トノサマンシリーズ

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トノサマンシリーズ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/02(月) 21:00:15
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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英都撮影所が制作する人気特撮ヒーロー番組シリーズ。



&font(#ff0000){※以下には一部ネタやネタバレが含まれます。}



【大江戸戦士トノサマン】

放送年:2016年
プロデューサー:姫神サクラ
監督・原案:宇在拓也

トノサマン:[[荷星三郎]]
アクダイカーン:衣袋武志

ネオ・エドシティを舞台に正義のヒーロー、トノサマンが悪の化身アクダイカーンと戦う物語。

よくある変身ヒーローではなく、常にトノサマンの姿であり、役者も顔出しすることはない。

トノサマンスピアーなどの長物を使った豪快なアクションと、時代劇風な世界観にとらわれないセリフ回しが10歳くらいのナウなヤングに人気であり、
トレーディングカードや「とのさまんじゅう」(非公式)などの関連商品も強い人気を誇る。

しかし放送も順調だった10月に悲劇が起きる。
アクダイカーン役の衣袋氏がスタジオで遺体となって発見される事件が発生し、当初はトノサマン役の荷星氏が容疑者として逮捕されるも、
裁判中に実際は自分の待遇に不満を持っていた衣袋氏が、姫神プロデューサーを殺そうと襲った際の乱闘中に突き飛ばされて起きた事故死であることが判明した。
(姫神氏は衣袋氏と体格が大きく異なる女性であり、正当防衛が成立したと思われる)

上層部はイメージダウンを憂慮して放送を打ち切るも、
視聴者からの強い要望によりトノサマンシリーズとして新たに「小江戸剣士ヒメサマン」が放送されることとなった。



【小江戸剣士ヒメサマン】

放送年:2016年

ヒメサマン:荷星三郎

シリーズ2作目。
宇在監督((なお彼はトノサマン事件において隠蔽工作を手伝っていたが、姫神Pに逆らえない立場だったことなどから軽い罰で済んだ模様))が出会った[[変な髪型と変な着物の少女>綾里真宵]]からインスピレーションを受けたのが原案となっている。
急な交代劇のため役者の手配が間に合わなかったのか、荷星氏が引き続きヒメサマンを演じるという異例の起用となった。
([[戦隊>スーパー戦隊シリーズ]]で例えるなら、ピンクとの女性戦士を[[次郎さん>岡元次郎]]が演じるようなもの)

本作は異例の事態で始まった作品ながら、強い人気を獲得し次回作への繋ぎの役目を果たした。



【大江戸戦士トノサマン・丙!】

放送年:2017年

トノサマン・丙:[[王都楼真悟]]

トノサマンシリーズ3作目。
今回は大幅なイメージチェンジが図られており、
女性に人気の高い爽やか系イケメン俳優の王都楼真吾の起用を前面に出しており、
三兄弟がヒロイン(しかも悪の黒幕の娘)をめぐって争うなど恋愛色を強めたストーリーでOL層などに強い支持を得た。[[某戦隊>鳥人戦隊ジェットマン]]ではない。
旧来のファンからの人気も悪くなかったらしく、その年の全日本ヒーロー・オブ・ヒーローを受賞した。

しかし受賞式後に、死体で発見されたニンジャナンジャ役の藤見野イサオ氏の殺害容疑で王都楼が逮捕される。
事件は[[殺し屋>虎狼死家左々右エ門]]によるものと判明したが、法廷で王都楼が殺し屋を雇って殺害を依頼したことを自白したため逮捕されるという事態になった。
事件にトノサマン自体は直接関係なかったものの、王都楼が爽やかなイメージとは程遠い卑劣な人物であることが暴露されたのも大きなイメージダウンとなってしまった。
主演男優が2人続けて殺人罪で起訴、二代目に至っては有罪というトンデモない不祥事がありながらよく続編の「トノサマン・OTTO」が作られたものである。



