Death Stranding

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&font(#6495ED){登録日}:2020/03/03 (火) 01:40:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&big(){&bold(){&color(red,black){あなたをビーチで待っている。}}}} 『Death Stranding』とは、コジマプロダクションより2019年11月8日に発売された、PS4用ゲームである。 *&sizex(5){【ストーリー】} 以下、公式サイトより引用 「デス・ストランディング」は世界を変えた。人類は分断され、孤立した。サム・ポーター・ブリッジズは、未来への希望を手に、世界を再び繋ぐために歩きはじめる。 引用ここまで *&sizex(5){【つまりどういうゲーム?】} 要するに、[[ポストアポカリプス]]と化したアメリカを再興するため主人公が奮闘する、というゲームである。 シェルターからシェルターに依頼を受けて荷物を配送するという所謂お遣いゲー的な要素がメインだが、荷物自体には重量や大きさの概念があり運び方次第でバランスの崩しやすさが変わる。 また、人工物がほぼ存在しない荒れ果てた大地を基本的には徒歩で運送する必要があり、足場の良いルートを探したり梯子などの設置物を駆使しながらそれらを踏破する必要がある。 それに加えて、「BT」と呼ばれる未知の存在や配送物を奪いにかかる「ミュール」と呼ばれる集団などが立ちはだかり、それらをステルスプレイでやり過ごしたり武器で撃退したりして身の安全と荷物を守り抜く必要がある。 ポストアポカリプス?マッドマックスかよ?と思うかもしれないが、そんなことはない。 このゲームは、ポストアポカリプスとなった要因、人々の価値観、世界観が以前のフィクションとは類を見ないものと化しているのである。 ポストアポカリプスとなった原因が、核戦争でもなく、大規模な災害でもなく、【デスストランディング】という自然現象であるという点である。 [[ポストアポカリプス]]の項目では、要因は九分九厘人類の自滅とあるが、今作では突如発生するようになった【自然現象】が原因でポストアポカリプスに追い込まれたのである。 *&sizex(5){【デスストランディングって?】} ・「死者がBTとなる」 死んだ人間を48時間以内に火葬しなければ、死体がタールに覆われて溶けた後、『beached Things』……BTという幽霊のような存在となる。 BTからは後述の対消滅の危険が起こる他、カイラリウムというタール状の液体をまき散らし、これが人体に触れると深刻な健康被害を受ける。 本作のアメリカでは、カイラリウムの海がアメリカ中部と西部を分断し、タールベルトと呼ばれる一大地形を形成している他、 カイラル粒子の雲の影響により、北米アメリカ以外の他の都市がどのような状態か全く把握する手段が存在しない。 しかも、BTは普通の人間には知覚することが出来ない。 ではどうやって対処するかというと……脳死の母親(スティルマザー)と繋がれた胎児、つまり生まれても死んでもいない赤子「BB」を通して、死者であるBTを感知するのである。 ・「生きた人間がBTに捕食されると、対消滅が引き起こされる」 対消滅とは、要するに核爆発クラスの大爆発である。 つまり、人が死ぬたびに都市が消し飛ぶクラスの爆発の危険性が生まれる。 逆に言えば、死体が一つあれば容易に都市1つを危険にさらすテロ行為が可能ということでもあり…… ゲーム中では死体をリアルタイムで1日放置しているとBT化し、またそれがNPCと接触するとゲームオーバーとなる。 ・「時雨(タイムフォール)が降るようになる」 一見、普通の雨のように見えるが、最初に当たったのが物であれば劣化し、生物であれば成長や老化を早める つまり、建物や建造物は雨が降るたび風化し、時雨を凌ぐ手段も知能もない野生動物は生きることすらできない。故に食糧事情も極めて困難。 野生動物も本作のオープニング以降一切姿を現さないし、この手のゲームでお約束となる狩人要素なんてものは存在しない。 ・「人間の居住地は基本的にシェルター」 以上のことより、人間はシェルター以外の建造物に住むことは困難であり、 またシェルターの外にはそう簡単には出られないため、シェルター間の交流、物資のやり取り、情報発信手段など様々な問題を抱えている。 そのシェルター間のやりとりを請け負うのが、本作の主人公サムたち「ポーター」である。 ……ここまで読んで全くわけがわからないって?大丈夫だ、プレイしていったら分かるようになる。 *&sizex(5){他のポストアポカリプスフィクションと異なる点} *&sizex(5){【人間の死後が明確に描写されている】} ある意味、本作を象徴する点。 上記のBTに加え、個人が持つあの世「ビーチ」と称される空間が存在することが明確に描写されており、 「ビーチ」を通して通信する技術「カイラル通信」をアメリカ北米大陸に東西横断して繋ぐことが本作の最重要目的となっている。 後述の分離過激主義者も、死の概念の崩壊による宗教破壊によって生まれたようだ。 ビーチの元ネタは恐らく日本の三途の川だと思われる。 *&sizex(5){【倫理観、価値観が、ほとんど現代世界に準じる】} 世紀末でお馴染の無法ヒャッハーが溢れる……なんてことはない。 本作のアメリカ人は限りなく現代アメリカ人に近く、 例外を除いて大抵の人は、殺傷や無益な争いを好まない(というか殺したらBTになるからマズい)。 