デッキタイプ > バルカン

バルカン300とは、お菓子のハコとワリバシ製のハイパーボディーを持つ、空気ミサイルを300発も撃てるロボット。
…という設定で、清麿がガッシュの友達として5分で作ったおもちゃ。
原作初登場は第16話のコルルエピソードの冒頭である。

ガッシュTCBにおいて当初はイベントカードがいくつか出ていただけだった。
その後、劇場版2作目『メカバルカンの来襲』に乗じてカードタイプ「バルカンカード」が誕生。
自軍魔物を問わずに使えるカード群であり、中でもV-002 バルカン四代目は環境でも活躍するカードとなった。
本ページではそんなカードタイプとしての「バルカンカード」魔本についての解説を行い、おまけとしてそれ以外のバルカン関連のカードについても取り扱う。

バルカンカード」を主軸として魔本を組む場合、PR-044 バルカン四代目V-004 DS軍団による格闘魔本の形を取るのが基本となる。
魔物ではないためウォンレイ《カンフーキック》を受ける心配はないが、E-070 黒い覇道等で除去されてしまう点には注意。
好きな魔物カードと組み合わせられるので、弱点を補えるように組んでいこう。


バルカンカード

MP1で合計魔力7000、2ダメージの攻撃ができる。
純粋に格闘効果としてのスペックが高く、バルカンカード魔本として組むのであれば優先的に採用したい。

魔物に付けて使用し、お互いのエンドフェイズに付けている魔物の「負傷状態」や「石版状態」を治療できる。
継続的に魔物を回復させられるので、いつでもかばわせられる魔物やE-095 最強の意地等と相性が良い。

ダメージを2回までかばわせる事ができ、かばう事ができない時でもかばわせられる。
とても便利な防御担当のカードな反面、バルカンカード魔本では同名のPR-044 バルカン四代目と併用できない事が悩みの種となる。

魔物に付けて使用し、その魔物を「飛行状態」にする。
これ自体はアドバンテージに繋がらないものの、飛行状態のルールでジャマー予防ができるため、E-139 ティオのパンツPR-047 赤い魔本といったジャマーを受けやすいカードと組み合わせると強力。
このカードもカード名を「バルカン四代目」として扱う事になるので、バルカンカード魔本ではPR-044 バルカン四代目V-002 バルカン四代目と競合するのが悩ましいところ。

3枚まで場に出す事ができ、MP1で合計魔力6000、1ダメージの攻撃ができる。
複数並べて畳みかけるのが基本的な運用方法であり、バルカンカード魔本ではメインのダメージソースの一角として活躍する。

魔物に付けて使用し、その魔物に付いているパートナーを除去効果から守る。
効き目が狭いので扱い辛いため、使用はどうしても守りたいパートナーカードがある時に限られてくるカード。
バルカンカード魔本では、V-006ab 巨大メカバルカンのコスト要員としての採用も検討できるか。

自分のバルカンカード3枚を捨て札にして場に出す2枚組カード。
MP1で合計魔力8000、相手に1ダメージの攻撃をする効果を、1ターンに3回まで使える。
格闘効果を連打できるものの、このカード自体と場に出す条件によるディスアドバンテージが大きく、耐性がないので一発で除去されてしまう弱点も致命的。
バルカンカード魔本としても基本的に採用は難しいので、使う場合は巨大メカバルカンファンデッキとなってくるだろう。
その場合、コスト要員としてV-001 バルカン三代目V-005 トイバルカンを利用し、V-004 DS軍団等の格闘効果のバルカンカードは保持したまま展開できるように構築したいところ。

バルカンカードに関連する効果

MP1でバルカンカード1枚を魔本から呼び出す効果を持つ。
お互いのターンで使用できるので展開力は高く、除去を受けたりV-006ab 巨大メカバルカンで捨て札にしてもE-099 手をつないで・・・と併用して再展開に繋げやすいのがポイント。
沢山のバルカンカードを素早く展開したいのであれば検討したい。

相手のバルカンカードを全て捨て札にし、1枚でも捨て札にできたら自分は魔本からバルカンカードを出すという効果を持つ。
VS魔物なので、場に出す際に相手のガッシュ・ベルバルカンカードの除去としても使用できる。
ただ、効果の使用条件として、相手の場にバルカンカードが求められ、バルカンカード軸の格闘魔本でない限りは複数除去も見込みづらいため、使い勝手は良くない。

