SCP-2718

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SCP-2718」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/07 Wed 12:41:12
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){&bold(){&sizex(7){&color(red){+DAMMERUNG EYES ONLY}}}}

#center(){&font(i,red){全職員は、クリアランスに関係なく、いかなる状況においても、当記事の「説明」セクションに接触することは禁止されている。}}
#center(){&font(i,red){もし現時点より先に進むならば、Trinititeクラスミームによる略式終了処理を免れることはできない。}}

#center(){&font(b){余計な事に首を突っ込むべきではないし、突っ込んだ首の行く末を知るべきでもなかった。}}

SCP-2718は、シェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]] (SCiP) のひとつである。
[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はある理由から存在しない。
項目名は「What Happens After (その後に起こるのは)」。

SCPオブジェクトは一部例外を除いては基本的に恐ろしい・怖い・とんでもねー何かばかりだが、このオブジェクトは違う。
違うと言っても怖くないとかそういうことではない。Keterクラスのように収容が出来ないとかいうレベルでもない。



&bold(){何もできないのだ。}



このオブジェクト&bold(){とされるもの}に対して、財団はおろか全ての存在が、何も出来ない。収容することも破壊することも無力化することも排斥することも封鎖することも、何も出来ない。
何一つ、これっぽっちも、打てる手などありはしない。あるとすればただ一つ、このオブジェクト(?)の情報への接触を制限することだけである。

一体このオブジェクトは何なのか? 
財団の職員はそれを誰も知らない。知ることを許されない。知ろうとすれば殺される。そういうオブジェクトである。

ただ、項目名を見た時点で勘付いた諸兄もいるかと思うが、SCP-2718は「ある事象」と、そのあとに起きる「こと」を包括した現象である。

このオブジェクトについては特別収容プロトコルが異様なほど厳重に設けられているが、要約すると「&bold(){これはDAMMERUNGクラスの認識災害だ! この記事の概要見るな! つーか見ようとするな! 見たいと思うな! 見に来るな! たまたまこれ見てるなら今すぐブラウザ閉じて履歴消せ! そんで記憶処理受けに行け!}」というものである。

じゃあなんで報告書自体を消さないんだ、と思うかもしれないが、実はこの報告書を最初に作成したのは、なんとO5の一人である。件の人物は既に故人であるのと、そのクリアランスにより、概要部分の編集が出来ず、特別収容プロトコル部分のみ編集が可能となっている。
そしてそれも、DAMMERUNGクリアランスを持った職員でなければ絶対に許されない。


ところで、本家記事ではこのオブジェクトの番号を示す部分がランダムに切り替わり続けている。
これは、この報告書に関する任務を特別に与えられたエージェントのための指令書に記されている。
かなりややこしいが、要約すると「SCP-2718のエントリは秘匿されており、偶然にアクセスされる可能性を削減するため、別のSCPナンバーとランダムに切り替える」というものである。

そしてこのオブジェクトの収容違反とはずばり、「誰かが偶然この報告書を見てしまった」という事故である。
エージェントは収容違反の発生に伴い、この特別収容プロトコルを与えられた時間の中で可能な限り改善し、書き換える任務を与えられる。

色々と複雑な手順が踏まれているが、とにかく財団がありとあらゆる方法でこのとあるO5の遺産への接触を防いでいることを覚えてもらえればよい。




財団がそこまでして秘匿を試みるSCP-2718とは何なのか? 
幸いにも第四の壁の向こうの我々にはあらゆるセキュリティが意味をなさない。
その概要について述べることにする。




*概要
この報告書の概要は文章ではなく、レベル3の職員に向けた音声記録となっている。
この記録を遺したのはO5-7、本名ミリアム・ブレイザーである。
内容からして、どうやら彼女は命の終わりを前にしてこの記録を遺したらしい。
彼女は何を伝えたかったのか?

それには、彼女らO5が手に入れてしまった禁忌の技術が関わっている。
死者蘇生。
それがO5の犯した禁忌である。
SCPオブジェクトの中にはそういった特性を持つものも珍しくはない。だが、実際に使ってみようと思い、実行するヤツはまずいないし、いたとしても終了されるのがオチである([[ブライト博士>ブライト博士(SCP Foundation)]]なんて例外もあるが、あの人のは事故である)。
蘇生の方法はいろいろあるが、共通しているのは死んでいた時の記憶がないこと。つまり、財団世界でも人が死んだあとにどうなるかはわかっていなかった。




