ALIVE(アイドルマスター)

「ALIVE(アイドルマスター)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ALIVE(アイドルマスター)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:20??/??/?? (曜日) ??:??:??
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

&font(red){※この項目はゲーム「THE IDOLM@STER Dearly Stars」日高愛シナリオのネタバレを含みます。}

#center(){{{
&font(#ffc0cb){Keep your dreams どんな夢も願っていれば いつかは叶うよ}

&font(#ffc0cb){Start your journey 怖がるのは恥ずかしくない 最初だから}
}}}



「ALIVE」とは、ニンテンドーDSのゲームソフト『THE IDOLM@STER Dearly Stars』に登場する楽曲の一つ。

作詞:NBGI(mft)
作曲:NBGI(椎名豪)


【夢ぐらい、見たいもん!】

かつて「時代の象徴」とまで言わしめた伝説的アイドルにして、主人公の一人・[[日高愛]]の母親である日高舞の代表曲。
発表時は社会現象まで巻き起こしたと言われ、アイドル史上最高の名曲として語り継がれている。
舞は赤ちゃんだった頃から愛に、子守り歌代わりによく歌い聞かせていたという。

しかし、アイドルを夢見ていた愛は、常に周りから母親と比べられ続け、愛自身もこの歌を聞く度に母との差を痛感してしまい、
何時しかこの歌は、愛にとってのトラウマとなっていたのだった。


【照らされたブリリアント・ロード】

様々な苦難を持ち前の明るさや根性、876プロの同期の仲間達や765プロの先輩アイドル達との絆で乗り越え、
とうとうBランクアイドルまで上り詰めた愛は、次のオーディションで
自分を見出し芸能界へと導いてくれた[[天海春香]]と戦うことになる。

だが愛を待ち構えていた試練はそれだけではなく、
芸能界に電撃的復帰を果たし、『ALIVE』を歌う舞と、歌謡祭で戦うことになっていたのだった。
さらに事務所の都合で別れた元マネージャーの岡本まなみと、舞のマネージャーとして再会してしまう。

まなみと敵同士になってしまったことに悲しみを隠せない愛。
愛はまなみに戻ってくれるよう懇願するが、まなみは奔放に振る舞う舞からは離れられないといってそれを断る。
まなみを取り返すには舞に打ち勝つしかないと考えた愛は、今までの自分を超えるべく邁進する。

そして春香と共に参加したテレビ局の開局50周年記念イベントにて愛は、執念に取りつかれたように
春香を驚愕させるほどのパフォーマンスを発揮する。


しかし、愛の様子をおかしいと感じた春香は愛を呼び出して話をする。
春香は愛に事情を聴き、愛に顕現したその歌手としての類稀なる才能を高く評価しつつも、愛に問いかける。
(ちなみにこの時、愛の歌を聞いて貰った歌の上手なアイドル友達(恐らく[[千早>如月千早]]の事と思われる)も
「こんな強いノド持ってるアイドル、他に知らない」と評したと語っている)

&font(red){「あの時の姿は……愛ちゃんのめざしてるアイドルの姿なのかな?」}
&font(red){「この間の愛ちゃんには、いつもの明るさが全然なかった」}
&font(red){「そのかわりに……執念みたいなものが激しく燃えてて」}
&font(red){「たしかに、こわいほどのパワーを発揮する愛ちゃんも、魅力的だとは思うけど」}
&font(red){「それは、愛ちゃんのなりたい自分?」}
&font(red){「この後ずーっと、そのマネージャーさんを取り返すために、愛ちゃんは歌い続けるの?―――私とのオーディションの時も」}

自分を見つめ直した愛の、最初の言葉は謝罪の言葉だった。

&font(#ffc0cb){「……そうですよね。人を取り合うために歌うなんて、おかしいですよね」}
&font(#ffc0cb){「そんなの……あたしが憧れてたアイドルじゃないです。アイドルって、もっと明るくて、楽しいもののはずだから!」}
&font(#ffc0cb){「もうあたし……二度と、あんな気持ちでステージに立ったりしません!」}

愛は「いつもの自分」に戻り、春香とのオーディションは楽しむためにステージに上がることを誓ったのだった。

&font(red){「私もいつもの愛ちゃんの方が好き」}
&font(red){「あの日、はじけたチカラ……今度はみんなを元気づける方向で使っていかないとね」}

迷って道を外れそうになってしまった愛だったが、
春香は、まるでどんな時も明るく輝いて皆に光を届ける太陽の様に、愛の道を照らし出してくれたのだった。


【とどけ、愛の歌】

見事春香に勝利し、Aランクアイドルの座を勝ち取った愛。
舞との差は本番で歌う歌だけとなり、愛は、名曲の『ALIVE』に匹敵しうる名曲を模索する。
しかし、手持ちの歌や石川社長に用意してもらった新曲の中にもどうしてもそれを見つけられずに煮詰まっていた。
そこへ心配して様子を見に来たまなみと話をする。

まなみによると、舞は既に本番に向けての練習を始めており、
それを聞いていると舞の、歌に詰まったいろんな思い出が伝わってくるのだという。
休憩時間にも初めて『ALIVE』を歌った時や、赤ちゃんだった愛に歌ったこと等を楽しそうに話していると愛に告げる。