本作における敵勢力のうちのひとつ「ミュール」も、わざわざ非殺傷武器で武装しているし、その成り立ちからそこそこ多くの人から同情されているくらいである。 現代世界と同様に他人との関わりを良しとしない者たちも数多く存在し、そんな者たちは都市シェルターではなく個人用シェルターにて少人数、あるいは一人で暮らしている。 *&sizex(5){【仕事の報酬が「いいね」】} 仕事の報酬で貰えるのは、給料ではなく、like(いいね)。 荷物が綺麗な状態で配送したり、指定された時間よりも早く届けるなどすれば、よりたくさんのいいねが貰えるのである。 本ゲームにおいては経験値としての役割を果たしており、 交通の弁の不便な場所に資材を投資して建設物を建てることが、プレイヤー自身の攻略上有利になるのは勿論のこと、他のプレイヤーが利用することによるいいね稼ぎ…すなわち経験値稼ぎにもなるのである。 このいいねを得ること「だけ」に快感を見出し、ポーターとしての過酷な仕事と上述のカイラル物質によって精神を侵された人間が、本作の敵組織の一つ「ミュール」である。 *&sizex(5){【本作の敵、分離破壊主義者】} 他社との繋がりがテーマである本作における敵。 「繋がりは義務を要求し、個人を縛る鎖だ」と主張、自殺の幇助、遺体の放置など各地で意図的に対消滅を引き起こすテロを引き起こしている。 なかには高レベルの能力者も存在しており、ゲーム冒頭の対消滅も彼らが原因とされている。 ……さて、世界観に関してはこれ以上書くとネタバレになってしまうのでここまでにしておこう。 ここから先の世界に関しては、ぜひプレイしてから自身の目で確認してほしい *&sizex(5){&big(){&big(){■}}登場人物} 「ネットが世界を覆いつくしても、争いは絶えなかった。無理矢理世界を繋げても、また綻びが生まれる。同じことを繰り返すだけだ」 ・サム・ストランド(サム・ポーター・ブリッジズ) 演:ノーマン・リーダス 日本語吹替:[[津田健次郎]] 本作の主人公にして、シェルター間の配送を請け負うポーターにして、アメリカ大統領ブリジットの養子。 過去には「伝説の配達人」と呼ばれた男だが、本作開始時点では「とある事件」からブリジット及びブリッジズから離れ、「ただのサム」としてポーターをやっていた。 BTを見ることが出来ずとも接近を感じることが出来る「DOOMS」であると同時に、例え死んだとしても「繋ぎ目」から生還できる特異体質者「帰還者」である。ブリッジズが彼の雇用にやたらと積極的なのはこれが理由。 「とある事件」により大きく心を痛めており、プロローグの時点でも上記のセリフを吐くなど他社との繋がりに関しては懐疑的。しかし、義姉アメリの危機と、ブリッジズメンバーの脅迫染みた説得に応じ、アメリカ再建のため動くこととなる。 ポーターとして数十キロの荷物を背負い、時に道なき道を、時に時雨により荒廃した廃墟を、時に山や谷を歩くその姿は、まさしくナイスミドル。 そしてシェルター間の配達を完了するついでに、ブリッジズが開発した通信技術「カイラル通信」を用いて、シェルターもの間にいくつもの橋(Some Bridges)を掛けることとなる。 ……ここまで書くと立派なものだが、 ・独り言が多い。しかも無駄にバリエーションが多い ・プライベートルーム内で時折奇行に走る ・接触恐怖症で、他人と握手も出来ない。なのに事あるごとにブリッジズメンバーに迫られてキョドる ・後述のBBに対する扱いそのもの と、彼は「職場に一人は居るコミュ障の弄られおっさん」であり、ある時はプレイヤーに笑いを、あるいは共感を与える。 ぶっちゃけ本作のヒロインでもある。 #region(彼の抱えるブラック労働環境) ・手錠型の端末をオープニングの気絶中に取り付けられ、以後自分の意思では外せない ・サポートという名の監視。シャワー中でもお構いなし。 ・義母の遺体と共に、赤子(BB)の焼却も命じられる。そのBBのお蔭で窮地を脱した後は雇用説得のダシに使われる。 ・アメリカ北米大陸東西横断に挑戦。一人で。 ・苦労をしてシェルター間の配送、危険地帯への突入を終えても、労いの言葉が貰えるとは限らない。 ・BTが彼の体液に弱いと判明後は、毎日寝るたびに500ml献血。小便や大便、シャワーの廃液も武器に加工。 #endregion ・BB-28 サムが装着することとなるBB。赤子。 本来、DOOMS能力者であるサムにはBBが使えないはずだが、何故かBBを使うことが可能。 しかし、前例がない機能を利用する代償か、時折BB自信の過去の記憶がサムの脳裏にもフラッシュバックされるという現象に見舞われる。 赤子なので、サムが無茶な道を歩こうとして転がり落ちたり、川に流されたり、 あるいは、生きた人間の殺傷を行うとストレスを感じて泣いてしまう。 赤子よろしくあやすことで症状を抑えることが可能だが、放置したり何度もストレスを与えると中毒状態に陥り、BBとしてのBTを感知する機能が使えなくなってしまう。 「宇宙飛行士をつけてあげるね」 「人類はどこへでも行ける 宇宙へもね」 「もう少し待ってくれ」 「これが終わったら行きたい所にどこへでも連れて行ってやる」 ・クリフ 演:マッツ・ミケルセン 日本語吹替:[[山路和弘]] サムがBB-28を装備した時に浮かび上がる謎の男性。 脳死母とも思われる女性を傍らに、優し気にBBに話しかけるその姿から、BBの父親であることが推測される。 そして、本ゲームのプロモーションにおける「黒い涙を流しているクリフの図」が、非常に話題になったことでも有名。 