登録日:2024/05/06 Mon 00:58:06
更新日:2025/06/11 Wed 10:26:41
所要時間:約 15 分で読めます
【概要】
構成員は4名。
その名の通り、放課後にスイーツをパクつく平凡な日常を楽しむことを目的とする、
果たして「部」と言っていいのか著しく疑問のある部活動である。
晄輪大祭では
負荷がデカくてギャグ顔になってるカズサスイーツ部として組体操に出場し見事(「ワンダー6000」なるスイーツ獲得のついでに)勝利し、
トリニティ謝肉祭ではオープニングライブで入賞し「フレデリカ・セムラ」を手に入れる……等、公的な場でも活躍をしているといえばしている。
が、普段はというと本当に学生にできる範囲で甘味を探求するに留まり、建前だけでも部活動らしい何かをしようという様子は特にない。
ティーパーティーしかり、「お茶」に並び「お菓子」が大事な学園なので、ひょっとしたらその関係で何かしらの貢献が認められているのかもしれないが……
しかし、そんな状態でもまがりなりにも「部」なので、部室はおろか、部費もちゃんと出ている模様。
成果主義のミレニアムとは違うのだゲーム開発部ほど問題も起こしてないしな!
「-ive aLIVE!」での騒動も、正義実現委員会のイチカいわく「よくあること」な程度らしい。
例として、ナギサに直接至急の連絡が入る案件で、図書委員の暴動を正実が収めようとした結果
第3校舎の裏庭が火の海になり全焼という一報がある。
作中に登場するトリニティの組織はその校風故なのか、トリニティ権力層と何かしらの縁がある傾向が強い。
比較的関わりが薄いのはトリニティ自警団と図書委員会あたりだが、前者は正規の武装組織があるからこその非正規武装集団であり、
後者も非常時には協力の要請が入り学園の希少文書も取り扱っていたりと、ある意味でトリニティの深い部分への関わりはあると言える。
それに比べて、スイーツ部はそういった層と全くの無縁。
あまつさえトリニティを揺るがした「エデン条約編」の一連の出来事もそもそも知らない。
どころか、優等生かつ友達も多くお喋り好きでヒフミとも親交があるアイリを除き生徒会の名前(ティーパーティー)すら知らなかった。
かろうじてナツがおやつタイムと早とちりした関係で名前だけ把握している程度である。
ここで補足しておきたい。
大前提として、キヴォトスの学区は想像の何倍もデカい。なにせ学園都市である。
例えばスイーツ部がデモに遭遇したのも第5裏門であり、PVでは何度か同学校内でも
【トリニティ総合学園正門/1】
【トリニティ総合学園正門/3】
……といった具合に電車で移動する距離な光景が映っている。
当然生徒数もマンモスどころの話ではなく、そんな中で生徒会がどうのとか一般学生が意識するだろうか? ……というのが実際のところ。
加えて銃声に戦車砲に牽引砲のドンパチが日常。
どこぞの遠くで爆発音がしていようがそんなのでいちいち飛び起きていたら寝不足待ったなしというもの。
そのアイリにしても「聖園ミカ様っていうすっごく綺麗な人が事件に巻き込まれちゃったらしい」程度の認識で、
「あんまり生徒会に興味を持つ人はいないし大体の人はデモもよく分かってないと思う」とのナツの言葉に当のデモ生が肯定している。その中にもただの野次馬も混ざってる始末だし。
トリニティにおける本当の一般目線。どうしても渦中がクローズアップされるメインストーリーでの印象に反し、
いくらトリニティでも派閥だの抗争だのはごく一部の話で大半の一般生徒はほぼ無関係で普通の生活を送っている、という部分が強調されるグループになっている。
……ただし、「キヴォトスの普通の女子高生」というのは銃器を携帯するしキレたらドンパチやるのが常態なので、彼女たちも例外ではない。
とはいえ決して荒事慣れはしておらず、例外たる1名を除けば良くも悪くも「キヴォトスの一般生徒」である。
低レアの2人が初期実装で、順を追って描写はされていたがプレイアブル未実装だった2人が実装された。
なにせ上述したように接点がないので大事件が基本のメインストーリーでは端役も端役で、今後もあえてフィーチャーされることは考えにくいが、
2025年時点で主役のストーリーイベントが「放課後スイーツ物語 甘い秘密と銃撃戦」(常設入り)と「-ive aLIVE!」(2025年6月に復刻開催)の2つ行われており、日常の焦点で厚遇を受けているグループと言える。
この時点までに複数回主役を張っているのは便利屋68や風紀委員会、または個人で主役を張るイベントから入ったイズナやウイ&ヒナタくらいである。
【部員】
