外印(るろうに剣心)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/29(水) 19:39:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「人誅の時間」だ} &ruby(げいん){外印}とは『[[るろうに剣心>るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]』の登場人物。 本人は人誅編で初登場だが、実は直前の京都編でも出ていた。[[夷腕坊]]の、文字通り&font(#ff0000){中の人}として。 中世より代々続く人形師の末裔。人間の死体から人形を作る外法の技術を持ち、&ruby(からくりあるていすと){機巧芸術家}を自称する。 時には十本刀の一人として、時には六人の同志の一人として[[緋村剣心]]と敵対するが、特に剣心に個人的な恨みはない。 戦いの最前線において自分の機巧の技術と美学を追求したいがために、[[志々雄真実]]や[[雪代縁]]の側についただけである。 (志々雄と縁は煉獄の取り引きで関係があるが、外印がその二人と関係していたのはその橋渡しなどではなく全くの偶然である) ちなみに長年志々雄には存在がバレてるだろ、とファンから推測されていたが、やっぱりバレていた事が「炎を統べる」単行本の小説で判明した。 シリアスな展開が多い人誅編で、 (「六人の同志」っていうネーミングセンスはどうなの?と指摘され、じゃあ別の名前をつけるか、という流れで) 「&font(#ff0000){外印と愉快な仲間たち}」 と言ったり、 (人前に姿を見せたくないという八ツ目に向かって) 「&font(#ff0000){せめて顔くらい見せたらどうだい?}」 と言ったり(外印は仮面で顔を隠している)、 地下室で&font(#ff0000){鼻歌を歌いながら屍人形を作る}など なんか、こう……コミカルな描写が強く、下手すれば&font(#f09199){萌えそうなキャラ}である。かわいいよね、ね。 以下、この項目では「&font(#ff0000){外印たん}」と表記する。文句があるなら編集してくれ。   ■&font(#ff0000){外印たん}の戦闘力 &font(#ff0000){外印たん}は小柄ながらも、その戦闘力はかなり高い。 着ぐるみの中に篭っているため本人の戦闘力は低めかと思われるが、 実際その着ぐるみを操るためには指一本につき200kgの荷重を支える力と10分の1mm単位の操作精度を必要としているため、&font(#ff0000){外印たん}本人もかなり強い。 実際神谷道場の死闘では着ぐるみで戦っていたものの、後に縁のアジトから抜ける際にマフィア員のガチムチたちを惨殺する時や、 墓地で[[蒼紫>四乃森蒼紫]]と戦う時は&font(#ff0000){外印たん}生身の身体で戦っていた。 武器はダイヤモンド粉を塗したワイヤー「斬鋼線」。これで物をスパスパ切り裂いたり、くくって投げ飛ばしたりできる。   ■&font(#ff0000){外印たん}の素顔 &font(#ff0000){外印たん}は常に黒装束に身を包み、髑髏を模した黒子のような仮面(厳密には覆面)をしているため、素顔は見えない。 まあ仮面キャラの素顔はたいてい美形だし、そもそも&font(#ff0000){外印たん}自身かなりかわいいからきっとかなりの美少女か、あるいはイケメンだろう。 読者はみんなそう思っていたに違いない。 しかし #center(){&blankimg(gein.jpg,width=176,height=167)} じじいだった。 #center(){&blankimg(gein.jpg,width=176,height=167)} #center(){&font(#ff0000){&bold(){じ じ い だ っ た 。}}} そういえば剣心と戦った時に「こう見えてお前の&font(#ff0000){倍くらい}生きている」とか言ってたし、 何よりこの漫画には「仮面の下はイケメンと思いきや、全然そんなことなかったぜ!」というキャラの[[前例>般若(るろうに剣心)]]がいた。&font(#ff0000){なんてこった……} 1820年(文政3年)10月生まれの58歳(確かに剣心の倍くらい)。 当時、「せっかくの仮面キャラなのに、なぜイケメンにしないのだ」というクレームが読者から殺到。 