使用後、自分がバルカンカードを場に出すたびに、相手の魔物以外のカード1枚を捨て札にする効果をゲーム中【ステイ】させるイベントカード。
除去を行いたいだけならE-070 黒い覇道が優先されるが、沢山のバルカンカードを場に出す構築であれば検討できる。

魔本の好きなページからバルカンカード1枚を場に出すイベントカード。
バルカンカードの展開だけが目的としても、E-149 新たなる戦いの完全下位互換となるのでそちらが優先となる。

バルカンカードと相性の良いカード

カードの種類を問わずに、場のカードを相手の「捨て札にする」効果から守ってくれる。
E-070 黒い覇道等の除去に弱いバルカンカードを守る事を考える場合に、優先したいカードと言える。

相手の「自分のターン」アイコンと「相手のターン」アイコンの両方を持つイベントカードを封じられる。
除去カードの代表格となるE-070 黒い覇道を防げるカードであり、それ以外にも防ぎたいイベントが同条件に当て嵌まるならこのカードを採用する手もある。

魔本から種類を問わずにカードを2枚まで展開できるので、バルカンカードを一度に2枚展開できる唯一のカードとなる。

バルカンカード以外のバルカン及びその関連カード

こちらに該当するカード群は、スペックの低いカードが大部分を占める。
あくまでもバルカンファンデッキとして、ある程度割り切って構築する必要があるだろう。

「バルカン」と名の付くイベントによって魔力が増えている魔物の攻撃のダメージを+1するゲーム中【ステイ】効果。
ダメージを増やせる点は悪くないが、トリガーとなるE-015 バルカン300E-120 バルカン VS バルンルンEx-023 バルカン300はどれも扱いにくいのが難点。
このカード自体が【ステイ】効果なので解除されやすく、PRカードなので魔本に1枚しか入れられない点にも注意が必要。
効果自体はそれなりなので専用のファンデッキ構築にするなら使いたい。

「バルカン」と名の付くイベントによって魔力が増えている魔物がダメージを受けなくなるゲーム中【ステイ】効果。
注意点はPR-055 Vの系譜と同じである。

次のターンのエンドフェイズまで、自分の魔物1体の魔力を+2000する。
PR-055 Vの系譜PR-043 メカバルカンの来襲のトリガーを引けるカードで、コスト0で使用できる。
ただし、これ自体の効果は魔力を増やすだけというのが難しいポイント。

「ステイ」または「スタンバイ」している「術を使えない」「かばうことができない」「魔物の効果を使えない」効果の解除及び、自分の魔物全ての魔力をこのターン中+3000する効果を持つ。
PR-055 Vの系譜PR-043 メカバルカンの来襲のトリガーを引けるカードの1枚。
コストはMP2と少々掛かるものの、PR-055 Vの系譜を使用する際、相手の妨害効果を解除して少しでも攻撃を通しやすくする事を狙うなら優先できるか。

このターン中、自分の魔物1体の魔力を+3000する。
PR-055 Vの系譜PR-043 メカバルカンの来襲のトリガーを引けるカードだが、コストはMP3と重く、期間もこのターン中だけと弱い。
コンボで使うとしても基本的に上記のカードを優先したいところ。

「ステイ」または「スタンバイ」している「魔物の魔力を上げる」「術の魔力を上げる」「合計魔力を上げる」効果を解除する。
関連カードとのシナジーがない、というよりも上記のバルカンのメタ効果に近いカード。
解除効果としてもE-181 おおーーっ!!の方が便利だが、バルカンファンデッキとして染め上げるなら視野に入るか。

「ステイ」または「スタンバイ」している、「術を使えない」「かばうことができない」「魔物の効果を使えない」効果を解除する。
同じ効果をE-120 バルカン VS バルンルンが内包しているが、こちらはMP0で使用できるのが特徴。
厳密にはバルカンではなく「バルンルン」(ティオのためのバルカン)ではあるが、バルカンファンデッキとして染め上げるならこれも視野に入るだろうか。

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最終更新:2024年02月13日 23:46