なお、明確な部長はおらず、全員が1年生で対等の関係である。
部長が担う役目はいわく「なんとなくその場のノリで」とのこと。ゆるい。
しかし一見陽キャ集団にも見えるかもしれないが実はナツ以外は全員自己肯定感が低い集団という側面がある。
メンバーの苗字は植物に因んだものとなっている。
栗村アイリ
学園:トリニティ総合学園(1年生)
年齢:15歳
誕生日:1月30日
身長:160cm
趣味:美味しいスイーツ探し、お茶会
イラスト:まきあっと(バンド版:Mx2J)
CV:水森ちこ(旧名:杉村ちか子)
人物
優しく明るい性格の、見るからに普通の女の子。
しかし、彼女こそが放課後スイーツ部の中心人物なのは疑う余地がなく、部を立ち上げたのはアイリである。
特にカズサはアイリに出会っていなければ全く別の道を歩んでいたはずであった。
普通で平凡な日常を楽しんでいる一方、普通で平凡な自分について思い悩む一面もあり、自己評価は「こんな私」と口をついて出てくるように低い。
「-ive aLIVE!」ではそんな彼女の心情が事の発端となり、学園祭の場でバンドを組むことに。
しかし、その優しさで周囲からは慕われ、放課後スイーツ部の仲間たちは「アイリのため」とあらば強い結束を見せる。
そして大のチョコミン党であり、平凡なアイリのある意味最大の個性である。
なお、キヴォトスでもチョコミント味の立ち位置は我々の現実とそうは変わらない。
通常版の立ち絵が画風の都合で童顔気味な事や、逆に大人びた容姿でクールなキャラのカズサが身近にいるのもあって実感しにくいが、何気に身長は160cmと10代の少女としてはそこそこ高め。
他の3人が全体的に小柄であるため、意外にも放課後スイーツ部ではアイリが一番の長身という事になる。
次点のカズサとの身長差も、5cmと小柄な彼女達からすると結構な差があったり。というかカズサの身長がパッと見のイメージよりだいぶ低い。
愛用する武器はサブマシンガン「爽やかチョコミント」。
アイリ行きつけのお店にある大好きなスイーツの名前から取ったらしい。
デザインの元ネタになったのはドイツ・H&K社製のサブマシンガン「MP5」とみられる。
性能
レアリティ:★2
役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:サポーター
武器種:SMG
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:軽装備
市街地:A 屋外:D→B(固有武器★3) 屋内:A
装備品:シューズ/ヘアピン/ネックレス
EXスキル:勿体ないけど……えぇいっ! COST:5
円形範囲内の敵に対してダメージ、さらに移動速度を割合で減少
(Lv3~)攻撃速度を割合で減少(20秒間)
ノーマルスキル:頭がキーンってするかも……
25秒毎に、敵1人に対して攻撃速度を割合で減少(30秒間)
パッシブスキル:デザートの力 → デザートの力+(固有武器★2)
攻撃力を割合で増加→攻撃力を固定値で増加し、さらに攻撃力を割合で増加
サブスキル:アイリの声援
味方の攻撃速度を割合で増加
初期実装の低レアスペシャルの一人。Hard19-2とHard26-2の2か所で神名文字がドロップする。
攻撃範囲は広いのだが威力が低く、コストも5と重めなので、攻撃手段としてはあまり期待できない。
移動速度減少に関しては、ブルアカの戦闘は基本的には自軍側が移動する形で進み、敵側は迎撃体制をとるくらいしか移動しないことが多く、根本的に役に立つことが稀。
そのためデバフの本命は攻撃速度減少の方で、それなりの効果は期待できるが、基本的に耐えるだけならヒーラーを入れた方が良いのは言うまでもない。
一方でサブスキルで数少ない味方の攻撃速度増加もでき、通常攻撃に特化したストライカーとの組み合わせにおいてはそれなりに有効で、これ目当てに採用される事例は最近見られるようになった。
順当な性能面ではユニークではあるが見るところは少ないと言わざるを得ないのだが、そのユニークな部分から
変な使い道が発生するのが特徴。
その筆頭が
総力戦・シロ&クロ。
Insane以降の攻撃パターンに移動速度低下のデバフを付与する攻撃が追加され、さらに移動速度が低下した状態で別の攻撃を受けると
999999の即死ダメージを受けるというギミックがある。
シロの方はさしたる影響はないものの問題はクロで、これは自分にもヒットする攻撃なのである。
つまり、
アイリのEXを事前にクロにぶち込んでおくと、クロに999999ダメージが炸裂してしまうのだ。
