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認知のABC分析
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psychotoolbox
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- 用途
- とらえにくい自動思考をとらえる
- 認知・信念がもたらす感情や行動の効果について理解を助ける
- 用例
- 使用法
- 先行事象(A)-認知/信念(B)−結果(C)の感情。
- 論理療法では、活性化する出来事(activating event; A)、それに対する認知的変数としての信念体系(belief; B)、結果(consequence; C)として、ABCモデルで分析する。 Bが非合理な信念(irrational belief)であれば、合理的な信念(rational belief)に置き換えることを目指す。
- 解説
- ふつう先行する事象とその結果引き起こされる感情はとらえやすいので、先にこの二つを記録する。事象と感情のつながりが不自然であったり、不合理であれば、その間をネガティブな考えがつないでいる可能性がある。
- たとえば、事象「昔の友人にあった」が、感情「悲しみ」を引き起こしたとすれば、たとえば「彼は成功しているが、それに比べて私は敗北者だ」といった思考が間を取り持っているかもしれない。これが自動思考である。
- 参考文献
- マイケル・R. エデルシュタイン『論理療法による3分間セラピー考え方しだいで、悩みが消える』,誠信書房 (2005/02)