基本情報
略歴
ガーマス7970年、それまで伝説と思われていた古代の魔導国家
ゴルドラドの遺跡から魔導具が次々と発見されたことから、
ゲルドフと共に専門家として招集された為、学園を留守にすることが増えることとなる。
戦いが落ち着いたところで、学園の隠していた真実を
アステリア達に語る。
元々はカミルこそが
ゴルドラド研究の第一人者で、最初に遺跡を発見したこと、しかし
ゴルドラドの遺産は兵器としては強力過ぎるため、国からの要求に対してすべての魔導具を渡すことはせず、外征など起こさせない様に、力をコントロールするため理由をつけて小出しに提供していたこと。
しかし、あくまでも抑止力として使ってくれることを期待した思いに反して
ボルニファースは侵略戦争を開始した為、その後の
ゴルドラドの遺産提供を拒否したこと、それらをすべて打ち上げた。
一度は王国軍との和睦が結ばれ、互いに不可侵条約を結んだことにより離散していた学生たちを戻して授業を再開されていたが、4月に再侵攻の準備が整えた
マルティンが一方的に条約を破棄して二度目の襲撃を仕掛ける。
ブレイアスの平民組、もはや脱出が間に合わなくなった在校生、そして
ゴルドラドの遺産の力をまとめて徹底抗戦し、「
ノルスデッド」の破壊と王族の
リクハルドを討つ事に成功するが、学園側も「
マル・クーサ」を失い、学園内にまで敵の侵入を許してしまう。
最後の乱戦の中、カミルの姿を見た者はいないが、崩壊した学園を調査した時に校長室の鍵がかかっていたことから、王国側はカミルは学園陥落寸前に自室に戻って自害したと結論付けた。
隠された真実の顔
しかし、それはすべて幻術を使った擬態であり、本人は密かに学園から脱出、人生をかけて続けていた「真なる目的」である失った娘
ルチアの蘇生儀式を実行に移すため、学生時代から「魔力の波動」が娘と一致すると目をつけていた
パトリシアが侵攻軍の中にいたことから、彼女を拉致して翡翠の森へと向かっていた。
病弱だったカミルの妻は7944年に
ルチアを生んだことで亡くなり、カミルは娘に対して二人分の愛情を注いだ。
しかし、7952年に魔導研究で帰りの遅くなった父親の様子を見に行こうと夜に一人で外に出たことから、
ルチアは道沿いの川に落ちて落命する。
カミルは、魔導実験が原因だったと自分を責め、ことあるごとに「娘は実験に巻き込まれて亡くなった」と語っていた。
娘の死を受け入れることができず、いかなる術をもっても不可能といわれる禁忌に挑み始める。
ゴルドラドの研究に没頭するのはその頃からで、7953年に
国立リストレア魔導学園の校長の地位についたのも、自身の研究に時間と予算をかけられたこと、そして何よりも優れた術者が生徒として向こうからやってくることが大きかった。
7959年、
ファンティ失踪事件が起きるが、これはカミルが最初に行った蘇生儀式で、優れた才能をもっていた
レマダスを言葉巧みに操り部下とした。
この時はまだ
ゴルドラドに関しては資料しか発見していないが、
オルクガイナの存在だけは知っていて、それを自分で再現できないかと行った儀式であったが失敗、この後儀式が発覚して問題となったが、
レマダスにすべての罪を着せて退学させた。
7970年、
ゴルドラドの痕跡を発見し、すべての熱意をこの研究に費やす。
ゴルドラドの遺産から兵器転用できるものが次々と発見されるがそれらに全く興味を示さず、ひたすら
オルクガイナだけを探し求めるが、
ゴルドラド研究に人員と予算を向けさせるため、発掘された兵器を駆け引きの道具として
シャルティア国を手玉に取った。
のちに彼は「抑止力として使ってほしかったが、本当に戦争が始まってしまったことは遺憾」と述べているが、その言葉自体は本心であったが、
ルチア以外の事に興味をもたなかったため、本気で戦争を止めようという考えがそもそもなかった。
学園が陥落したことによりもはや時間的な猶予もなくなったカミルは、
パトリシアを手に入れたことから、かつて
ゴルドラドの都があった翡翠の森へ向かいその深淵を目指す。
それは、複雑な階層と、主が失われても機能し続けた数々の罠や守護兵が待ち受ける地下迷宮でもあり、彼の実力をもってしても最下層に到着するのに二年の月日を要した。
そこでようやく世界のルールを書き替える魔導書
オルクガイナを手に入れ、娘
ルチアの蘇生を試みようとするが、自身が二年かけて全ての罠を解除した道を使って
アステリアや
レマダスが急接近してきた為、
ルードルフを呼び寄せて
ティメスガーナを使用させることで時間稼ぎを試みた。
しかし儀式は失敗、
オルクガイナは世界の法則を変える魔導書ではなく、変えるべく研究をつづけたけど実現できなかったものであり、
ゴルドラドの叡智をもってしても世界の禁忌を変えることはできなかった。
その現実を受け入れられないカミルは、更なる深淵を目指すと言い残し、駆け付けた
アステリア達を部屋の外に出して今度は正真正銘の自爆により娘の処へ旅立った。
人物
- 学園の校長として生徒を導いたり、抑止力以上の存在にさせない様に国にすべての兵器を与えない等、彼のすべての言動や行動に嘘はなかったが、それらは「真の目的である娘の蘇生」を行うための手段に過ぎず、決して彼にとっての目的ではなかった。
関連項目
最終更新:2026年06月16日 15:50