基本情報
略歴
メッツ帝国の将。
代々猛将の家柄で、帝国建国時代からの血筋を誇りとしていた。
ロヴェリア侵攻を終えた後の1738年、
メッツ帝国は、
フェローラ国という後ろ盾を失った
ルーン国へ突然の侵略を開始し、グラシスの指揮する部隊は、巨大な敵がいなかったとはいえ連戦連勝を重ねた。
しかし、
ティネゼリア帝国も同時に
ルーン国へ侵攻したため、両国は直接対決こそ避けたが、水面下での足の引っ張りあい、そして時には小競り合いも起こしいている。
グラシスはストリアールから命からがら脱出し、
ハイネスブルの戦いで壊滅的打撃を受けた地上部隊とかろうじて合流する。
一連の失態から、以後は萎縮してしまいそれまでの傲慢さは消え、軍師たちの案に素直に従い、
カスタリアの戦いにおいては後方警戒部隊として戦場に参加すらしていない。
連合軍が陸路と海路の二手に別れた時は陸路部隊に編入され、17328年
ガルーダ攻略戦に参戦するが、そこで
ビアスコア帝国の将軍となっていた
シュバインと再会、寝返りを罵るが、力及ばず彼女によって討ち取られた。
人物
- 長年の因縁があるティネゼリア帝国を快く思わないが、ロヴェリア遠征では連合軍を指揮する等、単純に感情に流されず、状況によって冷静な判断を下す力を持つ。この点においては同じ立場でありながら、最後まで頑なに協力を拒んだシュバインとは異なる。しかし、最後はそのシュバインに討ち取られ、無念の言葉を残した。
関連項目
最終更新:2024年08月18日 04:38