ビデオマン

「必殺ビデオ殺法を味わうがいい!!」

【名前】 ビデオマン
【読み方】 びでおまん
【分類】 ネットナビ
【オペレーター】 ナルシー・ヒデ
【属性】 無属性
【所属】 フリー
【登場作品】 『4』
【基本装備】 ワインドカッター
【ナビチップ】 ビデオマン(チップ)
【アニメ版CV】 西村 知道

【詳細】

自称・新進気鋭の演出家の「ナルシー・ヒデ」が所有するネットナビ。

オペレーターと同じく、勝つためには卑怯な手段もいとわない卑劣漢で、「間もなく寿命を迎える」と嘘をついてロックマンを罠にはめて不戦勝を狙った。

デジタルビデオマンになることを夢見ており、トーナメントで優勝することをきっかけとしてスタイルチェンジしようとしていたが、それはあくまで二人の想像であり、実際にスタイルチェンジできるのかは不明。
そのようなきっかけを待つよりもカスタマイズした方が早いような気もするが、ナルシーがそういった技術力を持っているかどうかは疑問があるため、外的要因を待たなければならないのかもしれない。

後に『L.o.N』にてスタイルチェンジは一部のナビしかできないとされているため、他力本願なこのナビが「デジタルビデオマン」になれるかどうかはさらに確率が下がったといえる。
今ならブルーレイビデオマンとかになれるのだろうか。
一応スタイルチェンジ自体はロックマン以外の一般ナビにも普及していると設定されているため、可能性なら有る。実現するかどうかは別として。

頭部にある録画機で対象を録画し、それを自在に停止させたり早送りにする能力を持つ。
ストーリーではロックマンに「イチジテイシ」や「マキモドシ」をしかけ時間を稼ごうとした。

また、腕を繋ぐテープに撮影した対象を空間に再生して攻撃を仕掛ける「ロクガサイセイ」、移動速度を速くする「ハヤオクリ」、体力を回復する「マキモドシ」といった戦法も持つ。
本人同様「巻き戻し」も、令和の現在では死語になってしまっている。
※DVD世代からは「早戻し」というため。このため、「巻き戻し」という人はビデオテープ世代だとわかる。
基本的にテレビやパソコンのHDDに録画したり動画サイトからとりこんだり自分で作った動画らの逆再生も「早戻し」である。

彼との戦闘ではステージ中央2列にビデオテープが張られた状態でバトルになる。
このビデオテープは触れてもダメージは無いが、外側へ押し戻されてしまうため行動が制限される。

1ダメージでも与えれば破壊できるが、短時間で復活するため射撃系を防がれてしまいやすい。
置物を置いて復活を阻害する、エリアスチールなどでビデオテープのさらに奥へ行ってしまう、などで対策しよう。

『4』でのボスキャラ募集の準グランプリ受賞作品。
そのため、同作グランプリのレーザーマン、準グランプリのケンドーマンと共に配信メガクラスチップグランプリパワーでコラボレーション攻撃をしている。


アニメ版

AXESS

第18話「シャーロから来た男」で初登場したダークロイド
初登場回では、映画の名シーンのパロディを多数披露した。

水や磁気に弱いという実際のビデオテープの弱点もあり、作中ではアクアソードをはじめとする水属性のチップやヘビーシェイク+電気属性のチップの電磁石コンボであっけなくビデオテープが無力化しているほか、ソード系のバトルチップであっさり切り裂かれる場面もあり、弱点対策を怠っている印象も強い。
一応、両腕の間に張られたビデオテープの強度は、ソード系チップの攻撃を正面から防げるほどに高い(本人曰く「レアメタルを練り込んだウルトラハイグレードビデオテープはそう簡単には切れないよ。」)。

作中ではハヤオクリの高速移動で攻撃を跳ね返しつつ、
「時間差で発動したワインドカッターで追い討ち・ビデオテープそのものを用いた締め付け攻撃・録画再生能力を用いてウイルスやロックマンを「ロクガサイセイ」で複製して使役する」といった「ビデオ殺法」の名に恥じない能力を見せる。

第25話「ビデオマン、リターンズ!」では、バブルマンのタラコ唇を録画するというミスをしてしまい、CFロックマン&CFブルースの戦闘ではそれが仇になって、先述の再生のし過ぎ&電磁石コンボでダメになったテープが悪あがきの最後の再生で負荷が限界に達して焼き切れてしまった上に再生時にそのタラコ唇が出現して「よりによって・・・。」と恥をかく羽目に。
最後はCFロックマン&CFブルースのダブルマグマキャノンでそのタラコ唇共々焼き尽くされ、同時にスターポッターのビデオに仕込まれていたコピーロックマンもすべて消滅した。

その後、第46話「ネット警察大攻防戦!」で他のダークロイド達ともども復活。
ロックマンをデリートしようとするも、ウッドソウルになったロックマンにウッディタワーでテープを切り裂かれてしまい、サイドバンブーでとどめを刺された。

Stream

第10話「ラプソディ イン ピンク」でアステロイドとして復活し、スラーによりナルシー・ヒデのナビとして授けられてアニメに馳せ参じる。
こちらは最初からナルシーのナビではなく、スラーがナルシーの一般ナビに上書きする状態で登場した。
ダークロイド時と同様に、テープは水や磁気には弱い。

アステロイドとなったことで録画したデータを独力で現実世界に実体化させる能力を会得しており、その脅威はアステロイドのなかでも上位に入る。

また、映像データを武器にする能力ゆえか情報処理能力が非常に高いらしく、ナルシーのデザインしたデータを短時間で複製し、大量のドレスアップ用チップを大量に生産するといったネットナビらしい活躍も見せた。

第12話「ジャワイカレーとトマホーク」ではガッツマントマホークマンも参加する1対3という不利な状況ながらも、3体をロクガサイセイし、撹乱しつつ不意打ち、同士討ちを狙うなど、かなり有利に戦っていた。

が、やはり水属性と磁気が弱点なのは変わらずでバトルによってはテープを切断されるシーンもあり、最後は第39話「クロスフュージョン不能!」でCFロックマンのムゲンバルカンで葬り去られた。

24話ではセキュリティ突破時に、地味にモブ美少女ナビをちゃっかり盗撮していたりする。提供したスラーも盗撮したか気になる。

BEAST

並行世界「ビヨンダード」でもナルシーのネットナビとして、第17話「風天老師」で登場。
これまでと違い、ビヨンダードの存在であることを強調しているのか、緑色の部分が赤色になっている。

ナルシーが温泉街・アミータの裏社会を牛耳っているため、彼の気に入らないものを片っ端から破壊して回っていた。
ライカ&ディンゴ戦では、トマホークマンとサーチマンをロクガサイセイしたのだが、助太刀に入って来た風天老師テングマンにまとめて撃退されてしまった。

アニメ版の備考

再生をやりすぎるとテープが歪んだり、一度に大量にコピーを作るとデータが劣化してサイズが小さくなるという欠点もある。
前者は第25話の「ビデオマン、リターンズ!」でロクガサイセイにより何体もコピーロックマンを召喚してCFロックマンとCFブルースを圧倒しようとしたのが原因で、ヘビーシェイク+エレキソードの電磁石コンボで全滅したと同時にテープも破損してしまった。
後者はStream第33話の「トマホークの誓い」で高速ダビング無限コピーにより大勢のコピーロックマンを召喚してトマホークマンを圧倒しようとした結果であり、こちらはトマホークスイングで瞬殺されて全滅した。)


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最終更新:2024年02月21日 23:59