【大江戸亭主トノサマン・OTTO】

放送年:2018年

トノサマン・OTTO:[[矢張政志]]
ヒメサマン・YF:七三→[[大場カオル>オバチャン(逆転裁判)]]
※ただしヒーローショーでのアルバイトであり、本来の役者は別にいると思われる
 (しかし仮面ライダーで例えるなら、国賓レベルの招待なのに[[高岩さん>高岩成二]]ではなくその辺のバイトの兄ちゃんを連れてくるような大暴挙である)

シリーズ4作目。
トノサマン・丙の事件を受け、原点回帰に戻り、
トノサマンをトノサマン・OTTO、ヒメサマンをヒメサマン・YFと夫婦にし、息子のワカサマンを加えた家族ヒーローものとして再生させる。
旧作からのキャラクターは特にデザインは大きく変更されていないが、
新たにトノサマンの新武器トノサマン・ソードによるトノサマン・大根切りなどアクションの幅が広がった。
 
当初はトノサマン・丙!事件からの風当たりの強さも懸念されたが、
経営拡大中として話題の企業の[[ホテル・バンドー・インペリアル>ボーイ(逆転裁判)]]がスポンサーについたことや、
観光大国コードピア公国から分裂していたアレバスト王国とババル共和国が、
コードピア建国の父ダイカイ王にトノサマンが似ていることからタイアップを申し出るなど、往年の人気を取り戻していく。

さらにアレバストとババルが合併してコードピアに戻ることを祝した式典の日に大使館で起きた殺人事件の解決に、
式典に招待されていたトノサマン一家が大きく貢献したことが大きなイメージアップとなり、
トノサマン人気は磐石のものとして築かれていくこととなった。



映画化もされ、「電動伝道師サマンサマン」と敵対する【トノサマン・ザ・ムービー トノサマンvsサマンサマン】が公開された。
この作品はなかなか好評だったらしく、後に続編も製作されている。

他にも詳細は不明だが、トノサマン甲やトノサマン乙などの作品も作られた模様。

また数年後にはシリーズはトノサマンから大きく離れることになり、後継作品として「ボージャク武人ナニサマン」が確認されている。
 




【ネタバレ】

『[[逆転裁判シリーズ]]』に登場する劇中劇。
初登場は逆転裁判の第3話で、後のシリーズにもちょこちょこ登場する。

[[綾里真宵]]はこの番組の熱烈なファンで、携帯電話にヒメサマンのストラップをつけたり、トノサマンがプリントされた下着を着けたりと、
作品の随所で溺愛ぶりを見せている。
そしてあまり公言していないが[[御剣怜侍]]も(下手すれば真宵以上に)トノサマンの大ファンである。詳しくは該当項目にて。
他に作中でファンを公言しているのは大滝九太や撮影所スタッフの間宮由美子など。

ちなみに[[成歩堂龍一]]はトノサマンについて「シュールなビシュアル」と言っており、あまりお気に召していない様子。
だが周り(というか真宵)に付き合ってか携帯電話の着メロに主題歌を設定していたり、一時期事務所に飾ってあるポスターをトノサマンにしていたり、
真宵や御剣、[[イトノコ刑事]]と一緒に映画を観に行ったりしている。

なおトノサマンのテーマには巧舟による歌詞があるが、子供番組にしては結構過激な内容である。パセラで絶賛配信中。
イベントの「逆転裁判10周年 特別法廷」で歌ったのは[[水木一郎]]アニキ。


ちなみに実写映画版では劇中劇としてのトノサマンは登場しないが、真宵はファンらしくバルーンを見てはしゃいでいる姿が確認出来る。
トノサマン事件はダイジェストで御剣が姫神プロデューサーを有罪にして解決している。尚、対決した弁護士も成歩堂ではなく井外(演:本村健太郎)。
その時の裁判では証拠品として着ぐるみも出てくるが、ゼブラーマン自作スーツ並みにかなり安っぽい。
御剣がマスクのマゲを鷲掴みにしているのはなかなかにシュール。

