ヘヴィメタル

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ヘヴィメタル - (2020/09/16 (水) 03:54:26) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/29(木) 10:55:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ロックのジャンルの一つ。 通称は[[ヘビメタ]]、メタル、HM 但し、ヘビメタは好ましくない表現とも言われるので注意。 以下メタルで統一。 起原は1970年にデビューしたイギリスのロックバンド[[BLACK SABBATH]]であるが、当時の彼らの音楽は重くおどろおどろしいブルースロックと言った感じであり、 ジャンル・音楽用語として確立されたのはNWOBHM勢や[[JUDAS PRIEST]]がメジャーシーンに踊り出た80年代初頭。 他の起原としては、リッチー・ブラックモアが在籍したイギリスのロックバンド[[DEEP PURPLE]]と[[RAINBOW>RAINBOW(バンド)]]のサウンドで、 一部の楽曲はメタルの基礎となり、後世に影響を及ぼした。 一説にはBEATLESの『Helter Skelter』だとも。 ちなみにHEAVY METALという言葉が初めて使われたのはSTEPPENWOLFの1968年作『ワイルドで行こう(Born To Be Wild)』。   ハードロックから派生した音楽であり、またメタル自身も激しく細分化しているため定義やハードロックとの境界線は非常に曖昧。 双方の頭文字を取ってHR/HMと呼ぶことも。 アメリカのバンドは特にハードロック寄りな傾向がある。 *◆各パートごとの特徴 ■ギター メタルの花形で、重低音と硬質感を重視した音作りし、ディストーションをかける事がほとんど。 多くの場合、パワーコードを主体とした力強いリフを主体とする。 リフやバッキングの手数、速弾きやタッピングを駆使した高速のソロも重視される為、相応の演奏技術が求められる。 ただし速さ=ギターの上手さだと思ってるメタラーは爆発しろ。 一方で、単調にピロピロしてるだけのギタリストはバンドのマンネリ化の原因になる。 エース・フレーリーのように、上手とは言えなくとも個性的であれば高評価を得る場合も。 ■ベース メタルの性質上、基本的に目立たずリフやバスドラムとのユニゾンに徹している。 一部のベーシストはPVやライブDVDにも写らないほど冷遇されている。 だが、BLACK SABBATHにKISS、IRON MAIDEN、MetallicaやMotorheadに初期のX JAPAN(当時はX)とベースが目立つバンドもいるが、 その場合はベースでリードを取るってくらい目立つ。 ■ボーカル 一概にこうとは言えないが、いくつかのパターンに分けると大抵のバンドは当てはまる。 ・従来のハードロック的な声量やハイトーンを重視した歌唱 ・シャウト ・がなり声、ダミ声 ・デスボイス(大きく分けて「フォールス コード スクリーム」と「フライ スクリーム」の2種類に分けられる) ・%%津軽弁%% いずれにしても喉に負担が強く、全盛期の声が出なくなるミュージシャンも多い。 ロブ・ハルフォードとイアン・ギランが正にソレ。 ■ドラム 手数足数が多く、ツーバス使用率が高い。 ただし、ツーバス=ドラムの上手さと思ってるメタラーは爆発しろ。 重低音を重視した巨大なドラムセットを力強く叩き付けるので、メタルドラマーには強靭な肉体とスタミナが要される。 メタルは筋肉と顔で叩くものです。 ■キーボード 殆ど味付け程度のものもあれば、全体をリードするかのように目立つ場合もある。 特に北欧メタルやメロスピでは顕著にキーボードが前へ出る物も多い。 また、メロスピやシンフォニックメタルでは、クラシック(又はオーケストレーション)の素養があると重宝される。 メタル黎明期の暴走キーボード代表はジョン・ロード。 *◆全体的な特徴 ・ダサいは褒め言葉 ・クサいも褒め言葉 ・イタいも褒め言葉 ・糞は尊称 ・爆音の演奏 ・ほとんどのミュージシャンが長身のマッチョか不健康な痩せすぎ(主にお薬のせい)という両極端で、タトゥーなども好まれるため迫力が凄い ・髪型はロングヘアーかスキンヘッド ・一見してメタルと分かる特徴的なファッション。だけど一見したくらいじゃ誰かわからないくらいみんな同じファッション ・高いテクニックを持つ楽器陣。