わかって&bold(){いなかった}のだ。



録音の6か月ほど前、O5はO5-11であったロジャー・シェルドンを蘇生させた。コストはバカにならなかったのが、そうしなければならない理由があった。
後任を任命するためのキーコードが、ロジャーの記憶の中にしか存在しなかったからだ。

ロジャーは生前、身体強化による命の延長を拒み、また一人で出かけることを好んでいた。
が、18年前に彼は脳卒中で死亡した。ある島の岬の岩場の上で、その体は朽ちていたのだ。

ロジャーの記憶するキーコードがなくてはO5-11の後任が決められない。このままではO5評議会の運営にも差し障る。文字通り必要に駆られたO5は、4年の時間をかけてロジャーの遺体を見つけ出し、朽ちて散じていたそれをかき集めて帰還した。
が、ここで問題が発生した。既存の蘇生方法ではキーコードを聞き出すだけの記憶と知性の復元が出来なかったのだ。

そこでO5は、別の方法を使った。記録されれば削除を免れない方法で、量子的な近似物を再構築する計画を立てた。物理的にも、化学的にも、電気的にも彼に近似したものを。たとえ少しの間しかもたなくても、彼の心臓が再び鼓動を始めるほど、彼のシナプスが発火するほど、そして、彼の口が動くほど、十分に正確なものを作ることにしたのである。

O5はただ、ほんの少しだけの情報を求めていた。
彼らがロジャーに望んだのはせいぜい、彼がその情報をくれるくらいまで生き延びて、その後はただ再び死を遂げるということ。それだけだった。
だが、結果はそうはならなかった。ロジャーは完全に蘇った。王様の馬と王様の家来を全部集めたら、ハンプティを元に戻せたのだ。


蘇生したロジャーは自身が生きていることを全力で喜び、そして財団に協力した。その姿勢を買ったO5は、満場一致でロジャーを職務に復帰させた。
そしてロジャーは、以前よりも賢明に、かつ洞察力を強く発揮して働いた。
変わったことと言えば、身体強化を積極的に行うようになったこと、そして収容プロトコルの安全性や財団が雇っている者たちの医療援助に強い興味を示し始めたこと。そして、Dクラス職員の犠牲を払うことを極端に嫌い出したことだった。

O5は特に警戒しなかった。だが、そうしなければならなかったと後に気付くことになった。


録音の2か月前、ロジャーはミリアムに接触し、財団は自分が死んでいる間に、不老不死を発見したのではないか、と尋ねた。無論そんなものは収容されていない。
それを告げると、ロジャーは明らかに落胆した。

そしてそれから1週間後、ロジャーは収容下にあるAPE(最上級多能性実体、悪魔みたいな存在らしい)との接触を試みた。
それは些細なミスからミリアムの知るところになった。
ミリアムに問い詰められたロジャーは、彼を駆り立てた動機について語った。そしてそれは、決して知りたくなかった、しかしいずれは必ず知ることになる最悪の、そして厳然たる「事実」であった。



それについて、彼の発言を引用すれば非常に長くなる。
だから、ロジャーの体験と、それが示す事実を簡潔にまとめよう。
つまり、





#center(){&font(#ff0000){&bold(){ヒトは死んでも、その遺体に感覚と自我と精神をはっきりと残存させる}}}




という事実である。
ロジャーの言によれば、彼は自らの遺体が風化し、朽ち果て、散らばっていくのを、まるで生きている人間がそのようにされているかのような痛みと苦しみと共に、発狂すら許されず知覚していたという。
それだけではなく、細胞がひび割れる感覚、体液が腐り果てる感覚……さらには、海に散らばった髪の毛や体組織の一部、鳥や獣に食われた一部。それらにすら、ロジャーの感覚は繋がっていた。

死したことで感覚の制限はなくなったが、それが感じ取るのは己が朽ち果てていく無限の苦痛のみ。しかもそれは、分解され、消化されたとしても消えることはない。

&bold(){人の魂は、永遠に己の肉体に縛られる。}
&bold(){そしてそれは、何らかの代償でも罰則でもなく、単なる自然な現象の一つに過ぎない。}

そんな事実を、ロジャーは語ったのだ。
それから逃れようとして、ロジャーはAPEに接触したが、彼の支払える代価ではそれは叶えられないものだったらしい。

ミリアムは戦慄したが、O5の職務上知ってしまった事実をつまびらかにせねばならない。ロジャーが意図的に収容違反を起こそうとしたのは確かなのだ。

招集された評議会において、ロジャーは自らの「死」を語った。その先に待っている無限の苦痛を。
ロジャーはO5の必要性によって蘇生されたが、他はそうではない。今もなお、無限の苦しみを味わっているのだろう。
このことを聞かされたO5評議会は半分パニックに陥ったが、突然O5-8がこう宣言したのだ。

