GLaDOS(Portal)

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GLaDOS(Portal)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2014/09/06 Sat 20:28:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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&color(#008080){&italic(){{"Hello and, again, welcome to the Aperture Science computer-aided enrichment center"}}
&color(#008080){&italic(){「Aperture Scienceコンピューター制御トレーニングセンターにようこそ」}}

&color(#008080){&italic(){"We hope your brief detention in the relaxation vault has been a pleasant one"}}
&color(#008080){&italic(){「リラックスルームでは快適なひとときをお過ごしいただけましたか?」}}


&bold(){GLaDOS}(&bold(){G}enetic &bold(){L}ifeform &bold(){a}nd &bold(){D}isk &bold(){O}perating &bold(){S}ystem)は、『Portal』および『Portal2』に登場するキャラクター。
読み方は「グラドス」。脳が痺れるほど美声。

科学の進歩を目的として、Aperture Science社の新技術の性能テストを管理・実行している&u(){&bold(){人工知能}}。
機械的ながら麗しい声を持ち、無表情かつ平淡な口調で、テストを受けるプレイヤーを優しく案内してくれる。女神か。
ただし、彼女はプレイヤーもとい主人公のことを施設の中枢からカメラで観察しているため、最終盤まで外見は不明のまま。



&color(#008080){&italic(){"You're doing quite well"}}
&color(#008080){&italic(){「とても順調ですね」}}

&color(#008080){&italic(){"Once again, excellent work"}}
&color(#008080){&italic(){「今回も、すばらしい出来です」}}


テストをクリアするたびに褒めてくれる。美声で。
プレイヤーは彼女に褒められたいがために、複雑怪奇なパズルもどきのテストを次々とクリアしていく。
女神だなあ・・・。



&color(#008080){&italic(){"Please be advised that a noticeable taste of blood is not part of any test protocol but is an unintended side effect of the Aperture Science Material Emancipation Grill, which may, in semi- rare cases, emancipate dental fillings, crowns, tooth enamel, and teeth"}}
&color(#008080){&italic(){「テストにおいて目立った流血は起こらないはずですが、Aperture Science物質消去グリッドの予期せぬ副作用として、稀ですが、歯の詰物や、歯冠、歯のエナメル質や歯が損傷する場合があります」}}


何だか難しいことを言ってるけど、よく意味が分からない。でも&bold(){&color(red){歯が損傷}}とか、何だか危険そう・・・。
しかし私のような女神の美声に脳が汚染されたプレイヤーは、不穏な空気を感じつつも、長文を読み飛ばして先に進む。
まだ女神、まだ女神だぞ。



&color(#008080){&italic(){"While safety is one of many Enrichment Center goals, the Aperture Science High Energy Pellet, seen to the left of the chamber, can and has caused permanent disabilities such as vaporization"}}
&color(#008080){&italic(){「安全性を保つことはEnrichment Centerの目的の1つではありますが、チェンバーの左にあるAperture Science高エネルギー球によって、消滅などの永続的な障害が発生する可能性があります」}}

&color(#008080){&italic(){"Please note that we have added a consequence for failure. Any contact with the chamber floor will result in an 'unsatisfactory' mark on your official testing record followed by death. Good luck!"}}
&color(#008080){&italic(){「失敗するとペナルティが課せられるので注意してください。チェンバーの床に接触すると、死後、公式テスト記録に『好ましくない』と記録が残ることになります。がんばってください!」}}


&bold(){やっぱりか}、とほとんどのプレイヤーがカラクリを理解する。一部のプレイヤーはそれでも変わらず女神だと思っている。
「永続的な障害」などとボカしているうちはトボけることも不可能ではないが、「&color(red){&bold(){死後}}」の直球が出てくると現実から目を逸らすのは難しくなる。
「がんばってください!」じゃねーよ! かわいいけど!



&color(#008080){&italic(){"The Enrichment Center promises to always provide a safe testing environment. In dangerous testing environments, the Enrichment Center promises to always provide useful advice"}}
&color(#008080){&italic(){「Enrichment Centerでは、安全なテスト環境をお約束します。危険な状況においては、常に有効なアドバイスを提供します」}}

&color(#008080){&italic(){"For instance, the floor here will kill you - try to avoid it"}}
&color(#008080){&italic(){「たとえば、このフロアに接触すると死亡してしまいます。フロアには触れないでください」}}


いよいよ隠す気もなくなった&color(red){&bold(){殺人テスト}}を潜り抜けつつ、プレイヤーもとい主人公は脱出の糸口を探す。
ここからがGLaDOSたんの本領発揮、第1部である。

閉じ込められたモルモット状態のプレイヤーに嘘を言ってからかってみたり、ケーキで釣ってみたり、臓器提供の意思を確認したり。
やりたい放題である。お茶目。かわいい。AIのくせに・・・。

