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基本情報



略歴

シャルティア王国平民。
アステリアの幼馴染であり、野良魔物との戦いで二人は同時に両親を失なったことから、それ以後は子供ながらに狩猟をして生活することとなる。
狩りと魔物退治を続けた結果、槍術において天才的な才能を発揮するも、山奥に住んでいたことから本人を含めて当初はその実力を知る者はいなかった。

後に魔物に襲われていたオリヴィアを偶然助けたことから、恋人となる。
オリヴィアは常にルードルフの傍らにいるアステリアのことが気になっていたが、当のアステリアはルードルフに関して一緒に育った兄妹感覚しかもっていなかった。
ルードルフはオリヴィアに今よりいい生活を送らせたいことと、自身の槍の実力が十分世間でも通用する自覚を持ち始めたことから、次第に国に仕える将軍になることを目標としはじめる。
折しも国立リストレア魔導学園に進学するため山を下りたアステリアから、学園が門番を探しているという連絡を受けると、山を下りて門番として仕官する。

学園はもともと能力の高い術者が多いことから、門番と言ってもそれほど仕事はなく、傭兵として学園が斡旋している依頼をこなすことができたため、ルードルフはここで次々と魔物討伐や賊討伐の戦功を重ねていく。
そんな中、エルフリーデが領内視察のため学園に向かってくると聞き、出迎えに向かうが、そこでブレイアスメンバーから強襲を受けていたエルフリーデ一行を救出、この時彼女に一目ぼれされ、彼女はそのわがままな性格から、本人の意思など関係なく将来婿に迎えることを決意する。

自分の身がそうなっているなどということは知らず、オリヴィアとの新生活のため、彼は一時的な傭兵ではなく正式な従軍兵として、ギアノ国との国境戦に立つこととなるが、出発前に彼を心配したオリヴィアが、アステリアに盾の製作を依頼、研究の結果形代の黒核を組み込んだ特殊な盾を完成させ、これを受け取ったルードルフは戦場で獅子奮迅の活躍を見せた。


その後もギアノ国との戦いで戦功を積み、奇襲を受けても逆に敵将を討ち取り、この戦いでギアノ国の戦意を完全に消失させ、いつしかトビアスカリストといった総指揮官たちさえ彼に心酔させるにまで至っていた。

傭兵から正式な将軍に任命された後も戦功をあげ続けるが、彼を娘のエルフリーデと結ばせようとするボルニファースによって「鎧の試練」が与えられる。
鎧の試練とは、シャルティア王国三代目の王にして、獅子王と呼ばれた英雄グレイファントが、西から侵攻してきた魔物を壊滅させるため自ら出陣するも、勝利と引き換えに行方不明となった時に身に纏っていた鎧で、いつしかその鎧を手にした者は、グレイファントの血筋に連なる者で再び王家に迎え入れられるという伝説が生まれていた。
これまでは、鎧の場所がわからなかったが、この頃になって水没古城がその場所だったのではないかと判明していた。

その直後にオリヴィアに説得され、ルードルフは王国軍から抜けることを考えていたが、その時エルフリーデオリヴィアの存在が知られてしまう。
エルフリーデは、真紅の幻影を使って、オリヴィアを討伐対象の魔物に擬態させると、ルードルフ自身の手で討たせた。

怒り狂ったルードルフはその場から姿を消し、追撃にきたメルを返り討ちにすると、アステリアと共にシャルティアの鎧を見つけ出すと彼女と別れて単身北を目指し、かつて自分が所属していた国境部隊に合流、彼らを扇動して反乱軍を結成させ、王都を目指した。
しかし、自分が復讐するべき相手ボルニファースが既に暗殺されたと知ると、部隊から姿を消した。


その後、シャルティアの鎧に残された獅子王グレイファントの怨念に徐々に蝕まれていき、シャルティア王国の王族、更には国そのものを滅ぼすという憎悪に支配され、ルードルフ自身の精神がかろうじて暴走を食い止めていたが、それも限界を迎えていた。
そんな彼を、カミルは自身の目的であるオルクガイナを使った儀式の邪魔をさせないため、彼にティメスガーナと翡翠の森の場所を伝えて時間稼ぎの駒として利用する。
翡翠の森でアステリアと再会、彼女の説得もすでにグレイファントに乗っ取られた彼には届かず、アステリア達を撃退し、鍵となる翡翠の数珠を奪ってそのままティメスガーナを起動、シャルティア国の王都を撃つべく砲身を向けた。
しかし、再び現れたアステリアたちとティメスガーナの砲身内で最終決戦を繰り広げるが、アステリア自らが作り出した盾の弱点を突かれ、その衝撃で自身の意識を取り戻す。

発射寸前まで迫ったティメスガーナを止めるため、魔力の攻撃を無効化するシャルティアの鎧をまとったまま魔力炉へと飛び込むが、既に鎧は半壊していた為、停止には間に合ったが彼の姿も跡形もなく消滅した。

その後、各地で魔物に襲われる人々を助ける槍使いの伝説が生まれるが、それが彼だという確たる証拠はなく、すべては後世の人間が「そうであってほしい」と生み出した幻想と言われている。


関連項目


最終更新:2026年06月16日 03:49