作者はこれに対し、当初は「美形なら顔を隠す必要もないだろう」と、&bold(){理屈的にもっとも}な理由を持論としていたのだが、 のちに「仮面の下がブサイクだと誰も得しない」という&bold(){商業的にもっとも}な理由に思い至り、その後は仮面キャラ=美形の公式を使うようになった。 名前の元ネタは、死体からランプシェードやベルト、家具などを作ったという実在の殺人鬼エド・ゲイン。 (単行本の作者の製作秘話では「エドガー・ゲイン」と表記されているが、実際には通称「エド」、本名「エドワード」なので誤りである) 以下、普通に「外印」と表記する。   ■最期 薫の屍人形を回収に、真夜中の墓地にやってきた外印。しかしそれを予期していた蒼紫の罠にかかり、交戦する。 持ち前の怪力と斬鋼線を駆使して応戦するも、やはりじじいに蒼紫の相手はキツかったようで、間もなくバテる。 そこで外印は一旦退き、斬鋼線を使った罠を仕掛けて蒼紫を誘い込む。 油まみれのワイヤーに囲まれ身動きのとれない蒼紫を追い詰めた外印は屍人形の所在を問いただすが、蒼紫はそれに対し「&font(#ff0000){燃やした}」と答える。 知人や医者すらも騙しとおした最高傑作の屍人形を燃やされたと知って逆上した外印はワイヤーに火を放つが、 蒼紫は外印が一旦退却する時に放置したワイヤーを利用し、燃え盛る炎の中に外印を引きずり込む。 結果、罠を逆手に取られて自滅、六人の同志の中で唯一の戦死者となった。 ちなみに蒼紫は、地面に潜って炎をやり過ごした。マジで犬死にである。外印ェ……   おまけに、素顔が晒された途端、今までの飄々としたキャラを捨てて&font(#ff0000){見苦しい小物キャラになった}。 何せ、素顔外印は上の画像のコマと次の1話しか出てないのに、はっきりきっぱり小物と言い切れる見苦しさである。 …いやホントどーしてこうなった。 素顔が出るまでは、作品の世界観と無理があり、イマイチ魅力に欠ける六人の同志(縁除く)の中で、一番キャラが立っていたのに… そんな外印だが、再筆では #center(){&blankimg(gein2.jpg,width=120,height=160)} こんなイケメンに。よっぽどクレームが来たのだろう…… 実際、作者は外印の再筆に対し「ご満足頂けましたでしょうか(笑)?」とコメントしている。 設定も大きく変わり、「元御庭番衆で、お頭である蒼紫に対してコンプレックスを抱いている」ということになった。 また五人の同志の首謀者兼出資者で、日本政府に対する組織の武器のデモンストレーションが本当の目的、ということになっている。 おそらく再筆の中では一番の「&font(#ff0000){誰だお前}」であろう。 しかし、&font(#ff0000){再筆夷腕坊の中身}と考えるとジジイだろうが美形だろうがやっぱ&font(#ff0000){変態}である… ■[[実写映画版>るろうに剣心(実写映画)]] 演・綾野 剛 #center(){ …喰っていけないからだよ。 お前らの作った生温い平和な世の中ではな…! } &font(#ff0000){全ての外印の中で最もカッコいい外印。} 武田観柳の刺客の一人として登場。 般若と四之森蒼紫、そして再筆版の設定を足して三で割った感じの立ち位置になっていた。 素顔は美形…なのだが、&bold(){顔の左半分に大きな火傷の痕があり}、 作者の&bold(){「美形なら仮面被る必要ないだろjk」}という意向を反映したのか仮面にもちゃんと意味を持たせていた。 この顔のせいで表の仕事に就けなくなってしまい、野に下り観柳に雇われたという過去を持つ。 だが魂を完全に売り渡したわけではないらしく、 恵の居場所を突き止めながらも観柳には黙っていたり、恵に井戸に放り込まれた毒物のヒントを教えるなどといった一面もある。 (実はこのヒントがなかったら、&bold(){市井の人々はおろか剣心たちでさえも毒を飲んで死んでいたかもしれない}。その為間接的に命の恩人でもあることになる) 武器は原作と同じワイヤーと拳銃と小刀。 アクションはかなりカッコいい。 剣心と互角以上の死闘を繰り広げたが、実戦の感を取り戻した剣心の胴への一撃で敗北。最後は情けをかけられ、切ない慟哭を上げていた…。 &bold(){「殺さずしてこの闘いが終わると思うか!?」}という発言から、ひょっとしたら死に場所を探し求めていたのかもしれない。 