人類は衰退しました

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人類は衰退しました」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/23(日) 02:37:25
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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小学館のガガガ文庫より刊行されているライトノベル。
作者は[[田中ロミオ]]。
イラストは山崎透だったが事情により戸部淑に変更された。
略称は「人退(ただし作者専用)」。
原作は主人公が人類文明の再建を成し遂げて本編9巻で完結済み。だが、その後も短編が出ており現在11巻。
イラストを変更した新装版が刊行されている。

作品の雰囲気は牧歌的でほのぼのとした世界観であるが、ロミオ独特の言い回しは健在で、ブラックユーモアもある。
ただしボウガンと生理ネタはない。

SFチックな要素もあり、1度読んだだけでは理解しにくい部分も。
ロミオお得意のループ話とか。


妖精さんの正体や行動は不可解かつミステリアスで、&font(#ff0000){あの[[虚淵玄]]をして「これほど黒いストーリーは自分の比ではない」と言わしめるほど。}
 

<ストーリー>
人間(旧人類)が衰退して数世紀。
妖精さんと呼ばれる新人類が繁栄した地球で、国連の調停官である「わたし」と妖精さんの交流を描いたお話。
交流というかというか妖精さんといちゃいちゃしたり振り回されたりするおはなし。


<登場人物>
◆「わたし」
CV:[[中原麻衣]]
主人公、劇中最大の人類文明再建の功労者。ほぼ形骸化した国連で新人類との調停官を務める。かなり人見知りでのんびりした性格。
お菓子作りが趣味でよく妖精さんに餌づけするためかなりなつかれていて、たいてい彼らの不思議現象に振り回される。
幼少時代はなかなか厳しい生活を過ごしていた。
旧人類最後の教育機関で学んだため一応エリートだが、ゆとり教育の弊害か、楽してやりがいのある仕事を求める傾向にある。
背が高い美人で外見はおとなしげなお嬢さまだが中身が上記の通りなので友人から&font(#ff0000){「歩く詐欺」}と呼ばれたことがある。
 
◆「おじいさん」
CV:[[石塚運昇]]
「わたし」の祖父であり上司。
知的で落ち着いた雰囲気の老人。実際かなり頭がよく、状況に振り回される「わたし」に助言をすることも稀にある。
趣味は武器の収集と狩り。職場の地下には武器庫があるとかないとか。
若い頃(13歳)は結構やんちゃで魅惑の女教師と〇〇したのがバレて退学させられそうになったがそれを拒否して試験を受けて飛び級で卒業したりしてた。

◆助手さん
CV:&font(#0000ff,u){[[&color(white){福山潤}>福山潤]]}
「わたし」の同僚であり「おじいさん」の助手。
とある自給自足で自然と共に生きていた一族の最後の一人。その特殊な生い立ち故か言葉を喋れず、存在が希薄。
初登場の『じかんかつようじゅつ』では一言だけしゃべった。原作最終巻ではちゃんと喋り、彼の口調が判明した。
言われてることはだいたいわかるらしく、絵を使ってコミュニケーションを取る。
絵本も書くが内容は超ブラック。


◆Y
CV:[[沢城みゆき]]
「わたし」の学舎時代の級友。短髪で活動的な見た目で「わたし」とは一見正反対だが、実は似た者同士。
当初は険悪な仲だったが、今では悪友といえる関係。
実は腐女子。しかも筋金入りで、衰退した世界にその手のブームを復活させた。


◆[[妖精さん>妖精さん(人類は衰退しました)]]
CV:[[小林由美子]]/あおきさやか/[[明坂聡美]]/ささきのぞみ/[[金元寿子]]/小笠原早紀/小山さくら/[[小桜エツコ]]/[[新井里美]]/中根久美子/辻あゆみ/矢部雅史/山田きのこ/佐藤なる美/坂本千夏/[[真田アサミ]]
現在地球で幅をきかせている新人類。
現代の科学技術を遥かにしのぐ技術力を持ち、使い手の善意・悪意を問わず不思議現象を引き起こすような道具をいともたやすく生み出す。
しかし旧人類には想像もつかないような発想力を持っているため、使い方がずれている。
旧人類の事が大好きだが、滅多に姿を見せない(主人公は別)。
ただしお菓子と楽しい雰囲気が好きなので(exお子さまセットの旗とか)場を整えればどこからともなく現れる。
楽しいと増え、増えるとさらに楽しくいことをはじめ、楽しくてさらに増えるのループ。しかしある程度経つと飽きて解散してしまう。
人間大好きなため、妖精さんのトラブルに巻き込まれても死に至るようなことはなく、酷い目に遭うが安全は保障されている。
乱暴に言うと、妖精さんが沢山いるとギャグ時空になる。逆に少ないと極めて現実的なことしか起こらなくなる。
時々ものすごいブラックな事を言い出す。
ドMでやたらいじられたがる。しかし、驚くとおもらし(ただし出るのは真水)し大きな音を聞くと丸くなるなど、行動に謎の多い生き物(?)である。
弱点は電磁波で浴びるとやる気が紐無しバンジーらしい。
 

