登録日:2024/05/05 Sun 22:05:21
更新日:2025/05/17 Sat 20:57:45
所要時間:約 16 分で読めちゃうよ~
パウ・パトロール(チーム)とは、アニメ『
パウ・パトロール』に登場する、犬のみで結成されたレスキューチームである。
第1期はアドベンチャーベイで営業している何でも屋的な存在で、アドベンチャーベイでのトラブル解決のみを仕事としていた。
第2期以降は遺跡調査とジャングルや雪山の警備、海上や上空のパトロール、お姫様の護衛など三者三様の仕事をこなしている。
~パウ・パトロールのメンバー~
「パウ・パトロール出動!」
パウ・パトロールの指揮官兼参謀を務める少年。10歳。イメージカラーは赤又は空色。ビークルはダッシュバギー。海上での任務時はジェットスキーに、雪山での任務時はスノーモービルに変形する機能がある。
パウパッドと呼ばれるタブレット型の小道具を持ち、パウパッドを駆使してメンバーにトラブル解決の為の指示を出したり、アドベンチャーベイの住人との連絡手段に活用している。第2期以降はロボドッグの操作もパウパッドで行うようになる。
ケントの元にアドベンチャーベイの住人からトラブルの知らせが届き、ケントがメンバー達をパウステーションと呼ばれる居住区兼基地に集合させた上でトラブルの現場に同行するメンバーを選抜し、ケントが選抜されたメンバーとトラブルの現場に出動するのが基本的な流れとなっている。
「トラブル解決はパウ・パトロールにお任せください!」
トラブルの解決手段は常に自分の頭で考えているが、たまにスカイの頭脳やタルボット船長のアドバイスに頼る事がある。
寛大かつ楽観主義で、明朗快活な性格。アレックスの所為で不幸な目にあったりライバール市長に迷惑をかけられても笑顔で許せる程の慈悲深さも兼ね備えている。
手先が器用で、機械弄りが得意。自身のダッシュバギーのメンテナンスを行ったり、パウ・パトロールのメンバー達のビークルを改良したり、アレックスの三輪車を組み立てたりしている。
アウトドアの知識も豊富で、マーシャルとラブルと一緒にキャンプ地に出向き、アレックスに正しい焚き火のしかたをレクチャーした事がある。
本職が学者であるタルボット船長やフランソワには後れを取っているが、動物の生態にも詳しい。
「そうだ!ビーバーは尻尾で仲間と話すんだ!」
謎の交友関係の持ち主。
嫌いな食べ物は芽キャベツ。
稀に10歳とは思えない言動を見せるのは御愛嬌。
「俺の正義が騒ぐぜ!」
ジャーマンシェパードの男の子。イメージカラーは青。シンボルは星。ビークルはポリスカー(警察車両)。
パウパックに搭載された小道具はチェイスメガホンとパウライトとネットランチャーとテニスボールキャノン。ネットランチャーはターゲットを捕らえるだけでなく、緊急時の足場や梯子の代わりになる優れ物。
優れた臭覚の持ち主であり、匂いを嗅ぎ分ける事ができる一方、猫と羽毛のアレルギーがあり、匂いを嗅ぐとクシャミが出てしまう。
パウ・パトロールの犬達のリーダー格で、メンバー達がパウステーションに集合した際、ケントに「パウ・パトロール、全員集合したぜ!」と報告するのは彼の役目。ケント不在時はケントの代理でトラブルの解決手段を考える事も。
アドベンチャーベイの住人達の信頼も厚く可愛がられている。
「その任務、お任せだぜ!」
面倒見が良く優しい性格だが若干
天然。
本人に悪気はないのだが、彼が持つ天然要素が元で、トラブルがさらに悪化する事がある。
一方で、警察犬という立場上、警戒心が非常に強い。
小さくて可愛いのが好きでふうちゃんと出会って早々に親友になったほか、迷子の子ウサギが母ウサギと再会する様子を見て癒されている。
「フクロウの赤ちゃんだ!小っちゃくて可愛いね。」
歯医者が苦手だったが、ケントの頑張りで克服した。
