闇の巨人(ウルトラマントリガー)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/07/31 Sat 01:40:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){さぁ、ここから情熱的に行くよ。}} &bold(){&color(gainsboro,crimson){いよいよ我が好敵手と決着を付ける時か!!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){ま、私は2人より100年早起きして待っていましたけどね。}} } #center(){&blankimg(The Dark Giants in Trigger.png,width=616,height=346)} #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){3000万年前に成し得なかった悲願を今……}} &size(25){&b(){&color(#808080,#f8b500){エタニティ・コアを&color(black){“闇”}の手に!!}}} } #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &b(){闇の巨人}とは、ウルトラシリーズに登場する、闇の心を持つ強大な存在。 本項目では『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』に登場する&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラ}}、&b(){&color(gainsboro,crimson){ダーゴン}}、&bold(){&color(ghostwhite,navy){ヒュドラム}}について取り上げる。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &b(){『ウルトラマントリガー』の世界において、かつて3000万年前の[[地球]]に存在した超古代文明を破壊し[[封印]]された闇に属する3人の巨人達。} [[ウルトラマントリガー]]によって封印され、地球外へと追放されていたが現代に[[復活]]し、「&color(#ff8c00){エタニティ・コア}」なる存在を狙って地球と火星で暗躍を開始。 彼らの復活を皮切りに地球で怪獣事件が活発化し始める。 シズマ財団が発掘した超古代文明の石版に闇の巨人達を記した絵が描かれていたため、既にその存在は予見されていた。 身を潜めている普段の時は&color(navy){どこかの海底}をアジトにして作戦会議を行なっている。 &font(l){生活するには見るからに滅茶苦茶不便そうである。} 最大の特徴は、&b(){『トリガー』のある意味元ネタである『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』の劇場版に登場した[[闇の巨人>闇の巨人(ウルトラマンティガ)]]がモデル}ということであり、 名前やキャラクターデザイン、そして主役ウルトラマンとの関係性などの面において、モデルを意識した設定になっている。 その見た目は、[[平成初期の頃>平成ウルトラシリーズ]]のデザインを流用しつつ、各所を令和の時代に合わせてモダナイズしたような感じ。 ティガの3巨人はウルトラマンのように素体部分が目立つデザインだったが、トリガーの3巨人は素体よりも装飾部分を目立たせている。 ケンゴが変身するウルトラマントリガーはもちろん、彼を導く謎の少女・ユザレとも何らかの因縁が存在するようで、 劇中では彼女を執拗に狙っている他、OPでも涙を流すユザレの瞳の中に彼らの姿が映っている。 *【闇の巨人たち】 『ティガ』に登場した闇の巨人たちが人間態と巨人(ウルトラマン)の姿を状況に応じて使い分けていたのとは異なり、基本的には常時巨人の姿で行動し、人間態としての姿は滅多に見せない。 そのため、作中で人間社会で暗躍を行う場合は姿を人間サイズまで縮小化する事が殆どである。 ---- **&color(#808080,#f8b500){妖麗戦士 カルミラ} #center(){ &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){あたしに会うために人間を取り込んで復活したのかい?}}} &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){随分情熱的じゃないか!}}} } #center(){ &blankimg(Carmeara 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Carmeara 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第1話「光を繋ぐもの」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:49m } &b(){体重:3万9千t } 演:[[上坂すみれ]](CV、人間態共通)((上坂氏は本作で特撮作品初参加。そして数少ない悪役での出演となる。)) スーツアクター:安川桃香 闇の三巨人の首領格を担う悪女。 『ティガ』における&bold(){&color(goldenrod,#333333){愛憎戦士 カミーラ}}に相当する。 宇宙空間にて[[石化]]され漂っていたが、偶然小惑星が激突したことで現代に復活を果たした。 執念深くて残忍な女戦士で、ねっとりとした低音ボイスから発せられる姉御肌口調は俗に言う「女王様」を彷彿とさせる。 口癖なのか、何かとつけて&b(){&color(#808080,#f8b500){「情熱的」}}という言葉や表現を使う特徴がある。 人間態は黒いドレスを身に纏った[[黒髪ロング]]の妖艶な女性。目元にある涙のような形状のアクセサリーがチャームポイント。 この状態でも自身の能力であるカルミラウィップを生成・使役して攻撃することができる。 短気ですぐに手が出る暴力的な人物でもあるが、ダーゴンの封印を解いてやったり暴走したヒュドラムを制止したりと、仲間に対しては面倒見の良い一面もある。 なお、カミーラは、&bold(){[[ティガ>ウルトラマンティガ]]の肉体と一体化しているとはいえ自分とは一切関係のない[[ダイゴ>マドカ・ダイゴ]]を、自分を封印した先代のティガと同一視して愛情をぶつけていた}のに対し、 カルミラは、&bold(){現在トリガーの肉体と一体化しているケンゴが先代のトリガーとは別人と理解した(というよりそう&ruby(・・・・・){思い込んだ})上で愛情をぶつけている}ので、ある意味カミーラより冷静である。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかしトリガーが光の巨人と化した原因がケンゴにあると分かって以降は「憎しみ」をぶつけてトリガーの奪取を目論んでいる。トリガー=ケンゴということを知ったらどうなってしまうのか…}} また、トリガーにこっぴどくやられたヒュドラムの傷を軽く突っついてからかったり、様子のおかしいダーゴンを気に掛けたりと、 カミーラと比べると仲間の闇の巨人たちに対して柔らかく接しており、茶目っ気のある言動を見せることもある。 #center(){ &b(){&color(#808080,#f8b500){どこだい? どこが痛いんだい?}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめてください!}} &b(){&color(#808080,#f8b500){ほらほら、えい♪ えい♪}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめろ! しつこいな! もう!}} } &font(l){かわいい。} 復活直後にトリガーの名を叫びながらヒステリーを起こして周囲の[[隕石]]に八つ当たりする、復活直後からトリガーを探して火星に向かう等、 トリガーに対して並々ならぬ執着心を抱いており、その執着さはもはや愛憎の域に達している。 また、ケンゴをトリガーへ導いた謎の女性・ユザレのことも知っている模様。 後に第4話にてユザレがトリガーと共に闇の三巨人を封印した張本人であることが判明する。 パワーはダーゴン、スピードはヒュドラムに劣るが、総合的な戦闘力は三巨人の中では圧倒的に高い。 当初は自分達の目的である「闇による支配」の為に行動してきたのだが、ケンゴによってようやく取り戻したかに見えた最愛のトリガーダークをまたも奪われたことや、3000万年前と現在の両方において自分の邪魔をし続けるユザレ(=ユナ)への憎悪に囚われていき、いつしか目的以上に彼らへの[[復讐]]に執心し、ダーゴンの言葉にも耳を貸さなくなってしまう。 そして…。 ***【カルミラの技】 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラバトン}} 専用武器も兼ねた発光体で、中央部を持って回しつつ敵に打ちつけ高速回転させることで旋風を放つ。 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラウィップ}} 光線を氷の[[鞭]]に変えて操る技で、遠距離でも攻撃が可能。 ---- **&color(gainsboro,crimson){剛力闘士 ダーゴン} #center(){ &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){我ら3000万年の時を経て再び相まみえた!}}} &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){いざ尋常に……勝負ッ!!}}} } #center(){ &blankimg(Darrgon 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Darrgon 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第2話「平和を守る力」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:62m } &b(){体重:6万8千t } CV:[[真木駿一>ガピヤ星人アベル]] スーツアクター:桑原義樹 赤と黒、銀を基調とし、強固な鎧を身に纏ったかのような屈強な巨人戦士。 『ティガ』における&bold(){&color(red,#333333){剛力戦士 ダーラム}}に相当し、デザイン上原典よりも一回りゴツい。 実際に纏っているのは鎧らしく、動くたびに「ガチャガチャ」と音が鳴る。 頭はまるで鎧兜のようにも見えるデザインで、歯軋りした[[鬼>鬼(妖怪)]]の顔の様に見える。&font(l){顔が[[某昭和ロボットアニメの主人公機>マジンガーZ(機体)]]にそっくり} とある惑星で何故か[[上半身が地面に埋もれたままの状態で封印されていた>犬神家の一族]]が、カルミラに叩き起こされる形で復活した。 &font(l){封印直前に[[ウルトラヘッドクラッシャーでも受けた>シルバゴン]]のだろうか?} 剛力闘士の異名の通りに怪力自慢の戦い方を好む[[パワーファイター>パワーキャラ]]で、着地しただけで地面にクレーターができ、着地点が大惨事になるほど。 遠隔攻撃の手段として用いる技はファイアビートクラッシャー一本であり、あとは全てパワーを活かした近接格闘戦に頼っている。 粗暴で粗野な性格かつ生粋の[[戦闘狂>戦闘狂(属性)]]であり、トリガーを&b(){&color(gainsboro,crimson){「我が好敵手」}}と呼び自身のライバルとして、卑怯な戦い方を嫌い相手との互角の勝負を望む。 初登場時は[[ギマイラ>ギマイラ(ウルトラ怪獣)]]との戦いで疲弊したところで戦闘開始してしまったが、これに関しては単純にタイミングが悪かっただけで、弱みにつけ込むような卑怯なことは何一つしていない。 それどころか初戦でトリガーが力尽きて姿を消すと、自らも一旦引き下がり、トリガーが回復した頃再び戦いに来ている。 &font(l){しかし[[カラータイマー]]が赤のときに戦闘を仕掛けたのはカラータイマーの意味を知らなかったのか、テンション上がりすぎたのか…} ただ、卑怯な行動は取らずとも、トリガーと戦うために躊躇なく街を破壊しておびき出そうとするなど、闇の巨人らしい非情な一面は垣間見える。 一見すると脳筋キャラだが、&bold(){&color(red){他の2人がキレやすい上にキレると何をしでかすか分からない危険な性格}}であり、 ダーゴンはそんな2人の抑え役を意識した立ち回りが目立つため、相対的に見れば&b(){3巨人の中で最も冷静で常識人なのはダーゴンである。} そのため、視聴者の中にはその苦労人っぽさから「&bold(){ダーゴン"さん"}」と「さん」付けで呼ぶ人も多く、&bold(){『トリガー』の登場人物の中では屈指の人気を誇る。}((怪獣酒場にダーゴンが登場すると予約希望者が殺到し、わずか5分で予約満席となって受付が終了するほどである)) 予期せぬ事態が生じた場合、他の2人は無理してでも戦い続ける傾向が強いが、ダーゴンは形成不利と見たときや相手の心意気に感心したとき自ら潔く引き下がることが多い。 初登場回以外でトリガーに1対1の戦いを挑んだことはなく、乱戦状態で窮地に陥る仲間を助けるため止むを得ず出撃するようなシーンが多い。 また、第5話でユザレの覚醒を促す目的でユナを追いかけた際に、ユナから不意打ち気味のビンタと共に「私たち人間は絶対に負けない」と啖呵を切られて以降、 何か思うところがあるのか、一人で何か思いふけるような態度が増え始め、[[とある出来事>揺れるココロ(ウルトラマントリガー)]]を機に人間の強さの本質について関心を抱くようになった。 彼はひたすらに強さを追求する武人だが、一方で極めて柔軟な発想を持っており、パワーで自分に劣る相手であろうと「強さ」を感じればその秘訣を考察して、その「強さ」を自分も得たいと考えていたためである。 最終的には人間らのことを敵として理解するに至り、「人間達が力を合わせ成長して強くなるのに対して自分らは協力を拒んで[[何も成長していない>まるで成長していない…]]」ことを嘆くに至っている。 つくづく苦労が絶えない気の毒な人である。 中の人の名前が、漢字は違うが[[某デュナミスト>ULTRAMAN(映画)]]と同姓同名であるため、一部の視聴者にそれをイジられたりしている。 当然だが、[[ザ・ネクスト>ウルトラマン・ザ・ネクスト]]との関係は一切無い。 ***【ダーゴンの技】 ・&b(){&color(gainsboro,crimson){ファイアビートクラッシャー}} 一度腕を組んだ状態から右斜めの直線を描くようにして腕にエネルギーをチャージ。 その腕で地面を叩き、敵に向かって直進する火柱を発生させる。 動きはまんまダーラムのファイアマグナム。 ---- **&color(ghostwhite,navy){俊敏策士 ヒュドラム} #center(){ &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!懐かしいですねぇ……トリガー。}}} &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){さあ、優雅な戦いを楽しみましょうか!}}} } #center(){ &blankimg(Hudram 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Hudram 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:57m } &b(){体重:5万2千t } CV:[[高橋良輔>サムライ・キャリバー]]((高橋氏は『[[SSSS.GRIDMAN]]』『[[超星艦隊セイザーX]]』などの作品で円谷ファンや特撮ファンにはお馴染みの役者であるが、悪役での出演は今回が初めてとなる。)) スーツアクター:永地悠斗 青と白を基調とした巨人で[[超スピード>スピードキャラ]]と狡猾な策略を得意とする。 『ティガ』における&bold(){&color(#bf40ff,#333333){俊敏戦士 ヒュドラ}}に相当する…のだが、他の2人が原典の面影をそれなりに残した姿をしているのとは打って変わり、彼の場合は殆ど別人。 カラータイマーのような発光器官は左胸にあり、どことなく[[ウルトラマンナイス]]のよう。((ナイスは『ティガ』再放送時に一緒に放送されていたミニ番組なので、意識したものなのかもしれない。)) カルミラやダーゴンとは違って本編開始時には既に封印が解けていて、2人よりも100年も早く目覚めていたらしい。 詳細は[[項目>俊敏策士ヒュドラム]]を参照。 ---- #openclose(show=ネタバレ注意){ &br() #center(){&bold(){&color(#808080,#f8b500){おかえり……。}} &sizex(6){&bold(){&color(#808080,#f8b500){あたしのトリガー!!}}}} [[&sizex(6){&b(){&color(khaki,#7d7d7d){闇黒勇士 トリガーダーク}}}>トリガーダーク]] #center(){ &blankimg(TRIGGER DARK01.png,width=616,height=346) &blankimg(TRIGGER DARK02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第11話「光と闇の邂逅」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &sizex(5){&b(){☆プロフィール}} &b(){身長:53m } &b(){体重:4万4千t } アキトが解析する碑文にて、新たなに解放された記述にある第4の巨人。 その正体は、&b(){&color(red){過去のウルトラマントリガー本人。}} &b(){つまり、『ティガ』における&color(#9d9d9d,black){ティガダーク}に当たる。} 尚、トリガーダークと言う名前はあくまでも現在のトリガーと区別する為の便宜上の物であり、作中では当初「トリガー」「闇のトリガー」と呼ばれていた。その後改めて「トリガーダーク」と正式に名付けられた。 詳細は[[個別項目>トリガーダーク]]を参照。 } *【闇怪獣】 闇の巨人が召喚・使役する闇の怪獣達。 両目が通常の怪獣と違って&color(red){赤い色}に染まり、過去作登場怪獣の場合は肩書が「○○&color(purple){闇}怪獣」と変わっているのも特徴。 **超古代&color(purple){闇}怪獣 [[ゴルバー]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){暴れな、ゴルバー!