Xenosaga THE ANIMATION

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&font(#6495ED){登録日}:2016/07/15 Fri 02:54:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(5){&bold(){&color(#008cff){シオンとKOS-MOSを中心に繰り広げられる新世紀スペースオペラ!}}} &sizex(5){&bold(){&color(#008cff){深遠な謎を散りばめた壮大な宇宙叙事詩、「ゼノサーガ」アニメ化決定!!}}} } 『&bold(){Xenosaga THE ANIMATION}』とは、2005年にテレビ朝日で放送されたアニメ。全12話。 タイトルの通り、ナムコ(現:バンナム)のRPGゲームである『[[ゼノサーガ エピソードI[力への意志]>ゼノサーガシリーズ]]』をアニメ化したものであるが、本項目では原作との違いも記述。 【特徴】 この作品の内容だが、重要な部分は原作を踏襲しつつ、設定などかなり手が加えられている。 理由として以下の通りである。 -わずか12話という短い尺でゼノサーガEP1の全てを網羅できるはずがなく、ストーリーが一部簡略化されてしまっている -そのために一部の登場人物の出番が減らされたり、存在そのものが無かったことにされている(前者はアンドリュー中佐、後者はミユキ) -KOS-MOSを除くプレイヤーキャラの必殺技がエンセフェロン内のみの披露であり、ゲーム本編のように現実世界では使用できない(Jr.の「嵐のワルツ」やジギーの「ライオネルハンド」など) -一部の登場人物の担当声優が変更されている etc… 以上の理由からゲーム本編のプレイヤーからは賛否両論の扱いを受けている。 しかしながら、 -主要人物がほぼ原作通りに描かれている -EP1の本編では出番が少なかったバージルやキルシュヴァッサーが主役に近いキャラとして優遇される -12話という短い尺でそれなりに起承転結させて結末まで収めている -後述するが本作の雰囲気とマッチした主題歌 など評価される部分もある。 なお、アニメ版の脚本を担当した竹田祐一郎氏はのちのDS版の脚本も担当しており、EP1とEP2のストーリーを再構築してうまく1本にまとめた内容がファンから評価されている。 また、アニメ版の作曲担当であった山下康介氏もDS版の制作に関わっており、こちらもファンからは評価されている。 主題歌「in this serenity」 歌:五條真由美 作詞:Roland Lennox 作曲・編曲:山下康介 アニメ版のエンディング曲であり、悲壮感が漂いながらも綺麗な響きでファンからの評価が高い主題歌である。 歌っているのは[[初代プリキュア>ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュア Max Heart]]の『DENZEN! ふたりはプリキュア』で有名な五條真由美氏。 【あらすじ】 ゲーム本編のリンク先を参照。 【登場人物】 主にゲーム版との相違を記載。 -シオン・ウヅキ(CV:前田愛) 主人公。22歳 ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発室主任。 大体は原作通りであるが、本作ではヴォークリンデで出会ったキルシュヴァッサーとの交流が描かれている。 -[[KOS-MOS]](CV:鈴木麻里子) 対グノーシス用に開発されたアンドロイド。 大体原作通りであるが、アニメオリジナルの設定として初登場時は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[アーマードバルキリー>VF-1 バルキリー]]に似たデザインの拘束具で全身が覆われていた。 終盤、ゲーム本編をプレイした視聴者の誰もが思ったことだろう。&bold(){原作通りにお前が天の車をパージしろやボケ。} -キルシュヴァッサー(CV:広橋涼) 本作におけるヒロイン。 M.O.M.O.のデータ収集を目的としてヨアキム・ミズラヒによって生み出された褐色肌のレアリエン。 本作では量産型百式レアリエンの姿に扮してヴォークリンデで働いていたが、そこで出会ったシオンと交流を持つようになる。その際、彼女からうーくんのキーホルダーをプレゼントされた。 ちなみにそのキーホルダーは後述のグノーシス襲撃でシオンと離れ離れになった後も大事そうに持ち歩いている。 14年前はヨアキムと共にM.O.M.O.の創造に立ち会っていた。その頃から彼女を完成させるためのテストベッドでしかない自分にコンプレックスを抱いていた。 ヨアキムの死後、彼の研究成果を欲する科学者達に拘束されて研究材料にされそうになっていたが、ちょうど研究施設を襲撃してきたアルベドに拾われて現在に至る。 自分が必要とされる場所を求め、アルべドの元から抜け出してヴォークリンデに潜り込んでいたが、グノーシスが襲撃してきた際には自分を連れ戻しにきたアルベドに囚われてしまう。 原作と同じくアルベドに虐げられているが、曲がりなりに自分を必要としてくる彼に付き従う姿は、ぶっちゃけDV男に依存するカノジョのそれと言える。 終盤でシオンと再会するのだが…… -ルイス・バージル(CV:森田成一) 星団連邦軍海兵隊中尉。32歳。 