クリフとは「崖」の意味。橋を意味するブリッジズとは対極の名前でもある。 ・デッドマン モデル:ギレルモ・デル・トロ 声:Jesse Corti 日本語吹替:[[石住昭彦]] ブリッジズにおいてBBのメンテナンスを担当をする監察医。 BBをあくまで「道具」とみなし、サムに対してあまり感情移入しないよう忠告しているものの、どこか自分自身に言い聞かせているような節もある。 デッドマンという呼び名には何らかの理由があるようだが……? 話し相手にボディタッチしたがる癖があるためサムとは相性が悪い。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実質本作のヒロインである。サムとの濃厚密着シャワーシーン(+壁ドン)もあるし。}} 「逃げろ!」 ・イゴール ブリッジズ死体処理班の人間であり、BB-28の元の所有者。 発見が遅れ、ネクローシス寸前となった死体を急いで死体焼却所まで持っていく、BTに掴まったトラックの運転手を謝罪の言葉とともに射殺する、BTに掴まり自殺するなど、責任感の強い人間であったことが伺える。 しかし、その自殺を何者かによって妨害されたことにより、結局はアメリカ最大のシェルターをも巻き込む大規模な対消滅を引き起こしてしまうことに。 BBのポッドについていたねんどろいどの宇宙飛行士は、自分の兄弟との思い出の品でもあったようだ。 「アメリカを再建するの。また世界を繋がらなければ、人類は皆、滅びてしまう」 ・ブリジット モデル、声:リンゼイ・ワグナー 日本語吹替:[[井上喜久子]] アメリカ合衆国初の女性大統領にして最後の大統領。 物語冒頭では既に末期癌に侵されており、サムとの束の間の再会の後に命を落とす。 その際、アメリカ再建を強く訴えかけるために点滴チューブをブチブチと引きちぎってサムに詰め寄ったり、サムが無理矢理つけられた手錠型端末を見て仲間に加わったと解釈して笑顔を浮かべたりするシーンは軽くホラー。 CVの井上喜久子氏は、別の世界では大統領になっていれば世界が変わっていたとも称される偉大な女性軍人を演じたことでも有名である。 「こんな形で再会するとは、皮肉なもんだ。お互い死ねない者同士だからな」 ・ダイハードマン 演:トミー・アール・ジェンキンス 日本語吹替:[[大塚明夫]] アメリカ再建機関「ブリッジズ」の長官にして、アメリカ大統領ブリジットの片腕。 怪しげな骸骨のような仮面がトレードマークの黒人。 オープニングにて、サムにブリジットとの面会の場を用意し、彼女の火葬後は義姉アメリを次代アメリカ大統領として紹介した。 本作におけるオペレーターポジのキャラでもあり、サムの行動に突っ込みを入れたり、時に激しく叱りつけたりもする。 ダイハードマンとは「死なない男」の意味であり、主に過酷な戦場から幾度も生き抜いた兵士に与えられる称号である。 CVの大塚明夫は、最早語るまでもなく別の世界では幾度も世界を救った伝説の英雄を演じていることでも有名。 上記のセリフは、ダイハードマンの初登場時、つまりCVが発覚する際のセリフでもある。一部のプレイヤーには思うところがあるかもしれない。 「今の私たちに必要なのは孤立じゃなくて繋がること。そして結び目(KNOT)を作ることよ」 ・アメリ モデル:リンゼイ・ワグナー 声:Emily O'Brien 日本語吹替:[[井上喜久子]] ブリジット大統領の娘にして、サムの義姉。 そして「アメリカ」の名を持つ女性でもある。 本作におけるヒロインであり、まだ幼いサムにお守りを渡したのも彼女。 肉体が「ビーチ」にあるという特異体質であり、年を経ても外見が変わらない。 しかし現在分離破壊主義者にアメリカの西の端にて囚われており、サムの前でホログラムとして姿を現すことが出来てもその場から身動きが取れないという。 故に、サムは「アメリを助けるついで」に北米大陸横断に挑むこととなる。 「食べる?」 ・フラジャイル 演:レア・セドゥ 日本語吹替:[[水樹奈々]] MGS4のオールドスネークのようなぴっちりスーツが特徴の若き女性。 オープニングでサムに危うくバイクで轢かれそうになるも、彼女がDOOMS能力者であったがために難を逃れる。サムのバイクは大破したが。 その正体は、ブリッジズとは異なる民間配達業者「フラジャイル・エクスプレス」の社長であり、高いレベルのDOOMS能力者。 ゲーム中盤からは、彼女の能力を活かして配送センター間をワープすることが出来るようになる。ただし、持ち物は持っていけず、ワープ元の施設に預けていくことになる。 フラジャイルとは「壊れ物」の意味。その名前に恥じず、フラジャイル・エクスプレスは壊れ物を大切に運ぶことを誇りとした立派な会社だったようだが…… ・ハートマン モデル:ニコラス・ウィンディング・レフン 声:Darren Jacobs 日本語吹替:[[大塚芳忠]] ブリッジズのメンバーの古生物学者の男性。能力者であるがレベルは不明。BTの調査研究を担当している。 定期的に「ビーチ」を訪れるために常にAEDを装着し、21分毎に心停止しては3分で蘇生する(1日に60回死に、60回生き返る)。 そのようなライフサイクルが体に負担にならないはずがなく、心臓はハート型に歪曲し、ハート型心筋症を患っている。 「私の子よ。私はこの子のママ」。 ・ママー 演:マーガレット・クアリー 日本語吹替:[[坂本真綾]] ブリッジズのメカニック担当で、縁なし眼鏡をかけた若い女性。とある事情からBTと化した赤ん坊と繋がっている。 ・ヒッグス 演:トロイ・ベイカー 日本語吹替:[[三上哲]] 分離破壊主義者でテロリスト集団のリーダー。