ただしここでいうテクニックとはどれくらいピロピロドコドコできるかである ・歌詞のテーマは悪魔崇拝、戦争、SF、ファンタジーなどで社会批判や反骨精神は比較的少なめ。というか英語圏の人でも聞き取れないので割とどうでもいい ・ギターソロが長い ・メンバーの入れ替わりが激しい。というのも、ほとんどのメタルバンドが人格の破綻したリードギタリストやボーカルの独裁政権下にあるからである ・腕を上げ、頭振り、髪乱し、息切らす ・実は菜食家が多い ・人格的に破綻してる人も多い ・曲にもよるが難解さとは無縁なので、「うっせぇ」を越えれば案外聴きやすい ・女性メンバーは稀有(HEARTやリタ・フォードという例外はいるが) ・音自体が特徴的なので他ジャンルの要素を取り入れやすい ・どうしようもなくジャケットがダサい。メタラーにはそれらを店頭で堂々と買えるほどの強い精神力が求められる。&br()アマゾンで買うような軟弱者はマノウォーに殺される ・本当はフュージョン、AOR、ブルース、オルタナティブロックがやりたいなんて人も。実際に転身して物議を醸す事も珍しくなく、ベテランほど顕著な傾向にある(勿論、生涯メタルをやり続けるミュージシャンも多い) ・中古市場での値崩れが少ない(マイナーなバンドに顕著) *◆日本での扱い 学校でも教育される程に市民権を得ている海外とは違い、日本での知名度はやや低い。 知名度が低いというよりも、存在は知っているが聴いた事が無いという人も多いだろう。 日本だと(メジャーな)マスメディアがあまり取り上げない事や、 激しくて野蛮という偏見が強い事もある。 しかし、固定ファンがいるので有名バンドの来日時は東京ドームや武道館を埋めてしまうことも。 %%ある意味宗教的である。%% また、メタルに影響を受けたヴィジュアル系バンドやBABYMETAL((「アイドルとメタルの融合」をテーマにしたアイドルグループ。))が一定の人気を得ており、 メタラー以外からも知名度を高めている。 こういったアーティストは、旧来のメタラーからは賛否両論だったりするが、 メタルの遺伝子が日本の音楽シーンにも受け継がれている証左と言える。 現代では、アニメやゲームの主題歌やBGMにメタルが採用されるケースも増えてきている。 これはメタル氷河期以降にメタル出身のミュージシャンがアニメ・ゲーム業界に流れてきた影響が大きい。 いずれにしても、 日本では、叙情的な旋律を含んだメロディックスピードメタル・メロディックパワーメタル、メロディックデスメタル、 オーケストラを導入したシンフォニックメタル、ヒップホップやエレクトロニカの影響を受けたニューメタル、 ハードコアとメタルが融合したメタルコア/デスコアの人気が高め。 IN FLAMESやARCH ENEMY、Symphony X、Yngwie Malmsteenなど、 母国や米国よりも先に日本で人気を得る所謂「ビッグインジャパン」のミュージシャンも多い(彼らの多くは後に世界的な人気を得るが)。 一方それらの音楽はアメリカではさっぱり売れず、アメリカ市場を狙ってキャッチー路線に転向すると日本人はブチ切れる。 *◆日本製メタル(ジャパニーズ・メタル) 日本にもメタルバンド、またHR/HMアーティストから影響を受けたバンドは数多く存在する。 その代表格であるLOUDNESSは高い演奏技術と作曲能力を兼ね備え、海外でのライブを幾度となくこなしビルボードにアルバムを送り込んだ。 しかし、海外進出して成功したメタルバンドは数える程しか居ないのが現状。 活動に関しては、日本国内でのライブやツアーを中心に据えた活動をするバンドがほとんど。 *◆その他 上記の通り最近はすっかり細分化が進んでしまったが、その分色々特殊なバンドも現れるようになり、これはこれで良い状況なのかも知れない。 ともあれ、メタル本流に近いあたりの音楽様式的源流を辿ると、なんとモーツァルトに行き着くと言うのは基本的に変わらないスタンスである。 いわく、『半音階の連続的変化をメロディーに据える』と言う様式。 例えばギターソロ部分の速度を少し落としてピアノで弾くと、あら不思議クラシックに早変わりするのだ。 逆に、『熊蜂の飛行』をギターで速弾きすると典型的なメタルっぽいフレーズに聴こえる。 極端な所になると、チェロ奏者4人のメタルバンドもあるぐらいだ((ただし、ドラムなどのサポートメンバーがいる。))。 更に、津軽三味線にしてもそうだが、クラシックの他にも色々な民族音楽と親和性が高いようで、アイリッシュ楽器を編取り入れるバンドも欧州には数多い。   80年代に最盛期を迎え、90年代の突入と同時に当時のメタルのスタイルとはほぼ真逆を行くオルタナティブロックのムーブメントに飲まれる形で衰退した。 