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例外さがし

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例外さがし
別名
用途
自分/他人の症状や問題行動を消失させる
人間関係や集団関係の悪循環から脱出する
用例
いじめられているとき
夫婦の仲がずっと険悪なとき
使用法
「その問題がそんなに問題でない時には何が起きているのか。」「問題が起きるときとそうでないときでは、どのような違いがあるのか。」「その時は、問題が起きる代わりに何が起きているのか。」等、問題が起きていない(例外の)状況についての考える。
 あるいは日常生活から問題が起きていない(例外の)状況を探し出して観察する。できれば「いつ、どこで、誰といるときに、何が起こっているときに、どんなふうに」(4W1H)を記録していく。よい行動を数えるも参照のこと。
解説
問題が起きていない状況が拡大できれば、事態は改善に向かう。 つまり例外やうまくいっていること、自分にとって好ましいこと等をもっと繰り返してやることで、事態が改善する。
 「例外」が思い付かない場合や、良いところなど全くなかったし、考えることもできないという場合は、「そのような大変な問題を抱えて、どうやってこれまで耐えられてきたのか。」等のように、よりひどい事態にならずに済んできたことに焦点をあてる。
参考文献
若島 孔文 (著), 長谷川 啓三 (著)『よくわかる!短期療法ガイドブック』金剛出版 (2000/05)

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