ひょうたん湖の事件ではご期待通りトノサマンのバルーンが登場し、ご期待通りのオチとなる。かなりデカい。
このバルーン自体は実物ではなく全てCGで、何でもとあるシーンはたった数秒にもかかわらず20人のチームで3週間かけて作ったらしい。
また、矢張の営む湖ほとりの土産物屋では上記のトノサマンバルーン以外にも、のぼりや観光地によくある顔を出して写真撮影するアレ等が置いてあり、
ひょうたん湖まんじゅうの箱にシールを張り付けただけのとのさまんじゅうも売られている。全力で便乗してなかなかに儲けているみたいである。流石矢張。





ついでに、

【忍者ナンジャ】

光映撮影所が制作した特撮ヒーロー番組。
ダメ忍者ナンジャが美しい歌声を武器に室町芸能界に殴りこむサクセス物語。
トノサマンのライバル番組であり放送時間も被せるほどに意識しているが、迫るも届かないレベルの永遠の二番手。

ストーリーのせいなのかと思うが、同年の「丙!」も子供向けとは言い難い昼ドラなので、トノサマン人気が異常なのか、他に何か致命的な欠点があるのか。
作中の登場人物はほとんどがトノサマン>>>>>越えられない壁>>>>>ナンジャで、明確に公言しているファンは[[一条美雲]]くらいである。

ちなみにもう一つの裏番組は「世界こども名作劇場」。
子供向け番組が同時間帯に被りすぎているという田舎のローカルチャンネルばりに子供には辛い世界である。


しかし実写映画版ではトノサマンからシェアを奪ったらしく、エンドロールにてまさかの登場となる。
トノサマンと同じくヒーローとしては登場せずバルーンや矢張の店の看板程度だけど。
矢張はまたとのさまんじゅうの売れ残りの箱にシールを貼りニンジャナンジャまんじゅうとして売り出している。流石矢張。
裁判では愛用の真っ赤なギターが証拠品として提出された。



そして逆転裁判6においてはクライン王国にて「&bold(){冥界戦士トリサマン}」なる番組が放映されている事が発覚。
…が、コレ、実はトノサマン系列の番組ではなくクライン王国産のパチモノだったりする。
主人公の冥界戦士トリサマンこそクライン王国の伝承に登場する守り神「鳥姫」をモデルとしているが、主題歌のメロディといいネーミングといいパチモン扱いされても文句の言えないシロモノ。それにしても主人公女性なのにトリサ「マン」って…
ただしクライン王国の人々はトノサマンを知らないらしく、普通に受け入れられている。ちなみに[[レイファ>レイファ・パドマ・クライン]]はこれの大ファン。
ちなみに真宵ちゃんは気に入っているが、御剣には上記のパチモン疑惑もあり、大変不評な様子。

ゲーム本編でのアニメシーンにおいてほんの少しだけトリサマン本編を見られるが、その内容は「革命を叫ぶ怪人とその手下が女性に危害を加えようとしているところにトリサマンが現れる」というものであり、
内容といい、登場人物の外見が明らかに革命家[[ドゥルク>ドゥルク・サードマディ]](悪役)や姫巫女レイファ(体型が似てない)をモデルにしている点といい、戦闘員のスーツのマークが反逆の龍のものである点といい、
単なる特撮モノではなくクライン王国体制派のプロパガンダとしても利用されている事が伺えるものとなっている。

なお、本編中ではクライン王国側の手により何ともしょうもない理由で放送が中止されたり、番外編ではパチモン扱いされても文句の言えない点がさらに露呈することになってしまった…。




