Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

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&font(#6495ED){登録日}:2016/10/10 (月) 00:17:28 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(30px,b){驚 天 動 地} &font(30px,b){超 絶 武 侠} } #center(){&bold(){雷鳴、閃光、天地揺るがす轟きを鳴り物に物語は幕を開ける。} &bold(){晴天にあって、霹靂を聞くかのごとき驚天動地の幻想奇譚――。}} *概要 『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』とは、2016年7月から9月までテレビで放送されていた日本、台湾共同で製作された人形劇。 放送されていたのはTOKYO MXの金曜23時~23時半の、いわゆる深夜アニメゴールデン枠。 さて、普通人形劇と言えば、NHK教育テレビで放送された『三国志』や『里見八犬伝』など、歴史武侠劇が馴染み深いだろう。 しかし、人形劇ゆえの「作り物」臭さに苦手意識を持つ人も少なくないはずだ。 だが、この作品で携わっている台湾の伝統芸能「&bold(){布袋劇}」は、衣装から小道具に至るまで精巧に作られた人形だけでなく、 アクロバティックなバトルシーン、爆発、光、果てには人体破壊のエフェクトまで手の込んだ作り込みで、アニメと遜色ないほどの迫力を見せている。 このハイクオリティな人形劇を製作したのは、台湾で布袋劇制作会社のトップに立つ霹靂社。かつては台湾のレンタルビデオの10%を占めたほどの大会社である。 そして、今作を企画し、脚本、総監修を担当したのは、[[ニトロプラス]]所属で、『[[吸血殲鬼ヴェドゴニア]]』等のゲーム、『[[Fate/Zero]]』等の小説、『[[魔法少女まどか☆マギカ]]』等のアニメ、特撮作品『[[仮面ライダー鎧武]]』など、多数の人気作を手掛けた[[虚淵玄]]。 かつて台湾で布袋劇に出会ったことがきっかけで、日本でも布袋劇を広めたいという思いが強まり、本作の企画をグッドスマイルカンパニーに持ち込んだという。 今作は、虚淵氏の初期の名作『[[鬼哭街]]』を彷彿とさせる武侠劇という原点に立ち返り、『まどマギ』で馴染んだ、「バッドエンド作家」虚淵とは別の側面を押し出した。 迫力のバトルシーンだけでなく、一癖も二癖もある強烈なキャラ、会話を中心とした策謀劇など、「虚淵節」が利いた先の読めない展開が多くの視聴者を惹きつける。 キャラクターデザインにはニトロプラスの三杜シノヴ、源覚、Niθ、中央東口が担当。 公式サイトや円盤特典には各作家によるイラストも掲載している。 音楽は『[[ALDNOAH.ZERO]]』の澤野弘之が担当。 サンジゲンによるCGエフェクトも加わっている。 主題歌はT.M.Revolutionの『RAIMEI』。&font(l){これが流れるOPでは本編同様の迫力の人形劇を見せるが、内容は割とOP詐欺だったりする。} *ストーリー かつて魔界の軍勢と人間界が争った戦において、人間たちによって鍛造され、無双の力を発揮した数々の武器である「&ruby(シンカイマカイ){神誨魔械}」。 戦の後、数多の神誨魔械は護印師らによって長く守られてきたが、その中でも護印師の「&ruby(タンコウ){丹衡}」「&ruby(タンヒ){丹翡}」兄妹によって守られてきた最強の武器「天刑劍」が、今まさに「&ruby(ベツテンガイ){蔑天骸}」率いる悪の手に落ちようとしていた。 蔑天骸の追求から逃れる途中、丹翡は偶然にも「&ruby(リンセツア){凜雪鴉}」「&ruby(ショウフカン){殤不患}」の両名と出会い、その助力を得ることに。 奇縁により導かれた3人は、新たに加わる個性豊かな仲間たちと共に各々の思いを抱き、蔑天骸の居る七罪塔を目指すこととなるのであった。 (公式サイトより) …しかし、七罪塔に到着後、物語は急転。様々な思惑を抱え、本性を表し始める「仲間」たち。果たして、最後に笑うのは誰だ? *登場人物 **≪旅の仲間(?)≫ ・&font(#afdfe4,b){凜雪鴉(リンセツア)} CV:[[鳥海浩輔]] &font(l){こいつが主人公という時点で正直おかしいが}主人公。 気品漂う謎めいた美しい旅人。 博識かつ知略に富んだ策略家であり、旅の一同を纏め上げる。 煙管を携帯し、煙による幻術を得意とする。 偶然知り合った丹翡の使命を察知し、彼女の旅に同行することを志願。 これまた偶然知り合った殤不患を引き入れ、各地の様々な曲者を口八丁で仲間に引き入れ、蔑天骸の本拠地七罪塔の攻略作戦を練る。 旅の仲間には&font(#afdfe4,b){『&ruby(キチョウ){鬼鳥}』}と名乗るが、そのあまりの胡散臭さで殤不患には不審がられ、刑亥と殺無生には恨みを買われているなどとにかく不審さしかない男。 #openclose(show=その正体は){ &bold(){『&ruby(リョウフウセツジン){掠風竊塵}』}の異名を持つ、悪名名高き神出鬼没の大盗賊。 物品を盗むことそのものよりも、&bold(){「狡猾で傲慢な悪党から盗みを働き、その鼻っ柱を折って誇りを傷つける」}ことに何よりの生きがいを見出し、そのためなら第三者を利用する事も厭わない根っからの外道である。 (善人を狙うことはないが、では善人に迷惑をかけないかというとそんなことはまったく無い) また最終回では&bold(){天刑劍をもつ}蔑天骸を圧倒。 しかも&font(#afdfe4,b){「おいおい力みすぎて(天刑劍を)折ってくれるなよ」}との余裕を見せつける作中最強の剣の腕の持ち主。 でも本人曰く&font(#afdfe4,b){「剣の道には飽きた…」}という理由で剣を窮めようとしていない。 曰く、剣の道は窮まれば真理に通じ若かりし頃はそれも良いかと思ったが、ある時&font(#afdfe4,b){「我が魂の愉悦は"偽り"と"欺き"の中にこそある」}と気づいたから。 そして目的通り蔑天骸の鼻っ柱をへし折ることに成功したが、最後の最後で蔑天骸に死なれてしまい、悔しさにむせび泣く姿を見れなかったと&bold(){劇中初めて}激昂した(ほんとクズ)。 その後は殤不患に改めて興味を持ち、危険な品を持つ彼を付け回せば自身が興味を示せる悪党どもも勝手に寄ってくるだろうと、付いて來るなと言われたにもかかわらず追っていく。 ……本当にこんな奴が主人公でいいんだろうかこの作品。} 技:天霜・煙月無痕[てんそう・えんげつむこん] ・&font(#994c00,b){『&ruby(ジンムホウ){刃無鋒}』 殤不患(ショウフカン)} CV:[[諏訪部順一]] もう一人の主人公&font(l){というか、凜雪鴉が胡散臭すぎて初見ではこっちが主人公にしか見えない}。 西の国「西幽」から来たという流浪の剣客。二つ名は終盤にて捲殘雲が命名。 成り行きから出会った丹翡、凜雪鴉に巻き込まれる形で丹翡の使命に嫌々ながら同行する。 何かとぼやきの多い、斜に構えた皮肉屋だが、根はお人好しで人情深い。…おかげで貧乏くじを引きまくるが。 気功術・内勁の達人で、傷を癒やしたり掌底の一撃で鉄の檻を破壊するなどはできるものの、低級の死霊に苦戦するなど剣士としては今ひとつ。 ――なのだが、第1話では「本気を出す」と宣言して殘凶を撃破しており、その強さには謎が多い。 西幽と東離は鬼歿之地と呼ばれる危険地帯を越えねば行き来できず、西幽から来たという彼の言は誰も信用していない。 