常に黄金の仮面を身につけている異様な風貌の男。 フラジャイル曰く「レベル7か、それ以上」の能力を持つ能力者で、BTを操り、時雨を人為的に引き起こす他、フラジャイルと同じテレポート能力も持つ。テロリストを率いて各地で対消滅テロを引き起こしており、サムの行く先々で姿を現しては巨大BTをけしかけ「GAME OVER」にしようと目論む。 *&sizex(5){&big(){&big(){■}}サムの配達を助ける乗り物・施設} ・バイク トラック バッテリー充電式のタイヤで動く乗り物。修理可能。 バイクはスピード・走破性が高くちょっとした川や崖ならブーストダッシュからのジャンプで飛び越えることができる。 一方荷物は積めるが防水処理はされてなく吹き曝しなので川を渡ると消費電力が増し、時雨で荷物ケースや車体が劣化してしまう。 荷物を積めなくなるがバッテリー容量が強化されるタイプもある。 これを使用できるようになると世界が一気に広がる。 トラックはスピード等は控えめだが荷台により多くの荷物を積み込め運転席には屋根があるのでサムが濡れないという利点がある。 「ミュール」が使っているものを奪って使うこともできるがこちらは修理できない%%シェルター入り口前に乗り捨てて配達の邪魔をしたことのあるサムは反省するように%%。 ・フローター 電力ではなくカイラル結晶を消費しながら浮遊してサムを追従する荷台。 乗り物を使わずに多くの荷物を運ぶことができ、サムが乗りスケボーのように斜面を高速で降りることもできる。 操作感が独特で慣れるまでは転倒して荷物をばら撒いてしまう事も ・発電機 アイテムを使う事で建設できる電柱のような装置。 近くに寄るとバイクやサムが装備する補助機械の充電をしてくれる。 交通の不便な場所に建ててくれたプレイヤーにはぜひとも「いいね」を送ってあげよう ・セーフハウス マップ上に休憩地点を作ることで、体力回復や車両修理ができ、他のセーフハウスや「シティ」に瞬間移動することができるようになる。 うまく設置すれば中継地点や移動時間の短縮など大きな助けになる。 ・各種[[非殺傷武器>非致死性兵器]] 縄で相手を拘束する武器であるポーラーガン、 ゴム弾が扱えるアサルトライフルにショットガン、 催眠ガスやスリップオイルを撒き散らすグレネードランチャーなど、 本作ではメタルギアシリーズと比べて非殺傷武器が充実している。 …というより、世界観的に人間を殺したら不味いため、万が一分離過激派やミュールを殺したりしたら、 ダイハードマンから心にくるきついお説教を受けた後、オープニングで行った大統領の遺体運搬作業をもう一度行う羽目になる。 追記、修正は、繋がりを掛けてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 正直言って、登場人物のほとんどが好きになれない(特にアメリとヒックス)。デッドマンは好きになったけど -- 名無しさん (2020-03-03 05:51:24) - 最序盤は悪路をハシゴやロープ程度しかない装備で踏破しなくてはいけなかったりと不便さばかりが目につくものの、カイラル通信を繋いで新しい装備を入手してできることが増えていく度にどんどん楽しくなっていくというスルメゲー。国道やジップライン網を完成させた日にはもはや序盤の不便さには戻れないw -- 名無しさん (2020-03-03 07:00:01) - プレイしてないんだけど、過去の小島作品世界と関連するような描写ってあるの?ないなら大塚さんと井上さんのとこの記述削った方がいいような -- 名無しさん (2020-03-03 07:24:01) - いい湯だな、を歌った衝撃でしばらくは固まった -- 名無しさん (2020-03-03 07:41:39) - まさか抱きしめるとは思わなくてアメリに全弾叩き込んだのは自分だけじゃないはず -- 名無しさん (2020-03-03 11:32:53) - 作中の多くの挿入歌を手がけるLow Roarは発売前は泣かず飛ばずドン底の無名バンドだったが、突如ソニーから何に使うのかは言わず楽曲を提供して欲しいと言われ、お金になるのならと承諾。発売後はアルバムも飛ぶように売れて人気バンドになったとか -- 名無しさん (2020-03-03 14:40:34) - ババア唯一の功績はサムの養母であること。死んでからあんなに印象悪くなるとは思わんかった。リサイクルのとき毎回出てきて鬱陶しいし…… -- 名無しさん (2020-03-03 15:09:20) - ゲームシステムがわかんないんですけど -- 名無しさん (2020-03-03 18:26:27) - 良くも悪くも究極のお使いゲーだよね。合う人には合うけど合わない人にはとことん合わない。加えて本格的に面白くなるまで時間が掛かる。賛否両論起こるのも致し方ないかなと -- 名無しさん (2020-03-03 18:40:54) - アメリ嫌われ過ぎてワロタ。でもサムの奥さんの死の真相を知ったらそうなるよね -- 名無しさん (2020-03-03 23:19:03) - ↑3 各拠点から配達の依頼を受けてそれを指定された場所まで運ぶ。以上。その目的地まで運ぶまでの過程を楽しむゲーム。(どんなルートを通るか、どんな装備を使うか、どれだけ楽に、どれだけ速く運べるかetcetc) -- 名無しさん (2020-03-03 23:50:13) - 小島監督の[お遊び]が再び見られて内心嬉しい -- 名無しさん (2020-03-04 16:18:36) - システム的にはほぼほぼお使いゲーで、敵と戦うときはTPSって感じ。