基本情報
略歴
ラ・ディアス帝国の若き将軍。
童顔で体格も小さかった為、周囲の屈強な将軍たちに子ども扱いされていた。本人はそれを気にして必要以上に冷酷さを装っていたが、いつしかそれが仮面ではなく、真実の自分の顔である事に気付くこととなる。
この南方進軍においては、クリスアーノ数々の蛮行を行うが、それらを全て皇帝
ロンディーナの命令によるものとして、国内外で皇帝の評判を落とし続けた。
これは、将来的に政変を起こすつもりだった
スレイナの派閥に入っていたこともあり、後の大義名分にする為、皇帝の名を汚すためであった。
その総仕上げとなる
バスティの虐殺を実行し、全ての布石をそろえると、
スレイナと共に政変を起こし、
ラ・ディアス帝国の乗っ取りに成功する。
体勢を立て直すため、土台となる土地を求めていた
六界連合軍だが、クリスアーノは
ローヴァー国、
スパルス国の中から領主が民衆を苦しめている土地を探し、「開放」という大義名分の下強引に占領し、それらの土地から食料を調達することを進言、その策は
カスタリアの戦いによって実行させるが、このとき
エリシアに「どちらが侵略軍かわからない」と言われることとなる。
ローヴァー攻略戦においては、
ストライアと共謀して秘密裏に軍勢を派遣、
ローヴァーの港を大義名分もなく強引に占領する。
これは、本心では軍港が欲しかったが、大義名分なくして動けない連合軍本隊に代わって「穢れ役」を引き受けた為、表向きは叱責されても実際罪に問われることはないという自信があっての出陣であり、事実
ストライアと共に処罰を受けていない。
体勢をたてなおし、再び進軍をはじめた連合軍が陸路と海路の二手に別れた時は陸路部隊に編入され、17328年
ガルーダ攻略戦に参戦、苦戦しながらも
ビアスコア帝国最大の決戦の勝利に貢献する。
六界連合軍は、戦いに勝利したもののその後の利権をめぐって内部対立、結局何を得ることもなく帰路についた、その事を
スレイナに叱責されたが、以後は帝国の領土閣内に従事。
1749年、
ウラヌス制圧の戦いにおいて、
ストライアに指示された場所に布陣するが、
ストライアは敵軍を集結させる為、偽情報を流し、クリスアーノを敵を呼び寄せる餌として使うと、彼を見殺しにした後集結した敵軍を火攻めで一掃した。
敵軍に包囲され、自身が餌にされたことに気付いたクリスアーノは、自分の血で
ストライアへの怒りを書き記し、
ウラヌス軍の総攻撃を受けて息絶えた。
関連項目
最終更新:2024年07月18日 00:15