その後の消息は不明だが、再筆版に於いて元・御庭番衆という設定が追加されたこともあり、再登場を望む声も多い。  ■キネマ版 武田観柳の刺客の一人として(ry。 再筆の設定が反映され、元御庭番衆・黒子という設定。 「闘うべき時に闘えなかった」事を悔やみ、明治の世で闘いを求めている… とだけ言うと、本編の蒼紫なのだが、 &font(#ff0000){負け戦は嫌だから戊辰戦争には参加しなかった}という、 あくまで勝つ事を目標としていた蒼紫とは完全に真逆の存在である。 斎藤を「負け犬」と完全に馬鹿にして追いつめた…かのように見えたが、 世界一カッコいい負け犬の遠吠えと共に斎藤が放った&font(#ff0000){右手の}突きで敗北。 闘わなかったがために負け犬にすらなれなかった男という醜態を晒した。 ちなみに本人は牙突を何とか回避して致命傷は避けた事を誇りに思っていたが、 実は斎藤は牙突すら使っていないというモロ手抜きだったという事実に&font(#ff0000){顔芸と共に悲鳴を上げた}。 …美形になってもヘタレはヘタレだったとさ。 ■銀幕草紙変 武田観柳の刺客の(ry やたらと口が立ち、実質観柳の補佐役的存在。 こちらは御庭番衆・黒子になるはずだった男と言う設定。 18~19歳くらいだと語られておりキネマ版とは違って幕末では「闘うべき時に闘えなかった」のではなく「闘える年齢ではなかったので闘えなかった」。 そのため、戦争を起こして闘いたいという目的のために観柳の元にいた。 終盤で斎藤と交戦するが、牙突の直撃を喰らって死亡。 ……死亡したとはいえ、キネマ版よりよっぽどマシな末路である。 [[クソ項目]]か……よく言われるよ。 けれど、その台詞二度口にした者は一人と いない。 一度口にしたが最後!追記・修正しろ、[[抜刀斎>人斬り抜刀斎]]! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 美形でもジジイでも芸術家気取りの変態には違いないよな。剣心は夷腕坊を「いい趣味じゃない」って手厳しいこと言ってるけど屍人形見る限り、それでもまだオブラートに包んでる方だよな。 -- 名無しさん (2013-11-04 11:02:36) - ジジイだって可愛い奴は可愛いのに… -- 名無しさん (2014-04-17 00:27:29) - 俺は好きだよ。 -- 名無しさん (2014-06-04 20:43:56) - 人形使いが自分の操る〜のセリフは名言だと思う。 -- 名無しさん (2014-07-11 00:52:34) - 屍人人形ってやっぱりフランケンシュタインの情報でヒントを得たんだろうか -- 名無しさん (2014-07-11 01:05:16) - ジジイ外印とイケメン外印ともにアゴがシャープだなwwwイケメン外印はジジイ外印の若い頃を想定して描いたんだろうな。 -- 名無しさん (2014-07-26 17:55:32) - 素顔晒す前と後で明らかに口調が違う。最初はジジイ言葉なんか使ってなかったのに… -- 名無しさん (2014-08-05 13:39:45) - 結局雷十太の反省はあまり活かされてるとは言い難いんだよなぁ -- 名無しさん (2014-08-06 21:42:10) - ↑外印についての批判は素顔が爺って点以上に素面になってからの小物化の進行が原因だと思う 雷十太にしろ大物っぽいキャラ小物化するからry -- 名無しさん (2014-08-06 21:48:35) - 死体卿とどっちが変態度が上なんだろうか? -- 名無しさん (2014-08-06 22:03:32) - キネマ版の斎藤の右片手平突きって突進してるように見えなかったから一式より零式に近いような気がする -- 名無しさん (2014-09-05 21:08:27) - しかし、外印、縁の顧客を独断でフルボッコしていいのかと思わず突っ込んだw まぁ、代わりにもっと金払いのいい顧客を連れてきた事になるけど。それはそうと、夷腕坊は志々雄は夷腕坊の正体に気付いてて縁とのパイプ役やってもらってたのかと思ってたんだが、今回の話を見るにマジでその辺は関係なかったんだな… -- 名無しさん (2014-09-05 22:46:15) - 飄々とした道化師キャラ=余裕のない自分自身を誤魔化すための仮面、ってのもお約束ではあるが -- 名無しさん (2014-09-07 21:38:00) - 小物化しなきゃ「変態だけど不敵で実力者のカッコイイジジイ」キャラとして一定の評価は得たろうに。