水晶戦争とは、ラスティフロントの共同創作イベントです。
"戦後の冷戦期にスクルフィル自治国とメル=パゼル共和国が戦争をする"というアイデア。
そこから設定やメカを埋めていき、創作を広めていくという企画です。
・実録、水晶戦争ドキュメンタリー 前編
周辺マップ
スクレン諸島は歴史的に古くからクリスタル伝説が残っており、歴史的価値がある程度。その関係でスクルフィルと関係性が深いが、スクルフィルとしては実効的な支配はせず、あくまで少数民族がいる程度に落ち着いている。しかし第二期になると海洋移動によりメルパゼルがこの地域を訪ねると、小規模ながら文化交流が行われることになる。
第三期初期も特に戦争の舞台に上がることはなく、スクルフィルとメルパゼルの両方の影響を色濃く受けている国際文化地域として平和に暮らしていた。
しかしながら南北戦争再開戦の時、この島をスクルフィル政府の黙認のもと秘密裏にメルパゼル軍が占拠。大規模な空軍基地が建設され、カノッサへ向かう帝国軍輸送船団への攻撃基地として密かに運用されることになる。そして戦後、スクレン諸島は返還されるかどうかが焦点になったが、家族等の移住によりメルパゼル系住民が大多数となったことが問題にされ、当面はうやむやで済ますことになっていたのだ。
これは当時、その件についてはスクルフィルとの了承もあり、同地域をお互い分割し合う事でお互い納得していた。
665年
戦後、サンクトウラスノルクス大学地質学調査部のマール教授がクリスタル関係の調査をしていたところ、偶然ドブルジャガスの大量埋蔵を発見する。それを聞いたメルパゼルは、先住民族時代から全く発展してなかった同島を開拓。900億エイン以上の投資をし、国内数少ないドブルジャ生産地として地位を確固たるものにしようとした。
それがスクルフィルにとって許容しきれなかった。
スクルフィルから何度も何度も撤退要求が出されたが、メルパゼル側の開拓会社は過去の協定に基づく正当な開拓であるとし全く譲らなかった。
しかし、それでもスクルフィルは諦めず、果てには女王自らの署名付き文書を送る。
実はスクルフィルは一度、クランダルト帝国に請求権領地を渡した事で国内で大規模デモが起こった経験があった。その為、今回のメルパゼルとの領土問題は決して譲れなかったのだ。
しかしメルパゼルは開拓会社の言い分を優先、文書を握り潰す。これを聞いたスクルフィルは紛糾し、徐々に過激な意見が出始める。
666年7月
その後も埋蔵地の調査を続けていた時期のある日、メルパゼルの洋上調査船がスクルフィル空中警備艇から威嚇射撃をされる事件が発生。
これを受けメルパゼルも同地域の防衛政策を練るようになるが、同地域には合わせて24名の陸軍監視員と数機のオートジャイロしかない事が問題視され、防衛は絶望的であると結論づけられる。
667年4月
同諸島にてスクルフィル人警備員とメルパゼル警備員の銃撃戦が発生し、怪我人が出てしまう。さらに過激派の現地民がメルパゼル湾岸警備隊を差し退けて同地域にスクルフィル旗を立てる事件も同時に発生。
これを受け、メルパゼル情報局はスクルフィルにおいて強硬派が優勢になりつつあることを結論づけた。さらにスクルフィルの軍事力からスクルフィルが強行な手段を取る危険性も指摘されるが、メルパゼルは本格紛争を恐れ、同地域への増強は警備兵100名と倉庫の建設にとどめた。
667年8月8日
新しく就任したメルパゼル共和国首相「ナカセ・ナガトモ」は外交経験が無かった為、外務大臣にリヒト・トセを迎えた。当時外務省と防衛省では同地域を要塞化する計画が立てられていたが、これは予算の関係で実現困難であるとされ、新政権で却下された。そこでメルパゼルは名目上の主権をスクルフィル側に委譲したうえで諸島をメルパゼルが借り受ける「租借案」を腹案としていた。
667年8月25日
この租借契約案を携えたリヒト外務大臣がスクルフィルのカフィロ外務大臣と会談。
しかし、占領地でもない場所を借りるというメルパゼルの案はスクルフィル側の反感を買い、惨憺たる結果となった。憤りを感じたナダル宰相はさらに過激な発言を繰り返すようになった。
そして空軍総司令官ファン大将に対し直々に侵攻作戦計画の作成を下令し、本格的な武力行使の計画が開始された。
668年1月27日
スクルフィル外務省はメルパゼルに対して、主権問題解決のための定期的な交渉の開始を提案し、2月27日にはキタラギで会談が持たれた。
スクルフィル外務省としては要求を通らせたかったが、メルパゼルはスクルフィル側が強硬手段を取ろうとしている事を受け本格紛争を避けるよう時間稼ぎに執着した為、交渉は平行線となってしまった。この結果を受け、スクルフィル外務省は落胆する。
スクルフィル外務省は最後の最後の交渉は決裂とみなし、「メルパゼルに解決の意思がない場合、交渉を諦め自国の利益のため今後あらゆる手段を取る」との公式声明を発表した。
これはスクルフィル側からの明確な警告であった為、これを聞いたメルパゼルも警告をし、交渉は完全に決裂した。メルパゼルではこの件が問題視され、有事の際の戦略を練るが本格紛争を恐れて具体的な結論は出なかった。
668年3月20日
スクルフィル王国は正式にメルパゼル共和国に対して宣戦を布告。
同地域に対して部隊を展開し、戦闘を開始。
水晶戦争開戦。
水晶戦争 | |
適当な画像 | |
基本情報 | |
戦争 水晶戦争 | |
時期 668年3月20日~同9月20日 | |
場所 スクレン諸島 | |
結果 メル=パゼル共和国の勝利 ・スクレン諸島を正式にメルパゼルに割譲 ・ナダル宰相の失脚 ・スクルフィルの王政復古 ・スクフィルのオージア協商加入 |
|
交戦勢力 | |
![]() |
![]() |
指導者・指揮官 | |
首相ナガセ・ナガトモ 艦隊司令官カサイ・ケンイチ 副司令官アラサカ・シノル |
宰相レオポル・ラ・ナダル 空軍元帥ファン・プラザ 守備隊指揮官リア・メンデル |