やや粗暴でレアリエンに強い嫌悪感を持っているが、その一方では仲間思いな軍人である。 序盤こそ原作通りであったが、ヴォークリンデを襲撃される場面でアンドリュー中佐と立場が入れ替わる形でシオン達と行動を共にする。 #openclose(show=アニメ版における主な行動 ※ネタバレ注意){ ・シオン達と共に貨客船エルザに拾われ、船長のマシューズと意気投合(第3話) ・クーカイ・ファウンデーションのアイアンカフェでマシューズ達と祝杯を挙げて酔いつぶれる(第6話) ・「プラン401」でデュランダル側が反逆者に仕立て上げられた場面ではヴォークリンデの戦闘を冤罪に利用したU-TIC機関に対して怒りを露わにする(第6話) ・ヴォークリンデで戦死した仲間の名誉のためにシオン達に希望を託した際、自分に話しかけてきたモモを見てフェブロニアの面影を思い出して思わず困惑(第7話) ・A.G.W.S.に乗り込んでE.S.イサカルと交戦。圧倒的な戦力差で機体がボロボロになりながらも一矢報いることに成功(第8話) ・デュランダルの嫌疑が解決した後、戦死した仲間に哀悼の意を捧げた(第8話) ・ファウンデーション内に侵入してきたグノーシスをA.G.W.S.で応戦(第9話) ・グノーシスに襲われそうになったモモを救う(第9話) ……と、主役に近い優遇ぶりであったが、最期はファウンデーションから撤退しようとしたところをKOS-MOSが放ったXバスターに巻きこまれて死亡。 その後、原作通りに青のテスタメントとして復活するが、ネピリムの歌声のシナリオが丸々カットされたため、シオン達と再会することも戦闘することもなく退場した。 } -アレン・リッジリー(CV:平田広明) シオンの部下。24歳 ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発室副主任。 先輩のシオンに想いを寄せているが、今のところまったく通じておらず、むしろ空回りの連続である。 大体原作通りであるが、アニメ版ではシオンとの距離が縮まらずに酒浸りになっていたところを同じく酒浸りになっていたスコットクンと交流する場面がある。 -ケイオス(CV:保志総一朗) 貨客船エルザのクルーの少年。 大体は原作通りであるが、中盤でジン・ウヅキと共にペレグリーと交戦、EP2に先駆けて合体攻撃の「氷紋剣」を披露した。 終盤では砲撃戦用のA.G.W.S.である「AG-05」に搭乗していた。 -ジギー(CV:江原正士) 連邦所属のサイボーグ。モモの護衛任務を受ける。 本名はジャン・ザウアーで生前は警官だった。30歳で死亡したが、献体登録していた為、自分の意思とは関係なく改造されて現在は「備品」として接触小委員会に配備されている。 大体は原作通りであるが、尺の都合でモモの救出やマーグリスとの戦闘が回想シーンのみとなっている。 なお、細部が多いボディのデザインをアニメの作画で忠実に再現するのが困難だったらしく、メカ部分が集中している下半身のデザインが大幅に変更されている。 -[[モモ>M.O.M.O.]](CV:宍戸留美) 百式汎観測レアリエンのプロトタイプ。ロリ要員。 開発者のヨアキム・ミズラヒ博士の亡き娘サクラに外見を似せて作られ、ヨアキムの研究成果の情報を深層意識に封印されている。 大体は原作通りであるが、アニメ版では量産型百式レアリエンとの交流が描かれている他、過去の罪悪感で泣き崩れるJr.を優しく抱きしめる場面がある。Jr.そこ代われ。 ちなみにエンセフェロン内のシーンではスターライトで魔法少女に変身する。 -Jr.(CV:川崎恵理子) クーカイ・ファウンデーション代表理事であり、同社の戦艦デュランダル艦長。 本名はルベド。見た目は12歳で「ガイナン・クーカイJr.」を名乗っているが、その正体はウ・ドゥの反存在U.R.T.V.の生き残りであり、実年齢が25歳。 大体は原作通りであるが、本編後半ではA.G.W.S.に搭乗してE.S.シメオンと交戦する場面がある。…もっとも、性能差があり過ぎてボロ負けしたが。 -ジン・ウヅキ(CV:田中秀幸) シオンの兄。 元軍人で敵にも味方にも顔が広い。退役してからは職を転々とし、現在は古本屋で紙の山に囲まれている。 EP2に先駆けて活躍しており、アニメ版の中盤では旧知の仲であるケイオスと共にシオン達をサポートしていた。 -マシューズ(CV:乃村健次) エルザの船長。元海兵 莫大な借金を返済するため、ガイナンの専属に近い形でいろいろな仕事を請け負わされている。 大体は原作通りであるが、アニメ版では軍人繋がりでバージルと意気投合する場面がある。 -トニー(CV:三浦祥朗) エルザのクルーで凄腕のパイロット。 一見優男風だが、ひとたび操舵桿を握ると、その人格が変わってみえるほどの暴走癖の持ち主。ハマー曰く「船と女の区別がついていない」との事。 しかし、その操艦テクニックは一級品で、幾度となくエルザの危機を救っている。 大体は原作通りであるが、[[テラ子安>子安武人]]でない。 -ハマー(CV:高戸靖広) エルザのナビゲーター兼エンジニア。 お調子者だが、ナビゲーター、エンジニアとしての腕は一級品。大体は原作通り。 なお、ゼノサーガの関連作である[[ゼノギアス]]で彼と同名の人物が登場している。 -ガイナン・クーカイ(CV:山寺宏一) クーカイ・ファウンデーションの代表理事。 書類上はJr.の義父となっているが、実はJr.と同じくU.R.T.V.の生き残りである。更に言えばJr.