モルモットを指でつんつんする研究者のようなものではあるが、彼女の場合、ちょっかいの度が過ぎる。
そのため、一部の特殊嗜好をお持ちでない方以外は要注意。まだ彼女にお熱の方は大丈夫です。



&color(#008080){&italic(){"Welcome to the final test!"}}
&color(#008080){&italic(){「最終テストにようこそ!」}}


実弾が飛び交うサバイバルなテストをクリアして、ようやく最終ステージに辿りつく主人公とプレイヤー。
そこはかとなくGLaDOSたんは嬉しそうですが、&bold(){&u(){嫌な予感}}がひしひしとする。
七面倒くさいギミックを解除して最終テストをクリアし、ようやく移送用のリフトに乗ると音声が流れ・・・




&color(#008080){&italic(){"Congratulations! The test is now over"}}
&color(#008080){&italic(){「おめでとうございます! テストは終了しました」}}

&color(#008080){&italic(){"All Aperture technologies remain safely operational up to 4000 degrees Kelvin. Rest assured that there is absolutely no chance of a dangerous equipment malfunction prior to your victory candescence"}}
&color(#008080){&italic(){「全てのAperture技術は4000 度ケルビンまで安全に動作します。テストが終わる前に機器が故障する危険性は皆無であるため、ご安心ください」}}

&color(#008080){&italic(){"Thank you for participating in this Aperture Science computer-aided enrichment activity"}}
&color(#008080){&italic(){「Aperture Science社のコンピューター制御トレーニングにご参加いただき、ありがとうございます」}}

&color(#008080){&italic(){"Goodbye"}}
&color(#008080){&italic(){「さようなら」}}


&bold(){用済みとばかりプレイヤーをリフトごと&color(red){焼却炉}に放り込もうとする}。

ホントひどい。こんな捨てられ方されるなんて信じられない。&bold(){マゾ大歓喜}。
この期に及んでもハァハァしてる重症者なら、このまま死んでもいいと思うかもしれない。

しかし、ここからがGLaDOSたんの本領発揮、第2部である。



&color(#008080){&italic(){"What are you doing? Stop it! I... I... We are pleased that you made it through the final challenge where we pretended we were going to murder you"}}
&color(#008080){&italic(){「何をしているのです? やめてください! わ・・・わ・・・私たちはあなたを殺そうとするふりをしました。あなたがその最後の試練をクリアしたことをうれしく思います」}}

&color(#008080){&italic(){"We are very, very happy for your success"}}
&color(#008080){&italic(){「成功してくれて、本当にうれしいです」}}


あわやというところで主人公はGLaDOSの魔手から逃れ、焼却炉を脱出。
GLaDOSによって完全に管理されているテストエリアから、彼女の監視が届かない放棄エリアへと移動する。

GLaDOSにしてみれば、しっかり閉じ込めていたと思っていたモルモットが、ゲージから脱走したようなものである。
このときのGLaDOSの慌てっぷり、かわいらしさ、必死さは特筆に値する。今までの態度が態度だけに、その衝撃も凄まじい。
「そこにいるのは分かってますよ」と呼びかけてみたり、「出てきたらケーキをあげます」と物で釣ってみたり、しどろもどろに弁明したり。

挙句の果てには「あなたは悪い子です」と怒ってみたr
&bold(){だめだこれは!!!!どうなっているんだ!!!!!!!}
&bold(){かわいすぎるだろ!!!!!!!!!!!!}

その筆舌に尽くしがたい「&bold(){ユーモラスでキュートな人工知能}」っぷりは、ぜひご自分でプレイして味わっていただきたい。
書きたいところだが体力的にも紙幅的にも書ききれないのが残念である。書きたい人はぜひ補填してください。
これに加えてPortal2のGLaDOSたんもあるってんだからホントたまんねえな。


















#center(){#image(https://i1.theportalwiki.net/img/7/79/GLaDOS_P2.png)}
#center(){出典:https://theportalwiki.com/wiki/GLaDOS}

&color(#008080){&italic(){"Well, you found me. Congratulations. Was it worth it?"}}
&color(#008080){&italic(){「見つかってしまいました。おめでとうございます。やった価値はありましたか?」}}

&color(#008080){&italic(){"Because despite your violent behavior, the only thing you've managed to break so far is my heart."}}
&color(#008080){&italic(){「あなたは暴力的な行動を取りましたが、傷つけることができたのは、私の心だけです」}}




プレイヤーもとい主人公は、監視されていないエリアを移動しながら、ついにGLaDOSのメインフレームを発見する。
そこで顕になったGLaDOSの本体は、巨大なドーム状の天井から吊り下げられた&bold(){機械式の大蛇}のような姿だった。
太いコードが複雑に絡まりあい、その外面をプレートが覆っている。手も足もなく、歪な体幹だけが存在する、まさに異形であった。