他にも刑亥からは&font(#ff0000,b){「いてもいなくても同じ、敵に回ってもどうと言うことはない」}と言われ、殺無生からは&font(#800080,b){「剣の技は無様」}と言われ、狩雲霄からは&font(#808080,b){「内勁はたいした物だ。しかし、それなりの達人ではあるが一流ではない。恐らく掌法か何かを極めた上で、何のつもりか剣士を装っているのだろう。」}と言われ散々な評価。 その素性の知れなさで、他の旅の仲間からは小馬鹿にされる一方で不審に思われているが、素直な丹翡には&font(#f09199,b){「殤さま」}と呼ばれ厚い信頼を寄せられている。 メイン主人公のはずの凜雪鴉の胡散臭さに比べ、キャラクターデザイナー曰く「格好良さよりも、彼と酒を酌み交わして色々話してみたい」という雰囲気。 #openclose(show=実は){ 刃がなく鉄ですらない、&bold(){ただの木を銀色に塗っただけの木刀で戦い歩いてきた人物。} それどころか「愛刀」を手放した後も木の枝で次々と玄鬼宗を殲滅、敵幹部も一撃で倒す猛者。 以前彼の刀を凜雪鴉が調べた際に驚愕する描写があったが、木製の人形劇という媒体のため視聴者は「剣に刃がついていなかったのではないか」程度にしか思っていなかった。まさか作中でも本当に木刀を持ち歩いていただけとは……。 なぜ木刀で戦うかについて捲殘雲へは&font(#994c00,b){「人を切るのは難儀なものだ。例えどんなに技を極めようと剣を軽々しく簡単に振うようになってはいけない」}と諭し、&font(#994c00,b){「ただ俺くらい性根が俗物となると、常に自分を戒めてるのも面倒なんでな~。いっそ刃のついた剣など持ち歩かない方がいい」}と言う。 ちなみに木刀そのものは&font(#994c00,b){「手入れがしやすくて軽い」}とお気に入りらしい。 なお二つ名の刃無鋒(切れない刃)は、刹無生から件に鋭さがないと言われた彼を揶揄し、捲殘雲があてつけに名付けたものなのだが、彼の本質には合致しており、また殤不患自身も気に入ってノリノリで名乗っている。 さらに、西幽において人心を惑わし天下を乱した魔剣・妖剣・聖剣・邪剣を36振りを回収し、&bold(){『魔剣目録』}という巻物に封印している。 悪魔祓いから神殺しまで何でもあり、最終回ではそのうちの一振り&bold(){『[[宇宙からやって来た>ウルトラマンキング]]刀工が作った[[ブラックホール>グランゾン]]ソード』}を使い、妖荼黎を封印した。 西幽からやって来たのは魔剣目録を悪人どもから守るために放浪していたところ、&b(){気がついたら鬼歿之地を越えて東離に着いていた}とのこと。 全てに決着が着いた後は再び旅に出たが、凜雪鴉がちょっかいをかける気満々なことについては全く気がついていない。頑張れぼくらの殤不患おじさん。} 技:拙劍無式・八方氣至[せっけんむしき・はっぽうきし]   拙劍無式・鬼神辟易[せっけんむしき・きしんへきえき] ・&font(#f09199,b){丹翡(タンヒ)} CV:[[中原麻衣]] 天刑劍を祀る鍛劍祠を代々守護してきた「護印師」の一族の末裔の少女。 天刑劍を狙った蔑天骸に追われ、兄を殺され柄を奪われ、凜雪鴉に御膳立てされる形でその敵討ちの旅に出る。 剣の腕は護印師の名に恥じず、丹輝劍訣の技を上達している。 プライド高く使命を果たすことに誇りを持っているが、素直に他人を信頼し人間の善性を信じる正義感の強い性格。 ぎすぎすした仲間達の戦いぶりに、&font(#f09199,b){「なんて見事な連携。」} 自分の旅に同行してくれる6人の義士(笑)に感謝していたが…。 最後に捲殘雲と結ばれるが、木の枝で捲を叩きまくるSっ気を披露した。 技:丹輝劍訣・烈華誅夜[たんきけんけつ・れっかちゅうや]   丹輝劍訣‧聖芒辟邪[たんきけんけつ・せいぼうへきじゃ]   丹輝劍訣・灼彗馭虹[たんきけんけつ・しゃくすいぎょけい] ・&font(#808080,b){『&ruby(エイガンセンヨウ){鋭眼穿楊}』 狩雲霄(シュウンショウ)} CV:[[小山力也]] 右目を眼帯で覆った弓の名手。 東離で名の知れた英雄であり、歴戦を生き抜いた冷静沈着さで物事を見極める。 一方で、素性の知れない殤不患には人一倍疑い、彼の本性を見抜こうとする。 #openclose(show=本性は){ 毅然とした英雄としての態度はただの偽装。 本性は&bold(){金目当ての小悪党}で、かつては英雄を志していたが今や誇りなど持っていないゲスである。 最期は妖荼黎の復活に恐れを覚え、再封印を訴えるも刑亥によって絞殺。死体は妖荼黎の眠る穴にゴミのように落ちていった。} 技:流星歩[りゅうせいほ]   死門鏡影[しもんきょうえい] ・&font(#ffdc00,b){『&ruby(カンカク){寒赫}』 捲殘雲(ケンサンウン)} CV:[[鈴村健一]] 狩雲霄に弟子入りした若き槍使い。 東離で英雄として名を馳せることを夢見ており、英雄の誇りを掲げた狩雲霄を慕っている。 お調子者で自信過剰な性格だが、正義を貫く理想を高く持つ。「刃無鋒(ジンムホウ)=切れない刃」の名付け親。 依頼主である丹翡に一目惚れし、彼女と心を通わせ合い最後まで彼女を守り抜くことを誓う。 最終話で念願かなって丹翡と結婚。しかし現実は甘くなく、尻に敷かれまくっている。 技:疾風迴旋[せんぷうかいせん]   風雲龍撃[ふううんりゅうげき]←ごく普通の槍攻撃。調子づくと勝手に命名するらしい。   蛟龍盤雲[こうりゅうばんうん]   赫雷撼天[かくらいかんてん] ・&font(#ff0000,b){『&ruby(キュウショウ){泣宵}』 刑亥(ケイガイ)} CV:[[大原さやか]] 今回のオッパイ要員。夜魔の森に住む冥界生まれの妖魔の女。 人間嫌いで森の奥に引き籠っていたが、魔脊山攻略のための能力を買われ、因縁の相手である凜雪鴉の呼び出しに応じ、一同の旅に同行。 死人を操る妖術の使い手であり、死体を利用するえげつない戦術も躊躇なく使う根っからの魔性。 #openclose(show=本性は){ 狩雲霄同様、金目当てで天刑劍を狙っていたかに見えたが、天刑劍による魔神封印を疑っており、同胞の復活を目論む。 &font(b){苦労して復活させた同胞はその後、終始小馬鹿にしていたヤツに瞬殺されてしまいましたが、それが何か?} } ・&font(#800080,b){『&ruby(メイホウケッサツ){鳴鳳決殺}』 殺無生(セツムショウ)} CV:[[檜山修之]] 左目を覆った冷酷非情の殺し屋。 殺し屋の割にはヴィジュアル系な美形。&font(l){OPでは殤不患のライバルのような扱いだが、特にそんなことはない。} 凜雪鴉に激しい憎悪を抱き、彼を殺そうと付け狙っていたが、七罪塔攻略後自分の首を差し出すことを条件に出した凜雪鴉と手を組むことに。 天下無双の剣技の持ち主で、自分より強い相手には挑まずにいられない、剣客としての矜持を持つ戦闘狂。 なお殺し屋という設定だが、金で暗殺を請け負うという普通の殺し屋ではなく、趣味の道場破りを繰り返していたところ&bold(){「うちを襲うなら先にあっちを襲ってくれ」}と金で依頼されるようになり、気がつけばそれが稼業になっていたらしい。 脚本家曰く&b(){クラウドファンディング道場破り代行業}。 技:殺劫・百鳥朝鳳[さつごう・ひゃくちょうちょうほう]   殺劫・黑禽夜哭[さつごう・こっきんやこく] **≪玄鬼宗≫ ・&bold(){『&ruby(シンラココツ){森羅枯骨}』 蔑天骸(ベツテンガイ)} CV:[[関智一]] 玄鬼宗の宗主にして、天下の聖剣、魔剣を収集することに執着する蒐集家。 剣技の頂点に立つために強力な剣を持つことを誇りとし、そのためにはいかなる敵をも排除し、各地に悪名を轟かせている。 魔術や死霊、魔物を操る妖術を駆使し、魔界と人間界の狭間にある魔脊山にて難攻不落の要塞を抱えている。 