クロInsaneのHPは1000万あるので1割ダメージに留まるが、それにしてもとても馬鹿にはできないダメージである。
もっとも、ちゃんとした強いサポーターを入れる代わりにアイリを入れるデメリットを考慮すると最適解とまではいかないが、使うだけの価値はある。
なお、攻撃速度デバフをかけると肝心の対象となる攻撃の数が減ってしまうため、これを狙うために使うならアイリのEX・NSレベルは上げてはいけないと言える。
もう一つがビナーで、こちらは攻撃速度デバフ。
ビナーは行動パターンが決まっているのだが、攻撃速度を下げるとそれが変化してしまい、攻略における一番のネックとなる全体攻撃「大道の劫火」を封じることができてしまう。
攻略難度を大きく下げ得る要素であるため、Tormentでは攻撃速度デバフ無効のパッシブスキルが追加されるという対応をとられてしまった。
ビナーInsaneはそもそもInsaneとしては難度が低いためか、Insaneに関しては結局対策は仕込まれていない。
Insaneで苦労する先生は是非アイリを育てて……と言いたいところだが、シロクロとは逆にEX/NSを高レベルに育てる必要があるので育成コストを考慮するとそんなにお勧めはできない。
そもそもInsaneに勝てないくらいの戦力の先生の場合、フレンドからメインアタッカーとして育ったミカやカズサを借りてそれを軸に頑張った方が手っ取り早いと思われる。
いずれもバグ寄りの挙動故、度々仕様変更に振り回されている。
+
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... |
シロクロ
- それ以降の開催ではダメージが60万に減少。とはいえ、6割になっても強力である。
- Tormentが追加されると、Tormentに対しては100万ダメージ入るように。
- 大決戦で登場すると、追加ダメージが削除されてしまい絶望かと思われたが、ミスだったようで初日に修正された。
ビナー
- 一度Tormentのデバフ耐性が削除されたが、ミスだったようでその場での修正は避けられたがその回限りの仕様になった。}
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なおEXスキルの演出はアイスをぶちまけるというもので、アイリも当然ながら嫌々ながらにぶつけるような演出になっている。
アイリ(バンド)
レアリティ:★1
役割:STRIKER
ポジション:FRONT
クラス:アタッカー
武器種:SMG
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:特殊装甲
市街地:B 屋外:A 屋内:D→B(固有武器★3)
装備品:帽子/ヘアピン/お守り
EXスキル:幸せのメロディ COST:2
自身に爆発特効を割合で加算、「シュガーラッシュ」を付与(30秒間)
ノーマルスキル:チョコミントな音の階段
通常攻撃12回毎に、敵1人に対してダメージ
パッシブスキル:もっと大きく、もっと遠く → もっと大きく、もっと遠く+(固有武器★2)
通常攻撃の射程を100、攻撃速度を割合で増加→攻撃力を固定値で増加し、さらに通常攻撃の射程を100、攻撃速度を割合で増加
サブスキル:染み込む感情
「シュガーラッシュ」を保有した状態での攻撃時、10%の確率で会心ダメージ抵抗率を割合で減少(16秒間)(クールタイム5秒)
ストーリーイベント「-ive aLIVE!」の配布生徒。キーボードと作詞担当。
なお、担当については、先生が「バンドに一番重要なもの」を突如問うて、当人が回答したものを強制的に割り当てるという形で決まった。
シャツとコート姿でスラッとした印象を与える一方、何かと表情も豊か。
ストライカーになり、アグレッシブなアタッカーに。射程が伸びているため、FRONTながらMIDDLEポジションの距離から攻撃できる。
同時実装のバンドメンバー共々、通常攻撃やノーマルスキルでのダメージに特化し、バンド名を介した固有状態「シュガーラッシュ」による追加効果を発生させるのが特徴で、制約解除決戦・セトの憤怒(軽装備)のメタとなっている。
テキストはシンプルだが、EXスキルのバフ倍率は最大182%、ノーマルスキルは最大1349%と、倍率がかなり凄まじい。
基礎攻撃力もそれなりにあり、倍率がこけおどしというわけでもない。
カフェモーション家具は「ベーシック・エレクトリックキーボード」。
基本に忠実なキーボードだが、演奏が始まれば華やかさも見せてくれる。
伊原木ヨシミ
小さいからって舐めないで!将来性はものすっごいんだから!
