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概要

ブレイアスは、シャルティア王国に存在する反王国組織である。
ガーマス7960頃、シャルティア王国は周辺国に次々と戦争を仕掛けた、当初は優位であった戦局だが、反撃を受けて泥沼化、この長年の戦いにおいて王族、貴族は徹底的に平民からの搾取を行ったため、貴族と平民の貧困差は広まる一方であった。

もはや現在の王政に国の舵取りを任すことはできないと、人望のあったベンノの元に集まった平民たちを中心に結成されたのがブレイアスである。
彼らは現政権の転覆を目的としているため、その手段にはこだらわず暗殺も厭わない。
各地に少数メンバーの支部を設置することで、国内の動きを詳細に掴み迅速な行動をとり、更に情報漏洩を防ぐため、それぞれの支部の隊長クラス以外のメンバーは他支部の場所もメンバーも知らされておらず、徹底した秘密主義を貫いた。
そのため、現場でメンバーが捕縛されても、ほとんど情報を得ることはできなかった。


初期主要メンバー



7972年の変化

一度は戦争は和平という形で終わりを迎えるが、ゴルドラドの遺産を発掘したシャルティア王国は、その力をもって今度こそ完全勝利をおさめるべく再び侵攻を開始した。
このことから、ブレイアスも更に活動を活発化させていく。

かねてよりスカウトを派遣していた国立リストレア魔導学園から大量に優秀な人材を引き込むことに成功するが、やがてこのメンバーがブレイアスを動かしていくこととなる。
ディアナをはじめとする多くのメンバーは組織の活性化に繋がると歓迎したが、ブレイアスの活動を自分たちの栄達の手段としか考えていなかった一部のメンバーからは、組織が内部から乗っ取られると危機感を募らせる。


反王国連合軍

7974年6月にブレイアスの乱が勃発すると、各地で放棄した平民たちの部隊を集結させて連合軍を結成、ブレイアスがその中核を担ったため、そのまま「ブレイアス軍」として扱われた。

この蜂起は水面下で準備していたため、他にも国境で交戦中だったレミリアル国、一度は滅ぼされたギアノ国、朱焔国の再興部隊、牽制のためのキサス国、ビーコック国部隊といった様々な勢力が動いているが、それらを総称して「反王国連合軍」とも呼ばれる。

7月にはアルブレッド渓谷の戦いに勝利して王都にまで迫るが、シエルの大返しによって部隊は半壊、その後ベンノたち主導者は行方不明となり、実戦指揮官のディアナも捕虜になったことから、ヴィオラたちが組織を受け継いだ。
一度は壊滅寸前まで追い詰められたブレイアスだが、スメリア森の戦いで勝利したことで形勢は再び逆転、その後いったん身を潜めていたベンノボナトゥーラバルドゥルオレールが帰還、密かに進めていた策により、9月国王ボルニファースの暗殺に成功、これによって政権交代が行われ、10月にボナトゥーラが正式に国王に就任する。


後継者

政権交代を成した時点で、ブレイアスの存在理由は失われ、主だった者はそのままシャルティア国の重鎮となった。
しかし、ヴィオラはこれから先もベンノ達と共に行動することに不安を覚え、ブレイアスを治安維持部隊として存続させ、自分たちはあくまでも独立組織ブレイアス所属という形にした。
更に、領地を没収され貴族としての地位や爵位も奪われたシエルセンティースハーラルトヴィーデ月代さくらたちをメンバーに加え、形式上だけではなく正式に豊穣なる聖杯の平民組の組織となった。

7976年2月、ブレイアスと民衆たちによる聖杯の蜂起の政変が起き、セシルが国王となり、ここですべての目的が達成されたと判断、組織は解散することとなる。


明かされた結成理由

聖杯の蜂起において、組織の創始者であるベンノと直接対決を迎えたアステリアだが、この時彼の口からこの組織が作られた真意を聞かされる。
ベンノは自分の婚約者が貴族に奪われたことから、貴族社会そのものの消滅を望み、国の未来や大望といったものなどない、ただ個人の復讐心の為だけにブレイアスを結成した。
自分の能力に自信のあった彼は、「自身の弁舌と能力で国の未来すら左右させることができきる」ことを証明することだけを目的としており、実際に国を奪った後の事には全く興味を持っていなかった。
アステリアが時折彼から感じていた違和感の正体が、彼が空っぽの人間だったことだと気づく。

聖杯の蜂起以後も、治安維持の名目で組織を残すべきではないかという意見が出たが、真相を知るアステリアたちは、そんな彼が作った組織を継ぐ意志はないと、解散を決意した。


関連項目





最終更新:2026年05月30日 13:27