そして、以前はワンワンブギーで遊ぶのが下手で悪戦苦闘していたが、今ではスカイの指導のお陰で上手に遊べるようになり、華麗なテクニックを披露できるまでに上達している。
警察犬だが、第2期以降はスパイも兼任。スパイ時のビークルはスパイクルーザー。
スパイ時のパウパックに搭載された小道具はジップラインとフラッシュライトとネットランチャー。ウォールウォーカーというブーツも履いており、壁を上り下りする際に吸盤が出る。
『
ザ・ムービー』ではアドベンチャーシティの出身である事が判明し、同時にパウ・パトロール入隊前は
地獄同然の憂き目に遭っていた
悲惨な過去も判明する。
「パウパウ!燃えてきたぁ~!」
ダルメシアンの男の子。イメージカラーは赤。シンボルは炎。ビークルはファイヤートラック(消防車)。
パウパックに搭載された小道具はウォータージェット(放水銃)。水を発射する。
ウォータージェットを誤射して仲間に水を掛けたり、ファイヤートラックの梯子から転がり落ちてしまううっかり者だが、ケントはそれも含めて「パウ・パトロールには君が居てくれないと困る」と評価している。
また、集合時にはすっ転んで、他のメンバーを笑わせる事が多い。
一部のファンからは「ドンガラガッシャン」と呼ばれているが、途中で加入したメンバーはよりによって、この「ドンガラガッシャン」の巻き添えになるのがお約束である。
本人もドジっ子と自覚している。
おっちょこちょいな性格ながらも実力は一級で、テレビ局から取材が来た事がある。
失敗しても持ち前の明るさと前向きな姿勢で乗り越える事ができる、芯の強さとタフな精神力の持ち主。
「大丈夫…」
しかし、世界一速い消防犬になる為の訓練に励んでいた時や映画『
カーレース大作戦 Go!Go!』では失敗続きで心が折れかける事もあるなど、いわゆるガラスのハートの持ち主でもある。
典型的な
「褒められると伸びるタイプ」で、『カーレース大作戦 Go!Go!』ではヒューンの言葉で自信を取り戻している。
小動物のお世話が得意で、渡り鳥がパウステーションに下りて来た時は渡り鳥のお世話を一生懸命頑張り、パウステーションに迷い込んで来たカメに水浴びの時間と称して水を掛けたりしている。
好きな食べ物はリンゴとイチゴ。ただし、ユミの農場で野菜や果物の収穫を手伝った際は「カボチャも好き」だと発言している。
アレックスのやりたい放題に辟易している。
ワニと蛇が苦手でカルロスがジャングルで暮らすワニと蛇の話題を振ると戦々恐々としていたが、フランソワが育てた爬虫類と両生類が逃げて街中がパニックに陥った際は逃げた爬虫類と両生類をフランソワの元に還す為に奮闘している。
「やっほー!!ジミー…一緒に遊ぼ~ぅ。」
第1期と第2期は空を飛ぶ事が苦手だったが、第3期以降はケントが全員にジェットパックを与えた結果、苦手を克服した上で空を自由に飛べるようになっている。
『大空のミッション・パウ』でも躊躇する事なくジェット機に乗り込み、ジェット機の操縦も難なくこなしていた。
消防犬だが、第2期以降は医者も兼任。医者時のビークルはレスキュートラック(救急車)。
医者時のパウパックに搭載された小道具はレントゲンスクリーンと様々な医療器具。レントゲンスクリーンは患者の体調をチェックするだけでなく、箱やカバンを透視して中身を調べるのにも使える。
「ビュビューンとひとっ飛びよ~!」
コッカプーの女の子。イメージカラーはピンク。シンボルはプロペラ。ビークルはフライングヘリ(救助用ヘリコプター)。
パウパックに搭載された小道具はスカイウイング。空を飛ぶ為の羽とジェットエンジンが出てくる。
ケントが当てにする程の素晴らしく切れる頭脳の持ち主で、彼女の明晰な頭脳がトラブル解決に導く事も何度かあった。
「スカイならパウフェクト!」