ただ、シナリオボス以外は殆ど全く戦う必要は無い。上記米のようにどのように運ぶかってとこがキモだから、プレイ動画とかはあんまり楽しめないタイプだと思う。 -- 名無しさん (2020-03-06 14:32:52) - MGS等と世界観の関連は無いけど、明らかに意識したセリフを吐いたりするからな… -- 名無しさん (2020-03-06 14:34:20) - 怪作なのか、名作なのか。 -- 名無しさん (2020-04-02 23:36:23) - 最終的にアメリがめっちゃ嫌な奴って思えてデッドマンが一番好きになるってゲームだったわ個人的に -- 名無しさん (2020-04-18 13:34:19) - ↑4の通りなんだが、物語が佳境に入ると結局TPSの比重が増してきちゃうのがちょっとなぁと感じた。 -- 名無しさん (2020-04-24 02:19:20) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/03/03 (火) 01:40:01 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&big(){&bold(){&color(red,black){あなたをビーチで待っている。}}}} 『Death Stranding』とは、コジマプロダクションより2019年11月8日に発売された、PS4用ゲームである。 *&sizex(5){【ストーリー】} 以下、公式サイトより引用 「デス・ストランディング」は世界を変えた。人類は分断され、孤立した。サム・ポーター・ブリッジズは、未来への希望を手に、世界を再び繋ぐために歩きはじめる。 引用ここまで *&sizex(5){【つまりどういうゲーム?】} 要するに、[[ポストアポカリプス]]と化したアメリカを再興するため主人公が奮闘する、というゲームである。 シェルターからシェルターに依頼を受けて荷物を配送するという所謂お遣いゲー的な要素がメインだが、荷物自体には重量や大きさの概念があり運び方次第でバランスの崩しやすさが変わる。 また、人工物がほぼ存在しない荒れ果てた大地を基本的には徒歩で運送する必要があり、足場の良いルートを探したり梯子などの設置物を駆使しながらそれらを踏破する必要がある。 それに加えて、「BT」と呼ばれる未知の存在や配送物を奪いにかかる「ミュール」と呼ばれる集団などが立ちはだかり、それらをステルスプレイでやり過ごしたり武器で撃退したりして身の安全と荷物を守り抜く必要がある。 ポストアポカリプス?マッドマックスかよ?と思うかもしれないが、そんなことはない。 このゲームは、ポストアポカリプスとなった要因、人々の価値観、世界観が以前のフィクションとは類を見ないものと化しているのである。 ポストアポカリプスとなった原因が、核戦争でもなく、大規模な災害でもなく、【デスストランディング】という自然現象であるという点である。 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そのシェルター間のやりとりを請け負うのが、本作の主人公サムたち「ポーター」である。 ……ここまで読んで全くわけがわからないって?大丈夫だ、プレイしていったら分かるようになる。 *&sizex(5){他のポストアポカリプスフィクションと異なる点} *&sizex(5){【人間の死後が明確に描写されている】} ある意味、本作を象徴する点。 上記のBTに加え、個人が持つあの世「ビーチ」と称される空間が存在することが明確に描写されており、 「ビーチ」を通して通信する技術「カイラル通信」をアメリカ北米大陸に東西横断して繋ぐことが本作の最重要目的となっている。 後述の分離過激主義者も、死の概念の崩壊による宗教破壊によって生まれたようだ。 ビーチの元ネタは恐らく日本の三途の川だと思われる。 *&sizex(5){【倫理観、価値観が、ほとんど現代世界に準じる】} 世紀末でお馴染の無法ヒャッハーが溢れる……なんてことはない。 本作のアメリカ人は限りなく現代アメリカ人に近く、 例外を除いて大抵の人は、殺傷や無益な争いを好まない(というか殺したらBTになるからマズい)。 本作における敵勢力のうちのひとつ「ミュール」も、わざわざ非殺傷武器で武装しているし、その成り立ちからそこそこ多くの人から同情されているくらいである。 現代世界と同様に他人との関わりを良しとしない者たちも数多く存在し、そんな者たちは都市シェルターではなく個人用シェルターにて少人数、あるいは一人で暮らしている。 *&sizex(5){【仕事の報酬が「いいね」】} 仕事の報酬で貰えるのは、給料ではなく、like(いいね)。 荷物が綺麗な状態で配送したり、指定された時間よりも早く届けるなどすれば、よりたくさんのいいねが貰えるのである。 本ゲームにおいては経験値としての役割を果たしており、 交通の弁の不便な場所に資材を投資して建設物を建てることが、プレイヤー自身の攻略上有利になるのは勿論のこと、他のプレイヤーが利用することによるいいね稼ぎ…すなわち経験値稼ぎにもなるのである。 このいいねを得ること「だけ」に快感を見出し、ポーターとしての過酷な仕事と上述のカイラル物質によって精神を侵された人間が、本作の敵組織の一つ「ミュール」である。 *&sizex(5){【本作の敵、分離破壊主義者】} 他社との繋がりがテーマである本作における敵。 