}}} カルミラ配下の闇怪獣で[[ゴルザ]]と[[メルバ]]が[[融合したかのような怪獣>合体怪獣(ウルトラシリーズ)]]。 火星にてカルミラに召喚され、トリガーの石像が眠る遺跡を破壊しようと進撃を開始した。 その後[[キリエル人>キリエロイド]]がゴルバーⅡを召喚した時も肩書が変わっていなかったので、元々闇の巨人配下として何体か存在していたものと思われる。 劇中の活躍は[[該当項目>ゴルバー]]を参照。 **変形&color(purple){闇}怪獣 [[ガゾート]] #center(){ &b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!覚醒を促す良い方法が分かりましたよ。}} &b(){&color(ghostwhite,navy){その身に危険が迫ればいいのですね!}} } ヒュドラムが大量のクリッターを集めて融合・誕生させた配下の怪獣。 主に空中戦を得意とし、スカイタイプにチェンジしたウルトラマントリガーと互角の勝負を繰り広げた。 ヒュドラムの支配下になった個体ではあるものの、クリッターの共食いの習性は残って&font(l){しまって}いたのか、自身を攻撃したGUTSファルコンを「&color(red){トモダチ}」と呼んでいた。 **破壊&color(purple){闇}暴竜 [[デスドラゴ>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]] カルミラが『トリガー』世界の『始まりの怪獣』である破壊暴竜デスドラゴを地底で発見し、闇の力を注ぎこんで配下にしたもの。 姿こそ通常時と変わっていないが、角から放たれる電撃は青白いものだけでなく赤黒いものも発せられており、戦闘力も強化されている。 劇中の活躍は[[該当項目>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]]を参照。 **惑星&color(purple){破壊}神 [[サタンデロス>ギガデロス]] 肩書上は闇怪獣ではないものの、ギガデロスを[[改造>魔改造]]したのがヒュドラムであり、サタンデロスの出現は彼の差金だった為便宜上ここに記載。「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という点では闇怪獣カテゴリに入れてもいいのかもしれない。 ギガデロスの[[分身能力>分身(属性)]]は失われているものの代わりに強固な[[バリア]]を会得しており、生半可な攻撃は通らずトリガー・マルチタイプ必殺の[[ゼペリオン光線]]ですら小さな穴しか開けられない。 しかしバリアを維持しつつ活動するのは1時間が限度で、一度休眠すると23時間のチャージに入る。 劇中の活躍は[[該当項目>ギガデロス]]を参照。 **石化&color(purple){闇}魔獣 [[ガーゴルゴン]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){ガーゴルゴン! 忌々しいユザレを石に変え、私の前へ連れておいで!!}}} 3000万年前、カルミラに操られるがまま古代文明を破壊し尽くしたが、ユザレの力で自ら石化光線を受けそのまま石像となり地中に埋もれる。 しかし時は流れ現代、ユザレの末裔であるシズマ ユナの18歳の誕生日に復活。カルミラの声に操られるがままユナと彼女の父であるシズマ ミツクニのいる青峰山へと向かっていく。 目が赤く染まっていない唯一の闇怪獣。まぁ目玉はたまにしか見せないし… 劇中の活躍は[[該当項目>ガーゴルゴン]]を参照。 **宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオーガ>メツオーガ/メツオロチ]] &bold(){「伝説の魔獣」}として宇宙全土で語られている怪獣。 その姿は[[ウーラー>ウーラー(ウルトラ怪獣)]]と酷似している。 戦闘スタイルはウーラーと同じく、その食欲に身を任せて物体非物体を問わずに食らいつき、光線すらも[[吸収>吸収/反射]]して無力化してしまうものだが、メツオーガは更に一種の[[重力操作能力>重力操作]]も持ち、任意の場所に赤い半球状のバリアを展開し、その内部の重力を重くして相手の動きを封じてしまう事も可能。 物語開始前、ヒュドラムによって大きな黒い塊の状態に封印されて地球に持ち込まれていたが、ヒュドラムも持て余したため地中に埋められたまま放置されていた。 しかし、リシュリア星人イグニスが変身するトリガーダークとウルトラマントリガーとの戦闘の衝撃を感じ取ると地面から露出。 更にヒュドラムがトリガーダークと戦闘になった際、その暴走ぶりに興醒めしたヒュドラムが自身のエネルギーを与えた事で復活した。 サタンデロス同様肩書きは闇怪獣ではないが、ヒュドラムが連れてきた怪獣であり「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という闇怪獣との共通点がある。 劇中の活躍は[[項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 #openclose(show=こんな強力な怪獣をヒュドラムがすぐに使わなかった理由は…){ **新宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオロチ>メツオーガ/メツオロチ]] メツオーガがそれまでに喰らったエネルギーを基に進化して生まれた新たな魔獣。 メツオーガの時点で発動させなかったのは、その性質によってエタニティ・コアを食べて進化してしまい、止められなくなる事を危惧していたからである。 その姿は[[大魔王獣マガオロチ>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]と瓜二つである。 重力操作能力こそなくなったものの、その悪食ぶりは形を変えて健在。 具体的には背中の翼のような突起物を起点にして自身の周りにメツオーガの時と同じバリアを展開する事により、、自身に向けられたあらゆるエネルギーを吸収・無力化してしまう。 また、新たな攻撃手段として頭上に赤いワームホールを召喚し、そこから赤い光線を放つ事が可能。 この他にも自身の周囲に体から光る粒子をばら撒いてそれを一斉に爆破させる攻撃や、背中の突起の棘から発射する光弾で広範囲攻撃も可能としており、その攻撃力はメツオーガから更に強化されている。 劇中の活躍は[[項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 } *【余談】 ・カルミラ・ダーゴン・ヒュドラムら闇の巨人達のデザインワークを担当したのは、デザイナー・武藤聖馬氏。&br()『トリガー』以外では、『[[仮面ライダーゼロワン]]』で[[ヒューマギア]]のデザイン、『[[仮面ライダーセイバー]]』では[[回想シーン]]の絵コンテを担当しているが、&br()ウルトラシリーズへの参加は今作が初。 ・カルミラ役の上坂すみれは15話に人間態として顔出しで登場し、カルミラウィップで警備員を薙ぎ払うというアクションを見せている。これはこのエピソードを担当した坂本監督が誰にでもアクション演出を取り入れる((アクションが得意な演者にはガチな格闘、苦手な演者にも簡単だが全身を使った映える動きをさせている))という趣味も大きく影響しているだろう。 ・ダーゴン役のスーツアクターさんはパワー系怪獣やマッチョなウルトラマンでお馴染みの桑原氏。&br()一方でカルミラ役の安川氏は新人にも関わらず抜擢された。動きの良さと170cmの長身が決め手だったらしい。&br()ヒュドラム役の永地氏は前作の[[ウインダム]]に引き続きスーツアクターとしてレギュラー出演となる。 ・女性のスーツアクトレスと男性スーツアクターで互角の立ち回りを見せるのは男女の身体能力の差もあってそれなりに難しい演出なのだが、&br()撮影技術の向上やそれに伴う殺陣技術の向上に伴い、ティガの頃よりも更に見応えのある複雑な動きになっている。 ・カルミラは人間態とスーツアクトレスで10cmほどの身長差がある。このままだと変身シーンで身長差が目立つため、人間態を演じるほうが高いヒールを履いて身長差を最小限に抑えている。 ・その雰囲気から&bold(){「令和の[[ドロンボー一味>ヤッターマン]]」}と言われているとかいないとか。&br()その他、その色合いから&bold(){「[[ブル>ウルトラマンブル]]・[[グリージョ>ウルトラウーマングリージョ]]・[[ロッソ>ウルトラマンロッソ]](闇の[[湊家>湊家(ウルトラマンR/B)]])」}だの&bold(){「[[フーマ>ウルトラマンフーマ]]・[[タイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]・[[タイタス>ウルトラマンタイタス]](闇のトライスクワッド)」}だの、&br()果ては&bold(){「闇の信号機トリオ」}などと散々な言われようで開始早々愛されている。&br()ニコニコ動画の公式配信でも、案の定OP冒頭や後半での3人の揃うシーンがこれらのコメントで画面が見えないくらい埋まる。 追記・修正は3000万年前の仲間と仲良く封印が解かれてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 誰が呼んだか「ウルトラマン版ドロンボー一味」。 -- 名無しさん (2021-07-31 17:34:20) - ↑そして今回でイグニスがウルトラマン版ばいきんまんorロケット団な疑惑が… -- 名無しさん (2021-07-31 17:36:53) - ヒュドラムって先に目覚めて何やってたんだろうな。