闇の巨人(ウルトラマントリガー)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/07/31 Sat 01:40:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){さぁ、ここから情熱的に行くよ。}} &bold(){&color(gainsboro,crimson){いよいよ我が好敵手と決着を付ける時か!!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){ま、私は2人より100年早起きして待っていましたけどね。}} } #center(){&blankimg(The Dark Giants in Trigger.png,width=616,height=346)} #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){3000万年前に成し得なかった悲願を今……}} &size(25){&b(){&color(#808080,#f8b500){エタニティ・コアを&color(black){“闇”}の手に!!}}} } #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &b(){闇の巨人}とは、ウルトラシリーズに登場する、闇の心を持つ強大な存在。 本項目では『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』に登場する&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラ}}、&b(){&color(gainsboro,crimson){ダーゴン}}、&bold(){&color(ghostwhite,navy){ヒュドラム}}について取り上げる。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &b(){『ウルトラマントリガー』の世界において、かつて3000万年前の[[地球]]に存在した超古代文明を破壊し[[封印]]された闇に属する3人の巨人達。} [[ウルトラマントリガー]]によって封印され、地球外へと追放されていたが現代に[[復活]]し、「&color(#ff8c00){エタニティ・コア}」なる存在を狙って地球と火星で暗躍を開始。 彼らの復活を皮切りに地球で怪獣事件が活発化し始める。 シズマ財団が発掘した超古代文明の石版に闇の巨人達を記した絵が描かれていたため、既にその存在は予見されていた。 身を潜めている普段の時は&color(navy){どこかの海底}をアジトにして作戦会議を行なっている。 &font(l){生活するには見るからに滅茶苦茶不便そうである。} 最大の特徴は、&b(){『トリガー』のある意味元ネタである『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』の劇場版『[[ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY]]』に登場した[[闇の巨人>闇の巨人(ウルトラマンティガ)]]がモデル}ということであり、 名前やキャラクターデザイン、そして主役ウルトラマンとの関係性などの面において、モデルを意識した設定になっている。 その見た目は、[[平成初期の頃>平成ウルトラシリーズ]]のデザインを流用しつつ、各所を令和の時代に合わせてモダナイズしたような感じ。 ティガの3巨人はウルトラマンのように素体部分が目立つデザインだったが、トリガーの3巨人は素体よりも装飾部分を目立たせている。 ケンゴが変身するウルトラマントリガーはもちろん、彼を導く謎の少女・ユザレとも何らかの因縁が存在するようで、劇中では彼女を執拗に狙っている他、OPでも涙を流すユザレの瞳の中に彼らの姿が映っている。 *【闇の巨人たち】 『ティガ』に登場した闇の巨人たちが人間態と巨人(ウルトラマン)の姿を状況に応じて使い分けていたのとは異なり、基本的には常時巨人の姿で行動し、人間態としての姿は滅多に見せない。 そのため、作中で人間社会で暗躍を行う場合は姿を人間サイズまで縮小化する事が殆どである。 &s(){闇の『巨人』なので当然っちゃ当然なのだが。} ---- **&color(#808080,#f8b500){妖麗戦士 カルミラ} #center(){ &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){あたしに会うために人間を取り込んで復活したのかい?}}} &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){随分情熱的じゃないか!}}} } #center(){ &blankimg(Carmeara 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Carmeara 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第1話「光を繋ぐもの」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:49m } &b(){体重:3万9千t } 演:[[上坂すみれ]](CV、人間態共通)((上坂氏は本作で特撮作品初参加。そして数少ない悪役での出演となる。)) スーツアクター:安川桃香 闇の三巨人の首領格を担う悪女。 『ティガ』における&bold(){&color(goldenrod,#333333){愛憎戦士 カミーラ}}に相当する。 宇宙空間にて[[石化]]され漂っていたが、偶然小惑星が激突したことで現代に復活を果たした。 執念深くて残忍な女戦士で、ねっとりとした低音ボイスから発せられる姉御肌口調は俗に言う「女王様」を彷彿とさせる。 口癖なのか、何かとつけて&b(){&color(#808080,#f8b500){「情熱的」}}という言葉や表現を使う特徴がある。 人間態は黒いドレスを身に纏った[[黒髪ロング]]の妖艶な女性。目元にある涙のような形状のアクセサリーがチャームポイント。 この状態でも自身の能力であるカルミラウィップを生成・使役して攻撃することができる。 短気ですぐに手が出る暴力的な人物でもあるが、ダーゴンの封印を解いてやったり暴走したヒュドラムを制止したりと、仲間に対しては面倒見の良い一面もある。 なお、カミーラは、&bold(){[[ティガ>ウルトラマンティガ]]の肉体と一体化しているとはいえ自分とは一切関係のない[[ダイゴ>マドカ・ダイゴ]]を、自分を封印した先代のティガと同一視して愛情をぶつけていた}のに対し、 カルミラは、&bold(){現在トリガーの肉体と一体化しているケンゴが先代のトリガーとは別人と理解した(というよりそう&ruby(・・・・・){思い込んだ})上で愛情をぶつけている}ので、ある意味カミーラより冷静である。