学園:トリニティ総合学園(1年生)
年齢:15歳
誕生日:8月29日
身長:146cm
趣味:イベントごと、限定スイーツ巡り
イラスト:Mx2J
CV:真野あゆみ
人物
幼い容姿がコンプレックスの、コテコテの
ツンデレ。
当たりはキツいが容姿も相まって「威嚇している小動物」くらいの印象であり、人柄は言い換えれば純朴で裏表のない、人好きのする人物。
仲間内ではツッコミ気質を発揮しがちな一方、主にカズサに対しては容赦なく弄りに行く悪友的な側面を見せる。ただし親しい人物が居ないと一転急に口篭る側面がある。
愛用する武器はアサルトライフル「スイーツドライバー」。
キヴォトスにおけるスイーツ争いで勝つためには戦闘能力が必要なのだとか。
デザインの元ネタとなったのはベルギー・FNハースタル社製アサルトライフル「SCAR-H」とみられている。
なお、何故か彼女とのやりとりでは
先生のからかうような言動の比率が異様に高くなるという謎の特徴がある。
しかも
スイーツ部全体との会話でもヨシミ相手にだけめんどくさい言動を見せる描写があるので意図的にやっている事は明白。
巷では先生の褐色スキー疑惑に対する貴重な反証材料とか言われたりしている
一体何が先生を突き動かしているのだろうか……?
性能
レアリティ:★1
役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:重装甲
市街地:B 屋外:B 屋内:B→A(固有武器★3)
装備品:帽子/ヘアピン/ネックレス
EXスキル:だ、誰が慌ててるって!? COST:5
円形範囲内の敵に対してダメージ。さらに気絶状態を付与(2.2~2.9秒間)
ノーマルスキル:痛い目に遭ってみる?! → 痛い目に遭ってみる?!+(愛用品T2)
25秒毎に、円形範囲内の敵に対してダメージ → ダメージ倍率増加に加え、CC抵抗力減少(20秒間)効果が追加
パッシブスキル:な、舐めないで! → な、舐めないで!+(固有武器★2)
会心値を割合で増加 → 会心値を固定値で増加し、さらに会心値を割合で増加
サブスキル:私の話を聞きなさいよおっ!
味方のCC強化力を割合で増加
初期実装の低レアスペシャルの1人。Hard17-1、Hard21-1、Hard26-1の3か所で神名文字がドロップする。
範囲攻撃+気絶のEXスキルが特徴。
ただし同じく低レアで、攻撃タイプは爆発だが同様のEXスキルを持つハレがおり、性能としてはどっこいどっこい。
攻撃タイプの違いやその他スキルによる役割の違いで使い分ける感じになる。
仮想敵との相性はヨシミの方が恵まれており、総力戦の中でもCC付与が重要になるホドは重装甲かつInsane以上であれば味方も含めてサブスキルの効果が乗るようになる。
任務でSランククリアを阻む障壁になりがちな盾持ちオートマタも重装甲or特殊装甲(貫通等倍)である。
EXスキル単体でのCC効果時間はハレに劣るのだが、ノーマルスキルとサブスキルでCCの効果時間に影響するCC抵抗力・CC強化力に関する効果を持っており、ホド戦ではInsane以上限定だがこれらの効果が参照されるので一概に劣るわけではなくなる。
愛用品は「スイーツ・ハンター」。
ヨシミ専用のフォークスプーン。常に懐に入れており、長い間使っているようだ。
T1時点で攻撃力微増とCC強化力40が加算され、T2まで強化するとCC抵抗力デバフを付与するためCCが通りやすくなるなり、CC付与・CCサポート要員として磨きがかかった。
プレイ序盤からお世話になり、長い目で見てもデバフの手数が必須なホドTormentの多部隊要員として使えるので、良い意味で低レアらしい安定した活躍が期待できる生徒。
なおEXスキルは
どでかいミサイルが突き刺さる。
演出では銃を構えているので
ミサイルの影もなく、一般生徒のヨシミが喧嘩の場でミサイルなどわざわざ用意する理由やツテもないと思うのだが、謎である。
通称「ヨシミサイル」
ヨシミ(バンド)
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:特殊装甲
市街地:B 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:D
EXスキル:爆発クライマックス COST:10
攻撃力と攻撃速度を割合で増加(50秒間)
さらに「シュガーラッシュ」を5個付与(最大5個まで)。「シュガーラッシュ」は10秒毎に1個ずつ解除
ノーマルスキル:ビジュアルメーカー
通常攻撃10回毎に、敵1人に対してダメージ。さらに味方全体の「シュガーラッシュ」1個毎に、ダメージが5%分増加(最大8個まで)
パッシブスキル:ロックンロール → ロックンロール+(固有武器★2)