軍勢や妖術もさることながら、鍛錬の果てに得た彼自身の無双の剣技によるプライドは天井知らずである。 #openclose(show=ネタバレ){ 天刑劍を手に入れ妖荼黎の封印を解いてしまうが&bold(){「世界が荒れるならばむしろ望むところ」「それから改めて封印しなおせば俺の名も挙がる」}と呵々大笑してその場を去ろうとする。 だが、その絶頂の瞬間を狙っていた凜雪鴉に剣の勝負を挑まれ、無双と信じていた剣の腕がコソ泥と見下していた彼に負けることに愕然とする。 そして凜雪鴉から&font(#afdfe4,b){「覚悟と情熱が結果と思うなら甘い夢だ(訳:&bold(){努力じゃねぇんだよ、才能だよ、才能!バ~カ!!!})」}と煽られた結果、なんと&bold(){彼は妖荼黎を封じる天刑劍を破壊し、折った剣の破片に胸を貫かれて死亡。} 自害という予想外の事態に狼狽える凜雪鴉を尻目に、満足気にこの世を去る。} 技:役魔陣・萬象盡滅[えきまじん・まんしょうじんめつ]   役魔陣・暴亂黄泉[えきまじん・ぼうらんこうせん] ・凋命(チョウメイ) CV:[[大川透]] 蔑天骸の側近。 主に忠実を誓う冷静沈着な剣客。 技:枯骨・朽心[ここつ・きゅうしん] ・獵魅(リョウミ) CV:[[戸松遥]] 蔑天骸の部下。 蔑天骸を慕っており、彼に仇なす者には容赦しない女傑。味方であっても敗死した殘凶を見下すなど傲慢な態度を隠さないが… #openclose(show=評価){ しかしその態度とは裏腹に&font(b){初戦であっさり狩雲霄に殺されかけて撤退したり}、 「OP映像からきっと狩雲霄と再戦するんだろう」と思った全視聴者の期待を裏切って&font(b){いきなり目の前に現れた殺無生と戦う羽目になってしまい、特に苦戦させる事もなく殺されたり}とポンコツ気味。 OPで狩雲霄を相手に体術を披露している姿が全盛期だった気がしてならない。&font(l){やっぱりOP詐欺じゃないか} コミカライズ版では蔑天骸の幻覚術を利用し、狩雲霄に殺されかけるシーンをひたすら繰り返し再生して活路を見出すという特訓という名の拷問を受けていた。 &font(l){しかし、この後の展開がTV版から改変されないと折角の特訓が無駄になってしまう運命にある獵魅ちゃんの明日はどっちだ}} 技:枯骨・砕腑[ここつ・さいふ] ・殘凶(ザンキョウ) CV:[[安元洋貴]] 蔑天骸の部下。 逃亡中の丹翡を追っていたが、彼女を助けた殤不患に討たれ自害する。 #openclose(show=評価){ 第1話でやられてしまったが、最終2話にて判明した殤不患の圧倒的強さに凋命が手も足も出なかったことを省みると、玄鬼宗の中では実力者だったのではないか?という説も。 &font(l){評価が真逆の獵魅ちゃんは泣いてもいい}} 技:枯骨・血斬[ここつ・けつざん] **≪その他≫ ・丹衡(タンコウ) CV:[[平川大輔]] 護印師の一族の一人で、丹翡の兄。天刑劍の柄を守護していた。 蔑天骸から追われる最中、妹を逃がすために彼の相手を引き受け、無惨に討ち死にする。 技:丹輝劍訣・飛霞行月[たんきけんけつ・ひかぎょうげつ]   丹輝劍訣・流陽凌日[たんきけんけつ・りゅうようりょうじつ] ・廉耆(レンキ) CV:[[山路和弘]] 凜雪鴉の盟友。 迴靈笛を所持し、旅に同行するはずだったが、偶然殺無生と出くわし、彼に見せしめとして殺されてしまう。しかも迴靈笛の音色は2流とコメントされる。 &font(l){あの凜雪鴉の盟友なので、こいつも本性はロクなヤツじゃなかったに違いないというのが大方の視聴者の見解。} ・石仏(セキブツ) CV:なし とある荒れ寺に鎮座する仏様。 この石仏から傘を拝借すると、傘を返すまで貧乏くじをひかせ続けるという霊験あらたかな御仏。 &font(l){しかし第二期が決定した以上、今後も殤不患に貧乏くじ引かせる気満々と思われる。} ・妖荼黎(ヨウジャレイ) CV:田中敦子 窮暮之戰で人間界を襲った魔神の一体。天刑劍が討ち滅ぼしたとされていたが、実は封印されていただけだった。 天刑劍がなくなってヒャッハーしていたら、末恐ろしいやつに別の剣持ってこられて封印された。 ・ナレーション声 CV:妖荼黎 12話までは劇中や予告で喋っていたが、最終話のみ喋らない。だって、封印されちゃったんだもん。 *魔剣目録 聖劍・蕩塵 嗜・天狼 墨淵玄離 魔劍・墮日斬 喪月・厭寒魄 幽冥・萬世神伏 飲雪 喪月之夜 孤煞瀾月 冥玄幽牙 百代昆吾 妖姬・七殺天凌 須彌天幻・劫荒劍 青燈孤照 凰刀蝶殺 炎殺・雷岳 斬・日月 炎邪黯刃 霹雷鳴劍 靂降風雲 狂鳳玄牙 刀影破 舞羽孤蝶 東風瀾月 離寒破辰 劍皇破佛 畫影空騰 震嶽尚方 龍淵 荒夢赤霄 六道殊月 琉光劍 古龍青雀 日月神息 九天玄冥 六問虛空 *用語集 ○窮暮之戰[きゅうぼのせん] 古代、魔界の軍勢と人間の間で行われていた最終戦争。 ○神誨魔械[しんかいまかい] 魔神に対抗するために仙人から人類に与えられた武器。 実際には魔神を「殺す」ための武器ではなく「抑える」ためのものである。 中でも一際強力なのが天刑劍。 ○護印師[ごいんし] 神誨魔械を守る使命を与えられ、聖域から一歩も出ずに監視している守護者。 ○西幽[せいゆう] 物語の舞台、東離[とうり]の隣の国。殤不患の出身地でもある。 窮暮之戰で呪いをかけられ、荒野「鬼歿之地」に隔てられており、両国の行き来はできない。 #center(){狂荒驟雨催紙傘,図籠人浪跡步不休。} #center(){天地滂沱如何渡,追記修正任濁流。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - abemaでチラッと観たけど戦闘シーンがマジで凄かった。 -- 名無しさん (2016-10-10 00:30:06) - いまどき人形劇とかwwwwwwww声優と虚淵で釣るだけのショボい作品なんだろwwwwwwwwww→アジアの人形劇ってすげぇんだな(真顔)  個人的にダークホース作品だと思ってる -- 名無しさん (2016-10-10 01:16:17) - 円盤は今の5倍は売れて良いと思う -- 名無しさん (2016-10-10 01:46:15) - これニコニコか何かで放送してチラっと観たけど海外3Dアニメを流してるだけかと思ったらアレ全部人形なのか半端ないクオリティだな… -- 名無しさん (2016-10-10 02:08:10) - 二期が今から楽しみだ。それにあと最大34シーズン作れる。 -- 名無しさん (2016-10-10 02:26:58) - 刑亥って最後どーなったん?隠れて ぐぬぬしてたのかな? -- 名無しさん (2016-10-10 02:31:48) - 本来全12話の予定だったらしいが、それじゃ収まらないってブッチーが無理言って13話になったらしいから刑亥を描く尺が足りなかったんだろうな。 -- 名無しさん (2016-10-10 02:42:58) - 実は、ばっかじゃねーか! -- 名無しさん (2016-10-10 03:29:57) - 週刊モーニングで現在コミカライズ版も連載されてるぞ -- 名無しさん (2016-10-10 08:35:18) - 手段目的は違えどこんな仲も良くない利害の一致だけのパーティも珍しい -- 名無しさん (2016-10-10 09:11:28) - ↑3 本編見ても実際その通りなんだから仕方ない -- 名無しさん (2016-10-10 11:01:28) - 特殊効果が上手いからまんま特撮なんだよな。ショウフカン使えば2期も3期もへーきへーき -- 名無しさん (2016-10-10 12:26:49) - 2段落ちとは恐れ入ったぜ。そして蔑様ェ・・・。 -- 名無しさん (2016-10-10 13:33:36) - 凜雪鴉は最終回見てクソ野郎すぎて逆に好きになったwww -- 名無しさん (2016-10-10 17:53:33) - 主人公って、フカンじゃなかったのかよ!! -- 名無しさん (2016-10-10 20:02:24) - ↑凜雪鴉と殤不患のダブル主人公が正確かな -- 名無しさん (2016-10-10 20:43:08) - 一番可哀想なのは最強の剣士が身近に二人もいたことに気付かないまま死んだ(しかも二人からは歯牙にもかけられていない)殺無生だと思う -- 名無しさん (2016-10-10 21:03:53) - 殤不患とかいう超一級リアクション芸人 -- 名無しさん (2016-10-10 21:15:14) - くたびれてきたなと思ったら人形を爆破したりとか撮影にこだわった結果スタッフが二人ほどお亡くなりになったとか色々すごい… -- 名無しさん (2016-10-10 21:45:17) - うちの友人はこれと甘々、ガンダムで「3つのサンダーボルトに外れはない」とか言ってたw -- 名無しさん (2016-10-10 22:32:54) - ウラの有る奴が多すぎて表裏なく悪人な殺無生とか蔑天骸が清々しく感ぜられるってどういうことなの…? -- 名無しさん (2016-10-10 22:33:41) - スタイリッシュ人形劇 -- 名無しさん (2016-10-10 22:40:26) - フカンさん、強すぎじゃないっすかね?? 一番ヒーローしてた気がする 本当に強いヤツは力をひけらかさないというか -- 名無しさん (2016-10-11 04:26:31) - 満を持して復活したラスボスを主人公がとっくの昔に倒せる手段を持っているという -- 名無しさん (2016-10-11 04:27:42) - 捲殘雲に背後に気を付けろとか言ってた狩雲霄が背後から首しめられて殺される最後というのがなんとも・・・ -- 名無しさん (2016-10-11 09:32:40) - ↑3過ぎた力を持つことの危うさを理解しているからこその立ち振る舞いって感じ。だからあんなものを持つに至ったのかと思う。 -- 名無しさん (2016-10-11 09:46:15) - 丹翡は最後の剣術修行で子供うんぬん言ってたけど殘雲いつの間に仕込んどいたんや…逃避行の時かな? -- 名無しさん (2016-10-11 11:01:14) - ↑11 殺無生が凛を追ってたのは多分最強の剣士だったからだからこそだと思うぞ 凛の発言と殺無生の行動理念を見るに凛と剣を交えたけど殺してもらえず勝負をお開きにされて「お前が俺を殺す気がないなら俺がお前を殺してやる」みたいになってるんだと思うぞ 凛が死ねば殺無生が殺されたい最強の剣豪が消えるわけだし -- 名無しさん (2016-10-11 11:30:48) - ↑↑あれは以前捲殘雲に息子が生まれたら~って言われたのを意識しての発言だと思うが -- 名無しさん (2016-10-11 14:05:21) - 凛の邪悪じゃないクソ外道感がやばかった。殤の苦労人感ぇ -- 名無しさん (2016-10-11 14:27:31) - 漫画版1巻の帯で「王道武侠ファンタジー」とか銘打ってたんだけど、王道ってなんだっけ…… -- 名無しさん (2016-10-11 19:39:46) - ↑武侠物的には、結構王道だったと思う -- 名無しさん (2016-10-11 19:53:04) - 凛さん、本作での戦う理由が「天骸に嫌がらせするため」とか外道すぎやしませんかねぇ  これで術師としても一流で、剣術も無双と恐れられた天骸も凌駕するレベルとかヤバい -- 名無しさん (2016-10-11 21:23:04) - 狡猾で傲慢な悪党から盗みを働き、その鼻っ柱を折って誇りを傷つける だけならダークヒーローなんだけど、それをするために他人を平然と使い潰すのがねぇ -- 名無しさん (2016-10-11 21:25:14) - リンのキセルの変形具合はRWBYの変態武器を思わせるわ。まさか師匠のジジイがあちら側とは -- 名無しさん (2016-10-12 04:17:02) - 改めて全話見直すと、殺無生がただのバカで好き -- 名無しさん (2016-10-12 06:54:46) - 最終話台湾の予告見たときは何だこれwwwだったが最終話実際見たときは何だこれwwwwwwwwwwwだった -- 名無しさん (2016-10-14 22:10:44) - 唐突に石仏の紹介増えてて草 -- 名無しさん (2016-10-17 11:09:06) - 石仏すげぇぇ -- 名無しさん (2016-10-17 11:51:20) - 石仏の解説が増えてるw凛の才能論というか性格による不向きはあると思うんだよね。怒りっぽい人は知恵の輪 -- 名無しさん (2016-10-17 12:01:28) - が苦手なように。まあそれでも鍛えなきゃ腕が鈍るんだけど凛はどうして鈍らなかったのかも気になる。 -- 名無しさん (2016-10-17 12:05:49) - ↑恨みを買っている連中から身を守るためなのと何より蔑天骸のような自分の武の強さに誇りを宝としている奴の鼻っ柱をへし折るのに必要だから、今でも影では鍛錬を怠ってないんだと思う。 -- 名無しさん (2016-10-17 12:32:35) - wikipediaによると「武俠小説における「俠」とは、己の信条に則って正義のために行動しようという精神のあり方」であって、今作は武侠ものの皮を被ったアウトレイジなんでない?もしくは目には目を、悪には悪をといったピカレスクアクション。後者では大昔で言うところの装鬼兵MDガイストがいい例。 -- 名無しさん (2016-10-17 12:42:26) - 石仏が一番強いということだな -- 名無しさん (2016-10-17 12:49:20) - ヨウジャレイのこれじゃない感 -- 名無しさん (2016-10-17 13:29:42) - まるで東宝のカマキラスだ。 -- 名無しさん (2016-10-18 01:55:12) - opの丹翡の足カットでもうすうす察していたが妖荼黎といいCG方面は酷すぎぃ -- 名無しさん (2016-10-18 23:14:34) - キチョウは、虚淵作品らしいキャラだと思う -- 名無しさん (2016-10-20 17:09:45) - ↑2 丹翡の足カットは合成じゃなかったかな。メイキングで足だけ撮影している場面が -- 名無しさん (2016-10-27 11:19:46) - 続編が楽しみ -- 名無しさん (2016-10-27 18:36:07) - チーシャーティテンリーがレッド・ドラゴンから出張してきてる…… -- 名無しさん (2016-12-13 02:19:34) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/10/10 (月) 00:17:28 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(30px,b){驚 天 動 地} &font(30px,b){超 絶 武 侠} } #center(){&bold(){雷鳴、閃光、天地揺るがす轟きを鳴り物に物語は幕を開ける。} &bold(){晴天にあって、霹靂を聞くかのごとき驚天動地の幻想奇譚――。}} *概要 『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』とは、2016年7月から9月までテレビで放送されていた日本、台湾共同で製作された人形劇。 