「繋がりは義務を要求し、個人を縛る鎖だ」と主張、自殺の幇助、遺体の放置など各地で意図的に対消滅を引き起こすテロを引き起こしている。 なかには高レベルの能力者も存在しており、ゲーム冒頭の対消滅も彼らが原因とされている。 ……さて、世界観に関してはこれ以上書くとネタバレになってしまうのでここまでにしておこう。 ここから先の世界に関しては、ぜひプレイしてから自身の目で確認してほしい *&sizex(5){&big(){&big(){■}}登場人物} 「ネットが世界を覆いつくしても、争いは絶えなかった。無理矢理世界を繋げても、また綻びが生まれる。同じことを繰り返すだけだ」 ・サム・ストランド(サム・ポーター・ブリッジズ) 演:ノーマン・リーダス 日本語吹替:[[津田健次郎]] 本作の主人公にして、シェルター間の配送を請け負うポーターにして、アメリカ大統領ブリジットの養子。 過去には「伝説の配達人」と呼ばれた男だが、本作開始時点では「とある事件」からブリジット及びブリッジズから離れ、「ただのサム」としてポーターをやっていた。 BTを見ることが出来ずとも接近を感じることが出来る「DOOMS」であると同時に、例え死んだとしても「繋ぎ目」から生還できる特異体質者「帰還者」である。ブリッジズが彼の雇用にやたらと積極的なのはこれが理由。 「とある事件」により大きく心を痛めており、プロローグの時点でも上記のセリフを吐くなど他社との繋がりに関しては懐疑的。しかし、義姉アメリの危機と、ブリッジズメンバーの脅迫染みた説得に応じ、アメリカ再建のため動くこととなる。 ポーターとして数十キロの荷物を背負い、時に道なき道を、時に時雨により荒廃した廃墟を、時に山や谷を歩くその姿は、まさしくナイスミドル。 そしてシェルター間の配達を完了するついでに、ブリッジズが開発した通信技術「カイラル通信」を用いて、シェルターもの間にいくつもの橋(Some Bridges)を掛けることとなる。 ……ここまで書くと立派なものだが、 ・独り言が多い。しかも無駄にバリエーションが多い ・プライベートルーム内で時折奇行に走る ・接触恐怖症で、他人と握手も出来ない。なのに事あるごとにブリッジズメンバーに迫られてキョドる ・後述のBBに対する扱いそのもの と、彼は「職場に一人は居るコミュ障の弄られおっさん」であり、ある時はプレイヤーに笑いを、あるいは共感を与える。 ぶっちゃけ本作のヒロインでもある。 #region(彼の抱えるブラック労働環境) ・手錠型の端末をオープニングの気絶中に取り付けられ、以後自分の意思では外せない ・サポートという名の監視。シャワー中でもお構いなし。 ・義母を看取ったあと、遺体を背負って徒歩で焼却場まで運ぶよう強引に頼まれる。 ・義母の遺体と共に、赤子(BB)の焼却も命じられる。そのBBのお蔭で窮地を脱した後は雇用説得のダシに使われる。 ・アメリカ北米大陸東西横断に挑戦。一人で。 ・苦労をしてシェルター間の配送、危険地帯への突入を終えても、労いの言葉が貰えるとは限らない。 ・BTが彼の体液に弱いと判明後は、毎日寝るたびに500ml献血。小便や大便、シャワーの廃液も武器に加工。 #endregion ・BB-28 サムが装着することとなるBB。赤子。 本来、DOOMS能力者であるサムにはBBが使えないはずだが、何故かBBを使うことが可能。 しかし、前例がない機能を利用する代償か、時折BB自信の過去の記憶がサムの脳裏にもフラッシュバックされるという現象に見舞われる。 赤子なので、サムが無茶な道を歩こうとして転がり落ちたり、川に流されたり、 あるいは、生きた人間の殺傷を行うとストレスを感じて泣いてしまう。 赤子よろしくあやすことで症状を抑えることが可能だが、放置したり何度もストレスを与えると中毒状態に陥り、BBとしてのBTを感知する機能が使えなくなってしまう。 「宇宙飛行士をつけてあげるね」 「人類はどこへでも行ける 宇宙へもね」 「もう少し待ってくれ」 「これが終わったら行きたい所にどこへでも連れて行ってやる」 ・クリフ 演:マッツ・ミケルセン 日本語吹替:[[山路和弘]] サムがBB-28を装備した時に浮かび上がる謎の男性。 脳死母とも思われる女性を傍らに、優し気にBBに話しかけるその姿から、BBの父親であることが推測される。 そして、本ゲームのプロモーションにおける「黒い涙を流しているクリフの図」が、非常に話題になったことでも有名。 クリフとは「崖」の意味。橋を意味するブリッジズとは対極の名前でもある。 ・デッドマン モデル:ギレルモ・デル・トロ 声:Jesse Corti 日本語吹替:[[石住昭彦]] ブリッジズにおいてBBのメンテナンスを担当をする監察医。 BBをあくまで「道具」とみなし、サムに対してあまり感情移入しないよう忠告しているものの、どこか自分自身に言い聞かせているような節もある。 デッドマンという呼び名には何らかの理由があるようだが……? 話し相手にボディタッチしたがる癖があるためサムとは相性が悪い。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){実質本作のヒロインである。サムとの濃厚密着シャワーシーン(+壁ドン)もあるし。}} 「逃げろ!」 ・イゴール ブリッジズ死体処理班の人間であり、BB-28の元の所有者。 発見が遅れ、ネクローシス寸前となった死体を急いで死体焼却所まで持っていく、BTに掴まったトラックの運転手を謝罪の言葉とともに射殺する、BTに掴まり自殺するなど、責任感の強い人間であったことが伺える。 