常に笑顔を絶やさない元気娘であり、遊びの天才で、自ら率先してゲームやスポーツの中心になったり、ウサギとカメを可愛がったり、チェイスにアレックスやチカレッタの危機を救った事で褒められた時に嬉しそうな笑顔を見せるなど極めて素直であるが、危険な任務には勇敢に立ち向かう。
特に『ザ・ムービー』では彼女が最後に全て持っていってしまっている感が強い。
正義感もかなり強いらしく、ケントの代理でアレックスを説教したり、ダニーを注意した事がある。
『大空のミッション・パウ』では素晴らしく切れる頭脳と正義感の強さを駆使してロイヤル王国の危機を救い、『ザ・ムービー』ではチェイスとアドベンチャーシティの住人に迷惑をかけたライバール市長をお仕置きしている。
チェイスの誕生日会の準備で大張り切りだったり、雪山で遭難したところをエベレストに助けてもらった後は彼女に感謝するなど、優しさと思いやりも兼ね備えている。
「準備を見られたらサプライズが台無しよ!今、チェイスは何してるの?」
思った事を素直に口に出す性格故か、フランソワからマドモアゼルと呼ばれた際に「カッコイイ」と素直に口に出してしまう。
責任感も強く、アレックスが無断で農場の動物達を外に出した挙句その動物達が逃げた際にアレックスを止められなかった事に責任を感じており、ケントがチェイスとラブルと一緒に逃げた動物達を連れ戻しに行く事になった際に「できる事はある?」とケントに聞いた事もあった。
趣味はバク転。嬉しい時や楽しい時に必ずといって良い程お披露目している。
鷲が苦手。
パウ・パトロール初期メンバーの紅一点であり、エベレストが加わるまでは唯一の女の子だった。
『
ザ・マイティ・ムービー』では農家の家で生まれた末っ子の犬で、小柄な体格にコンプレックスを抱いていた事が判明する。
「ブルっと任しとき!」
イングリッシュブルドッグの男の子。イメージカラーは黄色。シンボルはスパナ。ビークルはパワーブルドーザー。
パウパックに搭載された小道具はパワーショベルとジャックハンマー(削岩機)。パワーショベルは地面や雪を掘るのに役に立つが、物を運ぶのにも使える。
元々は野良犬で、雪に埋もれたジェイクの救出に協力したお手柄で、パウ・パトロールへ入隊した。パウ・パトロールの初期メンバーでは1番最後に加入しているので、エベレストが加入するまでは1番後輩だった事になる。
「気は優しくて力持ち」を地で行く男の子で、義理人情に厚く涙脆い。
前述の通りパウ・パトロールの一員になる前は孤独だった為、迷子の子クジラが母クジラと再会した事を喜び男泣きした事もある。
「何でもあらへん、鼻水や!」
律義者で、ロッキーと共同で渡り鳥の為の巣を作ったり、雪が原因でポリスカーをうまく走らせる事ができないチェイスの為にパワーブルドーザーで雪を退かした事がある。そして、寝る時はアイマスクが欠かせないらしい。
蜘蛛が苦手。
スケートボードとフリスビーで遊ぶのが好きで、
劇中アニメ『
ミラクルアポロ』の大ファン。
その為なのか、第3期でケントがジェットパックを与えた際、他メンバーは腰に装着するタイプなのに、彼だけ足で履くタイプだった。
スノーボードが趣味で、エベレストと意気投合していた。
お風呂に入るのも好きで、ケイティと親交がある。
大食漢であり、食べ物にまつわる任務になるとお腹をグーグー鳴らす事がある。
「ワイのお腹も助けてもらわな…」
マーシャルと並ぶ三枚目キャラだが、一方で不用意な言葉を発してしまう事があり、彼の些細な一言が発端となってマーシャルが傷ついてしまったり、トラッカーを喜ばせる為に雪が降っていないにもかかわらず「雪がある」内容の発言をして他メンバーからドン引きされた事もある。
第4期以降はディスクジョッキー(DJ)の才能を開花させ、グッドウェイ市長が主催するお祭りやパーティーで優雅なスクラッチテクニックを披露するようになる。
日本語版では関西弁を話す。
『Rubble and Crew』ではアドベンチャーベイの近所にある街ビルダーコーブで家族や親戚と共に建設会社を設立、建設会社の社長としてビルダーコーブの発展に真剣に取り組んでいる。
