レーザーマン

「宇宙のチリにしてくれる!」

【名前】 レーザーマン
【読み方】 れーざーまん
【分類】 ネットナビ
【オペレーター】 Dr.リーガル
【属性】 無属性
【所属】 ネビュラ
【登場作品】 『4』
【基本装備】 各種レーザー
【ナビチップ】 レーザーマン(チップ)
【アニメ版CV】 中多和宏
【英語名】 LasrM (LaserMan)

【詳細】


『4』のボスキャラ募集・グランプリ受賞作品。
「真っ黒なボディに走る青いラインというシンプルかつミステリアスなデザインにシビレた」、というのがデザイナーの石原氏のコメント。

デザインも頭身などを整えた以外はそのまま採用されている(スペクトルのナビマークや掌の発射口も)。
顔もまた、エグゼは元より、過去のロックマンシリーズでも類を見ないデザインとなっている。

【ロックマンエグゼ4】

シェードマンが倒された後、ネビュラからの新たな刺客としてロックマンの前に現れる。
(この時、リーガルのナビということは明かしていなかった)
イーグルトーナメント(ホークトーナメント)で優勝したロックマンの前に現れ、ネビュラに勧誘する。
誘いを蹴ったロックマンの心からダークソウルを引き出し、助太刀に来たガッツマン(アクアマン)の身体に憑依し暴走させた。

その後、リーガルの指示の元、小惑星の破壊作戦の裏で暗躍。
レーザー発射を妨害し失敗させた後、世界各国のネットワークを分断する電波を発生させ、その隙に人工物である小惑星にプラグインしてコントロールを掌握し、世界をネビュラの支配下に置こうとした。
しかし、追ってきたロックマンと対峙し敗北する。

小惑星の電脳でロックマンと再会した際、なおもネビュラへの勧誘を行っているが、この時、小惑星の管理者=デューオを共に倒すことを口実にしている。

各種レーザーを使用した攻撃方法を持ち、またスーパーアーマーがついているため、のけぞりでレーザー攻撃を中断させることは不可能。(のけぞりモーション自体はあり、撃破時や麻痺させたときに拝むことが出来る)
パネル破壊に落石と様々な手段でロックマンをじわじわと追い詰める。
長期戦は避けたいがHPもかなり高く、回復手段も持ち合わせているなど、ネビュラの首領に相応しい実力を持った難敵。
また、このナビ限定の特性として、移動開始を行った一瞬だけ「完全無敵」状態になる。
先走ってこの時に攻撃を発動しても当たらない場合があるので、移動終了後や攻撃直前などをしっかり狙っていきたい。

【使用技】

  • パワーダウンレーザー
暗転技で、横一列を貫くレーザーを放つ。当たるとスーパーアーマーシューズ系アンダーシャツ・「B+←」の能力をオフにされる。攻撃前に身構えるポーズを取るので見ていれば回避は可能。
キラーズビームのように対インビジ性能があり、ファラオマンドリームビットのレーザーと違って、インビジブルでは防げないため注意。

  • クロスレーザー
目(?)から3マス前方に向けてレーザーを照射する。
レーザーが着弾したマスはヒビパネルになり、そこからダメージ判定のある余波が十字に広がる。
インビジブルは大丈夫だが、床下を撃ち抜くため、ユカシタでは防げない。
実は縦3マスと横3マスのレーザーを同時に射出しており、交差している部分は2ヒット判定となる。
アニメでは、相手に直撃させても十字の爆発が起こるようになっている。

  • スターブレイクレーザー
両肩のジェネレータから巨大なレーザーを上空に照射し、破壊した惑星の破片で攻撃する技。使用中は画面が激しく揺れる。破片が降り注いでいる間もレーザーマンは行動できる。なぜウラインターネットでのエンカウントでも使えるんだ
むしろ、普通にその巨大レーザーをロックマンに向けて撃てばいいのでは…と言いたくなるかもしれないが、漫画版では実際にロックマン目がけて撃っている。
アニメ版では、天空に向けてレーザーを放ち、隕石を呼び寄せる技となっている。
ディメンショナルエリア内でも使えることから、アニメ版においては本当に小惑星等を砕いているわけではないのだろう。
攻略本どおり、これ単発ならばまだしも、クロスレーザーやパワーダウンレーザーと噛み合わせてくるため、プログラムアドバンスで短期決戦をねらいたい。(クロスレーザーでヒビからの移動範囲を狭められて岩を落とされた場合、エリアスチールをしておかないと危険!)

  • ダークレーザー
クロスレーザーに似ているが、こちらはダークホールを作り出す。ダークホールが存在する間はレーザーマンのHPが徐々に回復する。ちなみにエリアスチール等を使っていると、レーザーに当たることができ、ダメージを受ける代わりにダークホールの生成を阻止できる。善なら乗るだけで消せる。結構な回復速度なのでさっさと消してしまおう。(対シェードマン以上に、闇の力が厄介(つまり、プレイヤー側が悪状態回避)要員ともいえる。)
なおダークレーザーを使うかどうかに関わらずレーザーマンは場にダークホールがあると自己回復をする性質を持つので、悪ロックマンの場合ダークステージやダークライン等は使いにくくなってしまう。

技のほとんどはスタッフの考案だが、「パワーダウンレーザー」は投稿者が考えたもの。
これは「ナビカスオフ(ナビカスリセット)」という新たな概念をバトルにもたらすことになる。

『4.5 リアルオペレーション』

オフィシャルがシナリオ中に送ってくるメールに記載されていた、シェードマンとは別のもう1体のダークロイドで、カオスエリアに潜んでいる。

遥か彼方より憎しみの力に引き寄せられてきたが記憶を失っており、このエリアで戦いを求め続ける意味すらも見出すことができないでいるが、自身の憎しみに全てを委ねることで本来の自分を取り戻せると信じている。
プレイヤーナビとの敗北後、エリアの最奥で待つ圧倒的な恐怖の象徴の存在を教え、消滅する。