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかしトリガーが光の巨人と化した原因がケンゴにあると分かって以降は「憎しみ」をぶつけてトリガーの奪取を目論んでいる。トリガー=ケンゴということを知ったらどうなってしまうのか…}} また、トリガーにこっぴどくやられたヒュドラムの傷を軽く突っついてからかったり、様子のおかしいダーゴンを気に掛けたりと、 カミーラと比べると仲間の闇の巨人たちに対して柔らかく接しており、茶目っ気のある言動を見せることもある。 #center(){ &b(){&color(#808080,#f8b500){どこだい? どこが痛いんだい?}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめてください!}} &b(){&color(#808080,#f8b500){ほらほら、えい♪ えい♪}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめろ! しつこいな! もう!}} } &font(l){かわいい。ほらそこ、[[ピピ美>ポプテピピック(アニメ)]]って言わないの。} 復活直後にトリガーの名を叫びながらヒステリーを起こして周囲の[[隕石]]に八つ当たりする、復活直後からトリガーを探して火星に向かう等、トリガーに対して並々ならぬ執着心を抱いており、その執着さはもはや愛憎の域に達している。 また、ケンゴをトリガーへ導いた謎の女性・ユザレのことも知っている模様。 後に第4話にてユザレがトリガーと共に闇の三巨人を封印した張本人であることが判明する。 パワーはダーゴン、スピードはヒュドラムに劣るが、総合的な戦闘力は三巨人の中では圧倒的に高い。 当初は自分達の目的である「闇による支配」の為に行動してきたのだが、ケンゴによってようやく取り戻したかに見えた最愛のトリガーダークをまたも奪われたことや、3000万年前と現在の両方において自分の邪魔をし続けるユザレ(=ユナ)への憎悪に囚われていき、いつしか目的以上に彼らへの[[復讐]]に執心し、ダーゴンの言葉にも耳を貸さなくなってしまう。 それは後にヒュドラムの本心が露わになったことでさらに悪化していき、遂には&b(){裏切ったヒュドラムのみならず自分を見限ろうとしたダーゴンすらもその手に掛け、彼らの闇の力を奪ってしまった。} その後は[[該当項目>妖麗戦士カルミラ]]も参照。 #openclose(show=そして…(ネタバレ注意)){ &sizex(5){&b(){&color(paleturquoise,slategray){邪神 メガロゾーア}}} &br() #center(){&bold(){&color(#808080,#f8b500){これがエタニティ・コアの力!}} &sizex(6){&bold(){&color(#808080,#f8b500){この力さえあれば、あたしは神にもなれる!!!}}}} #center(){ &blankimg(メガロゾーア第一形態1.jpg,width=616,height=346) &blankimg(メガロゾーア第一形態2.jpg,width=616,height=346) } #right(){&sizex(1){画像出典:『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第23話「マイフレンド」(2022年1月8日放送)} &sizex(1){©円谷プロ・ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京}} &sizex(5){☆プロフィール} &b(){身長:60m } &b(){体重:6万6千t } ヒュドラムとダーゴンの闇の力を吸収し、更には攫ったユナを介して手に入れたエタニティ・コアの力をも我が物としたカルミラが変貌を遂げた姿にして、&b(){今作のラスボス}。 二足歩行に長い尻尾を生やした王道の怪獣の体形を持つが、顔は目が四つになり、頭部の角が肥大化していながらもカルミラの面影が強く残る形相をしている。 また、その鳴き声は&b(){カルミラが甲高い声で不気味に笑い叫んでいるかのようなもの}であり、怨敵であるケンゴの「皆を笑顔にしたい」という思いを皮肉としているようにも見える。 本編では&b(){&color(#f8b500,slategray){貼り付いたカルミラの顔に触手が蠢く}}というインナースペース的描写も見られる。 武器は全身からの触手と、瞳・角・両手から放つ怪光線。全身から放つ闇は世界から光を奪い、ナースデッセイ号の出力を著しく下げるデバフ効果も持つ。 これだけでも強力だが、メガロゾーア最大の武器はカルミラが募らせていた&b(){トリガーへの異常な執着}と&b(){ケンゴへの凄まじい憎悪}そのもの。 その情念はグリッタートリガーエタニティでも手こずらせ、イグニス=トリガーダークの参戦でようやく対抗できるほど。 最終的にグリッタートリガーエタニティとトリガーダークのダブル[[ゼペリオン光線]]によって消滅したかと思われたが……。 詳細は[[該当項目>メガロゾーア]]にて。 } ***【カルミラの技】 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラバトン}} 専用武器も兼ねた発光体で、中央部を持って回しつつ敵に打ちつけ高速回転させることで旋風を放つ。 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラウィップ}} 光線を氷の[[鞭]]に変えて操る技で、遠距離でも攻撃が可能。 ---- **&color(gainsboro,crimson){剛力闘士 ダーゴン} #center(){ &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){我ら3000万年の時を経て再び相まみえた!}}} &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){いざ尋常に……勝負ッ!!}}} } #center(){ &blankimg(Darrgon 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Darrgon 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第2話「未来への飛翔」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:62m } &b(){体重:6万8千t } CV:[[真木駿一>ガピヤ星人アベル]] スーツアクター:桑原義樹 赤と黒、銀を基調とし、強固な鎧を身に纏ったかのような屈強な巨人戦士。 