SCP-240-JP

「SCP-240-JP」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
SCP-240-JP」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2016/07/15 (金) 12:03:26
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----



#center(){おい誰か手伝ってくれ!
あと&bold(){0匹}足りないんだ!




&big(){SCP-240-JP &font(#ff7800,b){0匹のイナゴ}}
}


[[SCP Foundation]]における日本支部で創作された[[SCiP>オブジェクト(SCP Foundation)]]の一つ。
SCP-240-JPはバッタ目バッタ科に分類される昆虫の一種。&bold(){要するにイナゴである。}
[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はEuclid。

あるサイトの昆虫収容施設に隔離した状態で収容されている。
もちろん異常存在を収容するのが目的の財団がただのイナゴを収容するわけはない。
このイナゴは生存中は普通のイナゴだが、[[現実改変>現実改変(SCP Foundation)]]能力を持っていて&bold(){&big(){自分たちに何らかの被害があり総数が減った場合、その事実をなかったことにする}}。


元々は[[日本生類創研>日本生類創研(SCP Foundation)]]の実験施設で発見された。&bold(){…またお前らか!}
死亡した場合その事実を消し去る、すなわち不死身のイナゴを作ろうとしていたようだ。

そちらの実験記録によると、特性を備えたイナゴが最初に&bold(){0匹}生まれ、2匹を工具で破壊しても数は変わらず&bold(){0匹}。
また2匹水没させてもやっぱり残ったイナゴは&bold(){0匹}。その後も様々な破壊実験を行ったが、ケージ内のイナゴは&bold(){0匹}をキープし続けた。
実験は成功したのである。


財団に収容後も事故や実験等で4匹から[データ破損]匹も死亡しているにもかかわらず、現在の収容総数は収容当初から変わることなく&bold(){0匹}のままである。
またこの総数のためか管理に失敗しよく収容違反を起こす。
財団施設の屋内ならまだいいが、財団所有の田んぼに逃し深刻な被害が出そうになったことも。


また外見上は&bold(){0匹}いるだけのイナゴなのでイラストや画像作成の難易度が低く検索すると結構ヒットする。
ただ、数え間違えたのか&bold(){0匹}足りなかったり、逆に&bold(){0匹}多かったりする。


追記修正はイナゴを0匹捕まえてからお願いします。
----
&link_up(△)メニュー
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
----

#include(テンプレ3)

























#center(){よし0匹いるな、全部捕まえたぞ}

#center(){いえ、0匹つかまえたのであと0匹です}








    *   *
  *   + 最初から1匹も見当たらないです
   n ∧_∧ n
  + (ヨ(*´∀`)E)
   Y   Y  *
by飯島




どう考えても、おかしい。
少なくとも1匹以上のイナゴを捕まえたのでなければ、そもそも収容されてないはずである。



実は、上述の内容は間違ってはいない。

このイナゴの能力は自分たちに何らかの被害があり総数が減った場合、その事実を&bold(){&big(){総数が最初からその数だったと現実改変することで}}なかったことにするのだ。(補遺では『「死んだ」事実を消去するために「生まれた」事実ごと消去する』と推測されている)

例えば元々は10匹いたとしよう。
実験によって2匹減少し、総数が8匹になると、最初から8匹しかいなかったという風に記憶・記録が改竄される。
さらなる実験でまた2匹死亡すると、また改竄されて最初から6匹だけということになる。

#openclose(show=つまり){-ただのイナゴ
10匹いました→2匹死にました→8匹になりました
日生研スタッフ「殺したら数が減った、失敗だ!」

-日本生類創研が作りたかったイナゴ(&font(#ff0000){赤字}が改変部分)
10匹いました→&font(#ff0000){0匹}死にました→10匹になりました
日生研スタッフ「殺しても数が変わってない、成功だ!」

-実際に出来たイナゴ=SCP-240-JP(&font(#ff0000){赤字}が改変部分)
&font(#ff0000){8匹}いました→2匹死にました→8匹になりました
日生研スタッフ「殺しても数が変わってない、成功だ!」
}

その事実に気づかずに実験を繰り返した結果0匹、要するにいなくなったのである。
じゃあNeutralizedじゃないかと思うだろう。

だがこのことに気付けるのは第4の壁の向こうにいる我々、または現実改変に耐性のある財団職員だけなのだ。((ちなみに、コメント欄で疑問が出ていたので追記するが、現実改変とは、世界のあり方その物を書き換える能力なので、死の瞬間に発動すれば能力者が死に絶えようが問題なく改変後の状態が続く。 例えるならこの追記を行った編集者を殺してもこの追記が消えないのと同じこと))

仮に耐性のある職員がいたとしてもそのことに気づけるのは本人あるいは耐性のある職員だけなのだ。

そんな理由でこのSCPは今の0匹の状態で収容され続け、0匹収容違反し、0匹捕まえては収容しているのだ。

*関連オブジェクト
-SCP-240-JP-J - 0本の頭髪
日本生類創研の実験施設くさい建物(根拠なし)で発見された人型オブジェクト。
この人は普段は普通の人だが、現実改変能力を持っていて&bold(){&big(){頭髪に何らかの被害があり総数が減った場合、その事実をなかったことにする}}。
脱毛した場合その事実を消し去る、すなわち不滅の毛髪を作ろうとしていたようだ。
そちらの実験記録によると、特性を備えた毛髪が最初に&bold(){0本}生え、2本を工具で脱毛しても数は変わらず &bold(){0本}。
また2本を[検閲済み]のエサにしてもやっぱり残った毛髪は&bold(){0本} 。その後も様々な脱毛実験を行ったが、頭部の毛髪は&bold(){0本}をキープし続けた。
実験は成功したのである。
財団に収容後も事故や実験等で4本から[データ破損]本も脱落しているにもかかわらず、現在の本数は収容当初から変わることなく&bold(){0本}のままである。 
……という、SCP-240-JPをパロったハゲネタオブジェクト。
なお、財団の研究員の一人がこのオブジェクトに変化したという報告があったが、心神喪失状態で無毛となった頭部にブラッシングしている以外の異常性は認められなかった。

追記修正は残り0匹のイナゴを捕まえてからお願いします。

----
#right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-240-JP - 0匹のイナゴ
by dr_toraya
http://ja.scp-wiki.net/scp-240-jp

収容違反記録 事案240-0 案件番号: ████
by k_u_m_a
http://ja.scp-wiki.net/k-u-m-a-001

SCP-240-JP-J - 0本の頭髪
by blackey
http://ja.scp-wiki.net/scp-240-jp-j

この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。
}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,31)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}

復元してよろしいですか?