戦力 | |
艦艇 航空機 地上戦力 装備 |
艦艇 航空機 地上戦力 装備 |
損害 | |
不明 | 不明 |
ナダル宰相の指示は「メルパゼルから領地を奪回せよ。しかしそれらを確保する必要はない」というものであり、メルパゼルの反撃は予期されていなかった。
この頃スクルフィルでは軍の近代化が終了したばかりであり、万全の体制に移行しつつある時期だった。独自開発のクリスタル推進対艦ラケーテの配備が少数ながら進んでおり、対艦攻撃機も訓練が終わっていた。
一方のメルパゼルはスクレン諸島に展開する警備艇〈イガキ〉が退役する予定であり、本国でも強襲揚陸艦〈マスラ〉〈アジサキ〉が解体のためにドック入りすることもスクルフィル側に知られていた。
このことから、ナダル宰相は本来の計画から一か月ほど前倒しして遂行することを命令。軍部からの強い反発を受けるも、そのまま強行される運びとなった。
3月20日、スクルフィル軍が行動を開始。
本土のアルメ飛行場からシュタンダーテ攻撃機が出撃。空中補給を経てスクレン諸島に到達。スタル島のメルパゼル軍レーダーを破壊、宿舎も破壊した。スクルフィル軍としては奇襲のつもりであったが、この動きはメルパゼル側に筒抜けであり、宿舎の兵士たちはすでに戦闘態勢に移行していた。
そして第二段階として、待機していたソロム級空中駆逐艦〈ソロム〉と〈エティス〉から空挺騎士団(スクルフィルの特殊部隊)が空挺降下でスタル島に降下した。空挺騎士団は二手に分かれ、片方はサラエノ少佐に率いられた164名はメルパゼル軍観測基地へ、もう一方はヒッチノ・ラーン少佐に率いられ80名は民政庁へ向かった。
サラエノ少佐は観測基地にて激しい戦闘が起こると予想していたため、本格的な装備に身を包んで観測基地を包囲したが、124名のメルパゼル陸軍兵士は民政庁にて立てこもっており観測基地はもぬけの殻だった。
一方のヒッチノ少佐の向かう民政庁は民間人のみであるとされたため、降伏勧告を行うべく12名のみで突入した。しかし、ヒッチノ少佐の予想に反しそこには124名のメルパゼル陸軍兵がバリゲートなどを作って自動小銃を構えており、メイドが散弾銃、民政長官自身も拳銃を構えて待ち構えていた。
罠に気づいたヒッチノ少佐はサラエノ少佐に緊急で増援を要請するも、メルパゼル軍兵士が投げ込んだ手榴弾により戦闘が勃発。この戦闘でヒッチノ少佐は重症を負い、指揮系統が乱れることになった。
一方スクルフィル軍本隊では、まず4時30分に駆逐艦〈エリコ〉と〈リリコ〉より空挺騎士団の第二陣が出撃し、偵察を行うと共に空中艦用の誘導灯を敷設した。
続いて6時に揚陸艦〈アリアリオ〉〈トリコロール〉より空兵隊第2歩兵大隊が出撃し、母艦からの誘導に従って岩礁を迂回したのち、誘導灯に従って無事マリミドリ空港へ降下した。降下すると、メルパゼル側が滑走路に設置した障害物を撤去したのち、マリミドリ市街に向けて前進していった。
しかし、7時26分に警備艇〈イガキ〉が駆逐艦〈ソロム〉に対して接近。スクルフィル側は無視したものの、突然〈イガキ〉が発砲。戦闘により〈ソロム〉は空挺騎士団の降下地点から離れてしまう。それを見計らい、メルパゼル軍のオートジャイロが空挺騎士団に対して対地攻撃を敢行。この攻撃で空挺騎士団4名と空兵8名が死亡。オートジャイロはそのまま飛び去って行った。
抵抗を続けるメルパゼル側であったが、その後は空兵隊の砲兵部隊や予備隊も無事上陸し、マリミドリ空港には増援の陸軍部隊を乗せた航空機が着陸し始めていた。この時点でメルパゼル側が保持している施設は民政庁のみとなっており、民政長官は島民と軍人へ不必要な生命の損失を与える徹底抗戦を避けて交渉することにした。翌日の午後14時25分に武装解除が命令され、スクレン諸島における戦闘は一旦停止した。
スクルフィルの軍事行動に対し、メルパゼルのナガセ首相は即座に議会を召集。艦隊の派遣を議会に承認させる。
正規空母としてエイホウ級航空母艦〈エイホウ〉、その支援空母として当時新型のエイカ級軽空母〈エイカ〉の二隻を中核として、第4機動師団を伴った機動艦隊を編成。出港は4月5日とされていた。
そして4月5日、大々的な見送りとともに、カドランより2隻の空母が出撃した。この艦隊には補給艦〈ホトカキ〉〈ナトリ〉を伴い、ハツカ級主力駆逐艦〈ハツカ〉や〈ルイテキ〉、テンラ級防空フリゲート艦〈スズナ〉などが18隻あまりが編成された。
同日、ひっそりとユグワン軍港から第4機動師団を乗せた徴用船と揚陸艦がエツギ級重巡空艦1隻、アツカリ級軽巡空艦2隻、ハテン級駆逐艦2隻、ハツカ級駆逐艦4隻の護衛を伴い、スクレン諸島の奪還に向け出港した。艦隊の中には退役するはずだった強襲揚陸艦〈マスラ〉と〈アジサキ〉もおり、乗員は急遽呼び戻され、上陸部隊の支援を行う予定であった。
艦隊司令官カイサ・ケンイチ空軍少将は、ナナラギ軍港からネイテン級大型巡空艦〈ナガトギ〉に座乗して既に南下しており、4月8日、空母部隊と合流した。搭載品の移載や会議を経て、4月15日、空母機動部隊はエイレン島白地を出港した。
この頃になると、両軍の戦略目標は大きく揺らいでいた。メルパゼル軍はスクルフィル軍による本土からのゲリラ的攻撃の対処に悩まされ、先述した防空システムの欠陥により損失艦艇が増加していた。メルパゼル軍としてはスクレン諸島を奪還し保持し続けるのが目的だったが、それすらも無用な出血を出さなければ達成できない。スクルフィル軍の保有する航空機の航続距離がメルパゼル軍よりも長大だったことがここで効力を発揮した形だ。
これをどうにかするには、エクナン半島北の諸島地域を制圧する必要がある。それは局地紛争から全面戦争への移行であり、スクルフィル軍としては絶対に避けなければならないシナリオだった。だが、完全右派のメルパゼル政府は「やる気」に満ちており、軍事的にもメルパゼル軍は北部諸島への上陸程度なら十分可能だった。8月30日、エクナン半島上陸部隊がカドラン軍港にて集結。命令の時を待った。