『ティガ』における&bold(){&color(red,#333333){剛力戦士 ダーラム}}に相当し、デザイン上原典よりも一回りゴツい。 実際に纏っているのは鎧らしく、動くたびに「ガチャガチャ」と音が鳴る。 頭はまるで鎧兜のようにも見えるデザインで、歯軋りした[[鬼>鬼(妖怪)]]の顔の様に見える。&font(l){顔が[[某昭和ロボットアニメの主人公機>マジンガーZ(機体)]]にそっくり} とある惑星で何故か[[上半身が地面に埋もれたままの状態で封印されていた>犬神家の一族]]が、カルミラに叩き起こされる形で復活した。 &font(l){封印直前に[[ウルトラヘッドクラッシャーでも受けた>シルバゴン]]のだろうか?} 詳細は[[項目>剛力闘士ダーゴン]]参照。 **&color(ghostwhite,navy){俊敏策士 ヒュドラム} #center(){ &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!懐かしいですねぇ……トリガー。}}} &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){さあ、優雅な戦いを楽しみましょうか!}}} } #center(){ &blankimg(Hudram 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Hudram 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:57m } &b(){体重:5万2千t } CV:[[高橋良輔>サムライ・キャリバー]]((高橋氏は『[[SSSS.GRIDMAN]]』『[[超星艦隊セイザーX]]』などの作品で円谷ファンや特撮ファンにはお馴染みの役者であるが、悪役での出演は今回が初めてとなる。)) スーツアクター:永地悠斗 青と白を基調とした巨人で[[超スピード>スピードキャラ]]と狡猾な策略を得意とする。 『ティガ』における&bold(){&color(#bf40ff,#333333){俊敏戦士 ヒュドラ}}に相当する…のだが、他の2人が原典の面影をそれなりに残した姿をしているのとは打って変わり、彼の場合は殆ど別人。 カラータイマーのような発光器官は左胸にあり、どことなく[[ウルトラマンナイス]]のよう。((ナイスは『ティガ』再放送時に一緒に放送されていたミニ番組なので、意識したものなのかもしれない。)) カルミラやダーゴンとは違って本編開始時には既に封印が解けていて、2人よりも100年も早く目覚めていたらしい。 また、[[リシュリア星人イグニス]]は彼に深い恨みを抱いているようで…。 詳細は[[項目>俊敏策士ヒュドラム]]を参照。 ---- #openclose(show=ネタバレ注意){ &br() #center(){&bold(){&color(#808080,#f8b500){おかえり……。}} &sizex(6){&bold(){&color(#808080,#f8b500){あたしのトリガー!!}}}} [[&sizex(6){&b(){&color(khaki,#7d7d7d){闇黒勇士 トリガーダーク}}}>トリガーダーク]] #center(){ &blankimg(TRIGGER DARK01.png,width=616,height=346) &blankimg(TRIGGER DARK02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第11話「光と闇の邂逅」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &sizex(5){&b(){☆プロフィール}} &b(){身長:53m } &b(){体重:4万4千t } アキトが解析する碑文にて、新たなに解放された記述にある第4の巨人。 その正体は、&b(){&color(red){過去のウルトラマントリガー本人。}} &b(){つまり、『ティガ』における&color(#9d9d9d,black){ティガダーク}に当たる。} 尚、トリガーダークと言う名前はあくまでも現在のトリガーと区別する為の便宜上の物であり、作中では当初「トリガー」「闇のトリガー」と呼ばれていた。その後改めて「トリガーダーク」と正式に名付けられた。 詳細は[[個別項目>トリガーダーク]]を参照。 } *【闇怪獣】 闇の巨人が召喚・使役する闇の怪獣達。 両目が通常の怪獣と違って&color(red){赤い色}に染まり、過去作登場怪獣の場合は肩書が「○○&color(purple){闇}怪獣」と変わっているのも特徴。 **超古代&color(purple){闇}怪獣 [[ゴルバー]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){暴れな、ゴルバー!}}} カルミラ配下の闇怪獣で[[ゴルザ]]と[[メルバ]]が[[融合したかのような怪獣>合体怪獣(ウルトラシリーズ)]]。 火星にてカルミラに召喚され、トリガーの石像が眠る遺跡を破壊しようと進撃を開始した。 その後[[キリエル人>キリエロイド]]がゴルバーⅡを召喚した時も肩書が変わっていなかったので、元々闇の巨人配下として何体か存在していたものと思われる。 劇中の活躍は[[該当項目>ゴルバー]]を参照。 **変形&color(purple){闇}怪獣 [[ガゾート]] #center(){ &b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!覚醒を促す良い方法が分かりましたよ。}} &b(){&color(ghostwhite,navy){その身に危険が迫ればいいのですね!}} } ヒュドラムが大量のクリッターを集めて融合・誕生させた配下の怪獣。 主に空中戦を得意とし、スカイタイプにチェンジしたウルトラマントリガーと互角の勝負を繰り広げた。 ヒュドラムの支配下になった個体ではあるものの、クリッターの共食いの習性は残って&font(l){しまって}いたのか、自身を攻撃したGUTSファルコンを「&color(red){トモダチ}」と呼んでいた。 劇中の活躍は[[該当項目>ガゾート]]を参照。 **破壊&color(purple){闇}暴竜 [[デスドラゴ>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]] カルミラが『トリガー』世界の『始まりの怪獣』である破壊暴竜デスドラゴを地底で発見し、闇の力を注ぎこんで配下にしたもの。 姿こそ通常時と変わっていないが、角から放たれる電撃は青白いものだけでなく赤黒いものも発せられており、戦闘力も強化されている。 