しかし90年代後半からはメロスピ、メロデス、ニューメタル、メタルコアが流行し、また多くの古株バンドの再結成やリバイバルブームなど再評価の流れが続いている。 ちなみに90年代はJUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、DEEP PURPLE(4回)、MOTLEY CRUE、RATT、VAN HALENなどの大御所が次々とボーカリストを交代させたが、一部バンドは評判が良くなかった。 余談だが、アニヲタでも濃いメタラーは意外と見かけたりする。 ここへ追記修正しに来てる人とか。 Screamin' TSUIKI,SHUSEI!! \m/ ちなみに\m/とは人差し指と小指だけを立てた“メロイックサイン”と呼ばれ、悪魔を呼び寄せると同時に祓う意味があるとか。 身長1hydeでメタル界の北島三郎ロニー・ジェイムス・ディオが布教したが、彼は2010年5月16日に胃癌で死去してしまった。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やっぱりStryperはメタルっぽくないよな…ファンだけど -- 名有り (2013-11-03 12:32:36) - タグに間違ったのがあるぞーーーーーー! -- 名無しさん (2014-09-05 17:24:21) - 主に人間椅子にしか当てはまらない特徴がちらほらと……w -- 名無しさん (2014-09-05 22:37:48) - 津軽弁っておいw -- 名無しさん (2014-12-16 20:22:05) - なんでヘビメタって蔑称になるのかぐぐってもよくわからん -- 名無しさん (2015-10-11 19:35:35) - ロック共々、黎明期の名曲をいざ聴いてみると思ってたほど激しくない・ 速くもないで拍子抜けしたりする。 -- 名無しさん (2016-02-11 14:51:26) - やっぱメタルはこうでなくっちゃ(記事読みながら爆笑) -- 名無しさん (2018-03-10 10:26:54) - ギルティギアシリーズのBGMのジャンルはこれだっけ? -- 名無しさん (2018-05-20 21:37:54) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/07/29(木) 10:55:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ロックのジャンルの一つ。 通称は[[ヘビメタ]]、メタル、HM 但し、ヘビメタは好ましくない表現とも言われるので注意。 以下メタルで統一。 起原は1970年にデビューしたイギリスのロックバンド[[BLACK SABBATH]]であるが、当時の彼らの音楽は重くおどろおどろしいブルースロックと言った感じであり、 ジャンル・音楽用語として確立されたのはNWOBHM勢や[[JUDAS PRIEST]]がメジャーシーンに踊り出た80年代初頭。 他の起原としては、リッチー・ブラックモアが在籍したイギリスのロックバンド[[DEEP PURPLE]]と[[RAINBOW>RAINBOW(バンド)]]のサウンドで、 一部の楽曲はメタルの基礎となり、後世に影響を及ぼした。 一説にはBEATLESの『Helter Skelter』だとも。 ちなみにHEAVY METALという言葉が初めて使われたのはSTEPPENWOLFの1968年作『ワイルドで行こう(Born To Be Wild)』。   ハードロックから派生した音楽であり、またメタル自身も激しく細分化しているため定義やハードロックとの境界線は非常に曖昧。 双方の頭文字を取ってHR/HMと呼ぶことも。 アメリカのバンドは特にハードロック寄りな傾向がある。 *◆各パートごとの特徴 ■ギター メタルの花形で、重低音と硬質感を重視した音作りし、ディストーションをかける事がほとんど。 多くの場合、パワーコードを主体とした力強いリフを主体とする。 リフやバッキングの手数、速弾きやタッピングを駆使した高速のソロも重視される為、相応の演奏技術が求められる。 ただし速さ=ギターの上手さだと思ってるメタラーは爆発しろ。 一方で、単調にピロピロしてるだけのギタリストはバンドのマンネリ化の原因になる。 エース・フレーリーのように、上手とは言えなくとも個性的であれば高評価を得る場合も。 ■ベース メタルの性質上、基本的に目立たずリフやバスドラムとのユニゾンに徹している。 