イグニスと何やら因縁があるみたいだけど -- 名無しさん (2021-07-31 17:40:45) - ↑お宝探ししてたイグニスが誤って復活させてしまってその結果自分の故郷をヒュドラムに滅ぼされた…とかそんな感じかな?少なくともヒュドラムの復活にイグニスは携わってそう -- 名無しさん (2021-07-31 17:54:27) - とりあえず当時の人と中身が違うと区別ができてるあたりカーミラよりは冷静なカルミラさん -- 名無しさん (2021-07-31 18:13:05) - ダイゴもケンゴもよく分からず急に愉快な三人組に狙われる不運(ダイゴなんて本編の2年後の結婚前という) -- 名無しさん (2021-07-31 18:22:19) - ダーゴンとのラストバトル、神回になりそう -- 名無しさん (2021-07-31 18:25:03) - ↑多分死に際の最期の台詞は「我が好敵手トリガー…お前と戦えて悔いは無い!」とかいう感じになりそう -- 名無しさん (2021-07-31 18:27:56) - 第1話の夢の内容から、トリガーダーク(仮)もここに入ると思う、 -- 名無しさん (2021-07-31 18:29:52) - 上坂すみれのハイキックまだですか? -- 名無しさん (2021-07-31 18:46:39) - 明確なギャグやってるわけでもないのに掛け合いや個人の言動で笑ってしまう不思議 -- 名無しさん (2021-07-31 19:12:31) - こいつらも原典の面子同様にクトゥルフ神話由来の名前ってことでいいのかな? -- 名無しさん (2021-07-31 19:14:45) - しかしこいつら不思議なパワーで封印を解くとかじゃなくて物理的なショックで封印解けるとはちょっと封印甘いんじゃないの? -- 名無しさん (2021-07-31 19:26:39) - ↑さすがに時がたちすぎて封印が元々解けかけてた、という解釈でいこう! -- 名無しさん (2021-07-31 19:30:52) - カルミラとヒュドラムがアレなんで相対的にダーゴンが一番冷静 -- 名無しさん (2021-07-31 19:41:02) - 闇のトライスクワッドとか言われているがタイガもティガ同様一度ダークサイド経験はしているという ショーなりギャラファイなりで近作のトリオと対決する時は来るだろうか? -- 名無しさん (2021-07-31 20:37:36) - 裏から暗躍する策士系ヴィランもそろそろマンネリ化の兆しが見えてきてたから、こいつらの分かりやすいワルモノぶりが逆に新鮮 -- 名無しさん (2021-07-31 21:17:03) - ジャグジャグ枠の様で闇の三馬鹿スクワッド -- 名無しさん (2021-07-31 21:19:04) - 「闇の湊家」というとガピヤ星人サデスもアベルの存在で「赤い兄と青い弟」だと判明したことで「次は橙色の末妹でも来るんじゃねえの」とか言われてたけどこうなったか……w -- 名無しさん (2021-07-31 22:03:17) - トジテンドとも仲良くやれそう -- 名無しさん (2021-07-31 22:11:19) - カミーラがガタノの怨念と合体してデモンゾーアになったんなら カルミラは出ると噂されている『花』『火星』が関連しているというあの邪神と合体するのかな? -- 名無しさん (2021-07-31 22:28:39) - アジトを持たないせいでその辺の海底でワイワイやってるの笑ってしまう。現状人間態が出るという情報は出てないけど、もし出るとしたらレムやキャンデリラみたいに声優本人が演じたりするかな… -- 名無しさん (2021-07-31 22:40:18) - 坂本監督ならどこかでカミーラ人間体ですみぺ本人出してユナちゃんと睨み合わせる展開とかやりそう -- 名無しさん (2021-07-31 23:09:06) - ダーラムさんの条件満たせば味方になってくれそうな性格よ -- 名無しさん (2021-07-31 23:14:29) - サラッと流されてるけどケンゴはいきなりカルミラの言う事を理解していた、つまり古代語が最初からわかっていたと言う爆弾 -- 名無しさん (2021-07-31 23:39:44) - ヒュドラムの覚醒に関しては「経年劣化で封印が弱まって自然復活説」「イグニスのミスで蘇らせてしまった説」「某タルタルソース野郎が裏で糸を引いた説」と色々予想できるな… -- 名無しさん (2021-08-01 15:43:28) - 小惑星が当たった程度で復活する封印の脆さも勿論だけど、そんな奴ら宇宙に放り出して放置するなよ超古代人 -- 名無しさん (2021-08-01 16:18:44) - ↑むしろウルトラマンと同等か、ヘタすりゃそれ以上の力を持ってるかも知れない奴等を約3000万年間も完全に行動不能に陥らせるくらい悠久の時を強固に封じ続けられる封印って十分強力な部類じゃ……あるいはグリーザみたいに「よくこんなのをどう見積もっても千万年以上封印できたな……古代人さんすげえ、アンタいなきゃ地球どころか太陽系丸ごと終わってたよ」案件になるかも……? -- 名無しさん (2021-08-02 18:03:33) - カルミラ以外の二人はトリガーが戦い終わるまで待ってくれる分有情、なのかなぁ…? -- 名無しさん (2021-08-02 18:22:19) - 中の人的に考えるとヒュドラムは人間体を持ってそうな気がする -- 名無しさん (2021-08-03 12:09:28) - でも3000万年に比べたら100年なんて正直誤差の範囲内だと思う。 -- 名無しさん (2021-08-03 12:28:11) - 一枚岩ではなさそう。最新話のラストのダーゴンも何か含みありそうだし、ヒュドラムも手助けせずに色々してたみたいだし -- 名無しさん (2021-08-03 20:53:36) - エタニティコアとやらを手に入れるまでは分解はしなさそう、単体でトリガー圧倒出来る程実力差がないのはわかってる筈。逆にそのエタニティコアとやらでパワーアップしたら抜け駆けする奴は出てくる -- 名無しさん (2021-08-03 23:28:14) - 思ったよりやばいもん食うんだな -- 名無しさん (2021-08-29 01:00:50) - 何か今日は幼馴染の悪ガキ3人組って感じだった -- 名無しさん (2021-09-04 14:15:43) - 赤トゲトゲ・青トゲトゲ・黄トゲトゲ byハルキ -- 名無しさん (2021-09-15 12:15:46) - そしてここに黒トゲトゲの奴が来るのか。 -- 名無しさん (2021-09-25 21:17:20) - トリガーダークからトリガーになった経緯が明かされた訳だが闇の巨人3人がこの先どうなっていくのか気になる -- 名無しさん (2021-10-09 15:17:30) - 劇場版からの逆輸入ってことは追加で更に闇の巨人追加されたりするんかね?平成3部作かつ超時空の大決戦モチーフでダイナとガイア似の巨人とか。 -- 名無しさん (2021-10-22 13:22:41) - ↑流石に主役を闇の巨人のモチーフにはしないでしょ。アグルなら微妙なラインだけど。 -- 名無しさん (2021-11-02 14:24:02) - もうこいつら詰んでる気がするな、エタニティを制御するのは無理みたいだし、後は暴走した末に滅びる展開しか・・・ -- 名無しさん (2021-11-02 18:22:54) - ヒュドラムはともかく、カルミラとダーゴンさんって光と闇を善悪の観念と切り離して考えるとけっこう可哀想な境遇だよなぁ… -- 名無しさん (2021-11-10 06:06:05) - イグニスが変身したトリガーダークに対してガワだけの偽者と認識していて、ヒュドラムから聞いていた事もあってか動揺どころか、攻撃に関しては何の躊躇もしない。 -- 名無しさん (2021-11-13 13:59:41) - ダーゴンさんが今週も常識人ぶりを発揮した -- 名無しさん (2021-11-13 20:07:56) - 何だかんだ三人で協力すればエタニティ相手にも優勢に戦える模様、ヒュドラムが回り込んで後ろから攻撃したりダーゴンが拘束した隙に攻撃したりとチームプレイしてて笑う -- 名無しさん (2021-11-27 20:06:29) - ヒュドラムは自分がトップになる的な野心抱いていたりカルミラを見下す様なこと言ったり今後はバカなやり取りも見れなくなる? -- 名無しさん (2021-12-06 19:51:02) - ↑4 ケンゴがダーゴンさんやカルミラの表情を理解できるのと同じで一目で別モノと認識できるんだな -- 名無しさん (2021-12-11 20:45:17) - カルミラ「愚か者めが!思い知れ!」実にニューリーダー病患者の様な顛末だったヒュドラム -- 名無しさん (2021-12-25 11:02:27) - ダーゴンさん明日で退場っぽくてどうやら暴走させられるみたいだが、この人何か悪事働いたっけ……? -- 名無しさん (2022-01-07 18:43:14) - 2話でトリガー炙り出すために街ぶっ壊しまくったのとユナへのストーカー -- 名無しさん (2022-01-09 07:37:19) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/07/31 Sat 01:40:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){さぁ、ここから情熱的に行くよ。