しかし、その自殺を何者かによって妨害されたことにより、結局はアメリカ最大のシェルターをも巻き込む大規模な対消滅を引き起こしてしまうことに。 BBのポッドについていたねんどろいどの宇宙飛行士は、自分の兄弟との思い出の品でもあったようだ。 「アメリカを再建するの。また世界を繋がらなければ、人類は皆、滅びてしまう」 ・ブリジット モデル、声:リンゼイ・ワグナー 日本語吹替:[[井上喜久子]] アメリカ合衆国初の女性大統領にして最後の大統領。 物語冒頭では既に末期癌に侵されており、サムとの束の間の再会の後に命を落とす。 その際、アメリカ再建を強く訴えかけるために点滴チューブをブチブチと引きちぎってサムに詰め寄ったり、サムが無理矢理つけられた手錠型端末を見て仲間に加わったと解釈して笑顔を浮かべたりするシーンは軽くホラー。 CVの井上喜久子氏は、別の世界では大統領になっていれば世界が変わっていたとも称される偉大な女性軍人を演じたことでも有名である。 「こんな形で再会するとは、皮肉なもんだ。お互い死ねない者同士だからな」 ・ダイハードマン 演:トミー・アール・ジェンキンス 日本語吹替:[[大塚明夫]] アメリカ再建機関「ブリッジズ」の長官にして、アメリカ大統領ブリジットの片腕。 怪しげな骸骨のような仮面がトレードマークの黒人。 オープニングにて、サムにブリジットとの面会の場を用意し、彼女の火葬後は義姉アメリを次代アメリカ大統領として紹介した。 本作におけるオペレーターポジのキャラでもあり、サムの行動に突っ込みを入れたり、時に激しく叱りつけたりもする。 ダイハードマンとは「死なない男」の意味であり、主に過酷な戦場から幾度も生き抜いた兵士に与えられる称号である。 CVの大塚明夫は、最早語るまでもなく別の世界では幾度も世界を救った伝説の英雄を演じていることでも有名。 上記のセリフは、ダイハードマンの初登場時、つまりCVが発覚する際のセリフでもある。一部のプレイヤーには思うところがあるかもしれない。 「今の私たちに必要なのは孤立じゃなくて繋がること。そして結び目(KNOT)を作ることよ」 ・アメリ モデル:リンゼイ・ワグナー 声:Emily O'Brien 日本語吹替:[[井上喜久子]] ブリジット大統領の娘にして、サムの義姉。 そして「アメリカ」の名を持つ女性でもある。 本作におけるヒロインであり、まだ幼いサムにお守りを渡したのも彼女。 肉体が「ビーチ」にあるという特異体質であり、年を経ても外見が変わらない。 しかし現在分離破壊主義者にアメリカの西の端にて囚われており、サムの前でホログラムとして姿を現すことが出来てもその場から身動きが取れないという。 故に、サムは「アメリを助けるついで」に北米大陸横断に挑むこととなる。 「食べる?」 ・フラジャイル 演:レア・セドゥ 日本語吹替:[[水樹奈々]] MGS4のオールドスネークのようなぴっちりスーツが特徴の若き女性。 オープニングでサムに危うくバイクで轢かれそうになるも、彼女がDOOMS能力者であったがために難を逃れる。サムのバイクは大破したが。 その正体は、ブリッジズとは異なる民間配達業者「フラジャイル・エクスプレス」の社長であり、高いレベルのDOOMS能力者。 ゲーム中盤からは、彼女の能力を活かして配送センター間をワープすることが出来るようになる。ただし、持ち物は持っていけず、ワープ元の施設に預けていくことになる。 フラジャイルとは「壊れ物」の意味。その名前に恥じず、フラジャイル・エクスプレスは壊れ物を大切に運ぶことを誇りとした立派な会社だったようだが…… ・ハートマン モデル:ニコラス・ウィンディング・レフン 声:Darren Jacobs 日本語吹替:[[大塚芳忠]] ブリッジズのメンバーの古生物学者の男性。能力者であるがレベルは不明。BTの調査研究を担当している。 定期的に「ビーチ」を訪れるために常にAEDを装着し、21分毎に心停止しては3分で蘇生する(1日に60回死に、60回生き返る)。 そのようなライフサイクルが体に負担にならないはずがなく、心臓はハート型に歪曲し、ハート型心筋症を患っている。 「私の子よ。私はこの子のママ」。 ・ママー 演:マーガレット・クアリー 日本語吹替:[[坂本真綾]] ブリッジズのメカニック担当で、縁なし眼鏡をかけた若い女性。とある事情からBTと化した赤ん坊と繋がっている。 ・ヒッグス 演:トロイ・ベイカー 日本語吹替:[[三上哲]] 分離破壊主義者でテロリスト集団のリーダー。常に黄金の仮面を身につけている異様な風貌の男。 フラジャイル曰く「レベル7か、それ以上」の能力を持つ能力者で、BTを操り、時雨を人為的に引き起こす他、フラジャイルと同じテレポート能力も持つ。テロリストを率いて各地で対消滅テロを引き起こしており、サムの行く先々で姿を現しては巨大BTをけしかけ「GAME OVER」にしようと目論む。 *&sizex(5){&big(){&big(){■}}サムの配達を助ける乗り物・施設} ・バイク トラック バッテリー充電式のタイヤで動く乗り物。修理可能。 バイクはスピード・走破性が高くちょっとした川や崖ならブーストダッシュからのジャンプで飛び越えることができる。 一方荷物は積めるが防水処理はされてなく吹き曝しなので川を渡ると消費電力が増し、時雨で荷物ケースや車体が劣化してしまう。 荷物を積めなくなるがバッテリー容量が強化されるタイプもある。 これを使用できるようになると世界が一気に広がる。 トラックはスピード等は控えめだが荷台により多くの荷物を積み込め運転席には屋根があるのでサムが濡れないという利点がある。 