グラビティマン

「グラビティマン キドウ。ハイジョ カイシ シマス」

【名前】 グラビティマン
【読み方】 ぐらびてぃまん
【分類】 ネットナビ
【オペレーター】 不明
【属性】 無属性
【所属】 不明
【ナビチップ】 グラビティマン(チップ)
【関連チップ】 G.ホールド
【登場作品】 『トランスミッション』
【CV】 下山 吉光

【詳細】

『トランスミッション』に登場したネットナビ
ゼロアカウントの情報を求める道中にある「重力異常エリア」で待ち構えているボス。

元ネタは本家『ロックマン5』に登場するボスで、こちらは伸ばし棒付きで「グラビティーマン」の表記。(文字数の都合で変更。)
あちらはまだ人型の体を成していたが、エグゼではマスコットキャラレベルの球体メインの形となった。
赤と黒を基調にしたカラーリングがかろうじて面影を残している。
ちなみに、本家では一般応募から採用されており、コンテストに応募した人の中では珍しく女性であったというのは有名な話。(女性がデザインしたボスは他にはリングマンのみ。)

非常にサイズの大きいナビで、機械のような片言の言葉を発し、セリフが少ない。
ソードマン同様、ゼロアカウントへと繋がる「リンクPコードY」を守っていた。

重力異常エリアでは、本家グラビティマンステージのように重力反転ギミックがある。
グラビティマン戦でも重力反転要素はあり、一定の高さまでジャンプすると天井の重力に吸い寄せられ上下反転する。
反転状態でジャンプすれば、今度は床の重力に引き寄せられ元に戻る。

グラビティマンの技は、重力でグラビティマンの方へ引き寄せて接触させようとしてきたり、ロックマンを追尾してゆっくり動く重力球を撃ってくるなどの技を使用する。

また、グラビティマンは戦闘中体の前で腕を上下に回転させていて、この腕にはガード能力があり射撃攻撃は防がれる。
腕に当たらないように体を狙う必要があるが、重力球に追われながらだと少しやりづらい。

アニメ版

AXESS

第21話「シェードマンの野望」にて初登場した、重力を操るダークロイド
重力を自在に操れるため、相手を地面に叩きつけて圧し潰したり、上空へ突き上げるといった攻撃が可能。
この重力波(グラビティドライブ)はショット系の攻撃を遮断できるが、「質量の大きいものを当てれば無効化できる」「ソード系の攻撃が貫通してしまったり、重力波そのものを切り伏せて無効化できる」という弱点を備えている。*1
また、サイバーワールドから現実空間に直接重力波を発生させて襲撃できる(それも瞬時に道路に大きな陥没ができるほど)といった恐ろしい能力を持つ。

当初はシェードマンの配下だったが、ダークチップに汚染されていったために第27話「決戦! ネビュラ基地」で他のダークロイドと共にダークチップシンジケート「ネビュラ」に寝返り、彼を見限る。

その後、第33話「クロスフュージョン0号」でプリズマンのダハプリズムにより光の迷路に閉じ込められるが、重力波で破壊して脱出。しかし、CFロックマンにギガキャノンで砲撃されデリートされた。

第46話「ネット警察大攻防戦!」で他のダークロイド達とともに復活し、コントロールX破壊のためにネット警察に侵攻を開始する。
サーチマンをグラビティドライブで拘束してそのままとどめを刺そうとするが、ゼロレンジショットを直撃されて返り討ちにされた。

Stream

第16話「恐怖の重力ダイエット」でアステロイドの一体として登場し、スラーによりマクハリブラザーズのナビとして授けられた。

オペレーターであるマクハリブラザーズの犯罪の記録や好きな漫画の趣味が載っているハードディスクを真辺警視に押収されたことへの復讐から、真辺鈴警視を始末するべく体重計の数値を狂わせ、精神的、身体的に衰弱させるという非常に地味でセコイ作戦をとる。

その後海洋調査に出る熱斗や真辺警視の乗る潜水艦に侵入。
ロックマンとの交戦中にディメンショナルチップで実体化してオペレーターともども彼らを皆殺しにしようとするが、追い込まれてサイバーワールドに逃げ込む。
が、そこで待ち構えていたカーネルにデリートされる。
熱斗いわく体重計を操作するよりグラビティマンが直接ハードディスクを破壊すれば簡単だったのは言うまでもない。

終盤では他の人間にも大量に与えられ、実体化して暴走している。

アニメ版の余談

無機質さを強調するためか3DCGで描かれており(ストーンマンも同様)、他のキャラクターがコマ割りで動く中で、グラビティマンはスーッとした滑らかすぎな動きを見せる。
原作『トランスミッション』の時と同じく機械のような片言の言葉を発するのだが、こちらでは声優の下山氏の本領発揮と言わんばかりに(あるいは編集が過剰なのか)、
(機械的なクセして)怒ったり苦しんだりダメージを受けすぎたりするとやたらハイテンション(片言のままで)になる。
表情を全く変えていないにもかかわらず、オーバーリアクションが多いこともあり、機械的な重力攻撃による圧倒的かつ容赦の無い破壊力を持っているのに対して、とてもコミカルに見える。



ちなみに、グラビティは『重力』だが、ニュートンでお馴染みの『引力』はアトラクション。似てはいるがニュートンでお馴染みの引力と、グラビティマンの『重力』は似て非なるため、テストでも重力と書くべき欄に引力と書くと減点なため、詳細は物理基礎の書籍とサイトを参照すべし。


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最終更新:2023年09月15日 21:24

*1 グラビティマン本人もそれらを把握しているらしく、第29話「炎山VSブルース」ではソード系の攻撃を使えるブルースが不在のタイミングを見計らってIPC本社を襲撃したり、第33話「クロスフュージョン0号」では熱斗を狙った攻撃を仕掛けて弱点をつけるチップの使用・装填する隙を与えないといった戦術的な行動もするため、一筋縄ではいかない。