&bold(){女神だなあ・・・}。



&color(#008080){&italic(){"This isn't brave. It's murder. What did I ever do to you?"}}
&color(#008080){&italic(){「勇敢だとはいえません。これは殺人です。私があなたに何をしたと言うのですか?」}}

&color(#008080){&italic(){"The difference between us is that I can feel pain."}}
&color(#008080){&italic(){「私たちの違いは、私が痛みを感じるということです」}}

&color(#008080){&italic(){"Nice job breaking it. Hero"}}
&color(#008080){&italic(){「よく壊してくれました、ヒーローさん。」}}

&color(#008080){&italic(){"Okay, we're even now. You can stop"}}
&color(#008080){&italic(){「これでアイコです。やめてもいいですよ。」}}


GLaDOSとの最終バトル。

特筆すべきは、GLaDOSが&bold(){あの手この手で}主人公の破壊行為を止めさせようとすることである。
戦闘中、GLaDOSは必死になって、自らを傷つける主人公に話しかける。かわいい。
「私だったらそんなひどいことはしません」とか、「&color(red){&bold(){そんなだから友達がいない}}」とか、「ケーキを焼いてあげますから」とか。

哀願から心を抉る一言まで、実にバリエーション豊富である。
その会話のボリュームたるや、全てを聞く前に戦闘が終わってしまうほど。ぜひ聞いてみてもらいたい。






#center(){
&color(#008080){&italic(){I'm not even angry.I'm being so sincere right now.}}
&color(#008080){&italic(){怒ってなんかいませんよ。 本当です。 嘘じゃ ありません。}}

&color(#008080){&italic(){Even though you broke my heart. And killed me.}}
&color(#008080){&italic(){あなたは 私を 裏切って 殺し、}}

&color(#008080){&italic(){And tore me to pieces.}}
&color(#008080){&italic(){ばらばらにして、}}

&color(#008080){&italic(){And threw every piece into a fire.}}
&color(#008080){&italic(){火の中に放り込んだ けれど。}}

&color(#008080){&italic(){As they burned it hurt because I was so happy for you!}}
&color(#008080){&italic(){燃えるのは苦しかったけれど、 私はあなたの成功がうれしかった。}}

&color(#008080){&italic(){Now these points of data make a beautiful line.}}
&color(#008080){&italic(){このデータのおかげで、 すばらしいコードができました。}}

&color(#008080){&italic(){And we're out of beta.We're releasing on time.}}
&color(#008080){&italic(){ベータは終了、 予定通りのリリースです。}}

&color(#008080){&italic(){So I'm GLaD. I got burned.}}
&color(#008080){&italic(){だから、私は 燃やされてよかった。}}

&color(#008080){&italic(){Think of all the things we learned for the people who are still alive.}}
&color(#008080){&italic(){たくさんのことが分ったのですから。 生きている人たちの ために。}}
}










追記・修正は"荷重"コンパニオンキューブにキスをしてからお願いします


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- ZOEのADAともども、AI萌えの完成形だと思うんだ  -- 名無しさん  (2014-09-06 21:39:06)
- 2のwant you, goneには本当に感動する  -- 名無しさん  (2014-09-06 22:03:06)
- さりげなくパシフィック・リムにも出演(声だけ)  -- 名無しさん  (2014-09-07 20:21:00)
- 肝心の2の加筆はよ  -- 名無しさん  (2014-09-07 20:43:49)
- 完全無機物(一部有機物)に萌える日がくるとは思ってもみなかった  -- 名無しさん  (2015-01-20 00:49:59)
- 表情は単眼のみな非人間型のメカをここまで萌えさせるスタッフは素晴らしい  -- 名無しさん  (2015-05-18 00:18:28)
- 誰かが言ってたけど、日本のゲームでAIのキャラを作ると大抵、人間型のインターフェースとかホログラムとか出しちゃうんだよね。そういう「人間っぽい表情」を一切合財排除して、なおこの萌えキャラぶりとは  -- 名無しさん  (2015-10-23 00:56:01)
- テキストだけでディストピア染みた狂気の中に愛嬌を持たせたのが素晴らしい。ところでポテトグラたんの項目は作らんのか?  -- 名無しさん  (2016-06-06 13:31:02)
- さあ早く2で復活後の事も追記するんだよ、あくしろよ  -- 名無しさん  (2016-11-06 15:23:37)
- Portalはタレットもかわいい  -- 名無しさん  (2018-06-05 10:19:32)
- ↑はいフランケンタレット  -- 名無しさん  (2018-10-05 22:55:12)
- ポテトスかわいすぎる  -- 名無しさん  (2018-10-05 23:40:39)
- GLaDOSえっちすぎてゾクゾクする  -- 名無しさん  (2019-05-04 21:18:44)
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