攻撃力を割合で増加 → 会心ダメージを固定値で増加し、さらに攻撃力を割合で増加
サブスキル:スイーツハーモニクス
ノーマルスキルの発動3回毎に、ノーマルスキルで攻撃した時に追加ダメージ
ストーリーイベント「-ive aLIVE!」と同時に限定生徒として実装。ピックアップタイトルは「Ain't too proud to rely on!」。
ギターとビジュアル担当で4人のバンド用Tシャツデザインは彼女のもの。
髪を結んだ位置の低い、二つ結び・下ツインテールの髪型をしている。
成り行きでビジュアル面を担当することになるが、衣装や凝ったロゴを手早く拵えてきており、その手の才能があるのかもしれない。
アイリ同様、通常攻撃とノーマルスキルで殴る自己バフ特化のアタッカー。
ヒフミ(水着)以来の激重
コスト10が目を引くが、ストライカーなのでEXスキルでのコスト半減効果の対象にできるうえ、主戦場と目される制約解除決戦はスキルコストの上限が高いため、ヒフミ(水着)ほど目立つ欠点ではない。
効果は地味に見えるが、最大で
どちらも112%のバフが50秒続くという、激重コストに不釣り合いとは決して言えないほどの類を見ないバフ効果。
NSは通常攻撃一定回数毎に敵1体に大ダメージを与えるスキル。EXスキルで攻撃速度バフを付与すればその分発生頻度も上がり、カズサ(バンド)と併用すればさらにスパンを早められる上、シュガーラッシュ付与による追加ダメージも増加する。
「シュガーラッシュ1個毎にダメージが5%分増加」というのは、わかりにくいが元々のスキルダメージ倍率から最大1.4倍されるという意味。
ただし、見ての通りヨシミだけではシュガーラッシュを5個しか持てないため、他のメンバーも採用してシュガーラッシュを溜める必要がある。
また、通常攻撃が3ヒット、NSは12ヒットであるため、サブスキルの追加ダメージも見た目より強力。
スキル的にも制約解除決戦・セトの憤怒(軽装備)特化要員であり、重すぎるコスト+スキルをガンガン回さずともよいため総力戦ではなかなかお呼びがかからない状況ではあるが、単純な爆発アタッカーとしても
ヒナ(ドレス)と渡り合えるトップレベルなのではないかという評もあり、ものすっごい将来性が期待されている。
カフェモーション家具は「ピンク色のエレクトリックギター」。
可愛らしい見た目とは裏腹に強烈なサウンドを奏でる。
ヨシミ(お化け)
24年11月時点ではプレイアブルユニットでないが記述。
トリニティ謝肉祭を描いたイベント「Serenade Promenade」にて、スイーツ部でお化け屋敷風カフェを開いた際の仮装。
ミイラ風のコスプレをしたヨシミだが、ワーキャットのコスプレをしたカズサ以上に際どい格好をしている。特に胸あたりは明らか包帯を巻いただけである。
ただし流石に下の方はよく見ると白いスパッツを履いている。なお、体格はもっと食べた方が良いじゃないのか?ってくらいには細い。
柚鳥ナツ
これもまた、スイーツに込められた哲学……どう、感動した?
学園:トリニティ総合学園(1年生)
年齢:15歳
誕生日:12月4日
身長:152cm
趣味:ロマンチックなこと、思索
イラスト:kokosando(バンド版:Mx2J)
CV:
長縄まりあ
人物
眠たげな雰囲気と、ヨシミと大差ない幼い容姿とシンプルなJKルックス故に目を引く絶対領域が特徴。
「ロマンチスト」を自称し、日々哲学的な思索に耽り、何か思いついては突拍子もない言動に周囲を巻き込む、放課後スイーツ部きってのトラブルメーカー。
空気を読める能力自体はあり、決して悪い人物ではないのだが、基本的には「ロマン」の看板を掲げて迷惑上等で行動を起こすうえ、周囲の悪ノリにもすぐ乗っかる。
よほどのことがない限り物事を「面白そうな方」に転がそうとするため、無用に事を荒立てたりしっぺ返しを食らうこともしばしばあり、
仲間内でも、寛大なアイリ以外からは割と散々な言われようである。
ただし、その達観した振る舞いのため、ふざけている場合ではない緊急事態の時などは一転してまとめ役になる。
スイーツ部とは微妙な関係のレイサに対して身内距離感で絡んでいくのも、はっきりとは語られないが彼女を気にかけている故か。
また良くも悪くも「第三者」目線でものを見るのが得意なのか、キヴォトスに伝わる「七つの古則」、そのうちエデン条約編でのキーワードの1つになった2番目の古則「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」に対し、ほぼ満点の回答を出している。
自分の世界に浸っている印象で孤高を感じさせるが、一方で理解者を求めていないわけでもなく、先生が哲学や