}} &bold(){&color(gainsboro,crimson){いよいよ我が好敵手と決着を付ける時か!!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){ま、私は2人より100年早起きして待っていましたけどね。}} } #center(){&blankimg(The Dark Giants in Trigger.png,width=616,height=346)} #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){3000万年前に成し得なかった悲願を今……}} &size(25){&b(){&color(#808080,#f8b500){エタニティ・コアを&color(black){“闇”}の手に!!}}} } #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &b(){闇の巨人}とは、ウルトラシリーズに登場する、闇の心を持つ強大な存在。 本項目では『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』に登場する&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラ}}、&b(){&color(gainsboro,crimson){ダーゴン}}、&bold(){&color(ghostwhite,navy){ヒュドラム}}について取り上げる。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &b(){『ウルトラマントリガー』の世界において、かつて3000万年前の[[地球]]に存在した超古代文明を破壊し[[封印]]された闇に属する3人の巨人達。} [[ウルトラマントリガー]]によって封印され、地球外へと追放されていたが現代に[[復活]]し、「&color(#ff8c00){エタニティ・コア}」なる存在を狙って地球と火星で暗躍を開始。 彼らの復活を皮切りに地球で怪獣事件が活発化し始める。 シズマ財団が発掘した超古代文明の石版に闇の巨人達を記した絵が描かれていたため、既にその存在は予見されていた。 身を潜めている普段の時は&color(navy){どこかの海底}をアジトにして作戦会議を行なっている。 &font(l){生活するには見るからに滅茶苦茶不便そうである。} 最大の特徴は、&b(){『トリガー』のある意味元ネタである『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』の劇場版に登場した[[闇の巨人>闇の巨人(ウルトラマンティガ)]]がモデル}ということであり、 名前やキャラクターデザイン、そして主役ウルトラマンとの関係性などの面において、モデルを意識した設定になっている。 その見た目は、[[平成初期の頃>平成ウルトラシリーズ]]のデザインを流用しつつ、各所を令和の時代に合わせてモダナイズしたような感じ。 ティガの3巨人はウルトラマンのように素体部分が目立つデザインだったが、トリガーの3巨人は素体よりも装飾部分を目立たせている。 ケンゴが変身するウルトラマントリガーはもちろん、彼を導く謎の少女・ユザレとも何らかの因縁が存在するようで、 劇中では彼女を執拗に狙っている他、OPでも涙を流すユザレの瞳の中に彼らの姿が映っている。 *【闇の巨人たち】 『ティガ』に登場した闇の巨人たちが人間態と巨人(ウルトラマン)の姿を状況に応じて使い分けていたのとは異なり、基本的には常時巨人の姿で行動し、人間態としての姿は滅多に見せない。 そのため、作中で人間社会で暗躍を行う場合は姿を人間サイズまで縮小化する事が殆どである。 ---- **&color(#808080,#f8b500){妖麗戦士 カルミラ} #center(){ &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){あたしに会うために人間を取り込んで復活したのかい?}}} &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){随分情熱的じゃないか!}}} } #center(){ &blankimg(Carmeara 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Carmeara 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第1話「光を繋ぐもの」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:49m } &b(){体重:3万9千t } 演:[[上坂すみれ]](CV、人間態共通)((上坂氏は本作で特撮作品初参加。そして数少ない悪役での出演となる。)) スーツアクター:安川桃香 闇の三巨人の首領格を担う悪女。 『ティガ』における&bold(){&color(goldenrod,#333333){愛憎戦士 カミーラ}}に相当する。 宇宙空間にて[[石化]]され漂っていたが、偶然小惑星が激突したことで現代に復活を果たした。 執念深くて残忍な女戦士で、ねっとりとした低音ボイスから発せられる姉御肌口調は俗に言う「女王様」を彷彿とさせる。 口癖なのか、何かとつけて&b(){&color(#808080,#f8b500){「情熱的」}}という言葉や表現を使う特徴がある。 人間態は黒いドレスを身に纏った[[黒髪ロング]]の妖艶な女性。目元にある涙のような形状のアクセサリーがチャームポイント。 この状態でも自身の能力であるカルミラウィップを生成・使役して攻撃することができる。 短気ですぐに手が出る暴力的な人物でもあるが、ダーゴンの封印を解いてやったり暴走したヒュドラムを制止したりと、仲間に対しては面倒見の良い一面もある。 なお、カミーラは、&bold(){[[ティガ>ウルトラマンティガ]]の肉体と一体化しているとはいえ自分とは一切関係のない[[ダイゴ>マドカ・ダイゴ]]を、自分を封印した先代のティガと同一視して愛情をぶつけていた}のに対し、 カルミラは、&bold(){現在トリガーの肉体と一体化しているケンゴが先代のトリガーとは別人と理解した(というよりそう&ruby(・・・・・){思い込んだ})上で愛情をぶつけている}ので、ある意味カミーラより冷静である。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかしトリガーが光の巨人と化した原因がケンゴにあると分かって以降は「憎しみ」をぶつけてトリガーの奪取を目論んでいる。トリガー=ケンゴということを知ったらどうなってしまうのか…}} また、トリガーにこっぴどくやられたヒュドラムの傷を軽く突っついてからかったり、様子のおかしいダーゴンを気に掛けたりと、 カミーラと比べると仲間の闇の巨人たちに対して柔らかく接しており、茶目っ気のある言動を見せることもある。 #center(){ &b(){&color(#808080,#f8b500){どこだい? どこが痛いんだい?}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめてください!}} &b(){&color(#808080,#f8b500){ほらほら、えい♪ えい♪}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめろ! しつこいな! もう!}} } &font(l){かわいい。} 復活直後にトリガーの名を叫びながらヒステリーを起こして周囲の[[隕石]]に八つ当たりする、復活直後からトリガーを探して火星に向かう等、 トリガーに対して並々ならぬ執着心を抱いており、その執着さはもはや愛憎の域に達している。 また、ケンゴをトリガーへ導いた謎の女性・ユザレのことも知っている模様。 後に第4話にてユザレがトリガーと共に闇の三巨人を封印した張本人であることが判明する。 パワーはダーゴン、スピードはヒュドラムに劣るが、総合的な戦闘力は三巨人の中では圧倒的に高い。 当初は自分達の目的である「闇による支配」の為に行動してきたのだが、ケンゴによってようやく取り戻したかに見えた最愛のトリガーダークをまたも奪われたことや、3000万年前と現在の両方において自分の邪魔をし続けるユザレ(=ユナ)への憎悪に囚われていき、いつしか目的以上に彼らへの[[復讐]]に執心し、ダーゴンの言葉にも耳を貸さなくなってしまう。 そして…。 ***【カルミラの技】 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラバトン}} 専用武器も兼ねた発光体で、中央部を持って回しつつ敵に打ちつけ高速回転させることで旋風を放つ。 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラウィップ}} 光線を氷の[[鞭]]に変えて操る技で、遠距離でも攻撃が可能。 ---- **&color(gainsboro,crimson){剛力闘士 ダーゴン} #center(){ &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){我ら3000万年の時を経て再び相まみえた!