ハルマゲドン/Armageddon(MtG)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/08/10(火) 17:15:29
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ハルマゲドンは[[マジック:ザ・ギャザリング>Magic the Gathering]]の白レア。

古くから存在しており、最後に収録されたのは基本セット第6版。



ハルマゲドン/Armageddon
(3)(白)
ソーサリー
すべての土地を破壊する。



「テキストが短いカードは強い」とよくマジックでは言われるが、これはそれの見本。(3)白で全ての土地をふっ飛ばすのは今ならば間違いなくオーバースペックな逸品。



土地を互いに全て失う、というのは一見五分に思える。だがこちらが有利な戦況を作り上げてからプレイすれば土地がリセットされるため相手は身動きが取りづらく、リードを保つ事ができる。
そのためハルマゲドンは速攻系のウィニーと非常に相性がよく、白ウィニーには必須とも言われていた。
特に有名なデッキがアーニーゲドンだろう。強力なクリーチャーだが代わりに相手に森渡りを与えてしまう[[アーナム・ジン]]のデメリットをハルマゲドンを使用する事で軽減し、メリットを強化している見事な構成である。



クリーチャーデッキのみならず、ハルマゲドンはコントロールデッキにもよく採用されていた。
土地を破壊して相手の行動を制限するのは非常に強力。自身はモックスダイヤモンドなどマナアーティファクトを並べてマナを確保、ゲームを有利に進めるという具合だ。また相手の行動にマナを課して制限する類のカードとも好相性でよくセットで用いられた。「プロパガンダ」など良い例だろう。
優秀なカードであるハルマゲドンだが、環境に与える影響が常に懸念されていた。

当時「マジックでは4マナ以上のカードは重い」、というのが通説だった。
理由はいくつかあるが、そのひとつがハルマゲドンだった。
なぜなら、相手にハルマゲドンをプレイされた後に立て直す事を考えると、4マナ以上のカードはどうしても使いづらくなってしまうからだ。

またハルマゲドンが4マナであるため、ハルマゲドンをプレイされる前に出せるカードを優先せざるを得ない。つまり、マナコストが同数かそれ以下か、もしくはマナコストを踏み倒せるカードである。
ハルマゲドンは強力ではあるが万能ではなく、相方が少ない時もあったので必ずトーナメントシーンに登場する訳ではなかったが、無視できるほど弱いカードでもない。環境は常にこのカードを視野に入れて動かざるを得なかった。
結局、ハルマゲドンは無限であるはずの(さすがにこれは言い過ぎか)マジックのゲーム性を制限しているとして、基本セット第6版を最後にスタンダードから姿を消した。





ハルマゲドンが失われて久しい現在、マジックはかなり様変わりした。5〜7マナのカードもトーナメントシーンで姿をよく見せるようになり、それらの障害となり易い土地破壊カードそのものも少なくなった今の環境ではハルマゲドンの復活はほぼ絶望と言える。


代わりに&font(#ff0000){全ての土地が破壊されなくなるハルマゲドンとは真逆のカード}誕生したが、誰もが「誰得。」と呟いたのは言うまでもない。
 



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- マナ基盤の強いデッキ以外は撃たれただけで再起不能になる。特に逆転の一手を握ってる時に土地吹っ飛ばされたら絶望しかない  -- 名無しさん  (2014-05-12 13:38:02)
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