劇中の活躍は[[該当項目>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]]を参照。 **惑星&color(purple){破壊}神 [[サタンデロス>ギガデロス]] 肩書上は闇怪獣ではないものの、ギガデロスを[[改造>魔改造]]したのがヒュドラムであり、サタンデロスの出現は彼の差金だった為便宜上ここに記載。「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という点では闇怪獣カテゴリに入れてもいいのかもしれない。 ギガデロスの[[分身能力>分身(属性)]]は失われているものの代わりに強固な[[バリア]]を会得しており、生半可な攻撃は通らずトリガー・マルチタイプ必殺の[[ゼペリオン光線]]ですら小さな穴しか開けられない。 しかしバリアを維持しつつ活動するのは1時間が限度で、一度休眠すると23時間のチャージに入る。 劇中の活躍は[[該当項目>ギガデロス]]を参照。 **石化&color(purple){闇}魔獣 [[ガーゴルゴン]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){ガーゴルゴン! 忌々しいユザレを石に変え、私の前へ連れておいで!!}}} 3000万年前、カルミラに操られるがまま古代文明を破壊し尽くしたが、ユザレの力で自ら石化光線を受けそのまま石像となり地中に埋もれる。 しかし時は流れ現代、ユザレの末裔であるシズマ ユナの18歳の誕生日に復活。カルミラの声に操られるがままユナと彼女の父であるシズマ ミツクニのいる青峰山へと向かっていく。 目が赤く染まっていない唯一の闇怪獣。まぁ目玉はたまにしか見せないし… 劇中の活躍は[[該当項目>ガーゴルゴン]]を参照。 **宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオーガ>メツオーガ/メツオロチ]] &bold(){「伝説の魔獣」}として宇宙全土で語られている怪獣。 その姿は[[ウーラー>ウーラー(ウルトラ怪獣)]]と酷似している。 戦闘スタイルはウーラーと同じく、その食欲に身を任せて物体非物体を問わずに食らいつき、光線すらも[[吸収>吸収/反射]]して無力化してしまうものだが、メツオーガは更に一種の[[重力操作能力>重力操作]]も持ち、任意の場所に赤い半球状のバリアを展開し、その内部の重力を重くして相手の動きを封じてしまう事も可能。 物語開始前、ヒュドラムによって大きな黒い塊の状態に封印されて地球に持ち込まれていたが、ヒュドラムも持て余したため地中に埋められたまま放置されていた。 しかし、リシュリア星人イグニスが変身するトリガーダークとウルトラマントリガーとの戦闘の衝撃を感じ取ると地面から露出。 更にヒュドラムがトリガーダークと戦闘になった際、その暴走ぶりに興醒めしたヒュドラムが自身のエネルギーを与えた事で復活した。 サタンデロス同様肩書きは闇怪獣ではないが、ヒュドラムが連れてきた怪獣であり「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という闇怪獣との共通点がある。 劇中の活躍は[[該当項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 #openclose(show=こんな強力な怪獣をヒュドラムがすぐに使わなかった理由は…){ **新宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオロチ>メツオーガ/メツオロチ]] メツオーガがそれまでに喰らったエネルギーを基に進化して生まれた新たな魔獣。 メツオーガの時点で発動させなかったのは、その性質によってエタニティ・コアを食べて進化してしまい、止められなくなる事を危惧していたからである。 その姿は[[大魔王獣マガオロチ>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]と瓜二つである。 重力操作能力こそなくなったものの、その悪食ぶりは形を変えて健在。 具体的には背中の翼のような突起物を起点にして自身の周りにメツオーガの時と同じバリアを展開する事により、、自身に向けられたあらゆるエネルギーを吸収・無力化してしまう。 また、新たな攻撃手段として頭上に赤いワームホールを召喚し、そこから赤い光線を放つ事が可能。 この他にも自身の周囲に体から光る粒子をばら撒いてそれを一斉に爆破させる攻撃や、背中の突起の棘から発射する光弾で広範囲攻撃も可能としており、その攻撃力はメツオーガから更に強化されている。 劇中の活躍は[[該当項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 } *【余談】 ・カルミラ・ダーゴン・ヒュドラムら闇の巨人達のデザインワークを担当したのは、デザイナー・武藤聖馬氏。&br()『トリガー』以外では、『[[仮面ライダーゼロワン]]』で[[ヒューマギア]]のデザイン、『[[仮面ライダーセイバー]]』では[[回想シーン]]の絵コンテを担当しているが、&br()ウルトラシリーズへの参加は今作が初。 ・カルミラ役の上坂すみれは15話に人間態として顔出しで登場し、カルミラウィップで警備員を薙ぎ払うというアクションを見せている。これはこのエピソードを担当した坂本監督が誰にでもアクション演出を取り入れる((アクションが得意な演者にはガチな格闘、苦手な演者にも簡単だが全身を使った映える動きをさせている))という趣味も大きく影響しているだろう。 ・ダーゴン役のスーツアクターさんはパワー系怪獣やマッチョなウルトラマンでお馴染みの桑原氏。&br()一方でカルミラ役の安川氏は新人にも関わらず抜擢された。動きの良さと170cmの長身が決め手だったらしい。&br()ヒュドラム役の永地氏は前作の[[ウインダム]]に引き続きスーツアクターとしてレギュラー出演となる。 ・女性のスーツアクトレスと男性スーツアクターで互角の立ち回りを見せるのは男女の身体能力の差もあってそれなりに難しい演出なのだが、&br()撮影技術の向上やそれに伴う殺陣技術の向上に伴い、ティガの頃よりも更に見応えのある複雑な動きになっている。 ・カルミラは人間態とスーツアクトレスで10cmほどの身長差がある。このままだと変身シーンで身長差が目立つため、人間態を演じるほうが高いヒールを履いて身長差を最小限に抑えている。 ・その雰囲気から&bold(){「令和の[[ドロンボー一味>ヤッターマン]]」}と言われているとかいないとか。