ラーメン富士丸

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ラーメン富士丸 - (2025/07/06 (日) 00:53:46) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2025/23/09 Wed 23:17:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&color(blue,yellow){ラーメン&ruby(ふじまる){富士丸}}}とは、東京都北区神谷に本店を構えるラーメン屋である。 直営店が本店含め3店舗、のれん分けが3店の計6店舗が存在する。 *概要 元々はラーメン二郎の支店(赤羽店)であった((当時は二郎本店と一切無関係の看板を冒用した店がたくさんあったが、ここはきちんとしたのれん分け店であった))が、2001年に支店長の吉田実義が「&bold(){ラーメン&ruby(まるじ){〇二}}((所在地の王子神谷より「オージロウ」と呼ばれていた事に由来。))」として独立させた。その後「ラーメンマルジ」を経て現在の「ラーメン富士丸」となった。 二郎インスパイアに分類されることもあるが、上記の経緯から&bold(){亜流}と呼ぶのが正しい。 関東限定かつ広告やコラボ出店なども行っていないため全国的な知名度は低いが逆に関東では二郎系に多少の知識がある者ならば誰でも知っているほどの知名度を誇る。 現在では富士丸で修行して独立した富士丸インスパイアも多数存在する。後述する富士丸の直系である「夢を語れ」系列の店舗があちこちに出店しているため地域によっては二郎よりも富士丸の味の方が馴染み深いという人もいるかもしれない。 2023年に吉田が死去。以降、直営店は後継者が経営を行っている。 *特徴 **メニュー -ラーメン -ブタメン(↑の豚マシ) -ブタカスアブラ -野菜増し -生たまご -ゆで玉子 店によりトッピングなどは変わるが、この辺はどの店でも共通している。時期により限定メニューが出ている場合もある。 特筆すべきは「ブタカスアブラ」だろう。 これは要するに二郎系おなじみの「アブラ」であるが、それと一緒に少しだけ豚肉が入っており、それが醤油ダレに漬け込まれたものである。これにより、&bold(){超塩っ辛い脂}となっている。 そのまま食べると塩辛すぎるし脂っこすぎるが、これに麺をつけて食べることにより普通に食べるのとはまた違ったおいしさを味わうことが出来るのである。もちろん、ラーメンにぶっかけるのもアリ。生卵と合体させるのも良い。 富士丸の目立った特徴の一つであり、富士丸の流れを汲む、あるいはインスパイア店にほぼ必ず存在するトッピングである。このため、二郎と富士丸どちらに寄った店か見分けるポイントの一つでもある。 **ラーメン ラーメンはその歴史の通り二郎系ラーメン。 豚を徹底的に煮出した醤油スープ、極太自家製麺、ヤサイ、大きな豚といった二郎系ラーメンの特徴は捉えているが、その味は大きく異なる。 まず、ラーメンは脂がスープと分離した非乳化スープであるが、表面に脂の膜ができるほど脂が多い。これに負けないようにタレもめちゃくちゃ濃くなっており、結果として&bold(){超脂っこく、超しょっぱいスープ}になっている。よって、二郎系ラーメンが好きな人でも好みは分かれる。 麺はゴワゴワを通り越して&color(#F54738){バキバキ}と表現される程度に硬く、スープ越しでも小麦の味がはっきり伝わる麺。しかし、このような個性と主張の強い麺ゆえに上記の濃いスープにも負けることがないのだ。しかしやっぱり好みは分かれる。 ヤサイはもやしとキャベツであるが、超クタクタ。故にステレオタイプ的なヤサイがてんこ盛りの絵面ではないが、クタクタ故見た目以上の質量を感じることができる。また、上記のスープと合わさって野菜とは思えない食べ応えとなっている。ヤサイですら好みが分かれる仕様である。 次に豚であるが、二郎のように丸めたものを切ったものではなく、明らかに塊ごと切っている。そのため&bold(){非常にデカい}。また、脂身がカットされているため肉の味をしっかり味わうことができる。こうした特徴から「&bold(){レンガ}」とも呼ばれる。やっぱり好みが分かれる。 トッピングは上記に&bold(){ゆで卵}を半分に割ったもの。味付け卵ではなく味のついてない&bold(){ゆで卵}である。 ラーメンのトッピングとしては奇抜に見えるが、上述したようにスープが超濃いため味がついてないことが逆に箸休めとして有効に機能するのである。とはいえ普通の味付け卵とは違った味わいのため好みの分かれるポイントである。 最後にニンニク。みじん切りで提供されるが、他の店と比べ&bold(){非常に荒い}。みじん切りというか砕かれた感じである。なんなら小さいニンニクが丸のまま入っていたりもする。このため、涙が出るほど辛い。しかし、上記のような超濃いスープではこれくらいじゃないと負けてしまうのである。もちろん好みは分かれる。 総じて超がいくつも付くほどジャンキーな仕上がりになっており、二郎が好きな者でも口に合わない者がいるほど好き嫌いの分かれるラーメンである。 