よりも後に生まれた個体であるため、実質的にはJr.の弟にあたる存在。 ミルチア紛争後、第二ミルチア自治州政府と共にクーカイ・ファウンデーションを作り上げた。 大体は原作通りであるが、アニメ版ではラピス・ローマンと一緒にジギーに気絶させられる場面がある。 -シェリィ・ゴドウィン(CV:山崎和佳奈) デュランダルのオペレーター。 Jr.とガイナンを補佐し、ファウンデーションを支える女性。 元はある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人であり、12年前に妹のメリィと共にガイナン達に保護されて以来、ファウンデーションにその身を置いている。 大体は原作通り。 -メリィ・ゴドウィン(CV:白石涼子) シェリィの妹。 クーカイ・ファウンデーション作戦一課室長でJr.とガイナンを補佐しており、姉のシェリィと共にデュランダルを指揮している。 なぜか関西弁で喋るムードメーカーでシェリィとは正反対の性格の持ち主。 大体は原作通りであるが、[[くぎゅ>釘宮理恵]]ではない。 -ヘルマー(CV:稲田徹) 第二ミルチア自治州政府評議会代表。 ガイナンとは古い付き合いで、クーカイ・ファウンデーションの設立にも関わっていた。 大体は原作通り。 -量産型百式観測器(CV:鎌田梢、古倉万里、今野宏美) モモの量産型である百式レアリエン。&bold(){ようじょ達} 様々な性格の個体が登場するが、皆モモを姉や先輩として尊敬しており、M.O.M.O.も彼女らを妹と呼ぶ。 原作では脇役であったが、アニメ版ではモモとの交流が描かれている他、本編後半でモモがさらわれて責任を感じたJr.をフォローする等、割と出番が増えている。 -ラピス・ローマン(CV:斉木美帆) 星団連邦軍特殊作戦司令部情報局の大尉。ツインテール ヴォークリンデ襲撃の容疑をかけられたシオン達を拘束したが、実はヘルマーの部下であり、嫌疑を晴らすためにシオン達に助力した。 大体は原作通り。ちなみに階級がバージルより上であり、作中で彼から敬語で話しかけられる場面があった。 -ケビン・ウィニコット(CV:中尾良平) 元ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発計画主幹技師。故人 シオンの上司であり恋人であったが、2年前のKOS-MOSアーキタイプの暴走事故でその命を落としている。 生前はKOS-MOSのソフトウェア部分だけでなく、ハードウェアの設計、開発も担っていた。 大体は原作通り。 -ユキヒラ・トガシ(CV:中尾良平) ヴェクター第一開発局所属。 角刈りの頭にがっちりとした体格の男性で趣味は柔道。 シオンとアレンの部下であり、アレンをからかうのが日課となっている。 アニメ版では、ミユキ・イツミ(アニメ未登場)の代役として相転移砲PTカートリッジをシオン達に届けた。 -カナン EP2に先駆けて登場した特殊レアリエン。 本作ではセリフや出番がほとんどないため、基本的に空気。 -ヴィルヘルム(CV:緑川光) ヴェクター・インダストリーのCEOにして、元・星団連邦政府枢機院議長。 KOS-MOSに様々な指令を与え、独自の意図のもとに行動しているが、その詳細は不明。 大体は原作通りであるが、[[勇者王>檜山修之]]ではない。 ちなみにアニメ版における中の人は以前ゼノギアスの主人公を演じていた他、のちのEP3でウ・ドゥの声を担当。 -テスタメント ヴィルヘルムにつき従う人物の総称。 常に外套で顔と全身を覆っており、作中では赤・青・黒の三色のテスタメントが確認されている。 特に赤のテスタメントはヴィルヘルムの側近でテスタメント達のリーダー格らしく、常に執務室にいる アニメ版では空気。 -[[アルべド・ピアソラ]](CV:山寺宏一) ブラコンでヤンデレな愛すべき変態もとい、腹筋破壊兵器もとい狂人。 原作よりも早い時期に登場しており、序盤ではキルシュヴァッサーを連れ戻しにヴォークリンデに訪れていた。 大体は原作通りであるが、ナイフで自分の首や腕を斬り落としたり、&bold(){「インポ野郎」}と口にしたりはしない。 脚本担当の竹田氏曰く、元々原作の彼の台詞が長いのと笑い出すとたっぷり尺を使ってしまうため アニメにする際に尺の都合に合わせて台詞の調整が最も苦労したと語っている -マーグリス(CV:楠大典) U-TIC機関の司令官。 Y資料を手に入れるために様々な策謀を巡らせており、協力関係にあるアルべドを利用しているが、あくまで利用価値があるだけで信用はしていない。 14年前のミルチア紛争では当時の部下だったジンと敵対していた。 大体は原作通りであるが、副官のペレグリーと比べると影が薄い。 -ペレグリー(CV:山崎和佳奈) マーグリスの副官である褐色肌の女性。 EP2に先駆けてE.S,イサカルに搭乗する。 #openclose(show=※ネタバレ注意){ のちのEP3で明かされるが、実はジンの元恋人である。 自分の元を去ったジンを恨んでおり、中盤ではエンセフェロン内で彼と対峙していた。 だが、今でもジンに未練を残しているらしく、ほんのわずかながら彼との再会を喜ぶそぶりを見せていた。 } -アンドリュー・チェレンコフ(CV:江川央生) 星団連邦軍海兵隊中佐。 ヴォークリンデの副長を務めているが、その正体はU-TIC機関の工作員である。 初登場時は原作通りであったが、上記にある通り、バージルと立場が入れ替わる形で早々に退場した。 