一部のベーシストはPVやライブDVDにも写らないほど冷遇されている。 だが、BLACK SABBATHにKISS、IRON MAIDEN、MetallicaやMotorheadに初期のX JAPAN(当時はX)とベースが目立つバンドもいるが、 その場合はベースでリードを取るってくらい目立つ。 ■ボーカル 一概にこうとは言えないが、いくつかのパターンに分けると大抵のバンドは当てはまる。 ・従来のハードロック的な声量やハイトーンを重視した歌唱 ・シャウト ・がなり声、ダミ声 ・デスボイス(大きく分けて「フォールス コード スクリーム」と「フライ スクリーム」の2種類に分けられる) ・%%津軽弁%% いずれにしても喉に負担が強く、全盛期の声が出なくなるミュージシャンも多い。 ロブ・ハルフォードとイアン・ギランが正にソレ。 ■ドラム 手数足数が多く、ツーバス使用率が高い。 ただし、ツーバス=ドラムの上手さと思ってるメタラーは爆発しろ。 重低音を重視した巨大なドラムセットを力強く叩き付けるので、メタルドラマーには強靭な肉体とスタミナが要される。 メタルは筋肉と顔で叩くものです。 ■キーボード 殆ど味付け程度のものもあれば、全体をリードするかのように目立つ場合もある。 特に北欧メタルやメロスピでは顕著にキーボードが前へ出る物も多い。 また、メロスピやシンフォニックメタルでは、クラシック(又はオーケストレーション)の素養があると重宝される。 メタル黎明期の暴走キーボード代表はジョン・ロード。 *◆全体的な特徴 ・ダサいは褒め言葉 ・クサいも褒め言葉 ・イタいも褒め言葉 ・糞は尊称 ・爆音の演奏 ・ほとんどのミュージシャンが長身のマッチョか不健康な痩せすぎ(主にお薬のせい)という両極端で、タトゥーなども好まれるため迫力が凄い ・髪型はロングヘアーかスキンヘッド ・一見してメタルと分かる特徴的なファッション。だけど一見したくらいじゃ誰かわからないくらいみんな同じファッション ・高いテクニックを持つ楽器陣。ただしここでいうテクニックとはどれくらいピロピロドコドコできるかである ・歌詞のテーマは悪魔崇拝、戦争、SF、ファンタジーなどで社会批判や反骨精神は比較的少なめ。というか英語圏の人でも聞き取れないので割とどうでもいい ・ギターソロが長い ・メンバーの入れ替わりが激しい。というのも、ほとんどのメタルバンドが人格の破綻したリードギタリストやボーカルの独裁政権下にあるからである ・腕を上げ、頭振り、髪乱し、息切らす ・実は菜食家が多い ・人格的に破綻してる人も多い ・曲にもよるが難解さとは無縁なので、「うっせぇ」を越えれば案外聴きやすい ・女性メンバーは稀有(HEARTやリタ・フォードという例外はいるが) ・音自体が特徴的なので他ジャンルの要素を取り入れやすい ・どうしようもなくジャケットがダサい。メタラーにはそれらを店頭で堂々と買えるほどの強い精神力が求められる。&br()アマゾンで買うような軟弱者はマノウォーに殺される ・本当はフュージョン、AOR、ブルース、オルタナティブロックがやりたいなんて人も。実際に転身して物議を醸す事も珍しくなく、ベテランほど顕著な傾向にある(勿論、生涯メタルをやり続けるミュージシャンも多い) ・中古市場での値崩れが少ない(マイナーなバンドに顕著) *◆日本での扱い 学校でも教育される程に市民権を得ている海外とは違い、日本での知名度はやや低い。 知名度が低いというよりも、存在は知っているが聴いた事が無いという人も多いだろう。 日本だと(メジャーな)マスメディアがあまり取り上げない事や、 激しくて野蛮という偏見が強い事もある。 しかし、固定ファンがいるので有名バンドの来日時は東京ドームや武道館を埋めてしまうことも。 %%ある意味宗教的である。%% また、メタルに影響を受けたヴィジュアル系バンドやBABYMETAL((「アイドルとメタルの融合」をテーマにしたアイドルグループ。))が一定の人気を得ており、 メタラー以外からも知名度を高めている。 こういったアーティストは、旧来のメタラーからは賛否両論だったりするが、 メタルの遺伝子が日本の音楽シーンにも受け継がれている証左と言える。 現代では、アニメやゲームの主題歌やBGMにメタルが採用されるケースも増えてきている。 これはメタル氷河期以降にメタル出身のミュージシャンがアニメ・ゲーム業界に流れてきた影響が大きい。 いずれにしても、 日本では、叙情的な旋律を含んだメロディックスピードメタル・メロディックパワーメタル、メロディックデスメタル、 オーケストラを導入したシンフォニックメタル、ヒップホップやエレクトロニカの影響を受けたニューメタル、 ハードコアとメタルが融合したメタルコア/デスコアの人気が高め。 