放送されていたのはTOKYO MXの金曜23時~23時半の、いわゆる深夜アニメゴールデン枠。 さて、普通人形劇と言えば、NHK教育テレビで放送された『三国志』や『里見八犬伝』など、歴史武侠劇が馴染み深いだろう。 しかし、人形劇ゆえの「作り物」臭さに苦手意識を持つ人も少なくないはずだ。 だが、この作品で携わっている台湾の伝統芸能「&bold(){布袋劇}」は、衣装から小道具に至るまで精巧に作られた人形だけでなく、 アクロバティックなバトルシーン、爆発、光、果てには人体破壊のエフェクトまで手の込んだ作り込みで、アニメと遜色ないほどの迫力を見せている。 このハイクオリティな人形劇を製作したのは、台湾で布袋劇制作会社のトップに立つ霹靂社。かつては台湾のレンタルビデオの10%を占めたほどの大会社である。 そして、今作を企画し、脚本、総監修を担当したのは、[[ニトロプラス]]所属で、『[[吸血殲鬼ヴェドゴニア]]』等のゲーム、『[[Fate/Zero]]』等の小説、『[[魔法少女まどか☆マギカ]]』等のアニメ、特撮作品『[[仮面ライダー鎧武]]』など、多数の人気作を手掛けた[[虚淵玄]]。 かつて台湾で布袋劇に出会ったことがきっかけで、日本でも布袋劇を広めたいという思いが強まり、本作の企画をグッドスマイルカンパニーに持ち込んだという。 今作は、虚淵氏の初期の名作『[[鬼哭街]]』を彷彿とさせる武侠劇という原点に立ち返り、『まどマギ』で馴染んだ、「バッドエンド作家」虚淵とは別の側面を押し出した。 迫力のバトルシーンだけでなく、一癖も二癖もある強烈なキャラ、会話を中心とした策謀劇など、「虚淵節」が利いた先の読めない展開が多くの視聴者を惹きつける。 キャラクターデザインにはニトロプラスの三杜シノヴ、源覚、Niθ、中央東口が担当。 公式サイトや円盤特典には各作家によるイラストも掲載している。 音楽は『[[ALDNOAH.ZERO]]』の澤野弘之が担当。 サンジゲンによるCGエフェクトも加わっている。 主題歌はT.M.Revolutionの『RAIMEI』。&font(l){これが流れるOPでは本編同様の迫力の人形劇を見せるが、内容は割とOP詐欺だったりする。} *ストーリー かつて魔界の軍勢と人間界が争った戦において、人間たちによって鍛造され、無双の力を発揮した数々の武器である「&ruby(シンカイマカイ){神誨魔械}」。 戦の後、数多の神誨魔械は護印師らによって長く守られてきたが、その中でも護印師の「&ruby(タンコウ){丹衡}」「&ruby(タンヒ){丹翡}」兄妹によって守られてきた最強の武器「天刑劍」が、今まさに「&ruby(ベツテンガイ){蔑天骸}」率いる悪の手に落ちようとしていた。 蔑天骸の追求から逃れる途中、丹翡は偶然にも「&ruby(リンセツア){凜雪鴉}」「&ruby(ショウフカン){殤不患}」の両名と出会い、その助力を得ることに。 奇縁により導かれた3人は、新たに加わる個性豊かな仲間たちと共に各々の思いを抱き、蔑天骸の居る七罪塔を目指すこととなるのであった。 (公式サイトより) …しかし、七罪塔に到着後、物語は急転。様々な思惑を抱え、本性を表し始める「仲間」たち。果たして、最後に笑うのは誰だ? *登場人物 **≪主要キャラ≫ ・&font(#afdfe4,b){凜雪鴉(リンセツア)} &font(#afdfe4,b){「これ、そこな旅の人。まさかその傘を奪うつもりではあるまいな?」} CV:[[鳥海浩輔]] &font(l){こいつが主人公という時点で正直おかしいが}主人公。 気品漂う謎めいた美しい旅人。 博識かつ知略に富んだ策略家であり、旅の一同を纏め上げる。 煙管を携帯し、煙による幻術を得意とする。 偶然知り合った丹翡の使命を察知し、彼女の旅に同行することを志願。 これまた偶然知り合った殤不患を引き入れ、各地の様々な曲者を口八丁で仲間に引き入れ、蔑天骸の本拠地七罪塔の攻略作戦を練る。 旅の仲間には&font(#afdfe4,b){『&ruby(キチョウ){鬼鳥}』}と名乗るが、そのあまりの胡散臭さで殤不患には不審がられ、刑亥と殺無生には恨みを買われているなどとにかく不審さしかない男。 #openclose(show=その正体は){ &bold(){『&ruby(リョウフウセツジン){掠風竊塵}』}の異名を持つ、悪名名高き神出鬼没の大盗賊。 物品を盗むことそのものよりも、&bold(){「狡猾で傲慢な悪党から盗みを働き、その鼻っ柱を折って誇りを傷つける」}ことに何よりの生きがいを見出し、そのためなら第三者を利用する事も厭わない根っからの外道である。 (善人を狙うことはないが、では善人に迷惑をかけないかというとそんなことは&bold(){まったく無い}) 蔑天骸に&bold(){「10秒見て、5秒触れば寸分違わぬ贋作を作り上げられる」}と言わしめる精巧な贋作製作者としての顔も有する。 また最終回では&bold(){天刑劍をもつ}蔑天骸を圧倒。 しかも&font(#afdfe4,b){「おいおい力みすぎて(天刑劍を)折ってくれるなよ」}との余裕を見せつける作中最強の剣の腕の持ち主。 でも本人曰く&font(#afdfe4,b){「剣の道には飽きた…」}という理由で剣を窮めようとしていない。 曰く、剣の道は窮まれば真理に通じ若かりし頃はそれも良いかと思ったが、ある時&font(#afdfe4,b){「我が魂の愉悦は"偽り"と"欺き"の中にこそある」}と気づいたから。 そして目的通り蔑天骸の鼻っ柱をへし折ることに成功したが、最後の最後で蔑天骸に死なれてしまい、悔しさにむせび泣く姿を見れなかったと&bold(){劇中初めて}激昂した(ほんとクズ)。 その後は殤不患に改めて興味を持ち、危険な品を持つ彼を付け回せば自身が興味を示せる悪党どもも勝手に寄ってくるだろうと、付いて來るなと言われたにもかかわらず追っていく。 ……本当にこんな奴が主人公でいいんだろうかこの作品。} 技:天霜・煙月無痕[てんそう・えんげつむこん] ・&font(#994c00,b){『&ruby(ジンムホウ){刃無鋒}』 殤不患(ショウフカン)} &font(#994c00,b){「わかったよ。あんたは何も恥じなくていい。俺も本気出すからよ」} CV:[[諏訪部順一]] もう一人の主人公&font(l){というか、凜雪鴉が胡散臭すぎて初見ではこっちが主人公にしか見えない}。 西の国「西幽」から来たという流浪の剣客。二つ名は終盤にて捲殘雲が命名。 成り行きから出会った丹翡、凜雪鴉に巻き込まれる形で丹翡の使命に嫌々ながら同行する。 何かとぼやきの多い、斜に構えた皮肉屋だが、根はお人好しで人情深い。…おかげで貧乏くじを引きまくるが。 気功術・内勁の達人で、傷を癒やしたり掌底の一撃で鉄の檻を破壊するなどはできるものの、低級の死霊に苦戦するなど剣士としては今ひとつ。 ――なのだが、第1話では「本気を出す」と宣言して殘凶を撃破しており、その強さには謎が多い。 西幽と東離は鬼歿之地と呼ばれる危険地帯を越えねば行き来できず、西幽から来たという彼の言は誰も信用していない。 他にも刑亥からは&font(#ff0000,b){「いてもいなくても同じ、敵に回ってもどうと言うことはない」}と言われ、殺無生からは&font(#800080,b){「剣の技は無様」}と言われ、狩雲霄からは&font(#808080,b){「内勁はたいした物だ。しかし、それなりの達人ではあるが一流ではない。恐らく掌法か何かを極めた上で、何のつもりか剣士を装っているのだろう。」}と言われ散々な評価。 その素性の知れなさで、他の旅の仲間からは小馬鹿にされる一方で不審に思われているが、素直な丹翡には&font(#f09199,b){「殤さま」}と呼ばれ厚い信頼を寄せられている。 メイン主人公のはずの凜雪鴉の胡散臭さに比べ、キャラクターデザイナー曰く「格好良さよりも、彼と酒を酌み交わして色々話してみたい」という雰囲気。 #openclose(show=実は){ 刃がなく鉄ですらない、&bold(){ただの木を銀色に塗っただけの木刀「拙劍」で戦い歩いてきた人物。} それどころか「愛刀」を手放した後も木の枝で次々と玄鬼宗を殲滅、敵幹部も一撃で倒す猛者。 以前彼の刀を凜雪鴉が調べた際に驚愕する描写があったが、木製の人形劇という媒体のため視聴者は「剣に刃がついていなかったのではないか」程度にしか思っていなかった。まさか作中でも本当に木刀を持ち歩いていただけとは……。 なぜ木刀で戦うかについて捲殘雲へは&font(#994c00,b){「人を切るのは難儀なものだ。例えどんなに技を極めようと剣を軽々しく簡単に振うようになってはいけない」}と諭し、&font(#994c00,b){「ただ俺くらい性根が俗物となると、常に自分を戒めてるのも面倒なんでな~。いっそ刃のついた剣など持ち歩かない方がいい」}と言う。 ちなみに木刀そのものは&font(#994c00,b){「手入れがしやすくて軽い」}とお気に入りらしい。 なお二つ名の刃無鋒(切れない刃)は、刹無生から件に鋭さがないと言われた彼を揶揄し、捲殘雲があてつけに名付けたものなのだが、彼の本質には合致しており、また殤不患自身も気に入ってノリノリで名乗っている。 さらに、西幽において人心を惑わし天下を乱した魔剣・妖剣・聖剣・邪剣を36振りを回収し、&bold(){『魔剣目録』}という巻物に封印している。 悪魔祓いから神殺しまで何でもあり、最終回ではそのうちの一振り&bold(){『[[宇宙からやって来た>ウルトラマンキング]]刀工が作った[[ブラックホール>グランゾン]]ソード』}を使い、妖荼黎を封印した。 西幽からやって来たのは魔剣目録を悪人どもから守るために放浪していたところ、&b(){気がついたら鬼歿之地を越えて東離に着いていた}とのこと。 全てに決着が着いた後は再び旅に出たが、凜雪鴉がちょっかいをかける気満々なことについては全く気がついていない。頑張れぼくらの殤不患おじさん。} 技:拙劍無式・八方氣至[せっけんむしき・はっぽうきし]   拙劍無式・鬼神辟易[せっけんむしき・きしんへきえき] ・&font(#f09199,b){丹翡(タンヒ)} &font(#f09199,b){「私は鍛劍祠の護印師、丹翡と申します。どうか皆様、お見知り置きを」} CV:[[中原麻衣]] 天刑劍を祀る『鍛劍祠』を代々守護してきた「護印師」の一族の末裔の少女。 使用武器は霊力を帯びた翠晶鉄によって鍛造された丹家伝来の宝刀&bold(){「翠輝劍」}。 天刑劍を狙った蔑天骸に追われ、兄を殺され柄を奪われ、凜雪鴉に御膳立てされる形でその敵討ちの旅に出る。 剣の腕は護印師の名に恥じず、丹輝劍訣の技を上達している。 プライドが高く使命を果たすことに誇りを持っているが、素直に他人を信頼し人間の善性を信じる正義感の強い性格。 反面、家の伝統や風習に固執する頑固で融通が利かない欠点も抱える。 ギスギスした仲間達の戦いぶりに、&font(#f09199,b){「なんて見事な連携」}とズレた感想を述べたことも。 自分の旅に同行してくれる6人の義士(笑)に感謝していたが…。 最後に捲殘雲と結ばれるが、木の枝で捲を叩きまくるSっ気を披露した。 技:丹輝劍訣・烈華誅夜[たんきけんけつ・れっかちゅうや]   丹輝劍訣‧聖芒辟邪[たんきけんけつ・せいぼうへきじゃ]   丹輝劍訣・灼彗馭虹[たんきけんけつ・しゃくすいぎょけい] **≪旅の仲間(?)≫ ・&font(#808080,b){『&ruby(エイガンセンヨウ){鋭眼穿楊}』 狩雲霄(シュウンショウ)} &font(#808080,b){「既に死に場所が決したことを、貴様らは知るまい」} CV:[[小山力也]] 右目を眼帯で覆った弓の名手。使用武器は鋼の弓箭&bold(){「銀牙」}。 東離で名の知れた英雄であり、歴戦を生き抜いた冷静沈着さで物事を見極める。 凜雪鴉とは古い馴染みで、彼の誘いから旅の仲間に加わる。 一方で、素性の知れない殤不患には人一倍疑い、彼の本性を見抜こうとする。 #openclose(show=本性は){ 毅然とした英雄としての態度はただの偽装。 本性は&bold(){金目当ての小悪党}で、かつては英雄を志していたが今や誇りなど持っていないゲスである。 最期は妖荼黎の復活に恐れを覚え、再封印を訴えるも刑亥によって絞殺。死体は妖荼黎の眠る穴にゴミのように落ちていった。} 技:流星歩[りゅうせいほ]   死門鏡影[しもんきょうえい] ・&font(#ffdc00,b){『&ruby(カンカク){寒赫}』 捲殘雲(ケンサンウン)} &font(#ffdc00,b){「東離に轟く無双の丈夫!人呼んで寒赫こと捲殘雲の槍はここにあり!」} CV:[[鈴村健一]] 狩雲霄に弟子入りした若き槍使い。使用武器は長槍&bold(){「騰雷槍」}。 東離で英雄として名を馳せることを夢見ており、英雄の誇りを掲げた狩雲霄を慕っている。 お調子者で自信過剰な性格だが正義を貫く理想を高く持つ熱血漢。「刃無鋒(ジンムホウ)=切れない刃」の名付け親。 依頼主である丹翡に一目惚れし、彼女と心を通わせ合い最後まで彼女を守り抜くことを誓う。 最終話で念願かなって丹翡と結婚。しかし現実は甘くなく、尻に敷かれまくっている。 技:疾風迴旋[せんぷうかいせん]   風雲龍撃[ふううんりゅうげき]←ごく普通の槍攻撃。調子づくと勝手に命名するらしい。   蛟龍盤雲[こうりゅうばんうん]   赫雷撼天[かくらいかんてん] ・&font(#ff0000,b){『&ruby(キュウショウ){泣宵}』 刑亥(ケイガイ)} &font(#ff0000,b){「外道めが!よくもぬけぬけと私の前に姿を現したな!」} CV:[[大原さやか]] 今回のオッパイ要員。使用武器は鞭&bold(){「吊命棘」}。 子供の生き肝から若返りの薬を作り、生き人形を作るために美男子100人を切り刻んだと噂される、夜魔の森に住む冥界生まれの妖魔の女。 人間嫌いで森の奥に引き籠っていたが、魔脊山攻略のための能力を買われ、因縁の相手である凜雪鴉の呼び出しに応じ、一同の旅に同行。 死人を操る妖術の使い手であり、死体を利用するえげつない戦術も躊躇なく使う根っからの魔性。 #openclose(show=本性は){ 狩雲霄同様、金目当てで天刑劍を狙っていたかに見えたが、天刑劍による魔神封印を疑っており、同胞の復活を目論む。 &font(b){苦労して復活させた同胞はその後、終始小馬鹿にしていたヤツに瞬殺されてしまいましたが、それが何か?} } ・&font(#800080,b){『&ruby(メイホウケッサツ){鳴鳳決殺}』 殺無生(セツムショウ)} &font(#800080,b){「貴様の命運はこの殺無生の手の内にある……」} CV:[[檜山修之]] 左目を覆った冷酷非情の殺し屋。使用武器は双剣&bold(){「鳳啼雙聲」}。 殺し屋の割にはヴィジュアル系な美形。&font(l){OPでは殤不患のライバルのような扱いだが、特にそんなことはない。} 凜雪鴉に激しい憎悪を抱き彼を殺そうと付け狙っていたが、七罪塔攻略後自分の首を差し出すことを条件に出した凜雪鴉と手を組むことに。 天下無双の剣技の持ち主で、自分より強い相手には挑まずにいられない、剣客としての矜持を持つ戦闘狂。 なお殺し屋という設定だが、金で暗殺を請け負うという普通の殺し屋ではなく、趣味の道場破りを繰り返していたところ&bold(){「うちを襲うなら先にあっちを襲ってくれ」}と金で依頼されるようになり、気がつけばそれが稼業になっていたらしい。 脚本家曰く&b(){クラウドファンディング道場破り代行業}。 