}}} &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){いざ尋常に……勝負ッ!!}}} } #center(){ &blankimg(Darrgon 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Darrgon 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第2話「平和を守る力」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:62m } &b(){体重:6万8千t } CV:[[真木駿一>ガピヤ星人アベル]] スーツアクター:桑原義樹 赤と黒、銀を基調とし、強固な鎧を身に纏ったかのような屈強な巨人戦士。 『ティガ』における&bold(){&color(red,#333333){剛力戦士 ダーラム}}に相当し、デザイン上原典よりも一回りゴツい。 実際に纏っているのは鎧らしく、動くたびに「ガチャガチャ」と音が鳴る。 頭はまるで鎧兜のようにも見えるデザインで、歯軋りした[[鬼>鬼(妖怪)]]の顔の様に見える。&font(l){顔が[[某昭和ロボットアニメの主人公機>マジンガーZ(機体)]]にそっくり} とある惑星で何故か[[上半身が地面に埋もれたままの状態で封印されていた>犬神家の一族]]が、カルミラに叩き起こされる形で復活した。 &font(l){封印直前に[[ウルトラヘッドクラッシャーでも受けた>シルバゴン]]のだろうか?} 剛力闘士の異名の通りに怪力自慢の戦い方を好む[[パワーファイター>パワーキャラ]]で、着地しただけで地面にクレーターができ、着地点が大惨事になるほど。 遠隔攻撃の手段として用いる技はファイアビートクラッシャー一本であり、あとは全てパワーを活かした近接格闘戦に頼っている。 粗暴で粗野な性格かつ生粋の[[戦闘狂>戦闘狂(属性)]]であり、トリガーを&b(){&color(gainsboro,crimson){「我が好敵手」}}と呼び自身のライバルとして、卑怯な戦い方を嫌い相手との互角の勝負を望む。 初登場時は[[ギマイラ>ギマイラ(ウルトラ怪獣)]]との戦いで疲弊したところで戦闘開始してしまったが、これに関しては単純にタイミングが悪かっただけで、弱みにつけ込むような卑怯なことは何一つしていない。 それどころか初戦でトリガーが力尽きて姿を消すと、自らも一旦引き下がり、トリガーが回復した頃再び戦いに来ている。 &font(l){しかし[[カラータイマー]]が赤のときに戦闘を仕掛けたのはカラータイマーの意味を知らなかったのか、テンション上がりすぎたのか…} ただ、卑怯な行動は取らずとも、トリガーと戦うために躊躇なく街を破壊しておびき出そうとするなど、闇の巨人らしい非情な一面は垣間見える。 一見すると脳筋キャラだが、&bold(){&color(red){他の2人がキレやすい上にキレると何をしでかすか分からない危険な性格}}であり、 ダーゴンはそんな2人の抑え役を意識した立ち回りが目立つため、相対的に見れば&b(){3巨人の中で最も冷静で常識人なのはダーゴンである。} そのため、視聴者の中にはその苦労人っぽさから「&bold(){ダーゴン"さん"}」と「さん」付けで呼ぶ人も多く、&bold(){『トリガー』の登場人物の中では屈指の人気を誇る。}((怪獣酒場にダーゴンが登場すると予約希望者が殺到し、わずか5分で予約満席となって受付が終了するほどである)) 予期せぬ事態が生じた場合、他の2人は無理してでも戦い続ける傾向が強いが、ダーゴンは形成不利と見たときや相手の心意気に感心したとき自ら潔く引き下がることが多い。 初登場回以外でトリガーに1対1の戦いを挑んだことはなく、乱戦状態で窮地に陥る仲間を助けるため止むを得ず出撃するようなシーンが多い。 また、第5話でユザレの覚醒を促す目的でユナを追いかけた際に、ユナから不意打ち気味のビンタと共に「私たち人間は絶対に負けない」と啖呵を切られて以降、 何か思うところがあるのか、一人で何か思いふけるような態度が増え始め、[[とある出来事>揺れるココロ(ウルトラマントリガー)]]を機に人間の強さの本質について関心を抱くようになった。 彼はひたすらに強さを追求する武人だが、一方で極めて柔軟な発想を持っており、パワーで自分に劣る相手であろうと「強さ」を感じればその秘訣を考察して、その「強さ」を自分も得たいと考えていたためである。 最終的には人間らのことを敵として理解するに至り、「人間達が力を合わせ成長して強くなるのに対して自分らは協力を拒んで[[何も成長していない>まるで成長していない…]]」ことを嘆くに至っている。 つくづく苦労が絶えない気の毒な人である。 中の人の名前が、漢字は違うが[[某デュナミスト>ULTRAMAN(映画)]]と同姓同名であるため、一部の視聴者にそれをイジられたりしている。 当然だが、[[ザ・ネクスト>ウルトラマン・ザ・ネクスト]]との関係は一切無い。 ***【ダーゴンの技】 ・&b(){&color(gainsboro,crimson){ファイアビートクラッシャー}} 一度腕を組んだ状態から右斜めの直線を描くようにして腕にエネルギーをチャージ。 その腕で地面を叩き、敵に向かって直進する火柱を発生させる。 動きはまんまダーラムのファイアマグナム。 ---- **&color(ghostwhite,navy){俊敏策士 ヒュドラム} #center(){ &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!懐かしいですねぇ……トリガー。}}} &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){さあ、優雅な戦いを楽しみましょうか!}}} } #center(){ &blankimg(Hudram 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Hudram 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:57m } &b(){体重:5万2千t } CV:[[高橋良輔>サムライ・キャリバー]]((高橋氏は『[[SSSS.GRIDMAN]]』『[[超星艦隊セイザーX]]』などの作品で円谷ファンや特撮ファンにはお馴染みの役者であるが、悪役での出演は今回が初めてとなる。)) スーツアクター:永地悠斗 青と白を基調とした巨人で[[超スピード>スピードキャラ]]と狡猾な策略を得意とする。 『ティガ』における&bold(){&color(#bf40ff,#333333){俊敏戦士 ヒュドラ}}に相当する…のだが、他の2人が原典の面影をそれなりに残した姿をしているのとは打って変わり、彼の場合は殆ど別人。 カラータイマーのような発光器官は左胸にあり、どことなく[[ウルトラマンナイス]]のよう。((ナイスは『ティガ』再放送時に一緒に放送されていたミニ番組なので、意識したものなのかもしれない。)) カルミラやダーゴンとは違って本編開始時には既に封印が解けていて、2人よりも100年も早く目覚めていたらしい。 詳細は[[項目>俊敏策士ヒュドラム]]を参照。 ---- #openclose(show=ネタバレ注意){ &br() #center(){&bold(){&color(#808080,#f8b500){おかえり……。}} &sizex(6){&bold(){&color(#808080,#f8b500){あたしのトリガー!!}}}} [[&sizex(6){&b(){&color(khaki,#7d7d7d){闇黒勇士 トリガーダーク}}}>トリガーダーク]] #center(){ &blankimg(TRIGGER DARK01.png,width=616,height=346) &blankimg(TRIGGER DARK02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第11話「光と闇の邂逅」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &sizex(5){&b(){☆プロフィール}} &b(){身長:53m } &b(){体重:4万4千t } アキトが解析する碑文にて、新たなに解放された記述にある第4の巨人。 その正体は、&b(){&color(red){過去のウルトラマントリガー本人。}} &b(){つまり、『ティガ』における&color(#9d9d9d,black){ティガダーク}に当たる。} 尚、トリガーダークと言う名前はあくまでも現在のトリガーと区別する為の便宜上の物であり、作中では当初「トリガー」「闇のトリガー」と呼ばれていた。その後改めて「トリガーダーク」と正式に名付けられた。 詳細は[[個別項目>トリガーダーク]]を参照。 } *【闇怪獣】 闇の巨人が召喚・使役する闇の怪獣達。 両目が通常の怪獣と違って&color(red){赤い色}に染まり、過去作登場怪獣の場合は肩書が「○○&color(purple){闇}怪獣」と変わっているのも特徴。 **超古代&color(purple){闇}怪獣 [[ゴルバー]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){暴れな、ゴルバー!}}} カルミラ配下の闇怪獣で[[ゴルザ]]と[[メルバ]]が[[融合したかのような怪獣>合体怪獣(ウルトラシリーズ)]]。 