また、お店で食べるにあたり注意するのは量。店にもよるが、本店はなんと&bold(){デフォルトの麺量が400g}。二郎の「大」に相当する麺量である。 このため、たくさん食べられない場合は麺少な目(300g)か半分(200g)を頼もう。&s(){それでも普通のラーメン店の大盛りレベルだが。} 400gでもまだ足りないという大食漢のために大も存在するが、もはやチャレンジメニューの領域であるため、&color(#F54738){本当に自信のある人以外は頼まないようにしよう。} *店舗 冒頭に書いた通り直営3店+のれん分け3店の計6店舗。 直営3店舗は人手不足のためか営業時間がコロコロ代わり、臨時休業も珍しくない(特に西新井大師店)ため営業時間についてはのれん分けの店も含めここには記載しない。行く前に必ずXアカウントをチェックしよう。 直営 -&bold(){神谷本店} -明治通り都電梶原店 -西新井大師店 のれん分け -東浦和店 -西早稲田店 -平塚店 *関係する店 有名店であるためインスパイア店も多いが、その中でも有名なのは「ラーメン荘」と「夢を語れ」だろう。 「ラーメン荘」は富士丸独立時のメンバーで西新井大師店の店長も務めた経験がある&ruby(にしおか){西岡}&ruby(つよし){津世志}が独立して開店した京都を中心に展開するグループで、富士丸のDNAを色濃く受け継ぐ関西における二郎系の雄である。 そして、ラーメン荘グループを見事成功させた西岡が後継者にグループを譲りボストンに開業した店が「夢を語れ」。 つまり、この2グループは姉妹グループというわけである。しかし、現在両グループは資本関係が存在しないため、&bold(){全く繋がりのない姉妹グループ}という奇妙な関係となっている。 追記、修正は大盛で完飲してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 近所に住んでるけど行列が凄まじく迷惑。店側も注意してるけどあまり効果が無いみたい。 -- 名無しさん (2025-07-03 01:47:08) - もう20年ぐらい前に池袋(調べたら板橋南町だった)で食べたけど、二度と食わんと思ったぐらいギットギトで濃かった。コンビニ探し出して烏龍茶1リットル一気飲みした -- 名無しさん (2025-07-05 18:40:45) - 歩道にベンチを設置するのは止めてほしい -- 名無しさん (2025-07-05 22:27:36) #comment() #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2025/23/09 Wed 23:17:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&color(blue,yellow){ラーメン&ruby(ふじまる){富士丸}}}とは、東京都北区神谷に本店を構えるラーメン屋である。 直営店が本店含め3店舗、のれん分けが3店の計6店舗が存在する。 *概要 元々はラーメン二郎の支店(赤羽店)であった((当時は二郎本店と一切無関係の看板を冒用した店がたくさんあったが、ここはきちんとしたのれん分け店であった))が、2001年に支店長の吉田実義が「&bold(){ラーメン&ruby(まるじ){〇二}}((所在地の王子神谷より「オージロウ」と呼ばれていた事に由来。))」として独立させた。その後「ラーメンマルジ」を経て現在の「ラーメン富士丸」となった。 二郎インスパイアに分類されることもあるが、上記の経緯から&bold(){亜流}と呼ぶのが正しい。 関東限定かつ広告やコラボ出店なども行っていないため全国的な知名度は低いが逆に関東では二郎系に多少の知識がある者ならば誰でも知っているほどの知名度を誇る。 現在では富士丸で修行して独立した富士丸インスパイアも多数存在する。後述する富士丸の直系である「夢を語れ」系列の店舗があちこちに出店しているため地域によっては二郎よりも富士丸の味の方が馴染み深いという人もいるかもしれない。 2023年に吉田が死去。以降、直営店は後継者が経営を行っている。 *特徴 **メニュー -ラーメン -ブタメン(↑の豚マシ) -ブタカスアブラ -野菜増し -生たまご -ゆで玉子 店によりトッピングなどは変わるが、この辺はどの店でも共通している。時期により限定メニューが出ている場合もある。 特筆すべきは「ブタカスアブラ」だろう。 これは要するに二郎系おなじみの「アブラ」であるが、それと一緒に少しだけ豚肉が入っており、それが醤油ダレに漬け込まれたものである。これにより、&bold(){超塩っ辛い脂}となっている。 そのまま食べると塩辛すぎるし脂っこすぎるが、これに麺をつけて食べることにより普通に食べるのとはまた違ったおいしさを味わうことが出来るのである。もちろん、ラーメンにぶっかけるのもアリ。生卵と合体させるのも良い。 富士丸の目立った特徴の一つであり、富士丸の流れを汲む、あるいはインスパイア店にほぼ必ず存在するトッピングである。このため、二郎と富士丸どちらに寄った店か見分けるポイントの一つでもある。 **ラーメン ラーメンはその歴史の通り二郎系ラーメン。 豚を徹底的に煮出した醤油スープ、極太自家製麺、ヤサイ、大きな豚といった二郎系ラーメンの特徴は捉えているが、その味は大きく異なる。 まず、ラーメンは脂がスープと分離した非乳化スープであるが、表面に脂の膜ができるほど脂が多い。これに負けないようにタレもめちゃくちゃ濃くなっており、結果として&bold(){超脂っこく、超しょっぱいスープ}になっている。よって、二郎系ラーメンが好きな人でも好みは分かれる。 麺はゴワゴワを通り越して&color(#F54738){バキバキ}と表現される程度に硬く、スープ越しでも小麦の味がはっきり伝わる麺。しかし、このような個性と主張の強い麺ゆえに上記の濃いスープにも負けることがないのだ。しかしやっぱり好みは分かれる。 ヤサイはもやしとキャベツであるが、超クタクタ。故にステレオタイプ的なヤサイがてんこ盛りの絵面ではないが、クタクタ故見た目以上の質量を感じることができる。また、上記のスープと合わさって野菜とは思えない食べ応えとなっている。ヤサイですら好みが分かれる仕様である。 次に豚であるが、二郎のように丸めたものを切ったものではなく、明らかに塊ごと切っている。そのため&bold(){非常にデカい}。また、脂身がカットされているため肉の味をしっかり味わうことができる。こうした特徴から「&bold(){レンガ}」とも呼ばれる。やっぱり好みが分かれる。 トッピングは上記に&bold(){ゆで卵}を半分に割ったもの。味付け卵ではなく味のついてない&bold(){ゆで卵}である。 ラーメンのトッピングとしては奇抜に見えるが、上述したようにスープが超濃いため味がついてないことが逆に箸休めとして有効に機能するのである。とはいえ普通の味付け卵とは違った味わいのため好みの分かれるポイントである。 最後にニンニク。みじん切りで提供されるが、他の店と比べ&bold(){非常に荒い}。みじん切りというか砕かれた感じである。なんなら小さいニンニクが丸のまま入っていたりもする。このため、涙が出るほど辛い。しかし、上記のような超濃いスープではこれくらいじゃないと負けてしまうのである。もちろん好みは分かれる。 総じて超がいくつも付くほどジャンキーな仕上がりになっており、二郎が好きな者でも口に合わない者がいるほど好き嫌いの分かれるラーメンである。 また、お店で食べるにあたり注意するのは量。店にもよるが、本店はなんと&bold(){デフォルトの麺量が400g}。二郎の「大」に相当する麺量である。 このため、たくさん食べられない場合は麺少な目(300g)か半分(200g)を頼もう。&s(){それでも普通のラーメン店の大盛りレベルだが。} 400gでもまだ足りないという大食漢のために大も存在するが、もはやチャレンジメニューの領域であるため、&color(#F54738){本当に自信のある人以外は頼まないようにしよう。} *店舗 冒頭に書いた通り直営3店+のれん分け3店の計6店舗。 直営3店舗は人手不足のためか営業時間がコロコロ代わり、臨時休業も珍しくない(特に西新井大師店)ため営業時間についてはのれん分けの店も含めここには記載しない。行く前に必ずXアカウントをチェックしよう。 直営 -&bold(){神谷本店} -明治通り都電梶原店 -西新井大師店 のれん分け -東浦和店 -西早稲田店 -平塚店 *関係する店 有名店であるためインスパイア店も多いが、その中でも有名なのは「ラーメン荘」と「夢を語れ」だろう。 「ラーメン荘」は富士丸独立時のメンバーで西新井大師店の店長も務めた経験がある&ruby(にしおか){西岡}&ruby(つよし){津世志}が独立して開店した京都を中心に展開するグループで、富士丸のDNAを色濃く受け継ぐ関西における二郎系の雄である。 そして、ラーメン荘グループを見事成功させた西岡が後継者にグループを譲りボストンに開業した店が「夢を語れ」。 つまり、この2グループは姉妹グループというわけである。しかし、現在両グループは資本関係が存在しないため、&bold(){全く繋がりのない姉妹グループ}という奇妙な関係となっている。 追記、修正は大盛で完飲してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 近所に住んでるけど行列が凄まじく迷惑。店側も注意してるけどあまり効果が無いみたい。 -- 名無しさん (2025-07-03 01:47:08) - もう20年ぐらい前に池袋(調べたら板橋南町だった)で食べたけど、二度と食わんと思ったぐらいギットギトで濃かった。コンビニ探し出して烏龍茶1リットル一気飲みした -- 名無しさん (2025-07-05 18:40:45) - 歩道にベンチを設置するのは止めてほしい -- 名無しさん (2025-07-05 22:27:36) - ベンチなくても客が並ぶのには変わらんからなあ。人気二郎系の宿命と言える -- 名無しさん (2025-07-06 00:53:46) #comment() #areaedit(end) }

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