&br()その他、その色合いから&bold(){「[[ブル>ウルトラマンブル]]・[[グリージョ>ウルトラウーマングリージョ]]・[[ロッソ>ウルトラマンロッソ]](闇の[[湊家>湊家(ウルトラマンR/B)]])」}だの&bold(){「[[フーマ>ウルトラマンフーマ]]・[[タイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]・[[タイタス>ウルトラマンタイタス]](闇のトライスクワッド)」}だの、&br()果ては&bold(){「闇の信号機トリオ」}などと散々な言われようで開始早々愛されている。&br()ニコニコ動画の公式配信でも、案の定OP冒頭や後半での3人の揃うシーンがこれらのコメントで画面が見えないくらい埋まる。 追記・修正は3000万年前の仲間と仲良く封印が解かれてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/07/31 Sat 01:40:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){さぁ、ここから情熱的に行くよ。}} &bold(){&color(gainsboro,crimson){いよいよ我が好敵手と決着を付ける時か!!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!}} &bold(){&color(ghostwhite,navy){ま、私は2人より100年早起きして待っていましたけどね。}} } #center(){&blankimg(The Dark Giants in Trigger.png,width=616,height=346)} #center(){ &bold(){&color(#808080,#f8b500){3000万年前に成し得なかった悲願を今……}} &size(25){&b(){&color(#808080,#f8b500){エタニティ・コアを&color(black){“闇”}の手に!!}}} } #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &b(){闇の巨人}とは、ウルトラシリーズに登場する、闇の心を持つ強大な存在。 本項目では『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』に登場する&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラ}}、&b(){&color(gainsboro,crimson){ダーゴン}}、&bold(){&color(ghostwhite,navy){ヒュドラム}}について取り上げる。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *概要 &b(){『ウルトラマントリガー』の世界において、かつて3000万年前の[[地球]]に存在した超古代文明を破壊し[[封印]]された闇に属する3人の巨人達。} [[ウルトラマントリガー]]によって封印され、地球外へと追放されていたが現代に[[復活]]し、「&color(#ff8c00){エタニティ・コア}」なる存在を狙って地球と火星で暗躍を開始。 彼らの復活を皮切りに地球で怪獣事件が活発化し始める。 シズマ財団が発掘した超古代文明の石版に闇の巨人達を記した絵が描かれていたため、既にその存在は予見されていた。 身を潜めている普段の時は&color(navy){どこかの海底}をアジトにして作戦会議を行なっている。 &font(l){生活するには見るからに滅茶苦茶不便そうである。} 最大の特徴は、&b(){『トリガー』のある意味元ネタである『[[ウルトラマンティガ>ウルトラマンティガ(作品)]]』の劇場版『[[ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY]]』に登場した[[闇の巨人>闇の巨人(ウルトラマンティガ)]]がモデル}ということであり、 名前やキャラクターデザイン、そして主役ウルトラマンとの関係性などの面において、モデルを意識した設定になっている。 その見た目は、[[平成初期の頃>平成ウルトラシリーズ]]のデザインを流用しつつ、各所を令和の時代に合わせてモダナイズしたような感じ。 ティガの3巨人はウルトラマンのように素体部分が目立つデザインだったが、トリガーの3巨人は素体よりも装飾部分を目立たせている。 ケンゴが変身するウルトラマントリガーはもちろん、彼を導く謎の少女・ユザレとも何らかの因縁が存在するようで、劇中では彼女を執拗に狙っている他、OPでも涙を流すユザレの瞳の中に彼らの姿が映っている。 *【闇の巨人たち】 『ティガ』に登場した闇の巨人たちが人間態と巨人(ウルトラマン)の姿を状況に応じて使い分けていたのとは異なり、基本的には常時巨人の姿で行動し、人間態としての姿は滅多に見せない。 そのため、作中で人間社会で暗躍を行う場合は姿を人間サイズまで縮小化する事が殆どである。 &s(){闇の『巨人』なので当然っちゃ当然なのだが。} ---- **&color(#808080,#f8b500){妖麗戦士 カルミラ} #center(){ &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){あたしに会うために人間を取り込んで復活したのかい?}}} &size(15){&b(){&color(#808080,#f8b500){随分情熱的じゃないか!}}} } #center(){ &blankimg(Carmeara 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Carmeara 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第1話「光を繋ぐもの」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:49m } &b(){体重:3万9千t } 演:[[上坂すみれ]](CV、人間態共通)((上坂氏は本作で特撮作品初参加。そして数少ない悪役での出演となる。)) スーツアクター:安川桃香 闇の三巨人の首領格を担う悪女。 『ティガ』における&bold(){&color(goldenrod,#333333){愛憎戦士 カミーラ}}に相当する。 宇宙空間にて[[石化]]され漂っていたが、偶然小惑星が激突したことで現代に復活を果たした。 執念深くて残忍な女戦士で、ねっとりとした低音ボイスから発せられる姉御肌口調は俗に言う「女王様」を彷彿とさせる。 口癖なのか、何かとつけて&b(){&color(#808080,#f8b500){「情熱的」}}という言葉や表現を使う特徴がある。 人間態は黒いドレスを身に纏った[[黒髪ロング]]の妖艶な女性。目元にある涙のような形状のアクセサリーがチャームポイント。 この状態でも自身の能力であるカルミラウィップを生成・使役して攻撃することができる。 