IN FLAMESやARCH ENEMY、Symphony X、Yngwie Malmsteenなど、 母国や米国よりも先に日本で人気を得る所謂「ビッグインジャパン」のミュージシャンも多い(彼らの多くは後に世界的な人気を得るが)。 一方それらの音楽はアメリカではさっぱり売れず、アメリカ市場を狙ってキャッチー路線に転向すると日本人はブチ切れる。 *◆日本製メタル(ジャパニーズ・メタル) 日本にもメタルバンド、またHR/HMアーティストから影響を受けたバンドは数多く存在する。 その代表格であるLOUDNESSは高い演奏技術と作曲能力を兼ね備え、海外でのライブを幾度となくこなしビルボードにアルバムを送り込んだ。 しかし、海外進出して成功したメタルバンドは数える程しか居ないのが現状。 活動に関しては、日本国内でのライブやツアーを中心に据えた活動をするバンドがほとんど。 *◆その他 上記の通り最近はすっかり細分化が進んでしまったが、その分色々特殊なバンドも現れるようになり、これはこれで良い状況なのかも知れない。 ともあれ、メタル本流に近いあたりの音楽様式的源流を辿ると、なんとモーツァルトに行き着くと言うのは基本的に変わらないスタンスである。 いわく、『半音階の連続的変化をメロディーに据える』と言う様式。 例えばギターソロ部分の速度を少し落としてピアノで弾くと、あら不思議クラシックに早変わりするのだ。 逆に、『熊蜂の飛行』をギターで速弾きすると典型的なメタルっぽいフレーズに聴こえる。 極端な所になると、チェロ奏者4人のメタルバンドもあるぐらいだ((ただし、ドラムなどのサポートメンバーがいる。))。 更に、津軽三味線にしてもそうだが、クラシックの他にも色々な民族音楽と親和性が高いようで、アイリッシュ楽器を編取り入れるバンドも欧州には数多い。   80年代に最盛期を迎え、90年代の突入と同時に当時のメタルのスタイルとはほぼ真逆を行くオルタナティブロックのムーブメントに飲まれる形で衰退した。 しかし90年代後半からはメロスピ、メロデス、ニューメタル、メタルコアが流行し、また多くの古株バンドの再結成やリバイバルブームなど再評価の流れが続いている。 ちなみに90年代はJUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、DEEP PURPLE(4回)、MOTLEY CRUE、RATT、VAN HALENなどの大御所が次々とボーカリストを交代させたが、一部バンドは評判が良くなかった。 余談だが、アニヲタでも濃いメタラーは意外と見かけたりする。 ここへ追記修正しに来てる人とか。 Screamin' TSUIKI,SHUSEI!! \m/ ちなみに\m/とは人差し指と小指だけを立てた“メロイックサイン”と呼ばれ、悪魔を呼び寄せると同時に祓う意味があるとか。 身長1hydeでメタル界の北島三郎ロニー・ジェイムス・ディオが布教したが、彼は2010年5月16日に胃癌で死去してしまった。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やっぱりStryperはメタルっぽくないよな…ファンだけど -- 名有り (2013-11-03 12:32:36) - タグに間違ったのがあるぞーーーーーー! -- 名無しさん (2014-09-05 17:24:21) - 主に人間椅子にしか当てはまらない特徴がちらほらと……w -- 名無しさん (2014-09-05 22:37:48) - 津軽弁っておいw -- 名無しさん (2014-12-16 20:22:05) - なんでヘビメタって蔑称になるのかぐぐってもよくわからん -- 名無しさん (2015-10-11 19:35:35) - ロック共々、黎明期の名曲をいざ聴いてみると思ってたほど激しくない・ 速くもないで拍子抜けしたりする。 -- 名無しさん (2016-02-11 14:51:26) - やっぱメタルはこうでなくっちゃ(記事読みながら爆笑) -- 名無しさん (2018-03-10 10:26:54) - ギルティギアシリーズのBGMのジャンルはこれだっけ? -- 名無しさん (2018-05-20 21:37:54) #comment #areaedit(end) }

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