【名前】 |
アステロイド |
【読み方】 |
あすてろいど |
【登場作品】 |
『Stream』(『BEAST』) |
【詳細】
デューオの使者である地球外ネットナビ・
スラーが、主であるデューオの命により、デューオの試練のために人間たちの前に現れ、アステロイドと「ディメンショナルチップ」を託していく。
地球でこれまで倒されたネットナビのデータを基に作られている。
姿かたちはそれらのナビと同じだが、データ形式にはある程度の差異があるような描写がある。
オペレーターの欲望(悪意)を実現するために基本的にはオペレーターの命令に従い行動する。
そのためネオ
WWWをはじめとする凶悪なオペレーターには常に忠実で友好的に接している。
一方、オペレーターが改心して行動を中止するように命令した場合、オペレーターを見限り危害を加えようとすることがある。
(例としては
プラントマン、
ヤマトマン)
最悪の場合、オペレーターに悪意が一切ないにもかかわらず
勝手に暴走することもある。
上記の通りかなり身勝手なナビが多く、オペレーターのことを自分に都合がいい道具のようにしか思っていない。
『Stream』最終話でデューオの試練を終えたことで、仲間になった
ナパームマン以外のアステロイドは全て消え去っていった。
ナパームマンに関しては次作『BEAST』でもCFナパームマンとして登場した。
能力
ネットナビとは異なる様々な超常的能力を下記のように有している。人類が知覚し得ない、デューオの持つ超テクノロジーによって実現しているものだろう。
オペレーターの悪意を増幅させる
アステロイドのオペレーターとなった人間の悪意を増幅させる能力が仕組まれている。
本来善良であった筈の人間まで悪事に手を出してしまったのは、この能力が原因と思われる。
これは後述の、彗星に注ぎ込む能力と
リンクしている。
オペレーターの悪意を30年前のデューオの彗星に自動的に注ぎ込み続ける
デューオは人類が誤ったネットワーク文明を歩み始めた30年前の地球から未来を宇宙から消し去ることで、「地球抹殺」を成し遂げようとしている。
そのためデューオは、熱斗達にデューオの試練を与えた直後にデューオの彗星を30年前の地球の
アメロッパに打ち込むことで、地球抹殺のカウントダウンをスタートした。
デューオの彗星が地球抹殺のために起動するエネルギーは、アステロイド達が人間達から集めた「悪意」のエネルギーとなっている。
したがって、人間が自らの欲望のためにアステロイドを求めれば求めるほど、彗星に注がれる悪意のエネルギーも増えていく。
彗星に悪意のエネルギーが溜まり切れば、その瞬間にデューオの彗星は起動し即座に地球抹殺が発動する。
そのためアステロイドとは、地球抹殺という爆発を起こす爆薬のような存在となっている。
現実世界に実体化できる
スラーがオペレーターに、アステロイドと共に与えた「ディメンショナルチップ」と呼ばれる特殊なチップをスロット・インすることで、アステロイドは
ディメンショナルエリア無しで現実世界に実体化を果たす。
実体化したナビは遥かに巨大で、3m越えのサイズ。
デューオは第1話、第2話にて
ウイルスを超巨大化のうえで実体化させていたので、これに類似する技術の一つといえる。
パワーやスペックがオリジナルより高い
元のナビや通常ナビよりも、能力などで優れている面を持つ。
例えば第5話では、
デザートマンはダークロイド時の弱点の水攻撃をある程度克服している。
また、第29話では、
ドリルマンを授かったラットが「流石アステロイド。パワーが違う」と称賛。
西古レイに授けられた
フラッシュマンは、第7話「ナビカーレース!」、第17話「
ダークチップ再び」などで、ダークロイド時には無かった「催眠能力」を駆使している。
【余談】
ネットナビではないが、
ネビュラのディメンショナルコンバーターのエネルギー源にはなるようで、第50話「バレル大佐」にて
Dr.リーガルが50体ほどのアステロイドを誘拐していった。
アステロイドとは、「星のような形」という意味を持ち「星芒形」ともされる。(また、
小惑星もこう呼ばれる)
地球外の存在に作られ、彗星などをテーマにしている『Stream』にマッチしたネーミングとなっている。
「ロイド」という言葉は前作『AXESS』や原作『4』、『5』で「ダークロイド」という形で、○○ロイドといった命名法則になっているので、本来の意味のアステロイドとのダブルネーミングにもなっている。
登場したアステロイドとオペレーター(登場話順)
ビーストマン、デザートマン、フラッシュマン、ビデオマン以外は、その後の話でその他の人間にも大量に与えられている。
最終更新:2025年01月01日 06:47