短気ですぐに手が出る暴力的な人物でもあるが、ダーゴンの封印を解いてやったり暴走したヒュドラムを制止したりと、仲間に対しては面倒見の良い一面もある。 なお、カミーラは、&bold(){[[ティガ>ウルトラマンティガ]]の肉体と一体化しているとはいえ自分とは一切関係のない[[ダイゴ>マドカ・ダイゴ]]を、自分を封印した先代のティガと同一視して愛情をぶつけていた}のに対し、 カルミラは、&bold(){現在トリガーの肉体と一体化しているケンゴが先代のトリガーとは別人と理解した(というよりそう&ruby(・・・・・){思い込んだ})上で愛情をぶつけている}ので、ある意味カミーラより冷静である。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかしトリガーが光の巨人と化した原因がケンゴにあると分かって以降は「憎しみ」をぶつけてトリガーの奪取を目論んでいる。トリガー=ケンゴということを知ったらどうなってしまうのか…}} また、トリガーにこっぴどくやられたヒュドラムの傷を軽く突っついてからかったり、様子のおかしいダーゴンを気に掛けたりと、 カミーラと比べると仲間の闇の巨人たちに対して柔らかく接しており、茶目っ気のある言動を見せることもある。 #center(){ &b(){&color(#808080,#f8b500){どこだい? どこが痛いんだい?}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめてください!}} &b(){&color(#808080,#f8b500){ほらほら、えい♪ えい♪}} &b(){&color(ghostwhite,navy){やめろ! しつこいな! もう!}} } &font(l){かわいい。ほらそこ、[[ピピ美>ポプテピピック(アニメ)]]って言わないの。} 復活直後にトリガーの名を叫びながらヒステリーを起こして周囲の[[隕石]]に八つ当たりする、復活直後からトリガーを探して火星に向かう等、トリガーに対して並々ならぬ執着心を抱いており、その執着さはもはや愛憎の域に達している。 また、ケンゴをトリガーへ導いた謎の女性・ユザレのことも知っている模様。 後に第4話にてユザレがトリガーと共に闇の三巨人を封印した張本人であることが判明する。 パワーはダーゴン、スピードはヒュドラムに劣るが、総合的な戦闘力は三巨人の中では圧倒的に高い。 当初は自分達の目的である「闇による支配」の為に行動してきたのだが、ケンゴによってようやく取り戻したかに見えた最愛のトリガーダークをまたも奪われたことや、3000万年前と現在の両方において自分の邪魔をし続けるユザレ(=ユナ)への憎悪に囚われていき、いつしか目的以上に彼らへの[[復讐]]に執心し、ダーゴンの言葉にも耳を貸さなくなってしまう。 それは後にヒュドラムの本心が露わになったことでさらに悪化していき、遂には&b(){裏切ったヒュドラムのみならず自分を見限ろうとしたダーゴンすらもその手に掛け、彼らの闇の力を奪ってしまった。} その後は[[該当項目>妖麗戦士カルミラ]]も参照。 #openclose(show=そして…(ネタバレ注意)){ &sizex(5){&b(){&color(paleturquoise,slategray){邪神 メガロゾーア}}} &br() #center(){&bold(){&color(#808080,#f8b500){これがエタニティ・コアの力!}} &sizex(6){&bold(){&color(#808080,#f8b500){この力さえあれば、あたしは神にもなれる!!!}}}} #center(){ &blankimg(メガロゾーア第一形態1.jpg,width=616,height=346) &blankimg(メガロゾーア第一形態2.jpg,width=616,height=346) } #right(){&sizex(1){画像出典:『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』第23話「マイフレンド」(2022年1月8日放送)} &sizex(1){©円谷プロ・ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京}} &sizex(5){☆プロフィール} &b(){身長:60m } &b(){体重:6万6千t } ヒュドラムとダーゴンの闇の力を吸収し、更には攫ったユナを介して手に入れたエタニティ・コアの力をも我が物としたカルミラが変貌を遂げた姿にして、&b(){今作のラスボス}。 二足歩行に長い尻尾を生やした王道の怪獣の体形を持つが、顔は目が四つになり、頭部の角が肥大化していながらもカルミラの面影が強く残る形相をしている。 また、その鳴き声は&b(){カルミラが甲高い声で不気味に笑い叫んでいるかのようなもの}であり、怨敵であるケンゴの「皆を笑顔にしたい」という思いを皮肉としているようにも見える。 本編では&b(){&color(#f8b500,slategray){貼り付いたカルミラの顔に触手が蠢く}}というインナースペース的描写も見られる。 武器は全身からの触手と、瞳・角・両手から放つ怪光線。全身から放つ闇は世界から光を奪い、ナースデッセイ号の出力を著しく下げるデバフ効果も持つ。 これだけでも強力だが、メガロゾーア最大の武器はカルミラが募らせていた&b(){トリガーへの異常な執着}と&b(){ケンゴへの凄まじい憎悪}そのもの。 その情念はグリッタートリガーエタニティでも手こずらせ、イグニス=トリガーダークの参戦でようやく対抗できるほど。 最終的にグリッタートリガーエタニティとトリガーダークのダブル[[ゼペリオン光線]]によって消滅したかと思われたが……。 詳細は[[該当項目>メガロゾーア]]にて。 } ***【カルミラの技】 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラバトン}} 専用武器も兼ねた発光体で、中央部を持って回しつつ敵に打ちつけ高速回転させることで旋風を放つ。 ・&b(){&color(#808080,#f8b500){カルミラウィップ}} 光線を氷の[[鞭]]に変えて操る技で、遠距離でも攻撃が可能。 ---- **&color(gainsboro,crimson){剛力闘士 ダーゴン} #center(){ &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){我ら3000万年の時を経て再び相まみえた!}}} &size(15){&b(){&color(gainsboro,crimson){いざ尋常に……勝負ッ!!