&font(#6495ED){登録日}:2009/10/06(火) 07:33:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ファンデッキとは、[[トレーディングカードゲーム>トレーディングカードゲーム(TCG)]]において、「自分の好きなカードを活躍させる」ために調整された[[デッキ>デッキ/山札(TCG)]]の事である。一般的にガチデッキ以外はこれに該当する。 例えそのカードが弱くてもカードに対する愛では負けない! 攻撃力の低さや効果のショボさなんて愛でカバーできる! という男前なプレイヤー達が自分の持てる知識、金、愛を詰め込んで組みあげられた まさに愛の結晶 ファンデッキだからといって弱いと決めつけてると、1ターンキルなどをブチ込まれるのでそういった偏見を持たずに全力で立ち向かおう! デッキを構築するのも、実際に使って戦うのも高いプレイヤースキルが必要になってくる場合が多いので、非常に面倒だが 自分のやりたかったコンボや、バトル中に偶然発見出来たコンボを決めれた時の快感は他のデッキでは味わえないだろう。 【[[遊戯王>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]におけるファンデッキ】 古くは究極完全体グレート・モスなどを主軸にしたデッキから、ヴェノム宝玉獣やドラゴン族など名前や種族統一されたものがある。漫画やアニメのキャラに合わせたデッキもファンデッキの一つである。 また可愛いらしい女の子のみで構成されたデッキは非常に華やかであり、手間と愛情を掛けて作ったのは分かるが 「ウィンちゃんは俺の嫁」 「ピケルタンハァハァ」 「ルイン様に倒されるモンスターが羨ましい!」 など、出過ぎた愛により相手を困らせる等の発言をしながらのプレイはやめましょう。 【[[Lycee]]におけるファンデッキ】 各種有名エロゲー、ギャルゲーキャラで戦うゲームなので、作品統一や中の人統一、[[絵師統一>絵師単デッキ(Lycee)]]などカード性質的に色々なファンデッキが存在する。 [[デモンベイン]]、[[G秋葉>遠野秋葉]]、アストラルバスターズなどを主軸にしたデッキはそれだけでファンデッキと言えるだろう。 しかし、Lyceeはシステム上作品統一デッキが作れる作品は限られてくる。 [[ランス>Ranceシリーズ]]デッキや[[リトルバスターズ!]]デッキなど ニコニコに「男の娘デッキ」などのプレイ動画などもあったりする。 【[[GUNDAM WAR]]におけるファンデッキ】 ガチデッキとファンデッキの境が非常に曖昧なカードゲームである。 軍統一、作品統一やイラストレーター統一などが妥当なあたりか。 ノンユニットデッキや第7次宇宙戦争デッキ、MFデッキなども構築次第ではガチデッキである。 組織の人気的な意味では、ティターンズ単体デッキはファンデッキの部類かもしれない。 間違いなく&font(#800080){タイヤ}デッキはファンデッキである。 改正で00系に制限が掛かったため、今後の展開が読みづらい。 【サンライズクルセイドにおけるファンデッキ】 GW以上にネタとガチの境界が甘く、どの作品をメインにしても組み方次第でガチデッキにすることが可能。 というか、作品縛りをすると逆にガチデッキ化する。 ファンデッキ一例: ・赤青勇者 [[ガオガイガー>勇者王ガオガイガー]]と[[マイトガイン>勇者特急マイトガイン]]で組む[[勇者>勇者シリーズ]]デッキ。 現時点での特徴「勇者」持ちのキャラ・ユニットがGGGとMGの主役級のみのため、そこそこ戦えるもののまだファンデッキの域を出ない。 と思ったが、MG動輪剣やGGG&超竜神の登場で洒落で済まない強さになってきた 混色ながら指定国力が低く、扱いやすい ただし、すごくシュールである。 「ガオガイガー!&font(#0000ff){超}&font(#ff0000){竜}神!&font(#ffdc00){特急合体}!!銀の翼に希望(のぞみ)を乗せて、灯せ平和の青信号! 勇者特急マイトガイン ! 定刻通りに只今到着!」 ・赤単シンメトリカル 特徴「[[ビークルロボ>竜型ビークルロボ(ガオガイガー)]]」を持つユニットを使い、コマンド「シンメトリカルドッキング」で超竜神を早出し(最速3ターン)するもの。 しかし、高コスト帯が多く、まだ数が少ない為、運用が難しい。 やっぱり、シュールである。 「&font(#ff0000){炎竜}!&font(#800080){ボルフォッグ}!&font(#ff0000){シンメトリカル}&font(#800080){ドッキング}!!!&font(#0000ff){超}&font(#ff0000){竜}神!!!」 【[[MtG>Magic the Gathering]]におけるファンデッキ】 ノンクリーチャーフルバーンデッキや[[プレインズウォーカー]]デッキなどが妥当なあたりか? しかしやはりガチとネタの境目が曖昧で、環境とメタ次第では十二分以上に戦えるデッキになる。 メタが突き詰められがちなゲームなので、メタ内構築以外の完全自作デッキ(地雷デッキ)がある意味ファンデッキかもしれない。 しかし、時として[[スライ>スライ(MtG)]]のようなデッキが生まれる事もある。 また、[[バベル>バベル(MtG)]]デッキやエターナルブルーデッキ、ドラコ爆発など、もはやファンデッキの枠を超えたデッキ(ロマンデッキ)も数多く存在する。 そして、MtGのネタデッキといえば&font(#008000){&u(){[[甲鱗様>甲鱗のワーム(MtG)]]}}。 &font(#008000){『甲鱗様wiki』}でググればきっと幸せになれます。 【[[幻想ノ宴]]におけるファンデッキ】 存在そのものがファンデッキ 紅魔館、守矢一家等の異変デッキ。 