<アニメ>
2012年7月から放送。
監督 岸誠二
スタジオ AIC ASTA
主題歌
OP
「リアルワールド」
作詞-きみコ/作曲-ササキジュン/編曲・歌-nano.RIPE
ED
「ユメのなかノわたしのユメ」
作詞-畑亜貴/作曲・編曲・歌-伊藤真澄


デザインは原作新装版準拠だが、妖精さんのデザインはほとんどアニメオリジナルである。
エピソードの放映順は原作と異なっており、原作順に並べると
ちきゅう(アニメ10話)
じかんかつようじゅつ(アニメ7、8話)
おさとがえり(アニメ5、6話)
ひみつのこうじょう(アニメ1、2話)
ひょうりゅうせいかつ(アニメ9話)
ひみつのおちゃかい(アニメ11、12話)
さぶかる(アニメ3、4話)
となる。



漫画化することになりました。




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- 妖精さんの中に小桜さんが居たとき ミルモでポンを思い出した  -- 名無しさん  (2014-01-10 10:08:59)
- 大好きすぎるラノベだなぁ。わたしがサラッと毒吐く所とか、世界観とかもう色々ひっくるめて大好き  -- 名無しさん  (2014-01-16 21:12:34)
- 実は世界観が最果てのイマと繋がっているという考察があったり  -- 名無しさん  (2014-01-21 17:32:54)
- あにめのつづき、いつです?  -- 名無しさん  (2014-01-21 21:27:54)
- ↑おえらいにんげんさんにちょくそするです?  -- 名無しさん  (2014-01-21 22:39:59)
- 最新刊の「つうこうどめのいっかんでは?」(…だっけ?)に、妖精さんの真実が隠されていると思ったり思わなかったり  -- 名無しさん  (2014-01-21 22:44:03)
- 福山「タイムパラドッグズ…」  -- 名無しさん  (2014-05-15 23:41:08)
- アニメ2期、いつまでも待っております  -- 名無しさん  (2014-05-15 23:44:07)
- 衝撃の最終巻だった(短編集が出るかもだけど)。  -- 名無しさん  (2014-06-18 18:49:28)
- あにめのつづき まだまだまたされるです?  -- (・ワ・)  (2014-06-18 19:06:21)
- (」・ワ・)」まつですいつまでもまつです(⊃・ワ・)⊃  -- 名無しさん  (2014-06-18 19:10:28)
- まさにタイトル通りだった  -- 名無しさん  (2014-06-18 20:15:58)
- タイトル通りだし、最初のサブタイトルに戻ってきたのも感慨深い  -- 名無しさん  (2014-06-21 03:48:29)
- 最終巻読んだ後にリアルワールドって人退の世界観そのものを歌ってるんじゃないかと思った  -- 名無しさん  (2014-06-21 09:12:43)
- 「お前の席、ねーですv(・ワ・)v」どう見てもライフのパロです、あり(ry  -- ビュビュン  (2014-09-09 13:51:09)
- ようせいさんのせいゆうさんたち、ごうかすぎわろたですwww  -- リンマン  (2014-09-09 14:01:26)
- アニメ版の最終回はお茶会メンバーみんなが主人公に会いにきて、友達っていいね的な王道ENDだと思ってたけど、巻き毛の子すら来なくて、なんか寂しかったな。  -- 名無しさん  (2014-09-26 16:30:01)
- ↑7、8、10、13、14心の底から二期制作を切望する及びお金に余裕のあるファンなら、DVDを買うです。  -- 霏々  (2015-01-31 19:15:03)
- ↑2 人類は衰退してるから難しいのさ。人類最後の学舎な上に巻き毛の子もドイツから来てるし、主人公にもアフリカや南米の仕事の話があったくらい。巻き毛の子自身、生きてもう逢えないってのは割とマジで覚悟してたと思う。  -- 名無しさん  (2015-03-12 23:35:35)
- こういう、雰囲気と展開は牧歌的なのに、背景と世界観は黒いってストーリー好きだ。他にあるかな?  -- 名無しさん  (2016-02-08 16:54:49)
- ↑『ヨコハマ買い出し紀行』かなぁ。あれも、人類が衰退期に入ってる頃の話だし。(温暖化で、陸地の水没が緩やかに進行してるそうだし)  -- 名無しさん  (2016-02-08 18:38:29)
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