これを許容できないスクルフィル軍は、メルパゼル側に上陸作戦を阻止しなければならない。しかし、マリミドリ飛行場への攻撃が熾烈になっている今、残りの艦隊航空戦力を用いてもメルパゼルの上陸作戦は阻止できない。よって、スクルフィル軍はメルパゼル軍に上陸作戦を諦めさせる作戦にシフトした。とにかく洋上のメルパゼル艦隊に対して決戦を挑み、敵に打撃を与えることで戦後の交渉を有利にしようと模索していたのである。
その頃、スクルフィル軍の時間稼ぎにより航空母艦〈ラタン〉の機関修理と改装が完了した。そこで空軍は〈ラタン〉を含むスクルフィル空軍艦艇の戦力のほとんどを投入し、メルパゼル艦隊に対し決戦を挑む作戦を立案。こうして7月14日、ミーヤリュ軍港を出撃したスクルフィル空軍艦隊はグルース橋奪還の名目でメルパゼル機動艦隊への決戦に挑む。
その頃、スクルフィルの女王派が独自にリューリア協商各国へ交渉の仲介を依頼。協商はスクルフィルのリューリア協商への参加を条件にこれの仲介を受諾し、水面下で政権転覆の動きが起き始める。
第三次スクレン沖海戦 | |
適当な画像 | |
基本情報 | |
戦争 水晶戦争 | |
時期 668年9月2日 | |
場所 スクレン諸島沖 | |
結果 メル=パゼルの勝利 ・スクルフィル空軍の機能喪失 ・航空優勢がメルパゼルの手に落ちる ・上陸部隊がカドラン軍港を出港 ・エクナン半島上陸作戦の中止 |
|
交戦勢力 | |
![]() |
![]() |
指導者・指揮官 | |
艦隊司令官カサイ・ケンイチ 副司令官アラサカ・シノル |
空軍元帥ファン・プラザ |
戦力 | |
カサイ任務艦隊 アラサカ任務艦隊 |
第一航空艦隊 陸上航空部隊 |
損害 | |
軽空母:1隻大破炎上 航空機:1機墜落(パイロットは救助) |
航空母艦:1隻大破着水 防空巡空艦:1隻轟沈 防空フリゲート艦:2隻大破 航空機:多数墜落(4名捕虜) |
軽空母一隻が撃沈されるという損害により、メルパゼル軍は航空優勢の一部を損失。メルパゼル軍は想定していた航空機の展開が不可能となり、エクナン半島上陸作戦を中止せざる得なかった。さらには戦争の長期化により当初はメルパゼル側に味方していた諸外国も、紛争の早期解決を求め始める。特にライバルであるパンノニアの反発はすさまじく、メルパゼルに対してドブルジャガス関連の経済制裁をチラつかせた。そして当人のメルパゼル軍も戦略目標であるスクレン諸島を確保したことにより、メルパゼルはこれ以上スクルフィルに対して攻勢を仕掛ける意味がなくなっていた。
スクルフィル側も空母を撃沈した戦果よりも、国の象徴であった〈ラタンが損失した事により戦意を喪失。つまるところ、この時点で両国ともこれ以上戦争を続ける意味がなくなっていた。だが国民からの責任追及を恐れたナダル宰相は、残りの航空機を用いたゲリラ戦を空軍に命令。なるべく時間稼ぎを行おうと、逃げの態勢に入っていた。
しかし9月18日夜、国民がナダル宰相の辞任を求めて大規模なデモが発生。ナダル宰相は危機感を感じ陸軍による治安維持を命令するが、その時刻に女王波が行動を開始。首都サルァミン都周辺各所の陸軍駐屯地にてクーデターが発生、鎮圧にあたっていた陸軍宰相派に対して攻撃を開始。さらには市民と共に元老院議事堂へ行進し、正門を戦車で破壊。市民を議事堂になだれ込ませ、暴徒化した市民は議事堂を徹底的に破壊し始めた。
ナダル宰相はあまりの反発の多さについに折れ、荒らされた国会議事堂から辞任を全国へ宣言した。
そして9月19日、守備隊の降伏によりマリミドリ飛行場が完全に陥落。このタイミングを受け、メルパゼルとスクルフィルは交渉を開始し、9月20日に停戦条約を締結した。事実上スクルフィルの敗戦であり、翌日には政権を取り戻した女王の演説により、戦争終結が宣言された。
スクレン諸島を奪われ敗戦したことにより、スクルフィルは大きな損害を被ることとなった。軍事的、経済的にも大きな打撃を受けたスクルフィルは同月、仲介の条件としていたリューリア協商に正式に加盟。経済的援助を受けながら、国内の復興に努めるしかなかった。
一方のメルパゼルは、11月1日にスクレン諸島を自国領土として宣言。同地域への再投資を開始し、大量入植と共に軍の駐留を行い、地域の安定化を確固たるものとした。その後、戦争前を超える多額の投資によりスクレン諸島は目覚ましい発展を遂げることとなる。
669年1月、スクルフィルは王女スクルフィル・ナ・スタル28代の即位を正式に敢行。女王による立憲君主制に移行し、女王の復権を果たした。
スクルフィル王国軍 | |||
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 | 歩兵装備 |
改ティトラット級軽航空母艦「ラタン」 | ハイフォン戦闘機 | Gt-62M2 スクディナ主力戦車 | S1A2ネッツィ小銃 |
改クラントル級軽巡空艦「クラレント」 | シュタンダーテ攻撃機 | モノケドス装甲歩行戦闘車 | ??? |
改ロネアリアス級防空巡空艦「カルラン」 | ??? | ズーラ自走対空砲 | |
ソロム級駆逐艦 | ??? | スロバチオ装脚地対空システム | |
エリコス級防空フリゲート艦 | ??? | ||
メル=パゼル共和国軍 | |||
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 | 歩兵装備 |
航空母艦「エイホウ」 | 艦載戦闘機ケイデン | ??? | 58式小銃 |
航空母艦「エイカ」 | 艦載戦闘機ソウデン | ??? | ??? |
ヒラギ級防空巡空艦 | ??? | ||
エツギ級重巡空艦 | ??? | ||
ハツカ級駆逐艦 | |||
防空フリゲート |