「くるくるくるくるリサイクル!」
雑種犬の男の子。イメージカラーは緑。シンボルはリサイクルマーク。ビークルはクリーンクルーザー(清掃車)。第3期以降はタグボートに変形する機能が付加される。
パウパックに搭載された小道具はマジックアームと様々なリサイクルツール。
几帳面で頭の回転が早く、いらなくなった物をリサイクルで再利用する事を得意としており、クリーンクルーザーのバケットの中にはいらなくなった物がたくさん保管されている。
アレックスのやりたい放題と空気が読めない言動に呆れグッドウェイ市長の負けず嫌いな性格に翻弄されつつも、パウ・パトロールの一員でいられる事に感謝しており、人助けをして褒められても「パウ・パトロールなら当然」と感じている。
「もちろんであ~ります!」
好きな食べ物はバナナ。マシュマロも好物で、キャンプでは必ず焼きマシュマロを楽しんでいる。
水に濡れる事が苦手で、ペットサロンに連れて行かれた挙句お風呂に入れられそうになる事も多く、カリとお風呂を巡る戦いを繰り広げる事もしばしばである。
また自分のミスやマーシャルのドジで水難に遭いがち。
「ウェー!やっぱり…びしょびしょになっちゃったであります!」
他にも水をかけたからという理由でマーシャル、スカイ、ラブル、ズーマの飛び込みに0点判定を下した事もある。
ただし、おしゃれコンテストに出場を表明した時は我慢して風呂に入り、優勝してロゼットも貰っている。
そして、後にケントが全員に海に潜れるようになる小道具を与えた時やパウメイドになった時も何故か平気で海を泳いでいた。
日本語版では語尾に「~であります」を付ける。
実は元々は初期案には存在せず、スピンマスターと原作者との擦り合わせによって加えられたキャラクターとの事。
「ノってノってノっちゃうよ~」
ラブラドールレトリーバーの男の子。イメージカラーはオレンジ。シンボルは錨。ビークルはホバークラフト。第2期以降はサブマリン(潜水艦)に変形する機能が付加される。
パウパックに搭載された小道具はプロペラスクリューと水中ライト。空気ボンベも常備されている。
好奇心旺盛なウォーターレスキュー犬。海岸のゴミ拾いに真剣に取り組み、体が石油塗れになった子クジラを綺麗にしようと奮闘したり、サングラスを掛けて日光浴を嗜むなど、海と海の生き物を大切にしている。
泳ぎが得意なしっかり者。サーフィンと昼寝が趣味で、怖いもの知らずな性格。なのに、お化けや怪物を怖がっている事をラブルに指摘されている。
ラブルに引けを取らない
食いしん坊で、クリスマスイブの夜に
サンタクロースへのお礼用のクッキーをつまみ食いして綺麗に完食してしまい、ケントを苦笑いさせた事も。
そしてココナッツジュースが好きで、カルロスの調査を手伝いに行って謎の球体に追われた際に謎の球体の正体が特大サイズのココナッツだと判明した時に大喜びだったり、トラッカーが大漁のココナッツを持ってパウステーションに遊びに来た事を喜んでいる。
意外と繊細な面があるようで、サーカスの空中ブランコ用機材の立て直し作業に参加させてもらえない際は激しく落ち込んでいた。
仕事は真面目にこなしているが、実はノリが良い一面があり、マーシャルがドジでジャムコンテスト用のジャムをぶちまけた際はチェイスと一緒に苦笑いしながらジャムを回収している。
「1個も、落とさなかった。」
また、遊び好きな一面もあり、任務がない時は1人で優雅にウインドサーフィンを楽しみ、他のメンバーを誘ってサッカーを楽しんだりしている。
『ザ・ムービー』に至っては救助活動中に写真撮影に興じる父娘に便乗した結果、母にそれを指摘された事すらある。
ラブルの代理で一度パワーブルドーザーの操縦を任されたが、操作に苦戦して危うく線路に穴を開けかけた事がある。
「任しとき…」
