よくもあんなキチガイレコードを!

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よくもあんなキチガイレコードを!」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/04/15 Sun 02:54:16
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){&sizex(7){&color(gold){&bold(){お前達!よくもあんな&br()&br()&color(red){キ チ ガ イ}レコードを!}}}}



*概要
かつて放送されていた知る人ぞ知る迷作アニメ「[[チャージマン研!]]」にて、主人公の[[泉研]]が発した台詞。

「キチガイ」といえば知っての通り現在は差別を意味するものとして放送禁止用語である。
そのためキッズステーションでの再放送時はこの台詞が登場したエピソードは放送されなかった。
だがAT-Xでの再放送やDVDでは&bold(){完全ノーカットかつ無修正で放送された}。YouTube公式チャンネルでもそのまま配信されている。

チャーケニスト(チャー研ファン)の間ではチャー研という作品が持つ狂気を表わした名言として何かとネタにされ、

&bold(){「よくもあんな(こんな)キチガイ○○を!」}

と改変して会話で使われる事が多い。だが、現代ではメディアを中心にタブーとされてきた単語なだけに節度をもって使うことが望ましい。
 

*台詞の由来
この台詞が飛び出たのは16話「[[殺人レコード恐怖のメロディ>殺人レコード 恐怖のメロディ(チャージマン研!)]]」。

この回では敵である地球征服を企む宇宙人・[[ジュラル星人]]が「レコード屋に変装して聴いた人間の心を狂わすレコードを売りつける」という、%%相変わらず%%恐ろしいんだか回りくどいんだかよく分からない作戦を行っていた。

そして、研の妹・キャロンもこのレコードを買ってきてしまい一緒に聴いていた研や両親もろとも絶体絶命の危機に陥ってしまう……。

なぜか泉家の中で唯一レコードの影響を受けなかったロボット・[[バリカン>バリカン(チャージマン研!)]]がレコードを割った事で(なぜかレコードは割った後に燃えて消滅した)窮地を脱するが、研はこれをジュラル星人の仕業であると即座に断定。

#CENTER{&bold(){&size(26px){&color(gold){「人間を狂わすレコード……ジュラル星人の仕業に違いない!」}}}}

そして、キャロン、バリカンと共に、件のレコード屋に乗り込んだ怒り心頭の研が、開口一番発したのが、

&font(red){&bold(){「お前達!よくもあんなキチガイレコードを!」}}

というわけである。
  
**キチガイレコード
チャーケニストからは縮めて「キチレコ」とも呼ばれる。ジュラル星人が開発した、聴くと人間の心を狂わせてしまうレコード。

泉家以前にレコード屋の客達が被害に遭っているのだが、

・聴いた途端に苦しみだす
・狂ったように笑い出す
・顔が皺だらけの老人のようになりやがて力尽きる(「怒り新党」では老化させて人類滅亡と解説されていた)

等々、回りくどく効果が薄い事の多いジュラルの作戦としては珍しく割とマジで恐ろしい症状が出た。

なぜかバリカンにだけは効かず、逆に「良い曲」と気に入られてしまった。
バリカンがロボットだからなのか元々狂っているからなのか理由は不明。
&font(l){え?チャー研では狂ってないキャラの方が珍しいって? それは言わない約束なんDA☆}

なお、このシーンのバリカンは一家が苦しんでいるにも関わらず、研がレコードを壊すよう頼んでも&color(orange){&bold(){「良い曲じゃないですかぁ」「(レコードが)勿体ない」}}等とやたら渋っていた。
元々ウザい(良く言えばあざとい)言動の目立つバリカンだが、このシーンの空気の読めなさとウザさはトップクラスである。
 
ちなみに、このレコードの曲自体は同作のBGMからの流用。
このエピソード以外でも頻繁に使用されており、主にジュラル星人が表立って悪事を働くシーンなどシリアスな場面で流れることが多い。「[[頭の中にダイナマイト>頭の中にダイナマイト(チャージマン研!)]]」の怪獣映画や、「[[雄一少年を救え!>雄一少年を救え!(チャージマン研!)]]」冒頭の放火シーン等が印象的。
しかしこの回のインパクトがあまりに強いため、このBGMをファンは「キチレコ」と呼ぶ。
しまいには公式サウンドトラックに収録された際も曲名が「&bold(){殺人レコード恐怖のメロディ}」になる始末。