晩節を汚しすぎ。 -- 名無しさん (2014-09-14 23:43:33) - 志々雄のアジトにいた時食事とかトイレとかどうしてたんだろう?考えたら駄目かな? -- 名無しさん (2014-09-23 19:08:58) - 実写版外印は蒼紫の弟という設定でも良かったと思う… それなら剣心を付け狙う理由もつじつま合うし -- 名無しさん (2014-09-29 01:30:16) - ↑2 あと、炎上!京都輪廻で食い逃げやってた事も気にしたら負けw 外印さんマジなにやってんですか -- 名無しさん (2014-09-29 01:54:28) - ↑4実際、同じ仮面キャラの般若、素顔が無惨に焼けただれてる志々雄は中身がかっこいいから人気はあるしな。...素顔ばれて速攻で小物化したのが本当アカンかった... -- 名無しさん (2014-10-04 15:41:55) - でも、だからこそネタキャラになっているんだと思えば… -- 名無しさん (2014-11-22 18:49:08) - 縁 -- 名無しさん (2015-01-22 12:46:13) - 縁を除けば人誅メンバー最強だよな -- 名無しさん (2015-01-22 12:47:07) - ロト紋のゴルゴナに通じる小物さがある -- 名無しさん (2015-03-06 07:22:56) - リメイクで美形になる人形遣いって、ロマサガ2のボクオーンみたいだな。 -- 名無しさん (2015-03-07 12:30:30) - 剣心戦では相手の戦法が完全に想定通りでも慢心しなかった。縁に用済みと狙われた時も、始末できると思っていた縁の予想を完全に上回る力で切り抜けた。途中までは本当に底が見えない良キャラだったが、最後の最後で一気に小物化しすぎ。こいつにはだまし討ちや命乞いはさせないでほしかったな。 -- 名無しさん (2015-11-06 22:56:30) - pixivでは圧倒的に本編より実写絵のほうが多いな -- 名無しさん (2015-11-07 00:48:50) - 実写の外印は強いしかっこいいから仕方ない。 -- 名無しさん (2015-11-07 00:56:20) - 実写映画で人誅編やるのなら再登場しないかなぁ? -- 名無しさん (2015-11-07 15:12:50) - なお、夷腕坊参号機はどこぞのウナギみたいな量産機にそっくり。まぁネーミングからしてアレだしね -- 名無しさん (2015-11-07 17:36:22) - 少し調べたんだが、明治10年とかになると、日本ではだいぶ火葬が主流になってるそうなんだが。そうなると外印が掘ってた遺体って一体・・・? -- 名無しさん (2015-11-11 21:54:45) - ↑作者がその辺りの資料を確保できなかっただけかもしれん(キネマ版で「ネットが普及して調査しやすくなったから適当な事書けなくなった」って言ってるし)から深く突っ込まない方が…。逆に言えば、火葬主流になったから「当初用意していた材料が足りなくなった」のかも。 -- 名無しさん (2015-11-17 16:44:04) - 実際、キネマ版はともかく、あれほどの腕前を持つ細工師が20、30代の青年キャラなのは無理がある。 -- 名無しさん (2015-11-18 20:43:27) - 師匠何歳だと思ってんだ -- 名無しさん (2015-11-18 20:56:05) - 58歳って当時ならけっこう長生きじゃね? -- 名無しさん (2015-11-20 12:00:33) - まあ元ネタが実在の殺人鬼なんだからそれを美化する気おきないもんね -- 名無しさん (2015-11-25 00:17:54) - ↑ そういう問題でもない -- 名無しさん (2015-11-26 20:31:20) - 顔にデカい傷があるイケメンだったら「顔を隠す必要がある」上に「仮面の下はイケメン」が両立できたんじゃないかなぁ…と長年考えてたのに実写でそれやってくれてぴしゃりと来た -- 名無しさん (2016-05-05 00:32:41) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/29(水) 19:39:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「人誅の時間」だ} &ruby(げいん){外印}とは『[[るろうに剣心>るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]』の登場人物。 