パウ・パトロール初期メンバーでは1番年下であり、トラッカーが加入するまではメンバー最年少でもあった。
ケントが開発・改良した犬型ロボット。ケントがロッキーと共同でメンテナンスを行っている。
尻尾がアンテナ、首輪のタグがスイッチになっている。
足にはジェットエンジンが常備されており、猛スピードで空を飛ぶ事が可能。ズーマ曰く「スカイより早い」らしい。
初対面時からパウ・パトロールのメンバー達に好かれ、自身もメンバー達が好きで、陰ながらパウ・パトロールのサポートを行う。
マーシャルの失態により、アンテナが折れて暴走したが、スカイが捕獲に成功した事とロッキーが新しいアンテナを用意した事で、窮地を脱した。
任務がない時は後述のパウパトローラーやエアパトローラーを操縦してドライブや空の散歩を楽しんだり、ケントとトランプやボードゲームに講じたりしている。
第1期は専用のリモコンで動いていたが、第2期以降はパウパッドで動くようになった。第6期では専用の充電器を用意してもらった事も判明している。
第2期以降は新たなマシンであるパウパトローラー、第3期以降はエアパトローラー、第4期以降はシーパトローラー、第7期以降はダイノクルーザー、『ミッション・パウ』ではミッションクルーザー、『マイティ パウ・パトロール』ではマイティハリヤーの操縦士を任される事に。
「超超超超がんばるっしょ」
第2期から登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
シベリアンハスキーの女の子。イメージカラーはターコイズブルー又はピーコックグリーン。シンボルはもみの木。ビークルはスノーキャット(雪上車)。
パウパックに搭載された小道具はグラップリングフックとジェットボード。グラップリングフックは岩山や氷山を上り下りする際に用いられるが、倒れそうな木を支えるのにも役に立つ。
元々は野良犬だったが、雪の中遭難したジェイクを救った功績を讃えられ、ジェイクの愛犬並びにパウ・パトロールの一員になった。
上記のジェイクを救った功績から、普段は山小屋でジェイクと同居生活を送っている。
テンションが高い女の子だが、根は真面目で親切な性格をしており、スカンクの救助に躊躇するマーシャルに助け舟を出した事も。
また、落ちそうになったジェイクを引っ張り上げるなど、力持ちである。
そして、タルボット船長とフランソワの喧嘩を諫める、両親と離れ離れになって寂しがる狼の子供に優しい言葉をかけて安心させるなど、几帳面でもある。
好きな食べ物はレバー。
腹の虫の音が大きく、ジェイクやマーシャルがクマの吠える声だと勘違いしてしまう程。それ故に初登場回ではビスケットをおねだりしたり、マシュマロを一気に頬張ったりするシーンがある程食いしん坊な一面も見られる。
「レバー味?」
スノーボードが趣味同士でラブルと、女の子同士でスカイとそれぞれ意気投合する。
読書好きな一面もあり、マジョリーが運営する移動図書館の常連客でもある。
何気にパウ・パトロールメンバーの中では最年長だったりする。
日本語版では語尾に「~っしょ」を付け、ギャルを思わせるような口調で会話する。
実は日本では第2期が始まる事が発表されていないにもかかわらず、ダイキャストビークルの発売が決まった為、Twitter上では登場してくれるのか(つまり第2期の日本語版が放送されるのか)を疑問視する意見もあったが、第2期の予告が出た事により、日本語版での登場が決まった。
また追加メンバーである為、ピーコックグリーンの雪山登山家風の隊員服以外の服装を披露する事は少なかったが、第3期ではターコイズブルーのスポーツウェア、第4期ではピーコックグリーンのダイビングスーツとターコイズブルーのライフガードスタイル、第5期ではターコイズブルーのフライングスーツを披露。
『大空のミッション・パウ』ではターコイズブルーのフライトスーツを装着し、初めてのジェット機の操縦に興奮していた。