作中ではゾハルエミュレーターを上官のマーグリスに届けようとしていたところを突然襲ってきたグノーシスに叩き潰されて死亡というあんまりな最期を遂げた。 当然、原作におけるアンドリューの過去やシオン達との交流がほとんどカットされた。アンドリュー中佐ェ… -少佐(CV:福原耕平) ヴォークリンデに搭乗していた連邦の軍人。 ×の模様が入った顔が特徴で、事あるごとに部下をシゴく典型的なパワハラ上司。 原作では鉄拳制裁であったが、アニメ版では腕立て伏せの強要に変更されている。 実はU-TIC機関の工作員であり、アンドリューの部下であった。グノーシス襲来後の消息は不明。 -ハカセ(CV:麻生智久) ファウンデーションにあるロボットアカデミーの科学者。 助手のスコットクンと共に男の夢とロマンの結晶である合体ロボットの研究をしている。 原作のEP1ではサブイベントのみの脇役であったが、アニメ版ではのちのEP3に先駆けてメインストーリーに絡んでいる。 -スコットクン(CV:金子英彦) ハカセの助手。 アイアンカフェでアレンと知り合ったのをキッカケにハカセと共にシオン達に助力する。 -ヨアキム・ミズラヒ(CV:掛川裕彦) モモの生み親である科学者。故人 稀代の天才とうたわれた科学者であったが、ミルチア紛争でこちらの世界にグノーシスを呼び込んだ元凶とされており、世間からは「虐殺者」「狂人」と忌み嫌われている。 その一方では生前連邦に遺した功績は大きく、その様々な研究成果は連邦の発展に寄与している。 大体は原作通りであるが、尺の都合でビルから飛び降りるシーンがカットされている。 -ユリ・ミズラヒ(CV:進藤尚美) ヨアキムの元妻。 星団連邦接触小委員会のメンバーであり、モモの保護者。 大体は原作通り。 -サクラ・ミズラヒ ユリとヨアキムの娘。故人 モモや量産型百式の姿は彼女がモデルとなっている。生まれつきU.M.N.の共時性に対する感受性過敏という器質疾患があり、現実の世界の彼女は感情や言葉を表に出すことが出来なかった。 EP2に先駆けての登場であるが、回想シーンのみで出番がほとんどない。 -ネピリム(CV:冬馬由美) シオンの前にたびたび現れる謎の少女。ちびエリィ U.M.N.にのみ存在しその実体が無いため、物理的に干渉することはできない。 大体は原作通り。 -フェブロニア バージルの回想に登場した銀髪の女性。 原作のEP1ではキーパーソンの1人であったが、アニメ版ではシオン達との交流やセシリーとキャスの存在がカットされる等、かなり不遇な扱い。 &color(red){以下、アニメ版における重大なネタバレ} -変異シメオン アニメオリジナルのラスボス。 その名の通りE.S.シメオンの強化形態であり、原作のEP1における&bold(){ソフィ・ピステス}の立ち位置を担う存在である。 E.S.シメオンに搭載された「アニマの器」がキルシュヴァッサーの感情に反応して暴走、機体そのものが[[巨大化して全体的に禍々しさが増して巨大なクリーチャーのような姿へと変貌した。>心滅獣身]] 内部にはコクピットが残っており、アルべドはそこに乗り込んでいたが、キルシュヴァッサーの方は変異シメオンと融合させられる形で内部に取り込まれてしまった。 グノーシスを彷彿とさせる有機的なデザインとなり、上半身だけが異様に肥大化。おまけに怪獣のような雄叫びを上げる。 下半身が「天の車」の内部と融合しているため、その場から身動きができないものの、[[全身から瞬時に無数の触手を伸ばして正面から圧倒的物量で相手を容易に迎撃することも可能。>テッカマンオメガ]] 作中では無数の触手によるオールレンジ攻撃でシオン達を苦戦させた。 -変異シメオン第2形態(仮称) KOS-MOSを取り込むことで進化した変異シメオン。 全身に赤みがおびて更に異形化しており、頭部がワニのような大口に変化したり、刺々しいデザインになったりと、完全に怪獣のような姿となった。 尺の都合で[[出番はごく僅か>ドラス]]でまともに戦っておらず、その姿を披露してすぐにキルシュヴァッサーの抵抗で動きが止まってしまい、取り込んだはずのKOS-MOSが放ったXバスターで内部から攻撃されて肉体が一気に崩壊した。 KOS-MOSがキルシュヴァッサーを無事に救助した後はドロドロの液体に成り果てたが、E.S.シメオン自体は健在で抜け殻となった残骸の中から既に脱出しており…… ちなみに作中では不発に終わっていたが、口からは極太のビームを発射できる模様。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作を生かし昇華しきっちり完結させるアニメスタッフぐう有能。キルシュヴァッサーの件はマジでよかった -- 名無しさん (2016-07-15 05:23:42) - シオンやモモを基本的にはゲーム中のムービーの一般人のように非戦闘要員として描いてたのは面白かった -- 名無しさん (2016-07-15 07:03:28) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/07/15 Fri 02:54:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(4){&bold(){&color(#008cff){シオンとKOS-MOSを中心に繰り広げられる新世紀スペースオペラ!