ロマンの話に割とノッてくれることには喜びを示す。
そして同じく哲学的・遠回しな物言いが多い
セイアと波長が合うのか、発言の真意を理解したり、なんなら
言葉を交わさずとも意思疎通に成功している。
ナツがセイア並なのかセイアがナツ並かでだいぶ話が変わってくるが……
ビジュアル面では、
ミネのような透明なライオットシールドをまるで鞄のように背負っているのも特徴的。
立ち絵で持っているし、会話中で使う場面も描かれているので間違いなく普段から持ち歩いているようだが、別に戦闘が日常という立場でもないのにさすがに邪魔ではないのだろうか。
タイトル画面の一枚絵で後ろ姿のヨシミと2人で登場しているものがあるが、あまりにも自然に背負っているので初見だと
スルーされがちである。
愛用する武器はサブマシンガン「ビヨンド・ザ・ルミネーション」。
基本的に思索を好むナツにとって、この銃を抜くのは「最終手段」であることが多いのだとか。
デザインの元ネタになったのはイスラエル製サブマシンガン「Micro UZI」とみられる。
性能
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:FRONT
クラス:タンク
武器種:SMG
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:重装甲
市街地:D 屋外:B 屋内:S→SS(固有武器★3)
装備品:シューズ/カバン/お守り
EXスキル:こういう時のとっておき COST:3
自身を回復。さらに弱体状態を1つ解除
ノーマルスキル:これ食べて元気出してー
30秒毎に、パイを投擲して味方1人の攻撃力を増加(20秒間)
投擲されたパイを中心として周囲にまだパイを受け取っていない自身を除く味方がいる場合、パイがその方向にも飛んで再度その効果を与える(最大3回まで)
パッシブスキル:腹が減っては……! → 腹が減っては……!+(固有武器★2)
HPを割合で増加 → HPを固定値で増加し、さらにHPを割合で増加
サブスキル:お口いっぱいの幸せ
EXスキルの使用時、被回復率を増加(最大で3回分まで効果が重複)
恒常枠で入手可能なほか、大決戦コインでも神名文字が交換できるため、受け入れや神秘解放がしやすい。
マリーと共にピックアップ募集が開催されており、ピックアップタイトルは「
ステンドグラスに誘われて」。
回避が低く、防御力が高い「受け」タイプのタンク。
自己回復およびデバフ解除を行うEXスキル、パイを投げて他の味方3人までに攻撃力バフをばら撒くノーマルスキルが特徴。
ブルアカにおけるタンクは基本的に、
中途半端なステータスで攻撃したりするよりは自衛やバフ・デバフの方が役に立ちやすく、コンセプトレベルで無駄の少ない性能。
……ただし、EXの回復量はタンクである自身の回復にはかなり物足りない量で、NSのバフの効果量も大したものではない。
なので、汎用性高めのタンクではあるのだが、あまり優先的に使われるというほどではない。
そんな中でナツがダントツで輝くのが、前衛のデバフ解除がほぼ必須である総力戦・ペロロジラ。
物足りない回復もInsaneなら防御属性で有利が取れ、★3でも1戦持ち堪えるのに必要十分となり得るので、耐久枠を大きく圧縮できる文句なしの最適タンクとして君臨する。
攻撃タイプを気にする必要がないタンクなので大決戦でも全属性に投入できる。
熱光線を浴びてビカビカに輝きながら牛乳をキメるナツの姿はペロロジラ戦の風物詩。
回復を受けた時の独特な「感謝ー!」が(タンク故にボイス頻度が高いのもあり)中毒性あるとの声多し。
ナツ(バンド)
レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:FRONT
クラス:ヒーラー
武器種:SMG
攻撃タイプ:爆発
防御タイプ:特殊装甲
市街地:B 屋外:S→SS(固有武器★3) 屋内:D
装備品:グローブ/ヘアピン/ネックレス
EXスキル:偉大なる響き COST:4
自身を中心とした円形範囲内の味方に対し、2秒毎に回復(24秒間)
さらに自身に「シュガーラッシュ」を2個付与(25秒間)(最大2個まで)
ノーマルスキル:プランニング&マネジメント
通常攻撃15回毎に、治癒力を割合で増加(30秒間)
パッシブスキル:スイート・ストローク → スイート・ストローク+(固有武器★2)
通常攻撃の射程を100、攻撃速度を割合で増加 → 治癒力を固定値で増加し、さらに通常攻撃の射程を100、攻撃速度を割合で増加
サブスキル:ロックの導き
味方が「シュガーラッシュ」を6個獲得時、「リズムアップ」を1個獲得(最大4個まで)
自身の攻撃時、20%の確率で攻撃を受けた対象の攻撃力を減少(20秒間)(クールタイム5秒)
