つ彼女であるが、その行動は全て「体が弱く、父親の仕事による転勤で度々引っ越しするために友達を作れないマリィに、友達が出来るように」という理由からであり、とても健気であることが分かる。
同時に、自分もブルースにアプローチをかけまくっていることから、自分にも彼氏が出来るんじゃないかとか考えてたりするのかもしれない…
マリィはグランプリの中で、体の弱い自分でも他の人と同じように参加できる
ネットバトルに夢中になり、自信を取り戻していくことになる。
そしてリングとマリィは息の合ったコンビネーションによって
バトルチップグランプリを勝ち上がっていき、見事に優勝を果たした。
それを思えば、
勝手にエントリーしたリングの判断も正しかったのだろう。
その後日談とも言える裏ストーリーの後半、強者同士が戦い合うグランプリの気配を感じ取った
フォルテが乱入してくる。
数々の対戦相手に
ネットバトルで勝ち上がってきた今、後には退けない勢いで
フォルテの前に颯爽と姿を見せた彼女。
「アンタなんかグリングリンにしちゃうんだからー!」なんて、あの破壊神を前にそんなセリフが言えるのは、きっと後にも先にもリングだけであろう。
フォルテにも打ち勝ったリングであるが、さらに後日、ヤミネットエリアでの最後の戦いに
あの存在が再び姿を現す。
この時はさすがに「帰っちゃっていいですかー…?」と、声を震わせながらおどけてしまっている。
と、同時に相手を黙らせてしまっている…やっぱりリアクションに困ったのだろうか…
上記のように性格は
やかましく明るくて存在感がとても主張されるリングであるが、
そんな彼女の元となったキャラクターは、本家
ロックマン「4」に登場したリングマン。
リング
マンである。
お気づきかもしれないだろうが、何と本家のキャラが外見どころか
性別すらも変わったのである。
当初はリングマンをそのまま
ネットナビにしたデザインだったが、男女比を考慮し、女性型へ変更になったとされる。
しかし、一人女性型になったところでアンバランスというものは整う物でもないため、その後の4~6に原作由来にしろ一般公募にしろ、リングみたいに女性型変更が続投されなかったのは、決定権がある側の待ったがかかったのか。
前述通りゲームではナンバリングには関わらず、またアニメにもカメオ出演さえしなかった。
(3の黄色のお団子少女ナビも
セレナードも同じだが、なぜか4のモブナビだけは
ビデオマン回のStream24話にカメオ出演する分、4モブナビより冷遇といえよう。)
最終更新:2024年05月01日 20:47