スクルフィル空軍の艦艇数は中小国にしては強力であったが、そのほとんどが輸入した旧式艦艇や輸出用モンキーモデルなどで構成されており、メルパゼル艦艇とは隔絶した性能差があった。
第三紀後期
乗員 | 1240名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 244km/h |
武装 |
120mm単装高角砲 |
旧アーキル連邦製 中古払下げ品
コンセプトアイデア:ZERO零
デザイン:静秋
この空母はもともとはアーキル連邦のティトラット級軽空母「ラスターテ」である。終戦時の連邦のごたごたを利用してスクルフィルが購入。「ラスターテ」は公には「作戦中行方不明」として扱われている。
スクルフィルにきてからの第一次改装で全通甲板になり、艦尾にプロペラガードが追加された。南北戦争末期の第二次改装でラジネル晶消費型機関への換装を受けた。これに伴い、船体の延長がなされた。内部発電機の換装も含まれており、煙突の形状なども変化している。これにより速力とペイロードは第三紀の水準にまで強化された。
652年の第三次改装ではジェット機運用対応のためカタパルトやアングルドデッキなど甲板全般の改装を空母運用経験が豊富な(ネネツにて/ネネツ指導のもと)行った。電子機器等も一新されている。この際バランスを取るためにバルジの増設やフィンの追加がなされ、商船用ではあったが補機がメルパゼル製のものに換装されている。
こうして一通りの改装を受け、荒技でありながらも第三紀相当の軽空母になったラタンであったが、原型艦であるペネメン級の船体は既に艦齢90年に迫っており、これ以上拡張の余地がないほど酷使されていた。改装を受けたとはいえ甲板の長さが足りず、さらに重量の増加で速力もギリギリであった。このためパイロットは失速速度ギリギリでランデブーする様にアプローチし着艦する必要があった。故に訓練をこなした者はほぼ無条件で高い練度を持つ者の証明となった。
しかし、これではあまりにも運用しづらいとのことで、ラジネル晶の過剰投入反応を利用して推力を増すブースト航行が行われることになった。実験は成功したがここで老体に無理をさせたことが祟ってくる。実験直後から異常振動に悩まされるようになり、発艦速力を発揮することができなくなってしまったのだ。
これがちょうど水晶戦争開戦の8ヶ月前のことであり、以降修理のため港に閉じこもることとなる。
同時に対空火器の更新が行われた。ラタンの対空火器は旧来の127mm/76mm速射砲、そして50mm機関砲であった。これを開戦直前に入手した(帝国製)対空ミサイル発射機へと換装するというものであった。戦争中に修理が完了したラタンはメルパゼル機動艦隊との最終決戦に臨む。
改クラントル級軽巡空艦「クラレント」
第三紀後期
乗員 | 630名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
15.5センチ三連装砲x4 |
旧アーキル連邦製 中古払下げ品
コンセプトデザイン:るな
(画像はアーキル時代のもの)
改ロネアリアス級防空巡空艦「カルラン」
第三紀後期
乗員 | 510名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 156km/h |
武装 |
120mm連装両用砲x3 |
旧アーキル連邦製 中古払下げ品
コンセプトデザイン:六方晶ダイヤモンド
元々はアーキル連邦のロネアリアス軽巡空艦「カルメラート」である。
ソロム級駆逐艦
第三紀後期
乗員 | 230名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
|
メルパゼル製 輸入品
コンセプトデザイン:
エリコス級防空フリゲート
第三紀後期
乗員 | 190名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
|
スクルフィル製 旧式
コンセプトデザイン:
スクルフィルには自前で航空機を生産する能力が低いため、航空戦力のほとんどを輸入に頼っていた。
ハイフォン戦闘機
第三紀後期
乗員 | 1名 |
動力 | 水晶圧縮式ジェットエンジン |
出力 | --- |
最大速度 | 1124km/h |
武装 |
20mm機関砲x2 ハードポイント2000kg |
スクルフィル製 旧式
コンセプトデザイン:蒼衣わっふる
シュタンダーテ攻撃機
第三紀後期
乗員 | 1名 |
動力 | ロート式生体器官x2 |
出力 | --- |
最大速度 | 980km/h |
武装 |
35mm機関砲x2 ハードポイント12000kg |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:静秋
乗員 | 4名 |
動力 | 生体器官×2 |
代謝 | 11q |
最大速度 | 74km/h |
装甲(前/横/背) | 90mm/68mm/55mm |
武装 |
115mmライフル砲x1 30mm機関砲×2 重機関銃x1 |
乗員 | 1名 |
動力 |
生体器官×1 ファント脚×2 ファント腕×4 |
代謝 | 6q |
最大速度 | 20km/h |
装甲(前/横/背) 増加装甲 |
20mm/20mm/20mm 40mm |
武装 |
20㎜機関砲×1 重機関銃×1 対戦車ラケーテ×4 煙幕弾発射器 |
クランダルト製 輸入品
コンセプトデザイン:ZERO零
クランダルト帝国が戦後になって開発した新世代の拠点防衛兵器。
元をたどれば装甲兵に行き着く。狭い場所にも侵入でき、なおかつ小銃などをはじき返す装甲と圧倒的な火力を持った装甲兵であるが、時代と共に陳腐化していった。もっと重装甲でもっと火力の高い新しいカテゴリーの兵器が必要だと結論づけられ、脚部も胴体も武装も装甲もどんどん重装備になった。それでいて建物の内部や市街地などでも役立つコンパクトさを残し、完成したのがモノケドスである。