}}} &sizex(4){&bold(){&color(#008cff){深遠な謎を散りばめた壮大な宇宙叙事詩、「ゼノサーガ」アニメ化決定!!}}} } 『&bold(){Xenosaga THE ANIMATION}』とは、2005年1月から3月にかけてテレビ朝日で放送されたアニメ。全12話。 タイトルの通り、ナムコ(現:バンナム)のRPGである『[[ゼノサーガ エピソードI[力への意志]>ゼノサーガシリーズ]]』をアニメ化したものであるが、本項目では原作との違いも記述。 *目次 ---- #openclose(show=クリックで展開){ #contents() } *【特徴】 この作品の内容だが、重要な部分は原作を踏襲しつつ、設定などかなり手が加えられている。 理由として以下の通りである。 -わずか12話という短い尺でゼノサーガEP1の全てを網羅できるはずがなく、ストーリーが一部簡略化されてしまっている -そのために一部の登場人物の出番が減らされたり、存在そのものが無かったことにされている(前者はアンドリュー中佐、後者はミユキ) -KOS-MOSを除くプレイヤーキャラの必殺技がエンセフェロン内のみの披露であり、ゲーム本編のように現実世界では使用できない(Jr.の「嵐のワルツ」やジギーの「ライオネルハンド」など) -一部の登場人物の担当声優が変更されている etc… 以上の理由からゲーム本編のプレイヤーからは賛否両論の扱いを受けている。 しかしながら、 -主要人物がほぼ原作通りに描かれている -EP1の本編では出番が少なかったバージルやキルシュヴァッサーが主役に近いキャラとして優遇される -12話という短い尺でそれなりに起承転結させて結末まで収めている -後述するが本作の雰囲気とマッチした主題歌 など評価される部分もある。 なお、アニメ版の脚本を担当した竹田祐一郎氏はのちのDS版の脚本も担当しており、EP1とEP2のストーリーを再構築してうまく1本にまとめた内容がファンから評価されている。 また、アニメ版の劇伴担当であった山下康介氏もDS版の制作に関わっており、こちらもファンからは評価されている。 主題歌「in this serenity」 歌:五條真由美 作詞:Roland Lennox 作曲・編曲:山下康介 アニメ版のエンディング曲であり、悲壮感が漂いながらも綺麗な響きでファンからの評価が高い主題歌である。 歌っているのは[[初代プリキュア>ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュア Max Heart]]の『DENZEN! ふたりはプリキュア』で有名な五條真由美氏。 *【あらすじ】 ゲーム本編のリンク先を参照。 *【登場人物】 主にゲーム版との相違を記載。 **主人公達 -シオン・ウヅキ(CV:前田愛) 主人公。22歳 ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発室主任。 大体は原作通りであるが、本作ではヴォークリンデで出会ったキルシュヴァッサーとの交流が描かれている。 -[[KOS-MOS]](CV:鈴木麻里子) 対グノーシス用に開発されたアンドロイド。 大体は原作通りであるが、アニメオリジナルの設定として初登場時は『[[超時空要塞マクロス]]』の[[アーマードバルキリー>VF-1 バルキリー]]に似たデザインの拘束具で全身が覆われていた。 終盤、ゲーム本編をプレイした視聴者の誰もが思ったことだろう。&bold(){原作通りにお前が天の車をパージしろやボケ。} -キルシュヴァッサー(CV:[[広橋涼]]) 本作におけるヒロイン。 M.O.M.O.のデータ収集を目的としてヨアキム・ミズラヒによって生み出された褐色肌のレアリエン。 本作では量産型百式レアリエンの姿に扮してヴォークリンデで働いていたが、そこで出会ったシオンと交流を持つようになる。その際、彼女からうーくんのキーホルダーをプレゼントされた。 ちなみにそのキーホルダーは後述のグノーシス襲撃でシオンと離れ離れになった後も大事そうに持ち歩いている。 14年前はヨアキムと共にM.O.M.O.の創造に立ち会っていた。その頃から彼女を完成させるためのテストベッドでしかない自分にコンプレックスを抱いていた。 ヨアキムの死後、彼の研究成果を欲する科学者達に拘束されて研究材料にされそうになっていたが、ちょうど研究施設を襲撃してきたアルベドに拾われて現在に至る。 自分が必要とされる場所を求め、アルべドの元から抜け出してヴォークリンデに潜り込んでいたが、グノーシスが襲撃してきた際には自分を連れ戻しにきたアルベドに囚われてしまう。 原作と同じくアルベドに虐げられているが、それでも曲がりなりに自分を必要としてくる彼に付き従う姿は、&color(red){ぶっちゃけDV男に依存するカノジョのそれと言える。} 終盤でシオンと再会するのだが…… -ルイス・バージル(CV:[[森田成一]]) 星団連邦軍海兵隊中尉。32歳。 やや粗暴でレアリエンに強い嫌悪感を持っているが、その一方では仲間思いな軍人である。 序盤こそ原作通りであったが、ヴォークリンデを襲撃される場面でアンドリュー中佐と立場が入れ替わる形でシオン達と行動を共にする。 #openclose(show=アニメ版における主な行動 ※ネタバレ注意){ ・シオンが突如グノーシスに襲われた時は、このまま攻撃したら民間人のシオンも巻き込むために仲間に攻撃を制止させた(第2話) ・シオン達と共に貨客船エルザに拾われ、船長のマシューズと意気投合(第3話) ・クーカイ・ファウンデーションのアイアンカフェでマシューズ達と祝杯を挙げて酔いつぶれる(第6話) ・「プラン401」でデュランダル側が反逆者に仕立て上げられた場面ではヴォークリンデの戦闘を冤罪に利用したU-TIC機関に対して怒りを露わにする(第6話) ・ヴォークリンデで戦死した仲間の名誉のためにシオン達に希望を託した際、自分に話しかけてきたモモを見てフェブロニアの面影を思い出して思わず困惑(第7話) ・A.G.W.S.に乗り込んでE.S.イサカルと交戦。圧倒的な戦力差で機体がボロボロになりながらも一矢報いることに成功(第8話) ・デュランダルの嫌疑が解決した後、戦死した仲間に哀悼の意を捧げた(第8話) ・ファウンデーション内に侵入してきたグノーシスをA.G.W.S.で応戦(第9話) ・グノーシスに襲われそうになったモモを救う(第9話) ……と、主役に近い優遇ぶりであったが、最期はファウンデーションから撤退しようとしたところをKOS-MOSが放ったXバスターに巻きこまれて死亡。 その後、原作通りに青のテスタメントとして復活するが、ネピリムの歌声のシナリオが丸々カットされたため、シオン達と再会することも戦闘することもなく退場した。 } -アレン・リッジリー(CV:[[平田広明]]) シオンの部下。24歳 ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発室副主任。 先輩のシオンに想いを寄せているが、今のところまったく通じておらず、むしろ空回りの連続である。 大体は原作通りであるが、アニメ版ではシオンとの距離が縮まらずに酒浸りになっていたところを同じく酒浸りになっていたスコットクンと意気投合する場面がある。 -ケイオス(CV:[[保志総一朗]]) 貨客船エルザのクルーの少年。 大体は原作通りであるが、中盤でジン・ウヅキと共にペレグリーと交戦、EP2に先駆けて合体攻撃の「氷紋剣」を披露した。 終盤では砲撃戦用のA.G.W.S.である「AG-05」に搭乗していた。 -ジギー(CV:[[江原正士]]) 連邦所属のサイボーグ。モモの護衛任務を受ける。 本名はジャン・ザウアーで生前は警官だった。30歳で死亡したが、献体登録していた為、自分の意思とは関係なく改造されて現在は「備品」として接触小委員会に配備されている。 大体は原作通りであるが、尺の都合でモモの救出やマーグリスとの戦闘が回想シーンのみとなっている。 なお、細部が多いボディのデザインをアニメの作画で忠実に再現するのが困難だったらしく、メカ部分が集中している下半身のデザインが大幅に変更されている。 -[[モモ>M.O.M.O.]](CV:宍戸留美) 百式汎観測レアリエンのプロトタイプ。ロリ要員。 開発者のヨアキム・ミズラヒ博士の亡き娘サクラに外見を似せて作られ、ヨアキムの研究成果の情報を深層意識に封印されている。 大体は原作通りであるが、アニメ版では量産型百式レアリエンとの交流が描かれている他、過去の罪悪感で泣き崩れるJr.を優しく抱きしめる場面がある。 &color(red){Jr.そこ代われ。} ちなみにエンセフェロン内のシーンではスターライトで魔法少女に変身する。 -Jr.(CV:川崎恵理子) クーカイ・ファウンデーション代表理事であり、同社の戦艦デュランダル艦長。 本名はルベド。見た目は12歳で「ガイナン・クーカイJr.」を名乗っているが、その正体はウ・ドゥの反存在U.R.T.V.の生き残りであり、実年齢が25歳。 大体は原作通りであるが、本編後半ではA.G.W.S.に搭乗して[[E.S.シメオン>E.S.(ゼノサーガ)]]と交戦する場面がある。…もっとも、性能差があり過ぎてボロ負けしたが。 -ジン・ウヅキ(CV:[[田中秀幸>田中秀幸(声優)]]) シオンの兄。 元軍人で敵にも味方にも顔が広い。退役してからは職を転々とし、現在は古本屋で紙の山に囲まれている。 EP2に先駆けて活躍しており、アニメ版の中盤では旧知の仲であるケイオスと共にシオン達をサポートしていた。 **主人公達の協力者 -マシューズ(CV:乃村健次) エルザの船長。元海兵 莫大な借金を返済するため、ガイナンの専属に近い形でいろいろな仕事を請け負わされている。 大体は原作通りであるが、アニメ版では軍人繋がりでバージルと意気投合する場面がある。 -トニー(CV:三浦祥朗) エルザのクルーで凄腕のパイロット。 一見優男風だが、ひとたび操舵桿を握ると、その人格が変わってみえるほどの暴走癖の持ち主。ハマー曰く「船と女の区別がついていない」との事。 しかし、その操艦テクニックは一級品で、幾度となくエルザの危機を救っている。 大体は原作通りであるが、[[テラ子安>子安武人]]でない。 -ハマー(CV:高戸靖広) エルザのナビゲーター兼エンジニア。 お調子者だが、ナビゲーター、エンジニアとしての腕は一級品。大体は原作通り。 なお、ゼノサーガの関連作である[[ゼノギアス]]で彼と同名の人物が登場している。 -ガイナン・クーカイ(CV:[[山寺宏一]]) クーカイ・ファウンデーションの代表理事。 書類上はJr.の義父となっているが、実はJr.と同じくU.R.T.V.の生き残りである。更に言えばJr.よりも後に生まれた個体であるため、実質的にはJr.の弟にあたる存在。 ミルチア紛争後、第二ミルチア自治州政府と共にクーカイ・ファウンデーションを作り上げた。 