みんなの道具箱 @ wiki

歩く瞑想

最終更新:

psychotoolbox

- view
管理者のみ編集可
歩く瞑想
別名
マインドフルなウォーキング
用途
無心になる
気分を落ち着かせる
体の感覚に敏感になる
用例
浮き足立って何も手につかないとき
アタマが容量オーバーになって何をしていいかわからないとき
いてもたってもいられないとき
使用法
歩くことに意識の焦点を合わせる。
 具体的には、まず、足の裏が地面に触れる感触に意識の焦点を合わせる。
 足が地面(地球)をつかまえて、はなす感覚に意識の焦点を合わせる。
 足の関節のうごき、筋肉がかたくなり、そしてゆるむ感覚、などなど、普段、歩いているときは、無意識に任せてしまっている体の動きのひとつひとつを順番に、それができたら全体として、意識してみる。
 意識が追いつかないと感じるなら、もっと動きを遅くしてみる。ゆっくりと歩いてみる。

解説
足の指先から、ふとももの付け根まで、動きと感覚に意識をあわせてしばらく歩くと、いわゆる「あたまがからっぽ」の状態になる。
 それに気付いたら、ゆっくり立ち止まり、もとの場所へ帰ってもいいし、しばらく「ただあるくこと」をもう少し楽しんでもいい。
参考文献
ティク・ナット・ハン『仏の教え ビーイング・ピース—ほほえみが人を生かす』(中公文庫、1999年)

記事メニュー
目安箱バナー