火星にてカルミラに召喚され、トリガーの石像が眠る遺跡を破壊しようと進撃を開始した。 その後[[キリエル人>キリエロイド]]がゴルバーⅡを召喚した時も肩書が変わっていなかったので、元々闇の巨人配下として何体か存在していたものと思われる。 劇中の活躍は[[該当項目>ゴルバー]]を参照。 **変形&color(purple){闇}怪獣 [[ガゾート]] #center(){ &b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!覚醒を促す良い方法が分かりましたよ。}} &b(){&color(ghostwhite,navy){その身に危険が迫ればいいのですね!}} } ヒュドラムが大量のクリッターを集めて融合・誕生させた配下の怪獣。 主に空中戦を得意とし、スカイタイプにチェンジしたウルトラマントリガーと互角の勝負を繰り広げた。 ヒュドラムの支配下になった個体ではあるものの、クリッターの共食いの習性は残って&font(l){しまって}いたのか、自身を攻撃したGUTSファルコンを「&color(red){トモダチ}」と呼んでいた。 **破壊&color(purple){闇}暴竜 [[デスドラゴ>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]] カルミラが『トリガー』世界の『始まりの怪獣』である破壊暴竜デスドラゴを地底で発見し、闇の力を注ぎこんで配下にしたもの。 姿こそ通常時と変わっていないが、角から放たれる電撃は青白いものだけでなく赤黒いものも発せられており、戦闘力も強化されている。 劇中の活躍は[[該当項目>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]]を参照。 **惑星&color(purple){破壊}神 [[サタンデロス>ギガデロス]] 肩書上は闇怪獣ではないものの、ギガデロスを[[改造>魔改造]]したのがヒュドラムであり、サタンデロスの出現は彼の差金だった為便宜上ここに記載。「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という点では闇怪獣カテゴリに入れてもいいのかもしれない。 ギガデロスの[[分身能力>分身(属性)]]は失われているものの代わりに強固な[[バリア]]を会得しており、生半可な攻撃は通らずトリガー・マルチタイプ必殺の[[ゼペリオン光線]]ですら小さな穴しか開けられない。 しかしバリアを維持しつつ活動するのは1時間が限度で、一度休眠すると23時間のチャージに入る。 劇中の活躍は[[該当項目>ギガデロス]]を参照。 **石化&color(purple){闇}魔獣 [[ガーゴルゴン]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){ガーゴルゴン! 忌々しいユザレを石に変え、私の前へ連れておいで!!}}} 3000万年前、カルミラに操られるがまま古代文明を破壊し尽くしたが、ユザレの力で自ら石化光線を受けそのまま石像となり地中に埋もれる。 しかし時は流れ現代、ユザレの末裔であるシズマ ユナの18歳の誕生日に復活。カルミラの声に操られるがままユナと彼女の父であるシズマ ミツクニのいる青峰山へと向かっていく。 目が赤く染まっていない唯一の闇怪獣。まぁ目玉はたまにしか見せないし… 劇中の活躍は[[該当項目>ガーゴルゴン]]を参照。 **宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオーガ>メツオーガ/メツオロチ]] &bold(){「伝説の魔獣」}として宇宙全土で語られている怪獣。 その姿は[[ウーラー>ウーラー(ウルトラ怪獣)]]と酷似している。 戦闘スタイルはウーラーと同じく、その食欲に身を任せて物体非物体を問わずに食らいつき、光線すらも[[吸収>吸収/反射]]して無力化してしまうものだが、メツオーガは更に一種の[[重力操作能力>重力操作]]も持ち、任意の場所に赤い半球状のバリアを展開し、その内部の重力を重くして相手の動きを封じてしまう事も可能。 物語開始前、ヒュドラムによって大きな黒い塊の状態に封印されて地球に持ち込まれていたが、ヒュドラムも持て余したため地中に埋められたまま放置されていた。 しかし、リシュリア星人イグニスが変身するトリガーダークとウルトラマントリガーとの戦闘の衝撃を感じ取ると地面から露出。 更にヒュドラムがトリガーダークと戦闘になった際、その暴走ぶりに興醒めしたヒュドラムが自身のエネルギーを与えた事で復活した。 サタンデロス同様肩書きは闇怪獣ではないが、ヒュドラムが連れてきた怪獣であり「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という闇怪獣との共通点がある。 劇中の活躍は[[項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 #openclose(show=こんな強力な怪獣をヒュドラムがすぐに使わなかった理由は…){ **新宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオロチ>メツオーガ/メツオロチ]] メツオーガがそれまでに喰らったエネルギーを基に進化して生まれた新たな魔獣。 メツオーガの時点で発動させなかったのは、その性質によってエタニティ・コアを食べて進化してしまい、止められなくなる事を危惧していたからである。 その姿は[[大魔王獣マガオロチ>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]と瓜二つである。 重力操作能力こそなくなったものの、その悪食ぶりは形を変えて健在。 具体的には背中の翼のような突起物を起点にして自身の周りにメツオーガの時と同じバリアを展開する事により、、自身に向けられたあらゆるエネルギーを吸収・無力化してしまう。 また、新たな攻撃手段として頭上に赤いワームホールを召喚し、そこから赤い光線を放つ事が可能。 この他にも自身の周囲に体から光る粒子をばら撒いてそれを一斉に爆破させる攻撃や、背中の突起の棘から発射する光弾で広範囲攻撃も可能としており、その攻撃力はメツオーガから更に強化されている。 劇中の活躍は[[項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 } *【余談】 ・カルミラ・ダーゴン・ヒュドラムら闇の巨人達のデザインワークを担当したのは、デザイナー・武藤聖馬氏。&br()『トリガー』以外では、『[[仮面ライダーゼロワン]]』で[[ヒューマギア]]のデザイン、『[[仮面ライダーセイバー]]』では[[回想シーン]]の絵コンテを担当しているが、&br()ウルトラシリーズへの参加は今作が初。 ・カルミラ役の上坂すみれは15話に人間態として顔出しで登場し、カルミラウィップで警備員を薙ぎ払うというアクションを見せている。これはこのエピソードを担当した坂本監督が誰にでもアクション演出を取り入れる((アクションが得意な演者にはガチな格闘、苦手な演者にも簡単だが全身を使った映える動きをさせている))という趣味も大きく影響しているだろう。 ・ダーゴン役のスーツアクターさんはパワー系怪獣やマッチョなウルトラマンでお馴染みの桑原氏。&br()一方でカルミラ役の安川氏は新人にも関わらず抜擢された。動きの良さと170cmの長身が決め手だったらしい。&br()ヒュドラム役の永地氏は前作の[[ウインダム]]に引き続きスーツアクターとしてレギュラー出演となる。 ・女性のスーツアクトレスと男性スーツアクターで互角の立ち回りを見せるのは男女の身体能力の差もあってそれなりに難しい演出なのだが、&br()撮影技術の向上やそれに伴う殺陣技術の向上に伴い、ティガの頃よりも更に見応えのある複雑な動きになっている。 ・カルミラは人間態とスーツアクトレスで10cmほどの身長差がある。このままだと変身シーンで身長差が目立つため、人間態を演じるほうが高いヒールを履いて身長差を最小限に抑えている。 ・その雰囲気から&bold(){「令和の[[ドロンボー一味>ヤッターマン]]」}と言われているとかいないとか。&br()その他、その色合いから&bold(){「[[ブル>ウルトラマンブル]]・[[グリージョ>ウルトラウーマングリージョ]]・[[ロッソ>ウルトラマンロッソ]](闇の[[湊家>湊家(ウルトラマンR/B)]])」}だの&bold(){「[[フーマ>ウルトラマンフーマ]]・[[タイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]・[[タイタス>ウルトラマンタイタス]](闇のトライスクワッド)」}だの、&br()果ては&bold(){「闇の信号機トリオ」}などと散々な言われようで開始早々愛されている。&br()ニコニコ動画の公式配信でも、案の定OP冒頭や後半での3人の揃うシーンがこれらのコメントで画面が見えないくらい埋まる。 追記・修正は3000万年前の仲間と仲良く封印が解かれてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 誰が呼んだか「ウルトラマン版ドロンボー一味」。 -- 名無しさん (2021-07-31 17:34:20) - ↑そして今回でイグニスがウルトラマン版ばいきんまんorロケット団な疑惑が… -- 名無しさん (2021-07-31 17:36:53) - ヒュドラムって先に目覚めて何やってたんだろうな。