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違うことをやれ

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違うことをやれ
別名
チェンジ3W1H
do different
用途
自分/他人の症状や問題行動を消失させる
用例
神経性/心因性のほとんどの症状改善
悪習慣、しへきなどの問題行動
使用法
5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)のうち、what(何が=行為/症状)とwho(誰が=行為/症状の主体)が変えがたい場合は、
残りの3W1H=when(問題/症状が生じる時間)、where(問題/症状が生じる場所)、why(行動の理由)、how(問題/症状が生じる仕方)、how many(問題/症状が生じる回数)、how much(問題/症状が生じる強さ/量)、how often(問題/症状が生じる頻度)をかえることで、問題ー疑解決の悪循環に変化をもたらす。
解説
問題ー疑解決の悪循環はループとなっているので、小さな変化もループを回るうちに拡大され、大きな変化を引き起こすことがある。
 この手法のメリットは、問題(原因)分析が不要であることである。問題(原因)分析はコストが高く、しばしば不可能であるばかりか、問題に焦点化することで、しばしば問題を再生産することもある。また問題(原因)は少数とは限らず、互いにからみ合っていて一つをかえると思わぬ副作用を引き起こしたり、そもそも変更が不能の場合も多い。
 この手法は、問題にではなく、解決構築にダイレクトにアプローチするものであるといえる。
参考文献
ビル オハンロン (著)『考え方と生き方を変える10の法則—原因分析より解決志向が成功を呼ぶ』主婦の友社 (2000/12)

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