20mm機関砲を上部に装備、その周囲を可動式装甲版で覆い、両腕はアタッチメント武装が豊富に取り付けられる。さらに高速移動時は機体が変形、タイヤを使って高速移動が可能だ。そのコンパクトさからスクルフィル軍の貧弱な輸送能力でも輸送でき、市街地戦で装甲車を撃破。当車両の有効性を示した。
乗員 | 4名 |
動力 |
モク脚×6 循環器 |
代謝 | 9q |
最大速度 | 40km/h |
装甲(前/横/背) | 10mm/10mm/30mm |
武装 |
30㎜対空機関砲×4 煙幕弾発射器 |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:アイス民
ネネツ王国製装脚式自走対空システム。ネネツ王国は旧帝国時代より防空警戒網の構築が盛んであり、武器輸出市場においても防空システム分野では一大シェアを誇っていた。その防空大国ネネツが664年に開発した最新式自走対空砲である。
独自開発の汎用装脚車に搭載された武装システムは従来の形式とは異なり、防空システムと兵員区画を前部車体にまとめ、車体後部の無人砲塔に30ミリ機関砲と弾薬を独立して装備している。防空システムは生探(生体波探信儀)を用いた回転式捜索レーダーを前部車体上面に、大型高精度の生体眼球を用いた追尾レーダーを正面に搭載している。武装は旧来からの30㎜機関砲を4門搭載する。公式には専用の新型徹甲弾で空中艦の船体を貫徹可能としているが真偽のほどは不明である。その他後部砲塔側面に大型対艦空雷を搭載可能。
水晶戦争においてはスクルフィル王国とネネツ王国の友好の証として「シュタンダーテ攻撃機」と共に供与されていた初期生産型が飛行場防衛などに展開されている姿が確認されている。初期生産型ということもあり大型対艦誘導空雷の供与まではなく装備はされていなかったが、スクルフィルで独自改良も施されており眼球追尾レーダーに国産の望遠プリズムが増設され、一定の性能向上を果たしていた。
ズーラとはネネツ王国山岳部に流れる河川の名。
乗員 | 4名 |
動力 |
大型モク脚×6 循環器 |
代謝 | 4q |
最大速度 | 40km/h |
装甲(前/横/背) | 10mm/10mm/30mm |
武装 |
対艦ラケーテ発射機×4 生体波探知機ユニット×1 煙幕弾発射器 |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:ZERO零
S1A2ネッツィ小銃
第三紀後期
製造国 | ヤークロ=ネネツ王国 |
使用弾薬 |
9㎜ガル弾(ネネツ仕様) 7㎜ペタ弾(スクルフィル仕様) |
装弾数 | 22発 |
製造年 | 638~ |
配備期間 | 643~ |
配備先 |
ネネツ陸軍 スクルフィル王国陸軍 |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:アイス民
638年にネネツ国陸軍にて正式採用された「M638モルコフ」自動小銃…のスクルフィル王国向け輸出モデル。ネネツ製らしい頑健な作りの機関部と、高い射撃制度が特徴。旧帝国圏仕様ライフル弾である9㎜ガル弾からスクルフィル標準弾薬である7㎜ペタ弾に改められ、独自の改良により最新モデルのA2仕様にはフルオート機能が追加されている。ただしこれは少々反動が大きすぎ現場からは不評だった模様。
上記の改良をはじめ細々とした改良を施されつつ使用され続けてきたが水晶戦争期には流石に旧式化感が否めず、スクルフィル本国では新式の国産自動小銃の配備が始まるもスクレン諸島駐留部隊への装備は一部にとどまり、大部分の兵士たちは本銃を装備していた。ネッツィは、「ネネツ人の」の意。
当時メルパゼルでは、南北戦争時の砲戦型艦艇を改修しつつ、最新式の誘導兵器を搭載したラケーテ艦が順次建造されていた。
第三紀後期
乗員 | 2330名 |
動力 |
王式タービン7型 サ45補機用エンジン 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
艦載戦闘機 電子妨害装置 |
メルパゼル製 最新鋭
コンセプトデザイン:ZERO零
第三紀後期
乗員 | 2240名 |
動力 |
王式タービン4型 |
出力 | 42000ps ×4 |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
艦載戦闘機 |
メルパゼル製 旧式改修艦
コンセプトデザイン:静秋
第三紀後期
乗員 | 330名 |
動力 |
王式タービン7型 サ45補機用エンジン 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
155mm単装速射砲x1 |
メルパゼル製 最新鋭
コンセプトデザイン:ZERO零
エツギ級重巡空艦
第三紀
(画像は620年代の武装)
乗員 | 530名 |
動力 |
王式タービン4型 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 140km/h |
武装 | 現在668年時を設定中 |
メルパゼル製 旧式改修艦
コンセプトデザイン:静秋
乗員 | 230名 |
動力 |
ガスエレクトリック機関×2 |
出力 | 22000ps x2 |
最大速度 | 144km/h |
武装 |
100mm単装速射砲x2 |
メルパゼル製 最新鋭
コンセプトアイデア:静秋
乗員 | 180名 |
動力 |
ガスエレクトリック機関×2 |
出力 | 16000ps x2 |
最大速度 | 142km/h |
武装 |
100mm単装速射砲×1 |
メルパゼル製 旧式改修艦
コンセプトアイデア:静秋
艦載戦闘機ソウデン
