&font(#6495ED){登録日}:2012/10/08(月) 23:21:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- ▽タグ一覧 &tags() ---- 初夢とは、一般的には元日の夜に見る夢のことである。 人によっては元日だけでなく、二日に見る夢を初夢とする人などもいるため、「元日から3日までにみる夢」のことを初夢ということにしている。 初夢は一年の吉凶を占うものでもあるので、もし怖い夢なんかみたら最悪である。 見たい夢があるときは、枕の下に見たいものを入れて眠ればよいという迷信もあるので、試してみよう。 【一富士、二鷹、三茄子】 さて、初夢といえば昔からのことわざで「一富士二鷹三茄子」がある。これは、初夢にでてくれば縁起がよいものの例えである。 だがしかし、実際初夢にこいつらがでてきた人はほとんどいないだろう。いたら教えてほしいものである。 さて、この3つがなぜ縁起がよいものとされているのか。どうやらそれは徳川家康に関係しているらしい。 昔の書物に 「楽翁の語られしは世に一富士二鷹三茄子と謂ことあり此起りは神君駿城に御坐ありしとき初茄子の価貴くして数銭を以て買得るゆゑその価の高きを云はん迚まつ一に高きは富士山なりその次は足高山なり其次は初茄子なりと云しことなり彼土俗は足高山をたかとのみ略語に云ゆゑなるを今にては鷹と訛り其末は三物は目出度ものをよせたる」。 というものがある。 神君とはつまり徳川家康のことで、家康が駿府にいた頃、三保に遊びに行ったとき4月だというのに茄子がなっていたので、これは珍しいと思い買おうとした所、ものすごい値段を言われた。 その時「駿府で高い物といったら、富士山と愛鷹山(鷹)だけだと思っていたが、茄子も高い物の一つだ」と言ったという。 これがいつからか初夢にでてくるとよいものになったのだろうという説。 また単純にこれは徳川家康が「富士山、鷹狩り、茄子」を好んだからという説もある。 またさらに富士は一番高い山、鷹は強い鳥、茄子は何かを成すからきたという説もある。 どれが由来かは今もわからないままである。 【四扇、五煙草、六座頭】 さて、上の3つがあまりにも有名なため、それしかしらない人がほとんどである。たぶんアニヲタ的には「[[じょしらく]]」ではじめて知ったよ!って人ばかりであろう。 続きには、「四扇、五煙草、六座頭」がある。 その所以は、四扇は扇が末広がりであること、五煙草は煙が上に立ち上ることから、六座頭は座頭は毛がないので、「怪我ない」とかけて家内安全を願ったものである。 また逆に四葬式五火事など縁起の悪いものを置くこともある。 【じょしらく】 原作18日目、アニメ12話「夢見の仇討」で眠れない暗楽亭苦来にいい初夢を見せてあげようとするが、どんどん変な方向に行き始める…。 追記修正お願いします。 #center(){\いい初夢を見ろよ/} #center(){(画像跡地)}