大体は原作通りであるが、アニメ版ではラピス・ローマンと一緒にジギーに気絶させられる場面がある。 -シェリィ・ゴドウィン(CV:[[山崎和佳奈]]) デュランダルのオペレーター。 Jr.とガイナンを補佐し、ファウンデーションを支える女性。 元はある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人であり、12年前に妹のメリィと共にガイナン達に保護されて以来、ファウンデーションにその身を置いている。 大体は原作通り。 -メリィ・ゴドウィン(CV:[[白石涼子]]) シェリィの妹。 クーカイ・ファウンデーション作戦一課室長でJr.とガイナンを補佐しており、姉のシェリィと共にデュランダルを指揮している。 なぜか関西弁で喋るムードメーカーでシェリィとは正反対の性格の持ち主。 大体は原作通りであるが、[[くぎゅ>釘宮理恵]]ではない。 -量産型百式観測器(CV:鎌田梢、古倉万里、今野宏美) モモの量産型である百式レアリエン。&bold(){ようじょ達} 様々な性格の個体が登場するが、皆モモを姉や先輩として尊敬しており、モモも彼女達を妹と呼ぶ。 原作では脇役であったが、アニメ版ではモモとの交流が描かれている他、本編後半でモモがさらわれて責任を感じたJr.をフォローする等、割と出番が増えている。 -ヘルマー(CV:[[稲田徹]]) 第二ミルチア自治州政府評議会代表。 ガイナンとは古い付き合いで、クーカイ・ファウンデーションの設立にも関わっていた。 大体は原作通り。 -ラピス・ローマン(CV:斉木美帆) 星団連邦軍特殊作戦司令部情報局の大尉。ツインテール ヴォークリンデ襲撃の容疑をかけられたシオン達を拘束したが、実はヘルマーの部下であり、嫌疑を晴らすためにシオン達に助力した。 大体は原作通り。ちなみに階級がバージルより上であり、作中で彼から敬語で話しかけられる場面があった。 -ハカセ(CV:麻生智久) ファウンデーションにあるロボットアカデミーの科学者。 助手のスコットクンと共に男の夢とロマンの結晶である合体ロボットの研究をしている。 原作のEP1ではサブイベントのみの脇役であったが、アニメ版ではのちのEP3に先駆けてメインストーリーに絡んでいる。 -スコットクン(CV:金子英彦) ハカセの助手。 アイアンカフェでアレンと知り合ったのをキッカケにハカセと共にシオン達に助力する。 **敵勢力 -[[アルベド・ピアソラ]](CV:山寺宏一) ブラコンでヤンデレな愛すべき変態もとい、腹筋破壊兵器もとい狂人。 原作よりも早い時期に登場しており、序盤ではキルシュヴァッサーを連れ戻しにヴォークリンデに訪れていた。 大体は原作通りであるが、ナイフで自分の首や腕を斬り落としたり、&bold(){「インポ野郎」}と口にしたりはしない。 脚本担当の竹田氏曰く、元々原作の彼の台詞が長いのと笑い出すとたっぷり尺を使ってしまうため アニメにする際に尺の都合に合わせて台詞の調整が最も苦労したと語っている -マーグリス(CV:楠大典) U-TIC機関の司令官。 Y資料を手に入れるために様々な策謀を巡らせており、協力関係にあるアルべドを利用しているが、あくまで利用価値があるだけで信用はしていない。 14年前のミルチア紛争では当時の部下だったジンと敵対していた。 大体は原作通りであるが、副官のペレグリーと比べると影が薄い。 -ペレグリー(CV:山崎和佳奈) マーグリスの副官である褐色肌の女性。 EP2に先駆けてE.S.イサカルに搭乗する。 #openclose(show=※ネタバレ注意){ のちのEP3で明かされるが、実はジンの元恋人である。 自分の元を去ったジンを恨んでおり、中盤ではエンセフェロン内で彼と対峙していた。 だが、今でもジンに未練を残しているらしく、ほんのわずかながら彼との再会を喜ぶそぶりを見せていた。 } -アンドリュー・チェレンコフ(CV:江川央生) 星団連邦軍海兵隊中佐。 ヴォークリンデの副長を務めているが、その正体はU-TIC機関の工作員である。 初登場時は原作通りであったが、上記にある通り、バージルと立場が入れ替わる形で早々に退場した。 作中ではゾハルエミュレーターを上官のマーグリスに届けようとしていたところを突然襲ってきたグノーシスに叩き潰されて死亡というあんまりな最期を遂げた。 当然、原作におけるアンドリューの過去やシオン達との交流がほとんどカットされた。アンドリュー中佐ェ… -少佐(CV:福原耕平) ヴォークリンデに搭乗していた連邦の軍人。 ×の模様が入った顔が特徴で、事あるごとに部下をシゴく典型的なパワハラ上司。 原作では鉄拳制裁であったが、アニメ版では腕立て伏せの強要に変更されている。 実はU-TIC機関の工作員であり、アンドリューの部下であった。グノーシス襲来後の消息は不明。 **その他 -ヨアキム・ミズラヒ(CV:掛川裕彦) モモの生み親である科学者。故人 稀代の天才とうたわれた科学者であったが、ミルチア紛争でこちらの世界にグノーシスを呼び込んだ元凶とされており、世間からは「虐殺者」「狂人」と忌み嫌われている。 その一方では生前連邦に遺した功績は大きく、その様々な研究成果は連邦の発展に寄与している。 大体は原作通りであるが、尺の都合でビルから飛び降りるシーンがカットされている。 -ユリ・ミズラヒ(CV:進藤尚美) ヨアキムの元妻。 星団連邦接触小委員会のメンバーであり、モモの保護者。 大体は原作通り。 -サクラ・ミズラヒ ユリとヨアキムの娘。