「ワガハイの豪剣、うぬに破ることができるか?」
【詳細】
元ネタは本家『ロックマン8』に登場するボス。
更に一般応募からのもので、カプコン側から
「上半身と下半身が分離しており、巨大な剣を持っているデザイン」という前提条件付きの中から採用されたもの。
…ほぼ固定され気味の条件があったせいで、大体の応募デザインが似通ってしまったのは有名な話(しかも、当選作も結局「エンシェントマン」という名前から改名された上、
炎属性が無理やり追加された)。
『エグゼ』では、もはやその元ネタの見る影すらもない、完全なリデザインがなされている。
無機質な顔からして『4』の
デューオ、それよりはむしろ、次シリーズ『
流星1』のラスボス「アンドロメダ(第二形態)」などの方が近い。
戦闘では、空中に浮いて着地の衝撃でひるませた隙に斬ってきたり、2本のソードをブーメランのように飛ばしてきたりする。
アニメ版
アニメでは、3本の剣がそれぞれ人格を持ち個別に動けるナビとして登場した。
その関係で声優が3人いる。(赤が武人、青がチャラ男、黄色がお調子者のような口調で喋る)
これらは個別に動き回るだけではなく、武器になることもある。
赤は貫通衝撃波「グレートソード」、黄が上空からの串刺し「ソードプレス」、青が地を這う「ソニックブレード」を得意とし、これらの技を一連のコンボとして繋げる合体攻撃を「一人トリプルアタック」と称している。また、剣を2本クロスさせ手裏剣の如く回転させて切り裂く「スパイラルソード」も使用。
AXESS
第27話で、他の
ダークロイドともにシェードマンを裏切り「
ネビュラ」に寝返る。この時はまだ台詞はなかった。
第44話にて、何とかして
ロックマンを倒して
ダークチップを手に入れるため、
大園ゆりこの命でコールドマンと共に古代文明のピラミッドに辿り着き、
ミストマンを仲間に入れようとする。
ピラミッドのサイバーワールドではトラップに悩まされ続け、実体化を果たした後はその特性により主の入れ替わりに悩む
ミストマンが仲間になったり裏切れたりと繰り返していたが、CF
ロックマンにより青、黄の人格が
デリートされた。
Stream
その後、第43話で
アステロイドとして登場し、
スラーによりディープ・カバセのナビとして授けられる。
カバセは
ダーク・ミヤビと同じく「金を集める」仕事人稼業を営んでおり更には火遁の術が得意な元忍者。
そんな彼の性根は「金は稼ぐものではなく奪うもの」であり、スラーに「なぜそんなにお金が欲しいのか」と尋ねられると「
贅沢して一生遊んで暮らすため」と即答するほどだった。
そのため、与えられたソードマンを実体化させて各地で銀行の金庫の壁や現金輸送車を剣で斬り裂き、現金を盗んで逃走する手口を一晩で連続で行うという大胆な強盗行為を行う。この行為についてロックマンは、「お金が欲しくて仕方がない人」と分析していた。
しかし、カバセが潜伏していた街外れの「おばけデパート」の屋上で
スラーと会話しているところを出前中に迷い込んで来た
ディンゴに目撃された上に、逃走しようとした途端、
ディンゴの通報を受けた熱斗が駆けつけたため、二人を始末するために実体化。
CF
ロックマンとCF
トマホークマンとの戦闘では、序盤はカスタムソード、トマホークスイング、トマホークエアレイド、
センシャホウと連続攻撃に押され気味だったがソードプレスで二人を立体駐車場に突き落とし、そこに大量に仕掛けられたカバセの火遁トラップと連携して追い込む。
だが、2人のピンチに参戦したCF
シャドーマンの加勢で形成不利になり、とグレートソードで大ダメージを与えるがその攻撃が仇になり、最後はムラマサブレードで一刀両断されて
デリートされた。
BEAST
『トランスミッション』のボスキャラで、本編に輸入はなかったものの、確かにソード使いなら
ブルースがいるが、ブルースはスピードも兼ねた「軽装剣士」ならば、スピードはないがブルースより桁違いに破壊力に秀でた重装剣士としてなら、ラスボスや
フォルテに迫る火力で「ドリームソード」「パラディンソード」「フミコミクロス」からの、5のブラッディアみたいにヒビ技、ゲニンみたいな円周攻撃も繰り出せば、差別化できたと思われる。
(『5』で本当に
ブルースと差別化された
カーネルが出たが)
最終更新:2024年01月20日 20:23