*余談
キチガイアニメとして知られるチャー研だが作中で「キチガイ」という言葉が使われたのはこれだけ。
だが33話「[[僕のパパは時代おくれ?(チャージマン研!)>僕のパパは時代おくれ?]]」にておさむ君が発した「月には今、&bold(){基地が五つ}……」という台詞が、どう聴いても
&sizex(5){&bold(){「キチガイつつ」}}
としか聴こえないせいで、これもキチガイ発言として扱われることが多い。むしろMAD作品でこの作品の象徴たる「キチガイ」を表現する際はこちらの音声が使われやすい(おそらく発音の関係)。

差別用語として自粛の流れになる以前は割と日常的に使われている言葉だったので、まだ規制が緩かったチャー研と同年代またはそれ以前のアニメやドラマでも結構「キチガイ」という台詞が出てくる。
有名どころなら「&bold(){[[ウルトラQ]]}」の「[[2020年の挑戦>2020年の挑戦(ウルトラQ)]]」(「そんなキチガイの書いたものを読んでる暇はないはずよ」)、「&bold(){[[ゲゲゲの鬼太郎>ゲゲゲの鬼太郎(第1シリーズ)]]}」の「[[ダイヤモンド妖怪>ダイヤモンド妖怪(ゲゲゲの鬼太郎)]]」(「何するんじゃ、このキチガイめ!」)、などがある。

(中には「[[仮面ライダーX]]」の第14話「[[アポロガイスト]]くるい虫地獄」では&bold(){「日本キチガイ作戦」}や、「[[キカイダー01]]」の第34話「呪いの大時計ビジンダー危機」に登場した&bold(){[[キチガイバト]]}なんてド直球な物も。)

もちろん、再放送版等では大抵カットや差し替えが行われているが、作品の歴史的価値を考慮してそのまま放送するという作品も結構ある。

前述の通り「怒り新党」でもこの回が紹介されたことがあるが、そこでもこの「キチガイレコード」発言は隠されていた。

この回でモブが買おうとしていた他のレコードは架空の楽曲なのだが、そのうち「ブラームス交響曲8番」と「バカっちょ金魚」は本作のファンが二次創作として実際に曲を作り上げてしまい、公式サウンドトラックに収録されるという快挙を成し遂げている。
素敵な宇宙人ェ……

セガのAC音ゲーである「CHUNITHM CRYSTAL PLUS」において2020年10月1日~11月11日の間でチャー研とのコラボが開催された。%%セガ、気でも狂ったんじゃないのか%%&br()プレイ可能な楽曲としてオープニングテーマである「チャージマン研!」とキチガイレコードこと「殺人レコード恐怖のメロディ」が収録された。%%前者はともかく後者のチョイスは頭がお詳しいぜ%%&br()人間を狂わすBGMを全国のゲーセンに流す…ジュラル星人の仕業に違いない! 

なお、余談の余談だが、2022年W杯カタール大会アルゼンチン対クロアチアの試合を中継したインターネットテレビ局『ABEMA TV』で放送されたメッシとFWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)のインタビューの最中に現地音声を元にした通訳で&bold(){キチガイ}発言が飛び出してしまい、さらに直後に放送されたメッシのインタビューでも冒頭の質問で
&bold(){「どうですか?このキチガイのような皆の喜びは?」}
と通訳されてしまい、令和の時代に「キチガイ」がトレンド入りしてしまう事態となってしまった……。
&bold(){&s(){「よくもこんなキチガイインタビューを!」}} 

&bold(){&color(gold){「アニヲタを狂わす項目……ジュラル星人の仕業に違いない!」}}

&bold(){&color(gold){「お前達!よくもこんなキチガイ追記・修正を!」}}

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