本人は人誅編で初登場だが、実は直前の京都編でも出ていた。[[夷腕坊]]の、文字通り&font(#ff0000){中の人}として。 中世より代々続く人形師の末裔。人間の死体から人形を作る外法の技術を持ち、&ruby(からくりあるていすと){機巧芸術家}を自称する。 時には十本刀の一人として、時には六人の同志の一人として[[緋村剣心]]と敵対するが、特に剣心に個人的な恨みはない。 戦いの最前線において自分の機巧の技術と美学を追求したいがために、[[志々雄真実]]や[[雪代縁]]の側についただけである。 (志々雄と縁は煉獄の取り引きで関係があるが、外印がその二人と関係していたのはその橋渡しなどではなく全くの偶然である) ちなみに長年志々雄には存在がバレてるだろ、とファンから推測されていたが、やっぱりバレていた事が「炎を統べる」単行本の小説で判明した。 シリアスな展開が多い人誅編で、 (「六人の同志」っていうネーミングセンスはどうなの?と指摘され、じゃあ別の名前をつけるか、という流れで) 「&font(#ff0000){外印と愉快な仲間たち}」 と言ったり、 (人前に姿を見せたくないという八ツ目に向かって) 「&font(#ff0000){せめて顔くらい見せたらどうだい?}」 と言ったり(外印は仮面で顔を隠している)、 地下室で&font(#ff0000){鼻歌を歌いながら屍人形を作る}など なんか、こう……コミカルな描写が強く、下手すれば&font(#f09199){萌えそうなキャラ}である。かわいいよね、ね。 以下、この項目では「&font(#ff0000){外印たん}」と表記する。文句があるなら編集してくれ。   ■&font(#ff0000){外印たん}の戦闘力 &font(#ff0000){外印たん}は小柄ながらも、その戦闘力はかなり高い。 着ぐるみの中に篭っているため本人の戦闘力は低めかと思われるが、 実際その着ぐるみを操るためには指一本につき200kgの荷重を支える力と10分の1mm単位の操作精度を必要としているため、&font(#ff0000){外印たん}本人もかなり強い。 実際神谷道場の死闘では着ぐるみで戦っていたものの、後に縁のアジトから抜ける際にマフィア員のガチムチたちを惨殺する時や、 墓地で[[蒼紫>四乃森蒼紫]]と戦う時は&font(#ff0000){外印たん}生身の身体で戦っていた。 武器はダイヤモンド粉を塗したワイヤー「斬鋼線」。これで物をスパスパ切り裂いたり、くくって投げ飛ばしたりできる。   ■&font(#ff0000){外印たん}の素顔 &font(#ff0000){外印たん}は常に黒装束に身を包み、髑髏を模した黒子のような仮面(厳密には覆面)をしているため、素顔は見えない。 まあ仮面キャラの素顔はたいてい美形だし、そもそも&font(#ff0000){外印たん}自身かなりかわいいからきっとかなりの美少女か、あるいはイケメンだろう。 読者はみんなそう思っていたに違いない。 しかし #center(){&blankimg(gein.jpg,width=176,height=167)} じじいだった。 #center(){&blankimg(gein.jpg,width=176,height=167)} #center(){&font(#ff0000){&bold(){じ じ い だ っ た 。}}} そういえば剣心と戦った時に「こう見えてお前の&font(#ff0000){倍くらい}生きている」とか言ってたし、 何よりこの漫画には「仮面の下はイケメンと思いきや、全然そんなことなかったぜ!」というキャラの[[前例>般若(るろうに剣心)]]がいた。&font(#ff0000){なんてこった……} 1820年(文政3年)10月生まれの58歳(確かに剣心の倍くらい)。 当時、「せっかくの仮面キャラなのに、なぜイケメンにしないのだ」というクレームが読者から殺到。 作者はこれに対し、当初は「美形なら顔を隠す必要もないだろう」と、&bold(){理屈的にもっとも}な理由を持論としていたのだが、 のちに「仮面の下がブサイクだと誰も得しない」という&bold(){商業的にもっとも}な理由に思い至り、その後は仮面キャラ=美形の公式を使うようになった。 