&font(#ffd700){「『ALIVE』には、舞さんの歩いてきた道の景色が詰まってるんだと思う」}
&font(#ffd700){「だからこそ、あそこまで綺麗に歌う事が出来るんじゃないかなって」}
&font(#ffd700){「名曲は、ただいい歌ってわけじゃなくて、そこに歌い手の深い思いが込められるからこそ、名曲になるんだと思うの」}


まなみは、愛ちゃんにもそういう思い入れの深い歌があるはず、と愛に昔を思い出すことをアドバイスする。
そこで愛の中に巡ったのは、アイドルを目指してきた自分と母の事だった。


&font(#ffc0cb){私はそんなママが大好きだった。けど小学生になってからは、元アイドルのママと比べられて、いつもくやしい思いをした…}
&font(#ffc0cb){アイドルなんて、大嫌いって思った時もあったけどそれでも、憧れを捨てきれなくて、たくさん頑張った。}
&font(#ffc0cb){たくさん笑って、たくさん泣いた。あたしは、どうしても、アイドルになりたかった。}
&font(#ffc0cb){完璧なアイドルになれたらいいなって―――…}


&bold(){&font(#ffc0cb){「……ありました。あたしにもありました!思い入れのある曲!」}}
&bold(){&font(#ffc0cb){「ずっとあたしの隣にあった大切な歌!」}}
&bold(){&font(#ffc0cb){「『ALIVE』が!!」}}


愛は母に、『ALIVE』を貸してほしいと直談判する。
それに対して舞は、何故この歌なのか、何故あれ程嫌っていた『ALIVE』なのかと、愛に問いただす。


&bold(){&font(#ffc0cb){「『ALIVE』はあたしの…憧れなの!!」}}
&bold(){&font(#ffc0cb){「あたしはずっと、ママみたいになりたかった……けどなれるわけがなかったから『ALIVE』を聞く度みじめになって…」}}
&bold(){&font(#ffc0cb){「そうしてずっと、目を背けてきたけど…本当は凄く憧れてたんだ!!」}}
&bold(){&font(#ffc0cb){「そんな憧れの歌で、ママを超える事ができれば、本当の自分になれる気がするの!!」}}
&bold(){&font(#ffc0cb){「だから…お願い」}}

&font(red){「言っておくけど…あの歌って聞きやすい割にはすごく難しいのよ?歌いこなせるもんならやってみなさい!」}


遂に迎えた歌謡祭。トップアイドルの親子同士が同じ歌を歌う形になったこのオーディションは、
一つの曲の前半を舞、後半を愛、最後の部分を一緒に歌うという形式で行われた。(コミカライズの『Splash Red』より)

自分が紡いできた物語を、ずっと自分の隣にあった母の『ALIVE』に込めて歌う愛。
愛が最後まで歌いきると、会場は静寂に包まれていた。愛の歌に聴き入った舞が、途中で歌うのを止めていたのであった。

&font(red){「初めてだわ。人の歌を聞いてるほうが、幸せな気持ちになったのは」}
&font(red){「あんな歌い方があるなんて…知らなかった。まったく別の『ALIVE』だったわ」}
&font(red){「あなたは私に追いついて、そして日高 愛としての輝きを放てるようになったのよ!」}
&font(red){「『ALIVE』をこんなにも素晴らしい形で受け継いでくれた。…もう、これで思い残すことはないわ」}
&font(red){「アイドル女王としての座は、あなたに継承されたの」}
&font(red){「これから先は、全アイドルの頂点として、あなたが、あの曲を歌っていきなさい」}

舞は、オーディションに勝利した愛に賛辞の言葉を述べ、『ALIVE』を託す。

―
――
―――

&bold(){&font(red){そして自分は、新しい歌を見つけ、愛を超えるアイドルのスーパー女王になる事を決意するのであった。}}


そしてエピローグ。
愛は舞に、アイドルを目指した理由について尋ねる。舞はそれは覚えていないと答えるが、
愛に、アイドルとは「輝くこと」ではなく、「輝こうとする気持ち」であることを語る。
子供でも、お婆ちゃんでもそれがあれば、誰だって、何時だってアイドルになれる。
身を以て誰よりも間近でそれを経験した愛は、
笑顔で、これからも自分が自分として生きた証を、物語として紡いでいくのであった。


【脚注・余談】
-[[絵理>水谷絵理]]と[[涼>秋月涼]]の二人は、Aランク前に持ち歌を入手しているが、この歌はAランク到達後でなければ、手に入らない。
-上の二人の歌は作中で作詞・作曲した人物が設定されているが、こちらは特に語られていない。
-他の二人と同様、作中で使用されている各シナリオの固有BGMは、持ち歌のアレンジのメロディである。
-曲は壮大且つしっとりとしたバラード調で、バイタリティ溢れる愛の持ち歌としては少々意外に思えるかもしれないが、&br()上記の通り愛の紡いできた物語そのものの側面を持った、愛の歌としてこれ以上無いものである。
-また、子守り歌代わりに歌っていたことや、歌詞や設定などからお腹の中に居た愛に向けて舞が歌ったものだという説もある。

&font(#ffc0cb){誰もが皆 生きた証を}
&font(#ffc0cb){wikiに紡いでく 項目にして}
&font(#ffc0cb){時に振り返って 追記・修正しながら}
&font(#ffc0cb){光り輝く秀逸な記事目指す}

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
#comment
#areaedit(end)
}

復元してよろしいですか?