デレク・マンズ博士のボイスログ - Abiotic Factor 日本語攻略Wiki

世界観を深掘りしたい人向け。

穿孔実験について

（オフィス区画にて）
デレク・マンズ博士です。
穿孔技術への理解が深まるにつれ、その物理法則の新たな側面が発見されました。
中でも最も魅力的なもののひとつが、時間拘束です。
各アンテバースへのエントリーはタイマーをスタートさせるようで、帯状の時間が伸びるように一定時間後にリセットされ
その後原点に弾き戻ります。
この現象はやがて解明されると確信していますが、解明されるまでは12もの科学的原則に反することとなるでしょう。

（フラットヒルにて）
マンズ博士がお伝えします。
キーストンの助言により、GATEはここフラットヒルに施設を設立しました。
我々の活動を宣伝するのは得策ではないと判断したため、当分の間、我々の存在は、ええと必然的に秘密裏に...

ちょっとべたべたですけど。
場所は地質学的な力が収束するところで、我々の穿孔装置の力を増幅させてくれるのです。
今はまったく新しい技術の瀬戸際に立っています。
そう確信します。

（フラットヒルにて）
デレク・マンズ博士です。
朗報です。最初のフラットヒル穿孔に成功しました。
地質学的収束は我々の予想よりも強かったですが、IS-0064が無事通過できました。
おそらく、我々の監禁登録番号の中では最大です。
フラットヒルでの出来事は、間違いなく穿孔の理解を桁違いに前進させました。
汚染とそれに伴う、ええと...自治の閉鎖は残念ですが。
しかし、機能的なポータルネットワークを開発するGATEの能力には、これまで以上に自身をもっています。
ここで学んだことは、我々の種の歴史を変えるだろう。
そして、最終的にエコノミー飛行を止めることができるかもしれません。

（CASCADE研究所にて）
マンズ博士です。
穿孔システムのテンソル・ダイナミクスの研究中に、ひとつ気づいたことがあります。
それは、連続体の膨張が、局所的に魅力的な効果をもたらすということです。
つまり、誘導されずに放置されたポータルは、他のポータルの近くにその出口を接地するのです。
もしポータルがそれほど不安定でなければ、施設内を高速で移動する方法として、これでも利用できると、提案したくなります。
コーヒーを早く飲むためでなければ、トゥール博士がどう考えるかは想像がつきます。

（ハイドロプラントにて）
時間的穿孔実験についての懸念材料が増えている。
因果関係が想像以上に貧弱なんだ。
何をやっているのか分かってると誰かが保証してくれないと、この方向性でのGATEの尽力を一時中断しないといけないかもしれない。

ダークレンズについて

（製造工場西側にて）
CASCADEのデレク・マンズ博士です。
彼女が正しければ、ニューマン博士の提案する「ダークレンズ」は、我々の穿孔の範囲と効果を大幅に向上させるはずです。
彼女はある種のアンテバース材料のボソニック特性を利用して穿孔用のターゲット・システムを作る方法を発見しました。
実に優秀な女性です。

（CASCADE研究所にて）
マンズ博士です。
もし５年前に、穿孔システムを安定した旅行ネットワークとして利用できる可能性はどれくらいあるかと聞かれたら、愚か者と話をしているのだと思っていただろう。
しかし今日、そのようなネットワークは我々の手前にあります。
T-3ユニット、あるいは...ダークレンズと呼ばれるものは、見事に成功しました。
安定した条件下でアクセスできない場所は地球上にほとんどなくなり、理論的には、その条件さえ作れるようになりました。
我々の野望は、その起源をはるかに超えて広がっていると言えるでしょう。
遥か彼方まで。

（CASCADE研究所にて）
フラットヒルでの最初の一歩、そしてハイドロプラントの地下での初期の現地実験の後、ニューマン博士の「ダークレンズ」はまさに革命的そのものです。
というか、強力すぎます。
レンズは我々に無限の世界を開いてくれました。
とはいえ、この名前には呆れました。
重要な機器にこんなメロドラマ風の名前をつけたなんて、私には理解不能です。
我々は科学者なのか、これとも秘密の隠れ場に潜むB級悪党なのか？

（ライズにて）
ダークレンズの故障により、我々TRチームの1人が不意にアンテバース16から23に転送されました。
残念ながら、その場所はA16の地元の共生生物によって汚染されていました。
なぜ、そのような時間的断絶が起きたのか、私はそれを解明する決意を固めています。
ジャネック博士には答えなければならないことがありますから。
この相互汚染の長期的な結果については、考えるのも恐ろしい。

（セキュリティ区画にて）
アンテバース23への汚染は、我々が恐れていたよりも深刻なものだ。
最近のデータによれば、それは別の宇宙ではなく、地球自身の未来だという。
無数の可能性のある未来のひとつに過ぎないのかもしれないが...
我々はいくつかの明確な違いを見つけている...
だが、無限のわずか小さな断片で黙示録を引き起こしてしまったかもしれないと考えると、身の引き締まる思いだ。

私信について

（オフィス区画にて）
私信です。
Cascadeでの活動が疑いなく外部の力によって監視されています。
これだけはCascade実験委員会も知っているでしょう。
正確には、誰がどのような目的で我々の通信手段に侵入したのかは、いまだ不明です。
というか、知っている人も教えてくれません。
チームにはセキュリティ訓練を実施中だと伝えるように指示されたが...
脅威はかなり現実的なようです。