マリアリ、レイサナ等のカップリングによる[[マリス砲]]デッキや巫女デッキ。 [[早苗>東風谷 早苗]]、[[永琳>八意 永琳]]、[[妹紅>藤原 妹紅]]、[[神奈子>八坂 神奈子]]の一見してバラバラの風林火山デッキ。 などの揃え方のキャラ選択であっても、それはファンデッキであると同時にガチデッキである。 【[[ヴァイスシュヴァルツ]]におけるファンデッキ】 所謂『萌え』系タイトルもそれなりに参戦しているため、ファンデッキを使う人は多い。 どのタイトルでも(武士道のお約束として新しいタイトルほど強いが)それなりに戦えることや、運ゲーの要素が強いためにファンデッキであっても勝てることがあるので、ファンデッキを組む人は多い。 ただ、ファンデッキの宿命として同タイトルのカードで固める『ネオスタンダード』デッキになりやすいため、強さのみを追い求め、様々なタイトルの猛者を結集させた『スタンダード』デッキには敵わないことが多い。 そんな時は『汚いな流石スタンダードきたない』等の負け惜しみを言わず、相手の健闘を讃えた後でネオスタンダードを組んでる人を捜すか、素直にネオスタンダード限定の大会に出るようにしよう。 ちなみに、武士道の愛で異様に強い『[[ミルキィホームズ>http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/?cmd=search&keyword=%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9+%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%A3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA&andor=and&andor=and]]』や、パンプの相乗効果で有り得ない火力を発揮する『[[灼眼のシャナ]]』等、むしろネオスタンダードで組んだ方が強いタイトルもある。 【[[LORD of VERMILION]]におけるファンデッキ】 公式から、FF4のカードのみ等で修羅の道を歩むと称号が貰える等、ファンデッキに特典があるのが最大の特徴である。 更に最新作REではオンラインでゲストカードの原作のBGMがたまに流れるというファンには堪らない機能が付いたため、ファンデッキとも結構当たりやすい。 また作品単の場合シナジー等も考えられてる場合も多いので、やりやすいだろう。 【[[デュエマ>デュエル・マスターズ(TCG)]]におけるファンデッキ】 デュエル・マスターズでは作中のプレイヤーが使うデッキが構築済みデッキになったり、環境入りしていることも多いため、背景ストーリーにおける味方を組み合わせたりする、なんていうのが盛んか。 ただしデュエル・マスターズはいわゆる「種族ゲー」の節があるため(MtGの影響をどのカードゲームよりも受けている)、背景ストーリーの味方同士で組んだ結果「覇と刃鬼とリュウセイ」なんていう環境トップになってしまうことも。 他に比べて種族中心に組むことが盛んであるため、マイナー種族フィーチャーなどでなければファンデッキにはならないか。 *ファンデッキを運用する上での留意点 ファンデッキを使うことは自由だが、勝負に負けて「ファンデッキだから…」なんて言い訳はやめよう。 相手としてみれば「本気じゃないから」と言われたようで不快な気分になる。 また、デッキに幅があるのに強いカードを投入しないでおいて「ファンデッキ」と言うのは相手からは単なる言い訳にしか聞こえない。 完全にネタに走ったデッキと違ってファンデッキはそれを活躍させるためにどうするか頭をひねるべきなのである。 当たり前だが使うのは自己責任なのだ。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ファンデッキだからって勝ちに行く手筋を抜いていい訳じゃないんだが、そういう「ネタデッキ」との区別がついてない人がそこそこいるんだよなあ…そしてそういう勘違いしている人に限ってガチデッキと対戦して負けると「あんな強カード使いやがって」とか言い出したり「これ本気じゃないし」とか言い出したりするからなあ。正しくファンデッキを愛しましょう -- 名無しさん (2014-01-04 11:34:31) - 霊使いデッキに一族の結束やエフェクトを入れてました -- 名無しさん (2014-01-04 12:41:19) - ↑2 ファン=好きなカードを主軸に勝つデッキ、ネタ=勝敗度外視して面白い事をするデッキって思ってる。 -- 名無しさん (2014-03-05 00:47:50) - ファンデッキ使って負けることよりも、「そのデッキ弱いよ」って言われることの方がつらい -- 名無しさん (2014-05-27 18:38:32) - というか相手のデッキにアレコレいう時点でだいぶ失礼じゃないの? -- 名無しさん (2014-05-27 18:41:31) - z/xだと割とZ/XRデッキ全般 -- 名無しさん (2014-05-27 18:47:01) - ポケモンでいうマイナー使いに通じるものがあるな。どちらにしろ試合後の言い訳イクナイってこと -- 名無しさん (2014-08-27 21:02:50) - 出来た!男のロマン、夢の1ターンキルデッキ!! -- GXのファンデッカー (2014-11-11 11:38:15) - その時の環境に合わせてもどうせ規制されるだけだよどの世界も -- 名無しさん (2015-01-12 11:09:40) - (続き)遊戯王みたいにキャラに合わせたりして楽しむのが金も掛からなくて良心的 -- 名無しさん (2015-01-12 11:11:38) #comment #areaedit(end) }