名前の元ネタは、死体からランプシェードやベルト、家具などを作ったという実在の殺人鬼エド・ゲイン。 (単行本の作者の製作秘話では「エドガー・ゲイン」と表記されているが、実際には通称「エド」、本名「エドワード」なので誤りである) 以下、普通に「外印」と表記する。   ■最期 薫の屍人形を回収に、真夜中の墓地にやってきた外印。しかしそれを予期していた蒼紫の罠にかかり、交戦する。 持ち前の怪力と斬鋼線を駆使して応戦するも、やはりじじいに蒼紫の相手はキツかったようで、間もなくバテる。 そこで外印は一旦退き、斬鋼線を使った罠を仕掛けて蒼紫を誘い込む。 油まみれのワイヤーに囲まれ身動きのとれない蒼紫を追い詰めた外印は屍人形の所在を問いただすが、蒼紫はそれに対し「&font(#ff0000){燃やした}」と答える。 知人や医者すらも騙しとおした最高傑作の屍人形を燃やされたと知って逆上した外印はワイヤーに火を放つが、 蒼紫は外印が一旦退却する時に放置したワイヤーを利用し、燃え盛る炎の中に外印を引きずり込む。 結果、罠を逆手に取られて自滅、六人の同志の中で唯一の戦死者となった。 ちなみに蒼紫は、地面に潜って炎をやり過ごした。マジで犬死にである。外印ェ……   おまけに、素顔が晒された途端、今までの飄々としたキャラを捨てて&font(#ff0000){見苦しい小物キャラになった}。 何せ、素顔外印は上の画像のコマと次の1話しか出てないのに、はっきりきっぱり小物と言い切れる見苦しさである。 …いやホントどーしてこうなった。 素顔が出るまでは、作品の世界観と無理があり、イマイチ魅力に欠ける六人の同志(縁除く)の中で、一番キャラが立っていたのに… そんな外印だが、再筆では #center(){&blankimg(gein2.jpg,width=120,height=160)} こんなイケメンに。よっぽどクレームが来たのだろう…… 実際、作者は外印の再筆に対し「ご満足頂けましたでしょうか(笑)?」とコメントしている。 設定も大きく変わり、「元御庭番衆で、お頭である蒼紫に対してコンプレックスを抱いている」ということになった。 また五人の同志の首謀者兼出資者で、日本政府に対する組織の武器のデモンストレーションが本当の目的、ということになっている。 おそらく再筆の中では一番の「&font(#ff0000){誰だお前}」であろう。 しかし、&font(#ff0000){再筆夷腕坊の中身}と考えるとジジイだろうが美形だろうがやっぱ&font(#ff0000){変態}である… ■[[実写映画版>るろうに剣心(実写映画)]] 演・綾野 剛 #center(){ …喰っていけないからだよ。 お前らの作った生温い平和な世の中ではな…! } &font(#ff0000){全ての外印の中で最もカッコいい外印。} 武田観柳の刺客の一人として登場。 般若と四之森蒼紫、そして再筆版の設定を足して三で割った感じの立ち位置になっていた。 素顔は美形…なのだが、&bold(){顔の左半分に大きな火傷の痕があり}、 作者の&bold(){「美形なら仮面被る必要ないだろjk」}という意向を反映したのか仮面にもちゃんと意味を持たせていた。 この顔のせいで表の仕事に就けなくなってしまい、野に下り観柳に雇われたという過去を持つ。 だが魂を完全に売り渡したわけではないらしく、 恵の居場所を突き止めながらも観柳には黙っていたり、恵に井戸に放り込まれた毒物のヒントを教えるなどといった一面もある。 (実はこのヒントがなかったら、&bold(){市井の人々はおろか剣心たちでさえも毒を飲んで死んでいたかもしれない}。その為間接的に命の恩人でもあることになる) 武器は原作と同じワイヤーと拳銃と小刀。 アクションはかなりカッコいい。 剣心と互角以上の死闘を繰り広げたが、実戦の感を取り戻した剣心の胴への一撃で敗北。最後は情けをかけられ、切ない慟哭を上げていた…。 &bold(){「殺さずしてこの闘いが終わると思うか!?」}という発言から、ひょっとしたら死に場所を探し求めていたのかもしれない。 その後の消息は不明だが、再筆版に於いて元・御庭番衆という設定が追加されたこともあり、再登場を望む声も多い。  ■キネマ版 武田観柳の刺客の一人として(ry。 