M3 ハーフトラック

兵員輸送用ハーフトラック
米陸軍は、歩兵の機械化を進めるために、1940年始めにダイヤモンドTモーター社とT8兵員輸送ハーフトラックの開発契約を結び、これが1940年8月に「M3半装軌式兵員輸送車両」として制式採用された。
エンジンは、ホワイト160AX型ガソリン・エンジン、前輪タイヤはティムソンF35-HX-1型デフ・ギアにより駆動され、8:25-50規格のコンバット・タイヤを履いていた。後車軸にはティムケン56410-BX-67型ボギーが装備され、継ぎ目なしのベルト式ゴム製履帯が装着された。この履帯は、鋼ケーブル製の基材を鋳込んだ硬質ゴム製で、金属製の履帯ガイドが中央に列を作っている。動力の伝達は、スパイサー3641型トランスミッション/トランスファーケースによった。操縦装置は市販トラックと極力同じ方式にすることによって、ドライバーに特殊な教育を施さずに済むよう配慮された。最高速度は45mphである。
乗員数は13名、兵員は後部の兵員区画に設置された片側5個のシートに向かい合うように着席し、車体後部のドアから乗降した。
M2ブローニング機関銃は車体中央に設置されたピントル式旋回銃架に据えられた。銃架はM32対空銃架と水平射撃用のペデスタル式銃架があった。

Aces HighにおけるM3

M3ハーフトラック

AHには、兵員輸送車両としてM3の他にSdKfz251ジープLVTA2があるが、ジープは3人しか搭載できないのでジープを除外するとM3が最も速い。
このため、AHでは、M3が地上から歩兵を輸送するのに最も活躍する車両となっている。
バージョン2.24 からは、75mm砲を搭載することも可能となったため、機動力のある打撃力としても活躍できるようになった。
この75mm砲は、M4シャーマンと同じM3であるため、攻撃力は中戦車並と考えて良い。防御力は所詮ハーフトラックなので敵に見つかれば速やかに排除される存在であるが、先手を取れるなら敵戦車を破壊する事も可能である。

固有アイコンは「M3」

性能諸元



M3ハ-フトラック: 1940-1973 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の戦車イラストレイテッド 32)

US Half-Tracks: M2-M3-M5-M9 Vol 3 (Military Vehiclesi N Detail)

American Half-tracks of World War II

Basic Half-Track Vehicles M2, M3 Technical Manual

M3 ハーフトラックアメリカ陸軍第2機甲師団 (CS90195) 完成品


コメント

  • とらちゃんにこっそり近づいてドカン!木の中に隠れてると意外とばれないもんです。 -- 名無しさん (2015-06-16 12:07:59)
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最終更新:2018年08月25日 08:39