「ちょっぱやでイケてるっしょ!」
「お任せアミーゴ!」
第3期から登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
チワワの男の子。イメージカラーは若葉色。シンボルは方位磁石。ビークルはジャングルクルーザー(ジープ)。
パウパックに搭載された小道具はケーブルハンドと様々なマルチツール。ケーブルハンドは木々を枝に大ジャンプしながら移動するのに使われるが、物を引き寄せるのにも使える。
優れた聴覚の持ち主であり、大きな耳を左右に動かして、音を聞き分ける事ができる。
元々は野良犬だったが、落とし穴に落ちたカルロスを一緒に助けたのがきっかけで、カルロスの相棒並びにパウ・パトロールの一員になった。
歌って踊るのが大好きで明るく陽気な性格をしている。勇敢な性格だが、どうも暗闇は苦手らしい。
「あいあいあい…」
アドベンチャーベイを初めて訪問した際は雪に苦手意識を抱いていたが、エベレストと親しい間柄になった事をきっかけに雪が好きになり、ウィンターワンダー・ショーに参加して歌を披露した際は歌の歌詞に「雪大好き!最高」を追加した。
また、吹雪で遭難した際にはウィンターワンダー・ショーの会場から聞こえるジェイクのチューバの音を聞き取り、道案内をした事も。
そして要領が良く、ケーブルハンドを利用して扉の歯車を動かし、神殿に閉じ込められたケント、チェイス、ロッキー、ズーマを助けた事がある。
正規メンバーでは最年少だが、ジャングルの安全を守る事に対して極めてストイックな姿勢で臨んでおり、ジャングルでの危機管理も徹底している為、ジャングルの動物に好かれている。
英語版、日本語版共に会話には所々スペイン語が交じる。
一応パウ・パトロールの正規メンバーだが、ジャングルのトラブルが専門の為登場回数は少ない。
『
大空のミッション・パウ』ではエベレスト共々登場しており、若葉色のフライトスーツ姿も披露し、ジェット機も乗りこなしている。またエベレストとハイタッチするなど、息の合ったプレイも見せる。そして、好奇心旺盛な彼らしく、初めてジェット機に乗った時はかなり興奮していた、華麗なジェット機の操縦テクニックも披露している。
「僕、こんなスピード初めて!」
「パウっとガオガオ、ゴーなのだ!」
第7期から登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
バーニーズマウンテンドッグの男の子。イメージカラーは水色又は黄緑色。シンボルは恐竜の足跡。ダイノランダー(ステゴザウルスをイメージしたビークル)で人助けを行う。
パウパックに搭載された小道具はダイノハンド。エベレストのグラップリングフックと同じく岩山を上り下りする事が可能で、トラッカーのケーブルハンドと同じく木々を枝に大ジャンプしながら移動する事も可能、ロッキーのマジックアームと同じく物を掴む事もできる。
恐竜の大地ダイノワイルドの管理人を務める。
恐竜を虐める人間が嫌い。
好奇心旺盛な性格で、恐竜と意思疎通ができる。
「ダイノミックにお任せなのだ。」
後ろ足が不自由で車椅子生活を送っているが、彼自身はその事で悩んだり落ち込んだりする様子は見せず、明るく愛想良く振る舞い、恐竜のお世話を楽しんでいる。
常に車椅子で活動する為、彼のパウパックは車椅子と一体化したデザインになっている。
もはや言うまでもないだろうが、彼もマーシャルの「ドンガラガッシャン」を喰らうハメになった。
しかも、その内容はマーシャルが肉弾戦車のようにボールと化して転がりながらエレベーターに突っ込むというものだった。
初登場時にロッキーとラブルを逆に覚えていたのは御愛嬌。
日本語版では語尾に「~なのだ」を付けて会話する。
日本語版では大人の事情により、彼の初登場回は第6期に回された。しかしDVDでは第7期の話として扱われるらしい。
