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ノアルスの戦い - (2013/07/16 (火) 03:38:28) の編集履歴(バックアップ)
概要
ノアルスの戦いとは、
アルファ1737年4月に、
ラ・ディアス帝国の南方侵攻からはじまった戦いである。
これが、後に続くラ・ディアス帝国の南伐に繋がる。
戦闘に至るまでの背景
物語におけるこの戦いと、史実におけるこの戦いは、開戦のきっかけに若干の差異が生じる。
物語では、
ヴァン・フレイ国の
ルナティスが、世界の裏で蠢く存在が
ガルゾーマではないかと睨み、
フェローラ国進軍の橋頭堡確保として
アリアス国へ攻め込む。これに呼応してガルゾーマは、同胞
シャラダンに
アディス国進軍を要請、ラ・ディアス帝国南部の
魔族系諸国にも同様の要請を送ることで、「人間対魔物」の図式を作りあげ、互いの旗色を明確にしていき、ガルゾーマは彼らを用いた「チェス」を楽しんだ……となっている。
しかし、史実においてガルゾーマの要請は、信頼できる資料が発見できず、あくまでもラ・ディアス帝国の南方侵略によって起きた戦いだと思われる。
ガルゾーマと
シャラダンが援軍として到着したのは、南方諸国の魔族系の国から援軍要請があったのは事実だが、そこに何の裏もなく、単に彼ら自身が、時に理由なく戦場を欲する性格だったからかもしれない。
両軍の戦力
戦闘経緯
南方へ次々と進軍する
ラ・ディアス帝国軍は、まさに負け知らずであった。
しかし、彼らは
フェローラ、
リヴォル連合軍が用意した死地へと誘い込まれていた。
勝利に驕り、前線部隊は必要以上に敵地に切り込み、本隊との距離を作ってしまう。
そこに突如として姿をあらわす
フェローラ、
リヴォル連合軍。
逃亡する敵軍を追いかけている筈が、脱出口のない山地に誘い出されたことに気付くが時既に遅く、そこに命令を受けた
ラスコップが火攻めを決行。この火攻めにより
ホルスは全身に火を受け、以後人格まで崩壊するほどの傷を負う。
更に
ラ・ディアス帝国軍の本陣に
フェローラ国軍が奇襲を仕掛ける。
ここまで用意周到な敵軍の動きから、本陣に救援に向かえば更なる罠があると察した
スレイナ、
ストライア、
クリスアーノは、ただちに撤退を決意した。
スレイナは、この時点で後に起こす政変を既に考えいた為、ここで皇帝
ロンディーナが戦死しても構わないと考えていた節がある。
兵法を熟知していた筈の彼らが不用意に本隊との距離をあけたのも、意図的だったのでは?という説がある。
戦いの結末
南方侵攻の出鼻をくじかれ、命からがら帰国した
ロンディーナだが、彼は侵略を諦めるどころか、復讐心を駆り立て、これより先、長き侵略戦争をはじめることとなる。