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シーヴァス - (2011/12/14 (水) 17:58:34) の編集履歴(バックアップ)
概要
戦闘に至るまでの背景
両軍の戦力
戦闘経緯
この戦いが起きる数日前、かつてこの地方に残っていたという伝承がある。
9月2日、
ベルザフィリス国に仕官したいという、全身をフードで包んだ一人の男が
ガイヴェルドの前に現れた。
ガイヴェルドは、彼に何の才能を持つのかと問うと、男は「治世」とのみ答えて静かに笑った。この笑いが嘲笑ともとれた
ガイヴェルドが男に怒りをぶつけようとした刹那、男は一瞬にして
ガイヴェルドの間合いに入ると、彼にのみフードに隠された顔を見せ、「せっかく母上(
ルーディア)の頼みで力を貸しにきたのだ、そう怒るな」と語る。その顔には左目の傷、そう……彼こそ
カルディスであった。その後彼は
フレアと名を変えて、
ベルザフィリス国の辺境の地でただひたすら治世に務めた……
あくまでも地方伝承であり、歴史的な信憑性は限りなく低いが、大寒波によってこの土地から南に流れてきた者達の間で、彼ら独自の
カルディスを奉った祭りもあるというから面白い。
カルディス生存説は、当時からささやかれていたが、
アルディアの付き人になったという説と、この
フレア説があり、両方を合体させた「
アルディアの従者をしていたが、その後彼女と同じく、独自の視点で歴史を見るために旅立ち、
ルーディアと再会、彼女の頼みにより
ガイヴェルドを補佐する為、内政官
フレアと名を変えた」というストーリーが、民衆にはもっとも好まれた。
9月11日、
ロッド国との戦いが幕をあけた。
最初から地の利を使って守りに徹し、攻撃側の疲労を待つのが
ロッド国の策であったが、
ロッド国に対して異常なまでに戦意をむき出しにする
バイアラスによってその目論見は崩れ、9月14日の戦いで前衛が
バイアラス部隊の猛攻撃を支えきれず、
ミルナスが戦死。これにより守りを固めるはずだった
ロッド国の戦線も完全に崩壊し、
リヴァイルシアと
ギザイアは本国へ撤退していく。
しかし、彼らが到着した城には、既に別働隊を率いていた
ディルセアが待ち構えていた。急いで転進し、次の城へと向かうが、そこには
ヴィルガスが待ち構える。城の中と外から完全に包囲された
ロッド国主
リヴァイルシアは、10月13日に降伏勧告を受諾。
ロッド国は
ベルザフィリス国の傘下に収まった。
戦いの結末