}}} } #center(){ &blankimg(Darrgon 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Darrgon 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第2話「未来への飛翔」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:62m } &b(){体重:6万8千t } CV:[[真木駿一>ガピヤ星人アベル]] スーツアクター:桑原義樹 赤と黒、銀を基調とし、強固な鎧を身に纏ったかのような屈強な巨人戦士。 『ティガ』における&bold(){&color(red,#333333){剛力戦士 ダーラム}}に相当し、デザイン上原典よりも一回りゴツい。 実際に纏っているのは鎧らしく、動くたびに「ガチャガチャ」と音が鳴る。 頭はまるで鎧兜のようにも見えるデザインで、歯軋りした[[鬼>鬼(妖怪)]]の顔の様に見える。&font(l){顔が[[某昭和ロボットアニメの主人公機>マジンガーZ(機体)]]にそっくり} とある惑星で何故か[[上半身が地面に埋もれたままの状態で封印されていた>犬神家の一族]]が、カルミラに叩き起こされる形で復活した。 &font(l){封印直前に[[ウルトラヘッドクラッシャーでも受けた>シルバゴン]]のだろうか?} 詳細は[[項目>剛力闘士ダーゴン]]参照。 **&color(ghostwhite,navy){俊敏策士 ヒュドラム} #center(){ &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!懐かしいですねぇ……トリガー。}}} &size(15){&b(){&color(ghostwhite,navy){さあ、優雅な戦いを楽しみましょうか!}}} } #center(){ &blankimg(Hudram 01.png,width=616,height=346) &blankimg(Hudram 02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第3話「超古代の光と闇」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} ***☆プロフィール &b(){身長:57m } &b(){体重:5万2千t } CV:[[高橋良輔>サムライ・キャリバー]]((高橋氏は『[[SSSS.GRIDMAN]]』『[[超星艦隊セイザーX]]』などの作品で円谷ファンや特撮ファンにはお馴染みの役者であるが、悪役での出演は今回が初めてとなる。)) スーツアクター:永地悠斗 青と白を基調とした巨人で[[超スピード>スピードキャラ]]と狡猾な策略を得意とする。 『ティガ』における&bold(){&color(#bf40ff,#333333){俊敏戦士 ヒュドラ}}に相当する…のだが、他の2人が原典の面影をそれなりに残した姿をしているのとは打って変わり、彼の場合は殆ど別人。 カラータイマーのような発光器官は左胸にあり、どことなく[[ウルトラマンナイス]]のよう。((ナイスは『ティガ』再放送時に一緒に放送されていたミニ番組なので、意識したものなのかもしれない。)) カルミラやダーゴンとは違って本編開始時には既に封印が解けていて、2人よりも100年も早く目覚めていたらしい。 また、[[リシュリア星人イグニス]]は彼に深い恨みを抱いているようで…。 詳細は[[項目>俊敏策士ヒュドラム]]を参照。 ---- #openclose(show=ネタバレ注意){ &br() #center(){&bold(){&color(#808080,#f8b500){おかえり……。}} &sizex(6){&bold(){&color(#808080,#f8b500){あたしのトリガー!!}}}} [[&sizex(6){&b(){&color(khaki,#7d7d7d){闇黒勇士 トリガーダーク}}}>トリガーダーク]] #center(){ &blankimg(TRIGGER DARK01.png,width=616,height=346) &blankimg(TRIGGER DARK02.png,width=616,height=346)} #right(){&sizex(1){画像出典:ウルトラマントリガー 第11話「光と闇の邂逅」より}} #right(){&sizex(1){©円谷プロ、「ウルトラマントリガー」製作委員会・テレビ東京}} &sizex(5){&b(){☆プロフィール}} &b(){身長:53m } &b(){体重:4万4千t } アキトが解析する碑文にて、新たなに解放された記述にある第4の巨人。 その正体は、&b(){&color(red){過去のウルトラマントリガー本人。}} &b(){つまり、『ティガ』における&color(#9d9d9d,black){ティガダーク}に当たる。} 尚、トリガーダークと言う名前はあくまでも現在のトリガーと区別する為の便宜上の物であり、作中では当初「トリガー」「闇のトリガー」と呼ばれていた。その後改めて「トリガーダーク」と正式に名付けられた。 詳細は[[個別項目>トリガーダーク]]を参照。 } *【闇怪獣】 闇の巨人が召喚・使役する闇の怪獣達。 両目が通常の怪獣と違って&color(red){赤い色}に染まり、過去作登場怪獣の場合は肩書が「○○&color(purple){闇}怪獣」と変わっているのも特徴。 **超古代&color(purple){闇}怪獣 [[ゴルバー]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){暴れな、ゴルバー!}}} カルミラ配下の闇怪獣で[[ゴルザ]]と[[メルバ]]が[[融合したかのような怪獣>合体怪獣(ウルトラシリーズ)]]。 火星にてカルミラに召喚され、トリガーの石像が眠る遺跡を破壊しようと進撃を開始した。 その後[[キリエル人>キリエロイド]]がゴルバーⅡを召喚した時も肩書が変わっていなかったので、元々闇の巨人配下として何体か存在していたものと思われる。 劇中の活躍は[[該当項目>ゴルバー]]を参照。 **変形&color(purple){闇}怪獣 [[ガゾート]] #center(){ &b(){&color(ghostwhite,navy){エクセレント!覚醒を促す良い方法が分かりましたよ。}} &b(){&color(ghostwhite,navy){その身に危険が迫ればいいのですね!}} } ヒュドラムが大量のクリッターを集めて融合・誕生させた配下の怪獣。 主に空中戦を得意とし、スカイタイプにチェンジしたウルトラマントリガーと互角の勝負を繰り広げた。 ヒュドラムの支配下になった個体ではあるものの、クリッターの共食いの習性は残って&font(l){しまって}いたのか、自身を攻撃したGUTSファルコンを「&color(red){トモダチ}」と呼んでいた。 劇中の活躍は[[該当項目>ガゾート]]を参照。 **破壊&color(purple){闇}暴竜 [[デスドラゴ>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]] カルミラが『トリガー』世界の『始まりの怪獣』である破壊暴竜デスドラゴを地底で発見し、闇の力を注ぎこんで配下にしたもの。 姿こそ通常時と変わっていないが、角から放たれる電撃は青白いものだけでなく赤黒いものも発せられており、戦闘力も強化されている。 劇中の活躍は[[該当項目>デスドラゴ(ウルトラ怪獣)]]を参照。 **惑星&color(purple){破壊}神 [[サタンデロス>ギガデロス]] 肩書上は闇怪獣ではないものの、ギガデロスを[[改造>魔改造]]したのがヒュドラムであり、サタンデロスの出現は彼の差金だった為便宜上ここに記載。「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という点では闇怪獣カテゴリに入れてもいいのかもしれない。 ギガデロスの[[分身能力>分身(属性)]]は失われているものの代わりに強固な[[バリア]]を会得しており、生半可な攻撃は通らずトリガー・マルチタイプ必殺の[[ゼペリオン光線]]ですら小さな穴しか開けられない。 しかしバリアを維持しつつ活動するのは1時間が限度で、一度休眠すると23時間のチャージに入る。 劇中の活躍は[[該当項目>ギガデロス]]を参照。 **石化&color(purple){闇}魔獣 [[ガーゴルゴン]] #center(){&b(){&color(#808080,#f8b500){ガーゴルゴン! 忌々しいユザレを石に変え、私の前へ連れておいで!!}}} 3000万年前、カルミラに操られるがまま古代文明を破壊し尽くしたが、ユザレの力で自ら石化光線を受けそのまま石像となり地中に埋もれる。 しかし時は流れ現代、ユザレの末裔であるシズマ ユナの18歳の誕生日に復活。カルミラの声に操られるがままユナと彼女の父であるシズマ ミツクニのいる青峰山へと向かっていく。 目が赤く染まっていない唯一の闇怪獣。まぁ目玉はたまにしか見せないし… 劇中の活躍は[[該当項目>ガーゴルゴン]]を参照。 **宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオーガ>メツオーガ/メツオロチ]] &bold(){「伝説の魔獣」}として宇宙全土で語られている怪獣。 その姿は[[ウーラー>ウーラー(ウルトラ怪獣)]]と酷似している。 戦闘スタイルはウーラーと同じく、その食欲に身を任せて物体非物体を問わずに食らいつき、光線すらも[[吸収>吸収/反射]]して無力化してしまうものだが、メツオーガは更に一種の[[重力操作能力>重力操作]]も持ち、任意の場所に赤い半球状のバリアを展開し、その内部の重力を重くして相手の動きを封じてしまう事も可能。 物語開始前、ヒュドラムによって大きな黒い塊の状態に封印されて地球に持ち込まれていたが、ヒュドラムも持て余したため地中に埋められたまま放置されていた。 しかし、リシュリア星人イグニスが変身するトリガーダークとウルトラマントリガーとの戦闘の衝撃を感じ取ると地面から露出。 更にヒュドラムがトリガーダークと戦闘になった際、その暴走ぶりに興醒めしたヒュドラムが自身のエネルギーを与えた事で復活した。 サタンデロス同様肩書きは闇怪獣ではないが、ヒュドラムが連れてきた怪獣であり「目が赤くなっている」「闇の巨人に手を加えられた」という闇怪獣との共通点がある。 劇中の活躍は[[該当項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 #openclose(show=こんな強力な怪獣をヒュドラムがすぐに使わなかった理由は…){ **新宇宙伝説&color(purple){魔}獣 [[メツオロチ>メツオーガ/メツオロチ]] メツオーガがそれまでに喰らったエネルギーを基に進化して生まれた新たな魔獣。 メツオーガの時点で発動させなかったのは、その性質によってエタニティ・コアを食べて進化してしまい、止められなくなる事を危惧していたからである。 その姿は[[大魔王獣マガオロチ>魔王獣(ウルトラ怪獣)]]と瓜二つである。 重力操作能力こそなくなったものの、その悪食ぶりは形を変えて健在。 具体的には背中の翼のような突起物を起点にして自身の周りにメツオーガの時と同じバリアを展開する事により、、自身に向けられたあらゆるエネルギーを吸収・無力化してしまう。 また、新たな攻撃手段として頭上に赤いワームホールを召喚し、そこから赤い光線を放つ事が可能。 この他にも自身の周囲に体から光る粒子をばら撒いてそれを一斉に爆破させる攻撃や、背中の突起の棘から発射する光弾で広範囲攻撃も可能としており、その攻撃力はメツオーガから更に強化されている。 劇中の活躍は[[該当項目>メツオーガ/メツオロチ]]を参照。 } *【余談】 ・カルミラ・ダーゴン・ヒュドラムら闇の巨人達のデザインワークを担当したのは、デザイナー・武藤聖馬氏。&br()『トリガー』以外では、『[[仮面ライダーゼロワン]]』で[[ヒューマギア]]のデザイン、『[[仮面ライダーセイバー]]』では[[回想シーン]]の絵コンテを担当しているが、&br()ウルトラシリーズへの参加は今作が初。 ・ダーゴン役のスーツアクターさんはパワー系怪獣やマッチョなウルトラマンでお馴染みの桑原氏。&br()一方でカルミラ役の安川氏は新人にも関わらず抜擢された。動きの良さと170cmの長身が決め手だったらしい。&br()ヒュドラム役の永地氏は前作の[[ウインダム]]に引き続きスーツアクターとしてレギュラー出演となる。 ・その雰囲気から&bold(){「令和の[[ドロンボー一味>ヤッターマン]]」}と言われているとかいないとか。&br()その他、その色合いから&bold(){「[[ブル>ウルトラマンブル]]・[[グリージョ>ウルトラウーマングリージョ]]・[[ロッソ>ウルトラマンロッソ]](闇の[[湊家>湊家(ウルトラマンR/B)]])」}だの&bold(){「[[フーマ>ウルトラマンフーマ]]・[[タイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]・[[タイタス>ウルトラマンタイタス]](闇のトライスクワッド)」}だの、&br()果ては&bold(){「闇の信号機トリオ」}などと散々な言われようで開始早々愛されている。&br()ニコニコ動画の公式配信でも、案の定OP冒頭や後半での3人の揃うシーンがこれらのコメントで画面が見えないくらい埋まる。 追記・修正は3000万年前の仲間と仲良く封印が解かれてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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