（製造工場西側：採掘場）
私信です。
数か月にわたる問い合わせの末、ようやく「監視役」に関する情報を入手しました。
想像しているよりはるかにひどい。
我々の研究に対する一定の関心は不可避でしょうが、
幸い我々の研究の内容を正確に知る立場にある組織は少なく...希少です。
だがこのグループの評判は桁が違う...
もし彼らの関心が、より大きな野心の前触れだとしたら、我々にとっては厄介なことだろう。

（CASCADE研究所にて）
私信です。
GATEは、政治的と実際的とも、
我々の活動を妨害しようとする地球上のほとんどすべての組織の試みに耐えるだけの力をもっていると確信します。
我々の活動に干渉する力をもつグループは、私の知る限り1つしかありません。
残念ながら、我々はその視線にさらされているようです。
GATEがこの世界の異常の背後にある真実と技術を解明しようとするのと同様に、騎士団もそれを抑制しようとしています。
我々両方の原理は真逆だがある点に収束します。
アネットは明白な真実を避けようとしています。
その点が我々の施設であるならば、私はその結果を保証しかねます。

アンテバースⅡについて

TRチームをアンテバース2のさらなる地域に派遣すると新しい標本を持って戻り、そのほとんどはいくつかの基本形の変種です。
GATE施設にもたらされると、これらの生物は進化し続け、急速に新しい行為を獲得しています。
私はエントロピー・デルタが原因であると仮説を立てています。
この進化がどこまで続くかは、まだ要検証です。

アンテバースⅢについて

GATE cascade研究施設の研究主任のデレク・マンズ博士がお伝えします。
アンテバースⅢは世界の集合体のように、謎に包まれています。
これぞれ異なって似たような生命が存在します。
把握中の事実ですが、そこではエネルギーがゆっくりと動き成長、進化、変化をより緩やかなものにしています。
我々は、アンテバースBから我々の世界に移植された物質がエネルギー密度の高いものであることも知っています。
生化学はより急速に発生します。
しかし、これらの生物はどのようにして進化したのでしょうか？
生命や複雑な生命の存在によって、進化について我々が知っているすべての事が解明されます。
外的な力が関与したのだろうか？さらなる研究によってのみ解明できます。

スターン博士について

（オフィス区画にて）
デレク・マンズ博士です。
今日、スターン博士の最新ソフトウェア実験が
私を含むCASCADEの縮図やCASCADE内の全スタッフの施設全体をシミュレートしていることを発見しました。
それについて尋ねると、彼は我々の研究を加速させる方法を見つけようとしていると言いました。
倫理的配慮について尋ねたら、ただ無表情に私を見ていました。
この男は天才であるが、この施設にとっては、ほとんどの被験者よりも危険な存在に違いない...
相変わらず例外的な科学者です。

ORDERについて

私達の情報が信頼に足る物であれば、騎士団が...
あの気取ったラテン語の名前は忘れたが...
奴らはここCascadeで我々が研究している超常現象の唯一の安全な管理者であると自認しているようだ。
確かに、実行委員会に提出された報告書によれば、この狂信者たちは自分達を人類の保護者だと考えているのは間違いない。
時代に逆行するような行動に対する、お決まりの言い訳だ。
人類がサン・ディスクのようなものにアクセスすることで何を学ぶことができるか、種としてどんな利益を得ることができるか、想像してみるがいい！

彼らがそれを所有していることは間違いない。
星からの返答を、彼らは恥ずべき秘密のように葬り去っているのだ。
あまりにも愚かなことだ。

ウェイクマン博士について

（ハイドロプラントにて）
私はウェイクマン博士の業績には計り知れない尊敬の念を抱いている。
だが、私はロボット工学研究の限界、あるいはその欠如を懸念している。
私の見る限り、ウェイクマンには機械意識プログラムを追及する完全な自由裁量権が与えられている。
彼はIS-0142の要素を新しい「ウォーターボット」に組み込んでいるようだ。
彼がそれをどうやったのか、そして会話能力が魅力的なトリックなのか、それとももっと何か...忍耐を要するものなのか。
ウェイクマン博士ですらわかっているかどうかが謎だ。

ニュートリノ検出器について

GATE cascade研究施設研究主任、デレク・マンズ博士の報告。
我々のニュートリノ検出器がついに稼働した。そろそろ時間だ。
較正（こうせい）が完了し、最初のかすかな活動の兆しが見えてきた。
ハイドロプラント貯水池の奥深くに検出器を設置するのは大変だったが、　このような装置にとっては理想的な場所だ。
光子検出器も安全に保たれるはずだ。
それ以外にわかったことがある。
ニュートリノ検出器は。その保護機能のためか、穿孔の標的そのものを引き寄せてしまうのだ。
おそらくシールドのせいだろう。
なんとも、苛立たせられることだ。　
貯水棟にポータルが現れるたびに、装置全体を再調整しなければならない。

ボソニック物質

テンク博士は突破口を開いたように見えますが、以前にも失敗したことがあります。
しかし今回、彼女の結果は再現できるそうです。
これは不思議です。
テンクは新種のボソニック物質で、つまり一種のネガティブフォトンを発見しました。
そしてそれによって、まったく新しい数字を解き明かしました。
これがCascadeでの研究に持つ意味は、正確には不明です。
我々は新しい領域を開拓し、ほぼ毎日新しい発見をしています。
偉業を成し遂げている気がします。