イグニスと何やら因縁があるみたいだけど -- 名無しさん (2021-07-31 17:40:45) - ↑お宝探ししてたイグニスが誤って復活させてしまってその結果自分の故郷をヒュドラムに滅ぼされた…とかそんな感じかな?少なくともヒュドラムの復活にイグニスは携わってそう -- 名無しさん (2021-07-31 17:54:27) - とりあえず当時の人と中身が違うと区別ができてるあたりカーミラよりは冷静なカルミラさん -- 名無しさん (2021-07-31 18:13:05) - ダイゴもケンゴもよく分からず急に愉快な三人組に狙われる不運(ダイゴなんて本編の2年後の結婚前という) -- 名無しさん (2021-07-31 18:22:19) - ダーゴンとのラストバトル、神回になりそう -- 名無しさん (2021-07-31 18:25:03) - ↑多分死に際の最期の台詞は「我が好敵手トリガー…お前と戦えて悔いは無い!」とかいう感じになりそう -- 名無しさん (2021-07-31 18:27:56) - 第1話の夢の内容から、トリガーダーク(仮)もここに入ると思う、 -- 名無しさん (2021-07-31 18:29:52) - 上坂すみれのハイキックまだですか? -- 名無しさん (2021-07-31 18:46:39) - 明確なギャグやってるわけでもないのに掛け合いや個人の言動で笑ってしまう不思議 -- 名無しさん (2021-07-31 19:12:31) - こいつらも原典の面子同様にクトゥルフ神話由来の名前ってことでいいのかな? -- 名無しさん (2021-07-31 19:14:45) - しかしこいつら不思議なパワーで封印を解くとかじゃなくて物理的なショックで封印解けるとはちょっと封印甘いんじゃないの? -- 名無しさん (2021-07-31 19:26:39) - ↑さすがに時がたちすぎて封印が元々解けかけてた、という解釈でいこう! -- 名無しさん (2021-07-31 19:30:52) - カルミラとヒュドラムがアレなんで相対的にダーゴンが一番冷静 -- 名無しさん (2021-07-31 19:41:02) - 闇のトライスクワッドとか言われているがタイガもティガ同様一度ダークサイド経験はしているという ショーなりギャラファイなりで近作のトリオと対決する時は来るだろうか? -- 名無しさん (2021-07-31 20:37:36) - 裏から暗躍する策士系ヴィランもそろそろマンネリ化の兆しが見えてきてたから、こいつらの分かりやすいワルモノぶりが逆に新鮮 -- 名無しさん (2021-07-31 21:17:03) - ジャグジャグ枠の様で闇の三馬鹿スクワッド -- 名無しさん (2021-07-31 21:19:04) - 「闇の湊家」というとガピヤ星人サデスもアベルの存在で「赤い兄と青い弟」だと判明したことで「次は橙色の末妹でも来るんじゃねえの」とか言われてたけどこうなったか……w -- 名無しさん (2021-07-31 22:03:17) - トジテンドとも仲良くやれそう -- 名無しさん (2021-07-31 22:11:19) - カミーラがガタノの怨念と合体してデモンゾーアになったんなら カルミラは出ると噂されている『花』『火星』が関連しているというあの邪神と合体するのかな? -- 名無しさん (2021-07-31 22:28:39) - アジトを持たないせいでその辺の海底でワイワイやってるの笑ってしまう。現状人間態が出るという情報は出てないけど、もし出るとしたらレムやキャンデリラみたいに声優本人が演じたりするかな… -- 名無しさん (2021-07-31 22:40:18) - 坂本監督ならどこかでカミーラ人間体ですみぺ本人出してユナちゃんと睨み合わせる展開とかやりそう -- 名無しさん (2021-07-31 23:09:06) - ダーラムさんの条件満たせば味方になってくれそうな性格よ -- 名無しさん (2021-07-31 23:14:29) - サラッと流されてるけどケンゴはいきなりカルミラの言う事を理解していた、つまり古代語が最初からわかっていたと言う爆弾 -- 名無しさん (2021-07-31 23:39:44) - ヒュドラムの覚醒に関しては「経年劣化で封印が弱まって自然復活説」「イグニスのミスで蘇らせてしまった説」「某タルタルソース野郎が裏で糸を引いた説」と色々予想できるな… -- 名無しさん (2021-08-01 15:43:28) - 小惑星が当たった程度で復活する封印の脆さも勿論だけど、そんな奴ら宇宙に放り出して放置するなよ超古代人 -- 名無しさん (2021-08-01 16:18:44) - ↑むしろウルトラマンと同等か、ヘタすりゃそれ以上の力を持ってるかも知れない奴等を約3000万年間も完全に行動不能に陥らせるくらい悠久の時を強固に封じ続けられる封印って十分強力な部類じゃ……あるいはグリーザみたいに「よくこんなのをどう見積もっても千万年以上封印できたな……古代人さんすげえ、アンタいなきゃ地球どころか太陽系丸ごと終わってたよ」案件になるかも……? -- 名無しさん (2021-08-02 18:03:33) - カルミラ以外の二人はトリガーが戦い終わるまで待ってくれる分有情、なのかなぁ…? -- 名無しさん (2021-08-02 18:22:19) - 中の人的に考えるとヒュドラムは人間体を持ってそうな気がする -- 名無しさん (2021-08-03 12:09:28) - でも3000万年に比べたら100年なんて正直誤差の範囲内だと思う。 -- 名無しさん (2021-08-03 12:28:11) - 一枚岩ではなさそう。最新話のラストのダーゴンも何か含みありそうだし、ヒュドラムも手助けせずに色々してたみたいだし -- 名無しさん (2021-08-03 20:53:36) - エタニティコアとやらを手に入れるまでは分解はしなさそう、単体でトリガー圧倒出来る程実力差がないのはわかってる筈。逆にそのエタニティコアとやらでパワーアップしたら抜け駆けする奴は出てくる -- 名無しさん (2021-08-03 23:28:14) - 思ったよりやばいもん食うんだな -- 名無しさん (2021-08-29 01:00:50) - 何か今日は幼馴染の悪ガキ3人組って感じだった -- 名無しさん (2021-09-04 14:15:43) - 赤トゲトゲ・青トゲトゲ・黄トゲトゲ byハルキ -- 名無しさん (2021-09-15 12:15:46) - そしてここに黒トゲトゲの奴が来るのか。 -- 名無しさん (2021-09-25 21:17:20) - トリガーダークからトリガーになった経緯が明かされた訳だが闇の巨人3人がこの先どうなっていくのか気になる -- 名無しさん (2021-10-09 15:17:30) - 劇場版からの逆輸入ってことは追加で更に闇の巨人追加されたりするんかね?平成3部作かつ超時空の大決戦モチーフでダイナとガイア似の巨人とか。 -- 名無しさん (2021-10-22 13:22:41) - ↑流石に主役を闇の巨人のモチーフにはしないでしょ。アグルなら微妙なラインだけど。 -- 名無しさん (2021-11-02 14:24:02) - もうこいつら詰んでる気がするな、エタニティを制御するのは無理みたいだし、後は暴走した末に滅びる展開しか・・・ -- 名無しさん (2021-11-02 18:22:54) - ヒュドラムはともかく、カルミラとダーゴンさんって光と闇を善悪の観念と切り離して考えるとけっこう可哀想な境遇だよなぁ… -- 名無しさん (2021-11-10 06:06:05) - イグニスが変身したトリガーダークに対してガワだけの偽者と認識していて、ヒュドラムから聞いていた事もあってか動揺どころか、攻撃に関しては何の躊躇もしない。 -- 名無しさん (2021-11-13 13:59:41) - ダーゴンさんが今週も常識人ぶりを発揮した -- 名無しさん (2021-11-13 20:07:56) - 何だかんだ三人で協力すればエタニティ相手にも優勢に戦える模様、ヒュドラムが回り込んで後ろから攻撃したりダーゴンが拘束した隙に攻撃したりとチームプレイしてて笑う -- 名無しさん (2021-11-27 20:06:29) - ヒュドラムは自分がトップになる的な野心抱いていたりカルミラを見下す様なこと言ったり今後はバカなやり取りも見れなくなる? -- 名無しさん (2021-12-06 19:51:02) - ↑4 ケンゴがダーゴンさんやカルミラの表情を理解できるのと同じで一目で別モノと認識できるんだな -- 名無しさん (2021-12-11 20:45:17) - カルミラ「愚か者めが!思い知れ!」実にニューリーダー病患者の様な顛末だったヒュドラム -- 名無しさん (2021-12-25 11:02:27) - ダーゴンさん明日で退場っぽくてどうやら暴走させられるみたいだが、この人何か悪事働いたっけ……? -- 名無しさん (2022-01-07 18:43:14) - 2話でトリガー炙り出すために街ぶっ壊しまくったのとユナへのストーカー -- 名無しさん (2022-01-09 07:37:19) - ↑2改心しそうではあったのにな…カルミラのせいではあるが元はといえばあんな幻覚見せたキリエルのせいだ -- 名無しさん (2022-01-10 19:30:37) #comment #areaedit(end) }

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