再筆の設定が反映され、元御庭番衆・黒子という設定。 「闘うべき時に闘えなかった」事を悔やみ、明治の世で闘いを求めている… とだけ言うと、本編の蒼紫なのだが、 &font(#ff0000){負け戦は嫌だから戊辰戦争には参加しなかった}という、 あくまで勝つ事を目標としていた蒼紫とは完全に真逆の存在である。 斎藤を「負け犬」と完全に馬鹿にして追いつめた…かのように見えたが、 世界一カッコいい負け犬の遠吠えと共に斎藤が放った&font(#ff0000){右手の}突きで敗北。 闘わなかったがために負け犬にすらなれなかった男という醜態を晒した。 ちなみに本人は牙突を何とか回避して致命傷は避けた事を誇りに思っていたが、 実は斎藤は牙突すら使っていないというモロ手抜きだったという事実に&font(#ff0000){顔芸と共に悲鳴を上げた}。 …美形になってもヘタレはヘタレだったとさ。 ■銀幕草紙変 武田観柳の刺客の(ry やたらと口が立ち、実質観柳の補佐役的存在。 こちらは御庭番衆・黒子になるはずだった男と言う設定。 18~19歳くらいだと語られておりキネマ版とは違って幕末では「闘うべき時に闘えなかった」のではなく「闘える年齢ではなかったので闘えなかった」。 そのため、戦争を起こして闘いたいという目的のために観柳の元にいた。 終盤で斎藤と交戦するが、牙突の直撃を喰らって死亡。 ……死亡したとはいえ、キネマ版よりよっぽどマシな末路である。 [[クソ項目]]か……よく言われるよ。 けれど、その台詞二度口にした者は一人と いない。 一度口にしたが最後!追記・修正しろ、[[抜刀斎>人斬り抜刀斎]]! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 美形でもジジイでも芸術家気取りの変態には違いないよな。剣心は夷腕坊を「いい趣味じゃない」って手厳しいこと言ってるけど屍人形見る限り、それでもまだオブラートに包んでる方だよな。 -- 名無しさん (2013-11-04 11:02:36) - ジジイだって可愛い奴は可愛いのに… -- 名無しさん (2014-04-17 00:27:29) - 俺は好きだよ。 -- 名無しさん (2014-06-04 20:43:56) - 人形使いが自分の操る〜のセリフは名言だと思う。 -- 名無しさん (2014-07-11 00:52:34) - 屍人人形ってやっぱりフランケンシュタインの情報でヒントを得たんだろうか -- 名無しさん (2014-07-11 01:05:16) - ジジイ外印とイケメン外印ともにアゴがシャープだなwwwイケメン外印はジジイ外印の若い頃を想定して描いたんだろうな。 -- 名無しさん (2014-07-26 17:55:32) - 素顔晒す前と後で明らかに口調が違う。最初はジジイ言葉なんか使ってなかったのに… -- 名無しさん (2014-08-05 13:39:45) - 結局雷十太の反省はあまり活かされてるとは言い難いんだよなぁ -- 名無しさん (2014-08-06 21:42:10) - ↑外印についての批判は素顔が爺って点以上に素面になってからの小物化の進行が原因だと思う 雷十太にしろ大物っぽいキャラ小物化するからry -- 名無しさん (2014-08-06 21:48:35) - 死体卿とどっちが変態度が上なんだろうか? -- 名無しさん (2014-08-06 22:03:32) - キネマ版の斎藤の右片手平突きって突進してるように見えなかったから一式より零式に近いような気がする -- 名無しさん (2014-09-05 21:08:27) - しかし、外印、縁の顧客を独断でフルボッコしていいのかと思わず突っ込んだw まぁ、代わりにもっと金払いのいい顧客を連れてきた事になるけど。それはそうと、夷腕坊は志々雄は夷腕坊の正体に気付いてて縁とのパイプ役やってもらってたのかと思ってたんだが、今回の話を見るにマジでその辺は関係なかったんだな… -- 名無しさん (2014-09-05 22:46:15) - 飄々とした道化師キャラ=余裕のない自分自身を誤魔化すための仮面、ってのもお約束ではあるが -- 名無しさん (2014-09-07 21:38:00) - 小物化しなきゃ「変態だけど不敵で実力者のカッコイイジジイ」キャラとして一定の評価は得たろうに。晩節を汚しすぎ。 -- 名無しさん (2014-09-14 23:43:33) - 志々雄のアジトにいた時食事とかトイレとかどうしてたんだろう?考えたら駄目かな? -- 名無しさん (2014-09-23 19:08:58) - 実写版外印は蒼紫の弟という設定でも良かったと思う… それなら剣心を付け狙う理由もつじつま合うし -- 名無しさん (2014-09-29 01:30:16) - ↑2 あと、炎上!京都輪廻で食い逃げやってた事も気にしたら負けw 外印さんマジなにやってんですか -- 名無しさん (2014-09-29 01:54:28) - ↑4実際、同じ仮面キャラの般若、素顔が無惨に焼けただれてる志々雄は中身がかっこいいから人気はあるしな。...素顔ばれて速攻で小物化したのが本当アカンかった... -- 名無しさん (2014-10-04 15:41:55) - でも、だからこそネタキャラになっているんだと思えば… -- 名無しさん (2014-11-22 18:49:08) - 縁 -- 名無しさん (2015-01-22 12:46:13) - 縁を除けば人誅メンバー最強だよな -- 名無しさん (2015-01-22 12:47:07) - ロト紋のゴルゴナに通じる小物さがある -- 名無しさん (2015-03-06 07:22:56) - リメイクで美形になる人形遣いって、ロマサガ2のボクオーンみたいだな。 -- 名無しさん (2015-03-07 12:30:30) - 剣心戦では相手の戦法が完全に想定通りでも慢心しなかった。縁に用済みと狙われた時も、始末できると思っていた縁の予想を完全に上回る力で切り抜けた。途中までは本当に底が見えない良キャラだったが、最後の最後で一気に小物化しすぎ。こいつにはだまし討ちや命乞いはさせないでほしかったな。 -- 名無しさん (2015-11-06 22:56:30) - pixivでは圧倒的に本編より実写絵のほうが多いな -- 名無しさん (2015-11-07 00:48:50) - 実写の外印は強いしかっこいいから仕方ない。 -- 名無しさん (2015-11-07 00:56:20) - 実写映画で人誅編やるのなら再登場しないかなぁ? -- 名無しさん (2015-11-07 15:12:50) - なお、夷腕坊参号機はどこぞのウナギみたいな量産機にそっくり。まぁネーミングからしてアレだしね -- 名無しさん (2015-11-07 17:36:22) - 少し調べたんだが、明治10年とかになると、日本ではだいぶ火葬が主流になってるそうなんだが。そうなると外印が掘ってた遺体って一体・・・? -- 名無しさん (2015-11-11 21:54:45) - ↑作者がその辺りの資料を確保できなかっただけかもしれん(キネマ版で「ネットが普及して調査しやすくなったから適当な事書けなくなった」って言ってるし)から深く突っ込まない方が…。逆に言えば、火葬主流になったから「当初用意していた材料が足りなくなった」のかも。 -- 名無しさん (2015-11-17 16:44:04) - 実際、キネマ版はともかく、あれほどの腕前を持つ細工師が20、30代の青年キャラなのは無理がある。 -- 名無しさん (2015-11-18 20:43:27) - 師匠何歳だと思ってんだ -- 名無しさん (2015-11-18 20:56:05) - 58歳って当時ならけっこう長生きじゃね? -- 名無しさん (2015-11-20 12:00:33) - まあ元ネタが実在の殺人鬼なんだからそれを美化する気おきないもんね -- 名無しさん (2015-11-25 00:17:54) - ↑ そういう問題でもない -- 名無しさん (2015-11-26 20:31:20) - 顔にデカい傷があるイケメンだったら「顔を隠す必要がある」上に「仮面の下はイケメン」が両立できたんじゃないかなぁ…と長年考えてたのに実写でそれやってくれてぴしゃりと来た -- 名無しさん (2016-05-05 00:32:41) - ↑×8日あるが火葬されてたら屍人形ってバレてたと思うしあの辺りはまぁまだ土葬が主流だったんだろう -- 名無しさん (2016-05-08 19:43:31) #comment #areaedit(end) }

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