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
フ式墳進エンジン「魁」x1 |
出力 | |
最大速度 | 1458km/h |
武装 |
30mm機関砲x2 近接空尉空ラケーテ ハードポイント1800kg |
キュスクミズン製 一線級
コンセプトデザイン:静秋
艦載戦闘機ケイデン
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
|
出力 | |
最大速度 | 1908km/h |
武装 |
30mm機関砲x4 近接対空ラケーテ 中距離迎撃ラケーテ ハードポイント2300kg |
キュスクミズン製 最新鋭
コンセプトデザイン:静秋
艦載攻撃機
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
フ式墳進エンジン「魁」x1 |
出力 | |
最大速度 | 1908km/h |
武装 |
30mm機関砲x4 近接対空ラケーテ 中距離迎撃ラケーテ ハードポイント4200kg |
キュスクミズン製 一線級
コンセプトデザイン:
第三紀世代
乗員 | |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 880km/h |
武装 | 15mm重機関銃x2 |
キュスクミズン製 退役寸前
デザイン:静秋
58式小銃
第三紀後期
製造国 | メルパゼル共和国 |
使用弾薬 | 6.8mmメルパ弾 |
装弾数 | 30発 |
製造年 | 658 |
配備期間 | 664~ |
配備先 | メルパゼル共和国軍 |
サカエ社製 一線級
デザイン:静秋
(正式名称:国営栄銃火器造兵廠)
630年代以降、戦場に主力小銃の連射という概念が普及すると既存の8mm半弾では比較的体格が小さいメルパゼル人には反動制御や携行弾数の面で不利益が生じるようになった。
そこで弾薬の刷新に伴い開発されたのが本銃である。6.8mm弾を使用し、ブルパップ構造によって全長の短縮を狙っている。
マークスマン用のロングバレルタイプではストックの形状等が異なる。
(↑画像はロングバレルタイプ)
当時開発中であったテソン660の調達が優先され、置き換えが(ほぼ)完了したのは64年になってからであった。
スクルフィル王国軍 | |||
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 | 歩兵装備 |
改ティトラット級軽航空母艦「ラタン」 | ハイフォン戦闘機 | Gt-62M2 スクディナ主力戦車 | S1A2ネッツィ小銃 |
改クラントル級軽巡空艦「クラレント」 | シュタンダーテ攻撃機 | モノケドス装甲歩行戦闘車 | ??? |
改ロネアリアス級防空巡空艦「カルラン」 | ??? | ズーラ自走対空砲 | |
ソロム級駆逐艦 | ??? | スロバチオ装脚地対空システム | |
エリコス級防空フリゲート艦 | ??? | ||
メル=パゼル共和国軍 | |||
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 | 歩兵装備 |
航空母艦「エイホウ」 | 艦載戦闘機ケイデン | ??? | 58式小銃 |
航空母艦「エイカ」 | 艦載戦闘機ソウデン | ??? | ??? |
ヒラギ級防空巡空艦 | ??? | ||
エツギ級重巡空艦 | ??? | ||
ハツカ級駆逐艦 | |||
防空フリゲート |
スクルフィル空軍の艦艇数は中小国にしては強力であったが、そのほとんどが輸入した旧式艦艇や輸出用モンキーモデルなどで構成されており、メルパゼル艦艇とは隔絶した性能差があった。
第三紀後期
乗員 | 1240名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 244km/h |
武装 |
120mm単装高角砲 |
旧アーキル連邦製 中古払下げ品
コンセプトアイデア:ZERO零
デザイン:静秋
この空母はもともとはアーキル連邦のティトラット級軽空母「ラスターテ」である。終戦時の連邦のごたごたを利用してスクルフィルが購入。「ラスターテ」は公には「作戦中行方不明」として扱われている。
スクルフィルにきてからの第一次改装で全通甲板になり、艦尾にプロペラガードが追加された。南北戦争末期の第二次改装でラジネル晶消費型機関への換装を受けた。これに伴い、船体の延長がなされた。内部発電機の換装も含まれており、煙突の形状なども変化している。これにより速力とペイロードは第三紀の水準にまで強化された。
652年の第三次改装ではジェット機運用対応のためカタパルトやアングルドデッキなど甲板全般の改装を空母運用経験が豊富な(ネネツにて/ネネツ指導のもと)行った。電子機器等も一新されている。この際バランスを取るためにバルジの増設やフィンの追加がなされ、商船用ではあったが補機がメルパゼル製のものに換装されている。
こうして一通りの改装を受け、荒技でありながらも第三紀相当の軽空母になったラタンであったが、原型艦であるペネメン級の船体は既に艦齢90年に迫っており、これ以上拡張の余地がないほど酷使されていた。改装を受けたとはいえ甲板の長さが足りず、さらに重量の増加で速力もギリギリであった。このためパイロットは失速速度ギリギリでランデブーする様にアプローチし着艦する必要があった。故に訓練をこなした者はほぼ無条件で高い練度を持つ者の証明となった。
しかし、これではあまりにも運用しづらいとのことで、ラジネル晶の過剰投入反応を利用して推力を増すブースト航行が行われることになった。実験は成功したがここで老体に無理をさせたことが祟ってくる。実験直後から異常振動に悩まされるようになり、発艦速力を発揮することができなくなってしまったのだ。