なお、2022年に発売されたゲーム『パウ・パトロールグランプリ』では当時日本語版未登場にもかかわらず、日本語ボイスが付いた。
「ガオガオ、行っくよー!」
「ミャオっとワイルドパウフェクトだぜ!」
『モーター・パウ』で初登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
バイク乗りの猫で、何気にパウ・パトロールでは唯一の猫のメンバーである。シンボルは猫の爪。スパイクモーター(棘が出るタイヤが付加されたバイク)で人助けやバイクスタントを行う。
見た目は愛らしいが高度のバイクスタントスキルを有している。
『Cat Pack』では猫のレスキューチーム、キャット・パックを結成。
キャット・パックのリーダーを務め、チーターをイメージしたビークルとスーツで人助けを行う。
毛糸玉が大好き。猫なのにネズミが苦手らしい。
- タック(CV:河野みさき)
- エラ(CV:Lynn)
「僕、ゼッタイニー頑張ります!」
「ジャイアントにお任せあれ!」
『マイティ パウ・パトロール』で初登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
ゴールデンレトリーバーの双子。2人一組で活動している。シンボルは赤と空色の矢印で、タックは空色の部分が大きく、エラは赤の部分が大きい。ビークルはマイティツインローラー(バイクに変形する機能が付加されたオープンカー)。
瓜二つで、タックが優しく穏やかな性格、エラが真面目で素直な性格。見分けるポイントは鼻の色で、タックが褐色、エラが桃色。
特殊能力はタックが体を
縮小化させ、エラが体を
巨大化させる事。
この双子も初エレベーターでマーシャルの「ドンガラガッシャン」を真正面から食らうハメに…
日本語版ではタックが丁寧語で話し、エラがボーイッシュな口調で会話する。
英語版ではどっちが上でどっちが下か不明だか、日本語版ではタックが弟でエラが姉という事になっている。
「はなまる満点100点!」
『ザ・ムービー』で初登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
ダックスフンドの女の子。シンボルは超高層ビル。ビークルはレスキュージェットバイク(スクーター)。
情報通でコミュ力が高い陽キャで、少々強引で物事をイケイケと取り仕切る性格。
「あたりきしゃりき!」
元々はアドベンチャーシティで自由気ままに暮らす野良犬だったが、ライバール市長がアドベンチャーシティの市長に就任した件でケントに助けを求めた事を機に、正式なパウ・パトロールの一員として迎えられた。
『ザ・マイティ・ムービー』では自分を慕うプチとナノとミニがジュニアパトローラーズを結成した事を知り、彼らにヒーローとしてのあり方について教える事になる。
あとパウ・パトロールに協力する前はモーニング娘。だったとか。
~余談~
放映局のニコロデオンのライバルであるディズニーがディズニープラスで公開した『
チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』にも名前が登場。
この作品の世界においてはカートゥーンやアメコミのキャラクター達が現実世界において人間と共に生活しており、アニメの内容は全てドラマとして撮影された劇中劇という設定。
ディズニーやニコロデオンは映像制作のスタジオという事になっており、メジャーどころからドマイナーネタまで米アニメの小ネタが大量に登場し、当然の如くニコロデオンもネタにされている。
チップ&デールと共に劇中で起こったある事件を追う人間の女性刑事が、過去に偽情報に騙され
犯罪の証拠を掴むべくニコロデオンのスタジオへ強行突入。
パウ・パトロールに抵抗されて仲間の巡査部長が殉職し信用を失ってトラウマを得るという異様にドギツいネタに使用されていた。