自身の「リズムアップ」の数によって、攻撃力減少量が変更される
ストーリーイベント「-ive aLIVE!」で登場。ドラム担当。
初回開催時にはヨシミ(バンド)とカズサ(バンド)がピックアップ、アイリ(バンド)が配布生徒となったため実装枠から溢れてしまったが、2025年6月の復刻開催に合わせて恒常枠で実装。
ピックアップタイトルは「I need to be in romantic」。
バンドで重要なことは何か、という問いに対してロックと答えた結果ドラム担当になった。この前の問いにもロックと答えていたため、「ロマンをロックに置き換えただけじゃないの!」と他メンバーからツッコまれた
やはりシュガーラッシュを軸にした相互シナジーを持つ。
ヒーラーとしての役割はナツ単独でも遂行可能だが、サブスキルの攻撃力デバフ付与は他のシュガーラッシュメンバーを編成することで強化される。というより単独では効果量が少なすぎて誤差レベル。
しかしメンバーのうち2名は限定枠のため入手性に難があり、アイリは配布生徒で入手性は抜群だがメインアタッカーを張るにはパワー不足が目立ってしまう。
ましてや復刻開催も逃してしまえば常設化を待つしかなく、そしてこれまでの例に倣うなら★2スタートとなるため強化のハードルがさらに上がってしまう。
お察しの通り、制約解除決戦・セトの憤怒(軽装備)が最適。
こちらのHPをジリジリと削ってくる攻撃もしてくるため、スパンの短い回復というのはかなり刺さる。
カフェモーション家具は「リズムの導き手」。
ドラムヘッドに刻まれた傷の数々は、ナツの練習量を物語っている。
余談だが、シュガーラッシュ初回開催メンバー(アイリ(バンド)・ヨシミ(バンド)・カズサ(バンド))全員を編成するとリザルト画面で特殊演出が発生するが、そこにナツを加えることで4人揃った特殊演出が発生する。
ただし、初回開催メンバー3人のうち誰か1人が欠けた状態+ナツ(バンド)では特殊演出は発生しない。
杏山カズサ
学園:トリニティ総合学園(1年生)
年齢:15歳
誕生日:8月5日
身長:155cm
趣味:「普通に」スイーツを食べること
イラスト:Mx2J
CV:夏吉ゆうこ
クールで大人びた雰囲気の少女で、普段は我を出さずに仲間たちに淡々とついていくことが多い。
この面々の中ではどこか浮いたところがあるが、放課後スイーツ部としての平凡な日常を楽しんでいる。
しかし、実は中学時代にとある「普通」ではない過去を秘めており、そのことを掘り下げられることを非常に嫌がる。
【作中における動向】
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最終編 |
第1章「シャーレ奪還作戦」冒頭に登場。
お目当てのスイーツ販売がトリニティの校門に来ているという噂を聞きつけやってきたのだが、そこに移動販売の車の姿はなく、代わりにいたのは ミカへの処分に抗議するトリニティ生徒の一団であった。
話を聞くには、デモの邪魔だったから追い出したとのこと。
さらには参加しないならデモの邪魔だ、という理由で アイリを突き飛ばすという凶行に及んでしまう。
これには3人も激怒し、銃撃戦へと発展。デモの監視をしていた正義実現委員会からも騒動の一部として見做されてしまったが、応援が来る前に撤収した。
第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」では直接の出番は無いものの異変が起きたことは察知しており、トリニティ自警団や正義実現委員会らの自治区防衛に加勢した。
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イベントストーリー「-ive aLIVE!」 |
路上ライブに惹かれ、バンドをやろう!と思い立ったアイリの提案で、トリニティ謝肉祭のオープニングステージのコンテストに参加することに。
しかも優勝賞品は、かつてあまりの美味しさから14人分を平らげた後死んだ女王の名を冠した伝説的スイーツ「フレデリカ・セムラ」。
これには当初バンド結成に乗り気ではなかったメンバーも目の色を変え、バンド「シュガーラッシュ」を結成。
それぞれ担当の楽器を購入し、楽曲はアイリが探していた路上ライブの生徒……ワイルドハント芸術学院のツムギから提供を受けて練習に励んでいたのだが、本番1週間前にして発起人たるアイリが失踪。
先生が捜索に向かい見つかったものの、アイリは練習の進捗が芳しくなかったことに自信を失ってしまい、さらには言い出しっぺであることに負い目を感じ、迷惑をかけたくないという理由から代わりの人を探していたのであった。