追記・修正まかせたでござる

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- やたら主題歌の歌詞がバイオレンスなんだよなぁw 「平和を守るぞ~ ぶ ち 殺 せ~」  -- 名無しさん  (2014-02-03 18:38:27)
- ウルトラマンみたいな見た目に、変身忍者嵐を思い出させる時代劇的設定、そして仮面ライダーと同じくヒーローは改造人間と、パロディのごった煮みたいなヒーロー。個人的にはかなりツボw  -- 名無しさん  (2014-06-22 11:13:10)
- 曲はかなり気に入ってる  -- 名無しさん  (2014-12-11 00:50:30)
- あと来年じゃねーか!!  -- 名無しさん  (2015-01-11 18:35:33)
- 誰か!荷星さんの項目を!!  -- 名無しさん  (2015-03-06 02:29:24)
- ↑項目出来てたぞ!なんか最近逆転裁判の項目が多くなってきて嬉しい。  -- 名無しさん  (2015-03-07 16:21:42)
- ↑ヤッター(*^o^)/\(^-^*)  -- 名無しさん  (2015-03-07 17:37:18)
- 平成特撮作品的なイメチェンした丙から第2期ウルトラマン的なOTTOまで結構作風の変化が激しい  -- 名無しさん  (2015-08-01 21:35:37)
- アニメでも出るだろうか・・・  -- 名無しさん  (2016-04-15 23:08:08)
- 姫神の声、金田一に出てきた巽綾子かよwww(あとプリキュア5ののぞみの母ちゃん)  -- 名無しさん  (2016-04-23 21:49:39)
- まさかラストに登場するとはwww  -- 名無しさん  (2016-04-24 06:42:00)
- ついに次回動き回るトノサマンがくるのか  -- 名無しさん  (2016-04-24 10:40:27)
- アニメ6話に出てきた(ウザタクの妄想だが)ヒメサマンを見て宮坂えみりを思い出したのは俺だけじゃないはず  -- 名無しさん  (2016-05-08 15:55:13)
- 宇在監督は顔と性格はアレだが超有能だよね  -- 名無しさん  (2016-05-11 01:55:59)
- 「ぶち殺せ」って歌詞がネタにされるけど、実際、70年代辺りの一部の特撮主題歌にも過激な歌詞があったんだよな…スペクトルマン後期EDなんて、児童合唱団が「にくい怪獣ぶっ殺せー」って歌ってたし  -- 名無しさん  (2016-06-05 12:19:21)
- 名前のせいで  -- 名無しさん  (2016-06-13 18:33:18)
- 【悲報】ついに某霊媒王国でパクリ作品が発見される  -- 名無しさん  (2016-06-16 22:22:49)
- トノサマンなんでこんな不祥事起きてしまうん?  -- 名無しさん  (2016-06-18 17:26:24)
- あの世界では呪われた特撮としてなってそうだな  -- 名無しさん  (2016-06-18 21:56:30)
- トリサマンは笑ったけど、かなり風刺が入った内容だよな…  -- 名無しさん  (2016-06-18 23:03:08)
- 国の暗部があんなことやってたから、トリサマンはトノサマンパクったと言っても通じる気がする。  -- 名無しさん  (2016-06-19 23:44:55)
- トノサマンのテーマが無罪判決を勝ち取ることになるなんて誰が予想しただろうかw  -- 名無しさん  (2016-06-20 00:00:30)
- ポケモンショックもビックリなほどの不祥事を2度も起こしているのに今だロングセラーなのがムジュンしている  -- 名無しさん  (2016-06-20 22:32:14)
- トノサマンはトノサマンのパク……よく似ているのです  -- 名無しさん  (2016-06-20 22:38:54)
- トリサマン、一国の検事局長に対して宣戦布告をする  -- 名無しさん  (2016-06-22 00:08:57)
- 革命が起きた後は、トリサマンの放送内容もガラリと変わったんだろうな。  -- 名無しさん  (2016-06-24 17:46:43)
- ↑×5第三話をクリアして「逆襲のトノサマン」と見比べてみるとトリサマンがどう事件に絡むかもパク・・・もとい、面白い共通点が見えるらしい。  -- 名無しさん  (2016-06-27 20:51:10)
- 行くぞ!今週こそ決着を・・・あっ!お。お前は・・・→ぶち殺せ♪ 何があった?www  -- 名無しさん  (2016-08-25 00:55:42)
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