「ミュール」が使っているものを奪って使うこともできるがこちらは修理できない%%シェルター入り口前に乗り捨てて配達の邪魔をしたことのあるサムは反省するように%%。 ・フローター 電力ではなくカイラル結晶を消費しながら浮遊してサムを追従する荷台。 乗り物を使わずに多くの荷物を運ぶことができ、サムが乗りスケボーのように斜面を高速で降りることもできる。 操作感が独特で慣れるまでは転倒して荷物をばら撒いてしまう事も ・発電機 アイテムを使う事で建設できる電柱のような装置。 近くに寄るとバイクやサムが装備する補助機械の充電をしてくれる。 交通の不便な場所に建ててくれたプレイヤーにはぜひとも「いいね」を送ってあげよう ・セーフハウス マップ上に休憩地点を作ることで、体力回復や車両修理ができ、他のセーフハウスや「シティ」に瞬間移動することができるようになる。 うまく設置すれば中継地点や移動時間の短縮など大きな助けになる。 ・各種[[非殺傷武器>非致死性兵器]] 縄で相手を拘束する武器であるポーラーガン、 ゴム弾が扱えるアサルトライフルにショットガン、 催眠ガスやスリップオイルを撒き散らすグレネードランチャーなど、 本作ではメタルギアシリーズと比べて非殺傷武器が充実している。 …というより、世界観的に人間を殺したら不味いため、万が一分離過激派やミュールを殺したりしたら、 ダイハードマンから心にくるきついお説教を受けた後、オープニングで行った大統領の遺体運搬作業をもう一度行う羽目になる。 追記、修正は、繋がりを掛けてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 正直言って、登場人物のほとんどが好きになれない(特にアメリとヒックス)。デッドマンは好きになったけど -- 名無しさん (2020-03-03 05:51:24) - 最序盤は悪路をハシゴやロープ程度しかない装備で踏破しなくてはいけなかったりと不便さばかりが目につくものの、カイラル通信を繋いで新しい装備を入手してできることが増えていく度にどんどん楽しくなっていくというスルメゲー。国道やジップライン網を完成させた日にはもはや序盤の不便さには戻れないw -- 名無しさん (2020-03-03 07:00:01) - プレイしてないんだけど、過去の小島作品世界と関連するような描写ってあるの?ないなら大塚さんと井上さんのとこの記述削った方がいいような -- 名無しさん (2020-03-03 07:24:01) - いい湯だな、を歌った衝撃でしばらくは固まった -- 名無しさん (2020-03-03 07:41:39) - まさか抱きしめるとは思わなくてアメリに全弾叩き込んだのは自分だけじゃないはず -- 名無しさん (2020-03-03 11:32:53) - 作中の多くの挿入歌を手がけるLow Roarは発売前は泣かず飛ばずドン底の無名バンドだったが、突如ソニーから何に使うのかは言わず楽曲を提供して欲しいと言われ、お金になるのならと承諾。発売後はアルバムも飛ぶように売れて人気バンドになったとか -- 名無しさん (2020-03-03 14:40:34) - ババア唯一の功績はサムの養母であること。死んでからあんなに印象悪くなるとは思わんかった。リサイクルのとき毎回出てきて鬱陶しいし…… -- 名無しさん (2020-03-03 15:09:20) - ゲームシステムがわかんないんですけど -- 名無しさん (2020-03-03 18:26:27) - 良くも悪くも究極のお使いゲーだよね。合う人には合うけど合わない人にはとことん合わない。加えて本格的に面白くなるまで時間が掛かる。賛否両論起こるのも致し方ないかなと -- 名無しさん (2020-03-03 18:40:54) - アメリ嫌われ過ぎてワロタ。でもサムの奥さんの死の真相を知ったらそうなるよね -- 名無しさん (2020-03-03 23:19:03) - ↑3 各拠点から配達の依頼を受けてそれを指定された場所まで運ぶ。以上。その目的地まで運ぶまでの過程を楽しむゲーム。(どんなルートを通るか、どんな装備を使うか、どれだけ楽に、どれだけ速く運べるかetcetc) -- 名無しさん (2020-03-03 23:50:13) - 小島監督の[お遊び]が再び見られて内心嬉しい -- 名無しさん (2020-03-04 16:18:36) - システム的にはほぼほぼお使いゲーで、敵と戦うときはTPSって感じ。ただ、シナリオボス以外は殆ど全く戦う必要は無い。上記米のようにどのように運ぶかってとこがキモだから、プレイ動画とかはあんまり楽しめないタイプだと思う。 -- 名無しさん (2020-03-06 14:32:52) - MGS等と世界観の関連は無いけど、明らかに意識したセリフを吐いたりするからな… -- 名無しさん (2020-03-06 14:34:20) - 怪作なのか、名作なのか。 -- 名無しさん (2020-04-02 23:36:23) - 最終的にアメリがめっちゃ嫌な奴って思えてデッドマンが一番好きになるってゲームだったわ個人的に -- 名無しさん (2020-04-18 13:34:19) - ↑4の通りなんだが、物語が佳境に入ると結局TPSの比重が増してきちゃうのがちょっとなぁと感じた。 -- 名無しさん (2020-04-24 02:19:20) #comment #areaedit(end) }

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