故人 モモや量産型百式の姿は彼女がモデルとなっている。生まれつきU.M.N.の共時性に対する感受性過敏という器質疾患があり、現実の世界の彼女は感情や言葉を表に出すことが出来なかった。 EP2に先駆けての登場であるが、回想シーンのみで出番がほとんどない。 -ネピリム(CV:冬馬由美) シオンの前にたびたび現れる謎の少女。ちびエリィ U.M.N.にのみ存在しその実体が無いため、物理的に干渉することはできない。 大体は原作通り。 -フェブロニア バージルの回想に登場した銀髪の女性。 原作のEP1ではキーパーソンの1人であったが、アニメ版ではシオン達との交流やセシリーとキャスの存在がカットされる等、かなり不遇な扱い。 -ケビン・ウィニコット(CV:中尾良平) 元ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発計画主幹技師。故人 シオンの上司であり恋人であったが、2年前のKOS-MOSアーキタイプの暴走事故でその命を落としている。 生前はKOS-MOSのソフトウェア部分だけでなく、ハードウェアの設計、開発も担っていた。 大体は原作通り。 -ユキヒラ・トガシ(CV:中尾良平) ヴェクター第一開発局所属。 角刈りの頭にがっちりとした体格の男性で趣味は柔道。 シオンとアレンの部下であり、アレンをからかうのが日課となっている。 アニメ版では、ミユキ・イツミ(アニメ未登場)の代役として相転移砲PTカートリッジをシオン達に届けた。 -カナン EP2に先駆けて登場した特殊レアリエン。 本作ではセリフや出番がほとんどないため、基本的に空気。 -ヴィルヘルム(CV:[[緑川光]]) ヴェクター・インダストリーのCEOにして、元・星団連邦政府枢機院議長。 KOS-MOSに様々な指令を与え、独自の意図のもとに行動しているが、その詳細は不明。 大体は原作通りであるが、[[勇者王>檜山修之]]ではない。 ちなみにアニメ版における中の人は以前ゼノギアスの主人公を演じていた他、のちのEP3でウ・ドゥの声を担当。 -テスタメント ヴィルヘルムにつき従う人物の総称。 常に外套で顔と全身を覆っており、作中では赤・青・黒の三色のテスタメントが確認されている。 特に赤のテスタメントはヴィルヘルムの側近でテスタメント達のリーダー格らしく、常に執務室にいる アニメ版では空気。 &color(red){以下、アニメ版における重大なネタバレ} -変異シメオン アニメオリジナルのラスボス。 その名の通りE.S.シメオンの強化形態であり、原作のEP1における&bold(){ソフィ・ピステス}の立ち位置を担う存在である。 E.S.シメオンに搭載された「アニマの器」がキルシュヴァッサーの感情に反応して暴走、機体そのものが[[巨大化して全体的に禍々しさが増して巨大なクリーチャーのような姿へと変貌した。>心滅獣身]] グノーシスを彷彿とさせる有機的なデザインとなり、上半身だけが異様に肥大化。おまけに怪獣のような雄叫びを上げる。 ちなみに[[内部にはコクピットが残っており>デストルドス]]、アルべドはそこに乗り込んでいたが、キルシュヴァッサーの方は融合させられる形で変異シメオンの中枢に取り込まれている。 下半身が「天の車」の内部と融合しているため、その場から身動きができないものの、[[全身から瞬時に無数の触手を伸ばして正面から圧倒的物量で相手を容易に迎撃することも可能。>テッカマンオメガ]] 作中では無数の触手によるオールレンジ攻撃でシオン達を苦戦させた。 -変異シメオン第2形態(仮称) KOS-MOSを取り込むことで進化した変異シメオン。 全身に赤みがおびて更に異形化しており、頭部がワニのような大口に変化したり、刺々しいデザインになったりと、完全に怪獣のような姿となった。 尺の都合で[[出番はごく僅か>ドラス]]でまともに戦っておらず、その姿を披露してすぐにキルシュヴァッサーの抵抗で動きが止まってしまい、取り込んだはずのKOS-MOSが放ったXバスターで内部から攻撃されて肉体が一気に崩壊した。 KOS-MOSがキルシュヴァッサーを無事に救助した後はドロドロの液体に成り果てたが、E.S.シメオン自体は健在で抜け殻となった残骸の中から既に脱出しており…… ちなみに作中では不発に終わっていたが、口からは極太のビームを発射できる模様。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作を生かし昇華しきっちり完結させるアニメスタッフぐう有能。キルシュヴァッサーの件はマジでよかった -- 名無しさん (2016-07-15 05:23:42) - シオンやモモを基本的にはゲーム中のムービーの一般人のように非戦闘要員として描いてたのは面白かった -- 名無しさん (2016-07-15 07:03:28) - 最終回でシメオンの攻撃を華麗に避けるKOS-MOSの作画がとても美しかったのを今でも覚えてる -- 名無しさん (2016-07-15 23:55:47) - 原作では空気で酷い扱いのキルシュがメインヒロイン級の扱い、EP1では悪辣な印象しかないバージルがあらゆる面で好漢になったのは非常に良い -- 名無しさん (2020-05-27 22:44:22) #comment #areaedit(end) }

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