第9期から登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
バセットハウンドの男の子。イメージカラーは紅色又は灰色。シンボルはタイヤ。グラバークロウが備え付けられた大型トラックで人助けを行う。
パウパックに搭載された小道具はミニジャック。
普段はアドベンチャーベイの近くの町ビッグバレーで仕事をしている。
スカイと対等の切れる頭脳を持ち、チェイスと同じく優れた臭覚の持ち主でもある。
にぎやかな性格だが、決断力がある。
グッドウェイ市長と同じくルーク・スターの大ファンで、彼から仕事を依頼された時は大喜びだった。
『Cat Pack』で初登場する、キャット・パックのメンバー。
ホワイトタイガーをイメージしたビークルとスーツで人助けを行う。
抜群の運動神経の持ち主で、アスレチックや障害物コースで遊ぶのが好き。
『Cat Pack』で初登場する、キャット・パックのメンバー。
ライオンをイメージしたビークルとスーツで人助けを行う。
ワイルドと同じくネズミが苦手だが、仲間のピンチを救う為に苦手なネズミに立ち向かう度胸がある。
『Cat Pack』で初登場する、キャット・パックのメンバー。
ジャガーをイメージしたビークルとスーツで人助けを行う。
音楽鑑賞が趣味で、任務がない時はヘッドホンを首に掛けている。
『Aqua Pups』で初登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
パウメイドの女の子でありパウ・パトロール初のパウメイドのメンバー。イメージカラーは紫。シンボルは貝殻。タツノオトシゴをイメージしたビークルで人助けを行う。またこのビークルにはバイクへの変形機能もある。
パウパックに搭載された小道具はバブル製造機。
天真爛漫な性格で、パウメイドの誇りを第一に重んじている。
実はスカイの従姉妹で、彼女に誘われたのがきっかけでパウ・パトロールに入隊したらしい。
当然の事ながら、彼女もマーシャルの「ドンガラガッシャン」の餌食になる事に。
『Rescue Wheels』で初登場する、パウ・パトロールの新メンバー。
犬種はサモエドらしい。シンボルはクロスした骨。ビークルは吸盤付きタイヤとピカピカの紙吹雪を打ち上げる機能が付加されたモンスタートラック。
口元のほくろとショッキングピンクのメッシュが特徴。
コミカルでユーモラスな性格で、面白い噺で仲間を楽しませるのが好き。
『Rubble and Crew』で初登場する、ラブルの祖父。
大らかな性格で家族の絆を大事にしている。
『Rubble and Crew』で初登場する、ラブルのおば。グラヴェルの娘でモーターの母親。
ラブルと同じくスケートボードで遊ぶのが好き。
『Rubble and Crew』で初登場する、ラブルの従姉妹。クレーンの娘。
建設会社最年少かつ建設会社の末っ子的存在。
ラブルからもらったアヒルの玩具が宝物で、ダッキーと名付けて大事にしている。
『Rubble and Crew』で初登場する、ラブルの従姉妹。
芸術と空想が大好きでポジティブ思考の持ち主。
『Rubble and Crew』で初登場する、ラブルの従兄弟。
神経質で細かい事を気にする性格な為、せっかちで欠陥工事が目立つスピードマイスターに苦言を呈す事も。
その一方、面白い噺で仲間を楽しませるのが好きな一面がある。
『Rubble and Crew』で初登場する、ラブルの従兄弟。
片足が義足になっている。
なお彼は本編にも登場し、第9期でラブル以外のパウ・パトロール初期メンバーとも対面を果たしたが、よりによってマーシャルの「ドンガラガッシャン」を喰らうハメに…
「今日の項目もパウっと修正!」
「ワンダフル!」
最終更新:2025年05月17日 20:57