これがちょうど水晶戦争開戦の8ヶ月前のことであり、以降修理のため港に閉じこもることとなる。
同時に対空火器の更新が行われた。ラタンの対空火器は旧来の127mm/76mm速射砲、そして50mm機関砲であった。これを開戦直前に入手した(帝国製)対空ミサイル発射機へと換装するというものであった。戦争中に修理が完了したラタンはメルパゼル機動艦隊との最終決戦に臨む。
改クラントル級軽巡空艦「クラレント」
第三紀後期
乗員 | 630名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
15.5センチ三連装砲x4 |
旧アーキル連邦製 中古払下げ品
コンセプトデザイン:るな
(画像はアーキル時代のもの)
改ロネアリアス級防空巡空艦「カルラン」
第三紀後期
乗員 | 510名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 156km/h |
武装 |
120mm連装両用砲x3 |
旧アーキル連邦製 中古払下げ品
コンセプトデザイン:六方晶ダイヤモンド
元々はアーキル連邦のロネアリアス軽巡空艦「カルメラート」である。
ソロム級駆逐艦
第三紀後期
乗員 | 230名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
|
メルパゼル製 輸入品
コンセプトデザイン:
エリコス級防空フリゲート
第三紀後期
乗員 | 190名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
|
スクルフィル製 旧式
コンセプトデザイン:
スクルフィルには自前で航空機を生産する能力が低いため、航空戦力のほとんどを輸入に頼っていた。
ハイフォン戦闘機
第三紀後期
乗員 | 1名 |
動力 | 水晶圧縮式ジェットエンジン |
出力 | --- |
最大速度 | 1124km/h |
武装 |
20mm機関砲x2 ハードポイント2000kg |
スクルフィル製 旧式
コンセプトデザイン:蒼衣わっふる
シュタンダーテ攻撃機
第三紀後期
乗員 | 1名 |
動力 | ロート式生体器官x2 |
出力 | --- |
最大速度 | 980km/h |
武装 |
35mm機関砲x2 ハードポイント12000kg |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:静秋
乗員 | 4名 |
動力 | 生体器官×2 |
代謝 | 11q |
最大速度 | 74km/h |
装甲(前/横/背) | 90mm/68mm/55mm |
武装 |
115mmライフル砲x1 30mm機関砲×2 重機関銃x1 |
乗員 | 1名 |
動力 |
生体器官×1 ファント脚×2 ファント腕×4 |
代謝 | 6q |
最大速度 | 20km/h |
装甲(前/横/背) 増加装甲 |
20mm/20mm/20mm 40mm |
武装 |
20㎜機関砲×1 重機関銃×1 対戦車ラケーテ×4 煙幕弾発射器 |
クランダルト製 輸入品
コンセプトデザイン:ZERO零
クランダルト帝国が戦後になって開発した新世代の拠点防衛兵器。
元をたどれば装甲兵に行き着く。狭い場所にも侵入でき、なおかつ小銃などをはじき返す装甲と圧倒的な火力を持った装甲兵であるが、時代と共に陳腐化していった。もっと重装甲でもっと火力の高い新しいカテゴリーの兵器が必要だと結論づけられ、脚部も胴体も武装も装甲もどんどん重装備になった。それでいて建物の内部や市街地などでも役立つコンパクトさを残し、完成したのがモノケドスである。
20mm機関砲を上部に装備、その周囲を可動式装甲版で覆い、両腕はアタッチメント武装が豊富に取り付けられる。さらに高速移動時は機体が変形、タイヤを使って高速移動が可能だ。そのコンパクトさからスクルフィル軍の貧弱な輸送能力でも輸送でき、市街地戦で装甲車を撃破。当車両の有効性を示した。
乗員 | 4名 |
動力 |
モク脚×6 循環器 |
代謝 | 9q |
最大速度 | 40km/h |
装甲(前/横/背) | 10mm/10mm/30mm |
武装 |
30㎜対空機関砲×4 煙幕弾発射器 |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:アイス民
ネネツ王国製装脚式自走対空システム。ネネツ王国は旧帝国時代より防空警戒網の構築が盛んであり、武器輸出市場においても防空システム分野では一大シェアを誇っていた。その防空大国ネネツが664年に開発した最新式自走対空砲である。
独自開発の汎用装脚車に搭載された武装システムは従来の形式とは異なり、防空システムと兵員区画を前部車体にまとめ、車体後部の無人砲塔に30ミリ機関砲と弾薬を独立して装備している。防空システムは生探(生体波探信儀)を用いた回転式捜索レーダーを前部車体上面に、大型高精度の生体眼球を用いた追尾レーダーを正面に搭載している。武装は旧来からの30㎜機関砲を4門搭載する。公式には専用の新型徹甲弾で空中艦の船体を貫徹可能としているが真偽のほどは不明である。その他後部砲塔側面に大型対艦空雷を搭載可能。
水晶戦争においてはスクルフィル王国とネネツ王国の友好の証として「シュタンダーテ攻撃機」と共に供与されていた初期生産型が飛行場防衛などに展開されている姿が確認されている。初期生産型ということもあり大型対艦誘導空雷の供与まではなく装備はされていなかったが、スクルフィルで独自改良も施されており眼球追尾レーダーに国産の望遠プリズムが増設され、一定の性能向上を果たしていた。
ズーラとはネネツ王国山岳部に流れる河川の名。
乗員 | 4名 |
動力 |
大型モク脚×6 循環器 |
代謝 | 4q |
最大速度 | 40km/h |
