概要
なお、
スレイヴギアや
マクセス、
オルトリンデ製兵器には、戦闘ログが自動記録されるブラックボックスが搭載されているため、それらの分析によって判明した部分に頼っているが、破損しているデータも多いためすべてがその限りではない。
2月の遭遇戦(1回目)
両軍の戦力
戦闘経緯
9683年、コールドスリープから目覚めた
ホワイトフォックス隊であったが、それまで理論上可能といわれていたが誰も実際に行った事のない「100年以上の冷凍睡眠」は、「眠る前の記憶が部分的に欠如する」という副作用をもたらしていた。
彼女たちは、結成直後でまだ互いの顔もはっきり覚えていない
ホワイトフォックス隊のメンバーと、荒廃している世界、そして自分たちがなぜコールドスリープしていたのかもわからない状況にうろたえていたが、そこに敵襲が迫る。
敵が接近したため、コールドスリープが強制解除されたのだと思った(後になってこの敵は
レイが呼び寄せたことが判明する)彼女たちは、現状も理解できないまま迎撃に向かう。
シューティオンは、彼女たちがコールドスリープについた後になって実戦配備された兵器であったため、初めて見る存在であった。
そのため、
レイの生体反応のない無人機という言葉を信じて、この無人機が世界を荒廃させた敵だと結論付けて交戦を開始するが、互いの武器の特性も知らずにバラバラのチームワークで戦うこととなる。
機体の性能差もあり、バラバラの状態でも戦闘に勝利するが、彼女たちの不安な旅路がはじまることとなった。
2月の遭遇戦(2回目)
最初の敵襲を撃退した後、
ルビナス艦内を探索した結果、自分たちが本来向かうべき場所だった作戦書を発見する。
結成された
ホワイトフォックス隊は、国民に対する戦意高揚の部隊であったため、これらは主要な都市や戦場を巡遊していく経路であったが、データが不鮮明だったため、彼女たちはとにかくこの地図に書かれている場所を巡ることを決意する。
自らをリーダーと自負する
スペルビアは、メンバーの武器の特性を研究して、フォーメーションを考えるが、そこに再び
シューティオンの接近を知り、迎撃に向かう。
両軍の戦力
戦闘経緯
前回の戦いと違い、
スペルビアは互いの特性を掴み、それぞれのメンバーを的確に配置した。
アザミと
フィオナは北へ突撃し、
トワリは南北どちらにも迎撃が届くギリギリのポイントに移動、自らは
ユーニと共に南の敵を防ぎつつ、
パトラの巨砲のチャージ時間を稼ぐ。
作戦は見事にあたり敵軍を壊滅させ、メンバーは
スペルビアをリーダーだと認めた次の瞬間、突然の狙撃によって
スペルビアは一瞬にして消滅した。
敵が無人機だと思って索敵をおろそかにした結果
リーサの狙撃を見落とした事を
ディーマイナは深く後悔し、これ以後索敵を徹底することとなる。
3月 ゼルト大橋の攻防
両軍の戦力
戦闘経緯
両軍は、橋の中央で激突する。
しかし、その間に周囲の小島に数日前から配備されていた長距離狙撃タイプの
シューティオンが狙いを定めていた。
だが、前回の戦いで苦い経験をした
ディーマイナが、偵察によっていち早く狙撃隊を発見、これによって放たれた砲撃も
フィオナのシールドが防ぐ。
突然の乱入者に、双方が「相手が呼び出した兵器」だと認識し、それぞれ出撃してきた方面に撤退していくこととなる。
小島に取り残された狙撃隊も
パトラによって撃滅され、
ゼルト大橋は
ヌートリアに破壊され、
ヌートリアと共に海中に沈んでいく。
8月 北アリナス山脈 霧の遭遇戦
ホワイトフォックス 隊は、北アリナス山脈にあるデータバンク、通称「図書館」を目指していた。
同じころ、ルゲリアの古戦場で物資を大量に手に入れた
クロスクリムゾンの
カミラは、輸送隊を率いて本拠地に戻るところであった。
互いに優れた索敵能力をもっていたがため互いの存在を察知、そして、お互いが「相手が待ち伏せして自分たちに仕掛けてきた」と思い、濃霧の中の遭遇戦が繰り広げられることとなる。
両軍の戦力
戦闘経緯
カミラは、輸送部隊を最大速度で戦域より離脱させ、自身は護衛の
リベレイターを率いて足止めに向かう。
濃霧により視界が閉ざされた中での遭遇戦だったこともあり、
ディーマイナと
カミラは、互いに音感センサーで敵の位置を探り、それを仲間に通信で送るという戦法をとった。
戦闘の中、
カミラの存在に気付いた
ディーマイナは、濃霧を利用して接近して攻撃を試みるも、一度きりのチャンスを避けられた為すばやく離脱する。
この時、互いの飛行技術を見て、それまで遭遇した汚染機の様な単に機械的に飛ぶのではなく、美しい軌跡を描いて飛ぶ姿に、相手は汚染機ではないのでは、というわずかな疑問をもちはじめる。
8月 スレイヴギア掃討作戦
12月 霧の箱舟作戦
最終更新:2024年07月12日 13:23