技:殺劫・百鳥朝鳳[さつごう・ひゃくちょうちょうほう]   殺劫・黑禽夜哭[さつごう・こっきんやこく] **≪玄鬼宗≫ ・&bold(){『&ruby(シンラココツ){森羅枯骨}』 蔑天骸(ベツテンガイ)} &bold(){「この世において剣こそは力の証。何よりも揺るぎない真理の在り処」} CV:[[関智一]] 玄鬼宗の宗主にして、天下の聖剣、魔剣を収集することに執着する蒐集家。 &bold(){「剣こそは力の証」}を信条に掲げて剣技の頂点に立つために強力な剣を持つことを誇りとし、そのためにはいかなる敵をも排除し、各地に悪名を轟かせている。 魔術や死霊、魔物を操る妖術を駆使し、魔界と人間界の狭間にある魔脊山にて難攻不落の要塞&bold(){「七罪塔」}を抱えている。 軍勢や妖術もさることながら、鍛錬の果てに得た彼自身の無双の剣技によるプライドは天井知らずである。 #openclose(show=ネタバレ){ 天刑劍を手に入れ妖荼黎の封印を解いてしまうが&bold(){「世界が荒れるならばむしろ望むところ」「それから改めて封印しなおせば俺の名も挙がる」}と呵々大笑してその場を去ろうとする。 だが、その絶頂の瞬間を狙っていた凜雪鴉に剣の勝負を挑まれ、無双と信じていた剣の腕がコソ泥と見下していた彼に負けることに愕然とする。 そして凜雪鴉から&font(#afdfe4,b){「覚悟と情熱が結果と思うなら甘い夢だ(訳:&bold(){努力じゃねぇんだよ、才能だよ、才能!バ~カ!!!})」}と煽られた結果、なんと&bold(){彼は妖荼黎を封じる天刑劍を破壊し、折った剣の破片に胸を貫かれて死亡。} 自害という予想外の事態に狼狽える凜雪鴉を尻目に、満足気にこの世を去る。} 技:役魔陣・萬象盡滅[えきまじん・まんしょうじんめつ]   役魔陣・暴亂黄泉[えきまじん・ぼうらんこうせん] ・凋命(チョウメイ) CV:[[大川透]] 蔑天骸の側近。 主に忠実を誓う冷静沈着な剣客。 技:枯骨・朽心[ここつ・きゅうしん] ・獵魅(リョウミ) CV:[[戸松遥]] 蔑天骸の部下。 蔑天骸を慕っており、彼に仇なす者には容赦しない女傑。味方であっても敗死した殘凶を見下すなど傲慢な態度を隠さないが… #openclose(show=評価){ しかしその態度とは裏腹に&font(b){初戦であっさり狩雲霄に殺されかけて撤退したり}、 「OP映像からきっと狩雲霄と再戦するんだろう」と思った全視聴者の期待を裏切って&font(b){いきなり目の前に現れた殺無生と戦う羽目になってしまい、特に苦戦させる事もなく殺されたり}とポンコツ気味。 OPで狩雲霄を相手に体術を披露している姿が全盛期だった気がしてならない。&font(l){やっぱりOP詐欺じゃないか} コミカライズ版では蔑天骸の幻覚術を利用し、狩雲霄に殺されかけるシーンをひたすら繰り返し再生して活路を見出すという特訓という名の拷問を受けていた。 &font(l){しかし、この後の展開がTV版から改変されないと折角の特訓が無駄になってしまう運命にある獵魅ちゃんの明日はどっちだ}} 技:枯骨・砕腑[ここつ・さいふ] ・殘凶(ザンキョウ) CV:[[安元洋貴]] 蔑天骸の部下。 逃亡中の丹翡を追っていたが、彼女を助けた殤不患に討たれ自害する。 #openclose(show=評価){ 第1話でやられてしまったが、最終2話にて判明した殤不患の圧倒的強さに凋命が手も足も出なかったことを省みると、玄鬼宗の中では実力者だったのではないか?という説も。 &font(l){評価が真逆の獵魅ちゃんは泣いてもいい}} 技:枯骨・血斬[ここつ・けつざん] **≪その他≫ ・丹衡(タンコウ) CV:[[平川大輔]] 護印師の一族の一人で、丹翡の兄。天刑劍の柄を守護していた。 蔑天骸から追われる最中、妹を逃がすために彼の相手を引き受け、無惨に討ち死にする。 技:丹輝劍訣・飛霞行月[たんきけんけつ・ひかぎょうげつ]   丹輝劍訣・流陽凌日[たんきけんけつ・りゅうようりょうじつ] ・廉耆(レンキ) CV:[[山路和弘]] 凜雪鴉の盟友。 迴靈笛を所持し、旅に同行するはずだったが、偶然殺無生と出くわし、彼に見せしめとして殺されてしまう。しかも迴靈笛の音色は2流とコメントされる。 &font(l){あの凜雪鴉の盟友なので、こいつも本性はロクなヤツじゃなかったに違いないというのが大方の視聴者の見解。} ・石仏(セキブツ) CV:なし とある荒れ寺に鎮座する仏様。 この石仏から傘を拝借すると、傘を返すまで貧乏くじをひかせ続けるという霊験あらたかな御仏。 &font(l){しかし第二期が決定した以上、今後も殤不患に貧乏くじ引かせる気満々と思われる。} ・妖荼黎(ヨウジャレイ) CV:田中敦子 窮暮之戰で人間界を襲った魔神の一体。天刑劍が討ち滅ぼしたとされていたが、実は封印されていただけだった。 天刑劍がなくなってヒャッハーしていたら、末恐ろしいやつに別の剣持ってこられて封印された。 ・ナレーション声 CV:妖荼黎 12話までは劇中や予告で喋っていたが、最終話のみ喋らない。だって、封印されちゃったんだもん。 *魔剣目録 聖劍・蕩塵 嗜・天狼 墨淵玄離 魔劍・墮日斬 喪月・厭寒魄 幽冥・萬世神伏 飲雪 喪月之夜 孤煞瀾月 冥玄幽牙 百代昆吾 妖姬・七殺天凌 須彌天幻・劫荒劍 青燈孤照 凰刀蝶殺 炎殺・雷岳 斬・日月 炎邪黯刃 霹雷鳴劍 靂降風雲 狂鳳玄牙 刀影破 舞羽孤蝶 東風瀾月 離寒破辰 劍皇破佛 畫影空騰 震嶽尚方 龍淵 荒夢赤霄 六道殊月 琉光劍 古龍青雀 日月神息 九天玄冥 六問虛空 *用語集 ○窮暮之戰[きゅうぼのせん] 古代、魔界の軍勢と人間の間で行われていた最終戦争。 ○神誨魔械[しんかいまかい] 魔神に対抗するために仙人から人類に与えられた武器。 実際には魔神を「殺す」ための武器ではなく「抑える」ためのものである。 中でも一際強力なのが天刑劍。 ○護印師[ごいんし] 神誨魔械を守る使命を与えられ、聖域から一歩も出ずに監視している守護者。 ○西幽[せいゆう] 物語の舞台、東離[とうり]の隣の国。殤不患の出身地でもある。 窮暮之戰で呪いをかけられ、荒野「鬼歿之地」に隔てられており、両国の行き来はできない。 #center(){狂荒驟雨催紙傘,図籠人浪跡步不休。} #center(){天地滂沱如何渡,追記修正任濁流。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - abemaでチラッと観たけど戦闘シーンがマジで凄かった。 -- 名無しさん (2016-10-10 00:30:06) - いまどき人形劇とかwwwwwwww声優と虚淵で釣るだけのショボい作品なんだろwwwwwwwwww→アジアの人形劇ってすげぇんだな(真顔)  個人的にダークホース作品だと思ってる -- 名無しさん (2016-10-10 01:16:17) - 円盤は今の5倍は売れて良いと思う -- 名無しさん (2016-10-10 01:46:15) - これニコニコか何かで放送してチラっと観たけど海外3Dアニメを流してるだけかと思ったらアレ全部人形なのか半端ないクオリティだな… -- 名無しさん (2016-10-10 02:08:10) - 二期が今から楽しみだ。それにあと最大34シーズン作れる。 -- 名無しさん (2016-10-10 02:26:58) - 刑亥って最後どーなったん?隠れて ぐぬぬしてたのかな? -- 名無しさん (2016-10-10 02:31:48) - 本来全12話の予定だったらしいが、それじゃ収まらないってブッチーが無理言って13話になったらしいから刑亥を描く尺が足りなかったんだろうな。 -- 名無しさん (2016-10-10 02:42:58) - 実は、ばっかじゃねーか! -- 名無しさん (2016-10-10 03:29:57) - 週刊モーニングで現在コミカライズ版も連載されてるぞ -- 名無しさん (2016-10-10 08:35:18) - 手段目的は違えどこんな仲も良くない利害の一致だけのパーティも珍しい -- 名無しさん (2016-10-10 09:11:28) - ↑3 本編見ても実際その通りなんだから仕方ない -- 名無しさん (2016-10-10 11:01:28) - 特殊効果が上手いからまんま特撮なんだよな。ショウフカン使えば2期も3期もへーきへーき -- 名無しさん (2016-10-10 12:26:49) - 2段落ちとは恐れ入ったぜ。そして蔑様ェ・・・。 -- 名無しさん (2016-10-10 13:33:36) - 凜雪鴉は最終回見てクソ野郎すぎて逆に好きになったwww -- 名無しさん (2016-10-10 17:53:33) - 主人公って、フカンじゃなかったのかよ!! -- 名無しさん (2016-10-10 20:02:24) - ↑凜雪鴉と殤不患のダブル主人公が正確かな -- 名無しさん (2016-10-10 20:43:08) - 一番可哀想なのは最強の剣士が身近に二人もいたことに気付かないまま死んだ(しかも二人からは歯牙にもかけられていない)殺無生だと思う -- 名無しさん (2016-10-10 21:03:53) - 殤不患とかいう超一級リアクション芸人 -- 名無しさん (2016-10-10 21:15:14) - くたびれてきたなと思ったら人形を爆破したりとか撮影にこだわった結果スタッフが二人ほどお亡くなりになったとか色々すごい… -- 名無しさん (2016-10-10 21:45:17) - うちの友人はこれと甘々、ガンダムで「3つのサンダーボルトに外れはない」とか言ってたw -- 名無しさん (2016-10-10 22:32:54) - ウラの有る奴が多すぎて表裏なく悪人な殺無生とか蔑天骸が清々しく感ぜられるってどういうことなの…? -- 名無しさん (2016-10-10 22:33:41) - スタイリッシュ人形劇 -- 名無しさん (2016-10-10 22:40:26) - フカンさん、強すぎじゃないっすかね?? 一番ヒーローしてた気がする 本当に強いヤツは力をひけらかさないというか -- 名無しさん (2016-10-11 04:26:31) - 満を持して復活したラスボスを主人公がとっくの昔に倒せる手段を持っているという -- 名無しさん (2016-10-11 04:27:42) - 捲殘雲に背後に気を付けろとか言ってた狩雲霄が背後から首しめられて殺される最後というのがなんとも・・・ -- 名無しさん (2016-10-11 09:32:40) - ↑3過ぎた力を持つことの危うさを理解しているからこその立ち振る舞いって感じ。だからあんなものを持つに至ったのかと思う。 -- 名無しさん (2016-10-11 09:46:15) - 丹翡は最後の剣術修行で子供うんぬん言ってたけど殘雲いつの間に仕込んどいたんや…逃避行の時かな? -- 名無しさん (2016-10-11 11:01:14) - ↑11 殺無生が凛を追ってたのは多分最強の剣士だったからだからこそだと思うぞ 凛の発言と殺無生の行動理念を見るに凛と剣を交えたけど殺してもらえず勝負をお開きにされて「お前が俺を殺す気がないなら俺がお前を殺してやる」みたいになってるんだと思うぞ 凛が死ねば殺無生が殺されたい最強の剣豪が消えるわけだし -- 名無しさん (2016-10-11 11:30:48) - ↑↑あれは以前捲殘雲に息子が生まれたら~って言われたのを意識しての発言だと思うが -- 名無しさん (2016-10-11 14:05:21) - 凛の邪悪じゃないクソ外道感がやばかった。殤の苦労人感ぇ -- 名無しさん (2016-10-11 14:27:31) - 漫画版1巻の帯で「王道武侠ファンタジー」とか銘打ってたんだけど、王道ってなんだっけ…… -- 名無しさん (2016-10-11 19:39:46) - ↑武侠物的には、結構王道だったと思う -- 名無しさん (2016-10-11 19:53:04) - 凛さん、本作での戦う理由が「天骸に嫌がらせするため」とか外道すぎやしませんかねぇ  これで術師としても一流で、剣術も無双と恐れられた天骸も凌駕するレベルとかヤバい -- 名無しさん (2016-10-11 21:23:04) - 狡猾で傲慢な悪党から盗みを働き、その鼻っ柱を折って誇りを傷つける だけならダークヒーローなんだけど、それをするために他人を平然と使い潰すのがねぇ -- 名無しさん (2016-10-11 21:25:14) - リンのキセルの変形具合はRWBYの変態武器を思わせるわ。まさか師匠のジジイがあちら側とは -- 名無しさん (2016-10-12 04:17:02) - 改めて全話見直すと、殺無生がただのバカで好き -- 名無しさん (2016-10-12 06:54:46) - 最終話台湾の予告見たときは何だこれwwwだったが最終話実際見たときは何だこれwwwwwwwwwwwだった -- 名無しさん (2016-10-14 22:10:44) - 唐突に石仏の紹介増えてて草 -- 名無しさん (2016-10-17 11:09:06) - 石仏すげぇぇ -- 名無しさん (2016-10-17 11:51:20) - 石仏の解説が増えてるw凛の才能論というか性格による不向きはあると思うんだよね。怒りっぽい人は知恵の輪 -- 名無しさん (2016-10-17 12:01:28) - が苦手なように。まあそれでも鍛えなきゃ腕が鈍るんだけど凛はどうして鈍らなかったのかも気になる。 -- 名無しさん (2016-10-17 12:05:49) - ↑恨みを買っている連中から身を守るためなのと何より蔑天骸のような自分の武の強さに誇りを宝としている奴の鼻っ柱をへし折るのに必要だから、今でも影では鍛錬を怠ってないんだと思う。 -- 名無しさん (2016-10-17 12:32:35) - wikipediaによると「武俠小説における「俠」とは、己の信条に則って正義のために行動しようという精神のあり方」であって、今作は武侠ものの皮を被ったアウトレイジなんでない?もしくは目には目を、悪には悪をといったピカレスクアクション。後者では大昔で言うところの装鬼兵MDガイストがいい例。 -- 名無しさん (2016-10-17 12:42:26) - 石仏が一番強いということだな -- 名無しさん (2016-10-17 12:49:20) - ヨウジャレイのこれじゃない感 -- 名無しさん (2016-10-17 13:29:42) - まるで東宝のカマキラスだ。 -- 名無しさん (2016-10-18 01:55:12) - opの丹翡の足カットでもうすうす察していたが妖荼黎といいCG方面は酷すぎぃ -- 名無しさん (2016-10-18 23:14:34) - キチョウは、虚淵作品らしいキャラだと思う -- 名無しさん (2016-10-20 17:09:45) - ↑2 丹翡の足カットは合成じゃなかったかな。メイキングで足だけ撮影している場面が -- 名無しさん (2016-10-27 11:19:46) - 続編が楽しみ -- 名無しさん (2016-10-27 18:36:07) - チーシャーティテンリーがレッド・ドラゴンから出張してきてる…… -- 名無しさん (2016-12-13 02:19:34) #comment #areaedit(end) }

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