一方残された3人は、バンドに誘ってきた時のアイリに違和感があったことを思い返しており、推理の結果「セムラが食べたかっただけだったのでは?」という結論に至る。
しかしセムラは伝説のスイーツ、そう易々と手に入るものではない。
しかし、優勝賞品としてこの付近にセムラの現物があることは間違いない。
一同は腹を括り、なんと運営委員会(ティーパーティー主導)を襲撃する。
その一報が先生とアイリにも伝わり、面会に向かったのだが、そこにはカズサ以外コテンパンにされたメンバーの姿が。
とはいえ目的の一部は遂行されており、小さなカケラではあったもののセムラをアイリに届けることに成功。処罰の方も先生がイチカと話をつけ、ティーパーティーとしても事を大きくしたくないだろうということでほぼ不問となった。
ここまでの流れを見ていたツムギは満足し、作曲だけした楽譜を先生に手渡す。作詞は立ち直ったアイリがするべきだろう、と信じて。
そして書きあがった楽曲のタイトルは「彩りキャンバス」。
MVのような3Dアニメーション&歌唱(メインボーカルはカズサ、サブボーカルはヨシミ)が挿入されており、そこでストーリーは完結する。
立ち直った後の1週間の練習は、ミニゲーム「Like no Tomorrow」で確認できる。
アイテムを消費して専用のステータスを強化する どこかで見たシステムのミニゲームで、各ステータスの値によってミニストーリーやエンディング分岐が発生する。
またミニゲームの記録はカフェの家具「伝説の記録板」で確認できるほか、「彩りキャンバス」のアニメーションはこちらも家具「リコレクト・メモリー-ive aLIVE!」で見直すことができる。
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【その他関係者】
トリニティ自警団のメンバー。
詳細は本人の項目に譲るが、カズサとは中学時代からの腐れ縁。
最初こそカズサは関わることすら避けていたものの、イベントストーリー「甘い秘密と銃撃戦」で起きたある事件を機に関係が少し改善したほか、カズサ経由で放課後スイーツ部とも交友関係を持つことができた様子。
「-ive aLIVE!」ではカズサ目当てにバンド練習中のスタジオに意気揚々と突撃。本人がいなかったためばつが悪そうに出て行こうとしたが、放課後スイーツ部側からは既に友人として受け入れられており、直後に戻ってきたカズサが買ってきたアイスを食べていた。
追記・修正はスイーツを傍らにお願いします。
- 今回のイベントでナツだけバンド姿じゃなかったけど来年以降復刻したら実装してくれるか -- 名無しさん (2024-05-06 08:07:47)
- 「-ive aLIVE!」でそんなに強くないことが判明したな。相対的に平凡な一般生徒のヤバさが再確認された -- 名無しさん (2024-05-06 08:39:17)
- ↑正義実行委員会モブちゃん達って強かったんだと判明してファウストのヤバさが再認識された -- 名無しさん (2024-05-06 21:52:34)
- ↑あれは戦車に乗ってたというファウストさん側のアドバンテージも付与して考えないとだから一概には言えないよ。常在戦場のゲリラ女から戦車のドラテクに対してお墨付きをいただいている時点でヤバイ?それはそう -- 名無しさん (2024-05-07 10:08:44)
- カズサがナツをボコる時の音が普通に怖い。銃弾も痛い程度だが、その肉体同士での(一方的だが)殴りあいってどんなもんなのか。クリスマスイベん時のミネとハスミも・・・ -- 名無しさん (2024-05-07 10:21:42)
- ↑↑戦車に乗ってた←この時点でおかしいのよ(´・ω・`) -- 名無しさん (2024-05-07 10:52:39)
- あの時の三人の目的は「廃部になってでもアイリに届ける」だからね。捕まって没収を避ける以上セムラ狙いってバレたらいけない(実際に動機不明だった)し、最初にいた自警団はそもそも自警団な時点でだいぶ強い。そっから脆いお菓子をバレない範囲でこっそり拝借する必要があったから戦車で逃げてたのと状況はだいぶ違う(ヒフミがおかしいのはそう)。アイリは特に「自分のために多数をボコボコにした」って聞いたら悲しむだろうし、ナツが奇策に出たのもその辺かな -- 名無しさん (2024-05-07 12:15:04)
- この娘達の戦闘力がある程度判明したことで正実の戦闘力の高さは勿論だけど、個人かつボランティアで「走る先行弾」の異名で恐れられてるスズミのヤバさが間接的に伝わって来たな。キヴォトスの層厚すぎんか? -- 名無しさん (2024-05-07 13:03:19)
最終更新:2025年06月11日 10:26