実際のバトルでは、自動操作でレーザーに誤って被弾してしまうことが多い。
というのも、レーザーの照射時間が微妙に長く、レーザーの判定が消えるまでナビが待ってくれない。
スターブレイクレーザーでのガレキが降り注ぎ始めて判定が混在するといよいよ怪しくなり、攻撃回避そのものが碌に行えない。
攻撃そのものをガードできる防御チップを用いるか、タイミングよくシールドを張っていくなどの立ち回りが求められる。

暗転攻撃のパワーダウンレーザーも『4』と同じく使ってくるが、こちらも自動操作での回避は怪しい。
シールドを装備しているナビであれば、レーザーが発射される寸前に張っておけば防げる。

【改造カード】

『5』では改造カードの絵柄として登場。容量47MB。
適用すると最大HPが+250され、チャージショットに一定確率で自身の攻撃やチップと同じ、スーパーアーマーシューズ系アンダーシャツ・「B+←」の能力をオフにする効果を付与する。
リセットボムを当てるのは難しいため、『5』でナビカスリセット攻撃をするほぼ唯一の手段となっている。
特に、『5』の対戦環境では意図的に穴パネルを生成する戦法も少なくないため、この状態でリセットを受けると全く行動できなくなってしまうほどに強力。

デメリットとしてソウルユニゾンの持続ターン数が1ターン減ってしまう。
これは、『4』でロックマンのソウルの力を否定していたことを意識しているのだろう。

【余談】

ちなみに仮にレーザーマンが戦力増援(ロックマンがネビュラに加入)を期待せず単身でデューオに挑んだとしても、イベント上デューオに対し攻撃技はすべて半分に対しデューオは火力だけでなくHPも高く、デューオはv1の時点でHP2000・攻撃一発につき100(v3ならHP3000、一発300)、これがレーザーマンだとv1でHP1000、火力50しかない上(v3でようやくv1互角級なHP1800、火力150)、クロスレーザーもスターブレイクレーザーのガレキも当てにくく(クロスレーザーは穴パネル直撃不可だし、デューオの無敵判定の厄介さから広がった十字レーザーも当てづらい)、パワーダウンレーザー+ダークレーザー回復がメインとなりそうだが、SPくらいの格でない限り、長期戦でデューオには絶対圧倒できるはずがない。
いずれにしろ敗北フラグしかなかったとしかいいようがない、と思っていたら倒せる事が判明した。

自立型ネットナビで構成されているネビュラにおいて、唯一のオペレーター付きネットナビ。
続編の『5』では引き続きリーガルが黒幕として暗躍する一方、レーザーマンは登場しなかった。

登場しなかった理由については明かされていないものの、ぶっちゃけてしまえば、公募ナビだから使いまわせなかったという身もふたもない理由と思われる。(実際、公募ナビは外伝作である「バトルチップGP」を除きいずれも1作限りの登場である。)
レーザーマンにかなりの自信を持っている風だったのでバックアップを取っていなかった可能性もないとは言えないが…


アニメ版

第2期『AXESS』にて登場。ダークロイドではなくネットナビ。
オペレーターのDr.リーガルのナビとして、彼と共に中盤以降はラスボスポジションとして活躍。
リーガル同様、ダークロイドのリーダーであるシェードマンとは敵対関係にある。

初登場は、第27話「決戦!ネビュラ基地」。
リーガルの所有するタンカーに彼が潜んでいたと思われていたが、実際にいたのは彼ではなく立体映像のレーザーマン。
立体映像であるが故にシェードマンの怒りの一撃も通用せず、シェードマンに「低能な存在(ダークロイド)が間違っても人間よりも優れているなどと思い上がるな」と忠告し、シェードマンの作り上げたディメンショナルコンバーターを破壊して電脳世界へ戻し、自身も去っていった。

その後は暗黒城でダークロイド達をダークチップで掌握し、戻ってきたシェードマンを電脳世界奥深くに封印。
暗黒城とダークロイド及びダークブルース、7枚のシンクロチップをネビュラのものとした。

第50話「ダーク対ダークの決戦」では、シェードマンがフォルテの助けで復活し実体化したことで、再び立体映像で現実世界のシェードマンの前に現れる。
そしてニホンのリーガルタワーにて、リーガルのダークシンクロチップによるクロスフュージョンでCFレーザーマンとなり、シェードマンを圧倒して完全にデリートした。
最終話「光とどく場所」では、リーガルのテクノロジーにより世界各国にCFレーザーマンを同時出現させ、ニホンでは残りのシンクロチップにより生身の超巨大CFレーザーマンが出現。

圧倒的な力により地上を戦慄と恐怖で包み込もうとしたが、CFロックマン達の活躍で撃破される。
その余波でリーガル共々、裏電脳世界へ飛ばされていたことが次作『Stream』の中期にあたる劇場版『光と闇の遺産』で明らかになったのだが、レーザーマン本人が登場することはなかった。

原作にて数々のグランプリナビ達がいるのだが、アニメでは他のグランプリ受賞ナビと違って異例の待遇を受けていた。

活躍に制限がかかったのは公募ナビという制約あってこそ。デューオ同様、原作基準ならばゲーム版/アニメ版両方とも、活躍の幅は大きかったかも知れない(ゲーム版でも、6でデューオらしき存在からチップデータが送られたり、アニメ版ではデューオ風な形態で対グレイザー戦が展開されたが、レーザーマン要素は完全に忘れ去られている。)


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最終更新:2024年05月01日 21:36