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歩く瞑想
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歩く瞑想
- 別名
- マインドフルなウォーキング
- 用途
- 無心になる
- 気分を落ち着かせる
- 体の感覚に敏感になる
- 用例
- 浮き足立って何も手につかないとき
- アタマが容量オーバーになって何をしていいかわからないとき
- いてもたってもいられないとき
- 使用法
- 歩くことに意識の焦点を合わせる。
- 具体的には、まず、足の裏が地面に触れる感触に意識の焦点を合わせる。
- 足が地面(地球)をつかまえて、はなす感覚に意識の焦点を合わせる。
- 足の関節のうごき、筋肉がかたくなり、そしてゆるむ感覚、などなど、普段、歩いているときは、無意識に任せてしまっている体の動きのひとつひとつを順番に、それができたら全体として、意識してみる。
- 意識が追いつかないと感じるなら、もっと動きを遅くしてみる。ゆっくりと歩いてみる。
- 解説
- 足の指先から、ふとももの付け根まで、動きと感覚に意識をあわせてしばらく歩くと、いわゆる「あたまがからっぽ」の状態になる。
- それに気付いたら、ゆっくり立ち止まり、もとの場所へ帰ってもいいし、しばらく「ただあるくこと」をもう少し楽しんでもいい。
- 参考文献
- ティク・ナット・ハン『仏の教え ビーイング・ピース—ほほえみが人を生かす』(中公文庫、1999年)