装甲(前/横/背) | 10mm/10mm/30mm |
武装 |
対艦ラケーテ発射機×4 生体波探知機ユニット×1 煙幕弾発射器 |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:ZERO零
S1A2ネッツィ小銃
第三紀後期
製造国 | ヤークロ=ネネツ王国 |
使用弾薬 |
9㎜ガル弾(ネネツ仕様) 7㎜ペタ弾(スクルフィル仕様) |
装弾数 | 22発 |
製造年 | 638~ |
配備期間 | 643~ |
配備先 |
ネネツ陸軍 スクルフィル王国陸軍 |
ネネツ製 輸入品
コンセプトデザイン:アイス民
638年にネネツ国陸軍にて正式採用された「M638モルコフ」自動小銃…のスクルフィル王国向け輸出モデル。ネネツ製らしい頑健な作りの機関部と、高い射撃制度が特徴。旧帝国圏仕様ライフル弾である9㎜ガル弾からスクルフィル標準弾薬である7㎜ペタ弾に改められ、独自の改良により最新モデルのA2仕様にはフルオート機能が追加されている。ただしこれは少々反動が大きすぎ現場からは不評だった模様。
上記の改良をはじめ細々とした改良を施されつつ使用され続けてきたが水晶戦争期には流石に旧式化感が否めず、スクルフィル本国では新式の国産自動小銃の配備が始まるもスクレン諸島駐留部隊への装備は一部にとどまり、大部分の兵士たちは本銃を装備していた。ネッツィは、「ネネツ人の」の意。
当時メルパゼルでは、南北戦争時の砲戦型艦艇を改修しつつ、最新式の誘導兵器を搭載したラケーテ艦が順次建造されていた。
第三紀後期
乗員 | 2330名 |
動力 |
王式タービン7型 サ45補機用エンジン 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
艦載戦闘機 電子妨害装置 |
メルパゼル製 最新鋭
コンセプトデザイン:ZERO零
第三紀後期
乗員 | 2240名 |
動力 |
王式タービン4型 |
出力 | 42000ps ×4 |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
艦載戦闘機 |
メルパゼル製 旧式改修艦
コンセプトデザイン:静秋
第三紀後期
乗員 | 330名 |
動力 |
王式タービン7型 サ45補機用エンジン 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 148km/h |
武装 |
155mm単装速射砲x1 |
メルパゼル製 最新鋭
コンセプトデザイン:ZERO零
エツギ級重巡空艦
第三紀
(画像は620年代の武装)
乗員 | 530名 |
動力 |
王式タービン4型 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 140km/h |
武装 | 現在668年時を設定中 |
メルパゼル製 旧式改修艦
コンセプトデザイン:静秋
乗員 | 230名 |
動力 |
ガスエレクトリック機関×2 |
出力 | 22000ps x2 |
最大速度 | 144km/h |
武装 |
100mm単装速射砲x2 |
メルパゼル製 最新鋭
コンセプトアイデア:静秋
乗員 | 180名 |
動力 |
ガスエレクトリック機関×2 |
出力 | 16000ps x2 |
最大速度 | 142km/h |
武装 |
100mm単装速射砲×1 |
メルパゼル製 旧式改修艦
コンセプトアイデア:静秋
艦載戦闘機ソウデン
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
フ式墳進エンジン「魁」x1 |
出力 | |
最大速度 | 1458km/h |
武装 |
30mm機関砲x2 近接空尉空ラケーテ ハードポイント1800kg |
キュスクミズン製 一線級
コンセプトデザイン:静秋
艦載戦闘機ケイデン
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
|
出力 | |
最大速度 | 1908km/h |
武装 |
30mm機関砲x4 近接対空ラケーテ 中距離迎撃ラケーテ ハードポイント2300kg |
キュスクミズン製 最新鋭
コンセプトデザイン:静秋
艦載攻撃機
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
フ式墳進エンジン「魁」x1 |
出力 | |
最大速度 | 1908km/h |
武装 |
30mm機関砲x4 近接対空ラケーテ 中距離迎撃ラケーテ ハードポイント4200kg |
キュスクミズン製 一線級
コンセプトデザイン:
第三紀世代
乗員 | |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 880km/h |
武装 | 15mm重機関銃x2 |
キュスクミズン製 退役寸前
デザイン:静秋
58式小銃
第三紀後期
製造国 | メルパゼル共和国 |
使用弾薬 | 6.8mmメルパ弾 |
装弾数 | 30発 |
製造年 | 658 |
配備期間 | 664~ |
配備先 | メルパゼル共和国軍 |
サカエ社製 一線級
デザイン:静秋
(正式名称:国営栄銃火器造兵廠)
630年代以降、戦場に主力小銃の連射という概念が普及すると既存の8mm半弾では比較的体格が小さいメルパゼル人には反動制御や携行弾数の面で不利益が生じるようになった。
そこで弾薬の刷新に伴い開発されたのが本銃である。6.8mm弾を使用し、ブルパップ構造によって全長の短縮を狙っている。
マークスマン用のロングバレルタイプではストックの形状等が異なる。
(↑画像はロングバレルタイプ)
当時開発中であったテソン660の調達が優先され、置き換えが(ほぼ)完了したのは64年になってからであった。