つまり、ヒトの死をKeterクラスのSCPオブジェクトとして認定し、いかなる方法を以ても収容せねばならない、と。

当然だがそんなことは不可能である。しかし、ロジャーという証人がいた。彼はさらに、自らの味わった地獄を事細かに、詳細に語って見せた。

O5-2は一旦休会して落ち着くよう提言した。
O5-3は危険なスキップを一貫して終了させるべきだと告げた。
O5-6は賛成した。
O5-13はパニックに陥った。
O5-10は全人類を強化せねばならないと叫んだ。
O5-1は言った。

ロジャー以外の全てのO5にAクラスの記憶処理を施し、全てを忘れ去ると。これで誤りは正されると。
ロジャーとミリアムとO5-2は逃げたが、O5-2は程なく終了された。

ミリアムは自室に戻り、この音声記録を遺した後に機動部隊に射殺されたが、記録された音声は報告書として残され、ミリアムの権限により現在も編集・削除は不可能となっている。





確かに、これはSCPオブジェクトだ。シェアード・ワールドで創作された、一人の人間の頭の中で考えられたホラーテイストの記事だ。

しかし、冷静になっていただきたい。死んだあとでどうなるのか、誰にもまだわかっていないのだ。
それはつまり、人が死を迎えたのちにどうなっても不思議ではない、ということだ。
であれば、



#center(){&font(#ff0000){&bold(){ロジャーの体験が現実とは無関係だと、誰が断言できるのだろうか?}}}
















そしてこの記事には、最後にギリシャ語のメッセージが隠されている。
曰く、



#center(){&bold(){ロジャー、お前の代価は支払われている。お前を天国に送ろう。}}






どうやら、終了されたO5-2の命を代価に、ロジャーの願いは叶えられたらしい。
良かったのか、悪かったのか。





















>どうやらどっちにしても俺の頭はどうかしてしまったように思うことになっていたようだなんてこったどうして俺は先に進んでしまったんだろうどうしてこんなことをしてしまったんだろう………自分を抑えられなかったんだ………&bold(){衝動に抗え………}これは明らかにFridgeクラス認識災害だ既に俺の頭に染み入り始めているからこのでかい丸薬はすぐに速く効いている

>それでも、私たち3人が会議室アルファへ急いでいたとき、ふと自分が何か考えを抱いていることに気がつきました。名状しがたい何かを……

>ああ! 信じることがカギだというの? こ……これは……な…………何でもありません。



このオブジェクトの正体は「ロジャーの体験した死後の苦痛に対する情報」そのものである。
この情報の真偽は、はっきり言うと定かではない。それこそ、ロジャー・シェルドンその人にだってわかっちゃいないのだ。

だが、財団にとって問題なのはそこではない。
この情報、実は&bold(){拡散型の情報災害なのである。}
一般的な情報災害はそれ自体に異常性が含まれているが、コイツの場合それに加えてミーム感染に近い自己拡散能力があり、財団がオブジェクトクラスまで含めて徹底的に情報を封じ込めようとしているにもかかわらず、それを突破してどんどん広がろうとしているのだ。


O5評議会で起きた大混乱の原因がまさにコレで、彼らは単に苦痛を恐れたのではない。
ミリアムの独白から引用すると、それをうかがわせる部分が散見される。


>彼は召集した議会で自分が嘘をついたことを認めるのを嫌がりました。しかし、彼も明らかに行動を起こしたくてたまらなくなっていたのです。

>最初はほぼ懐疑的な声が上がっていました。皆、穏やかな、気遣っているような、思いやりのある態度で接していました。しかし、O5-8は……彼女は彼の話を聞くにつれ、顔が徐々に青ざめていき、急に行動を起こすことを支持するようになったのです。

この、ミリアムの独白をもう一度最初から読んでみよう。
恐るべきこの情報災害を音声記録として残すための手配をしたのは、彼女自身である。


最後に、もう一度このSCPオブジェクトの名を引用する。





#center(){&bold(){&sizex(7){SCP-2718}}}

#center(){&bold(){&sizex(7){&ruby(その後に起こるのは){What Happens After}}}}









&bold(){……それは多分、誰も知らない。}







・余談
ロジャーは恐るべき死後の現象について語ったが、それを言ってしまえば[[死者の精神で構成された機動部隊>SCP-2111]]とか、[[幽霊のSCiPを殺すために亡霊と化したエージェント>SCP-276-JP]]とか、[[真っ二つに分離した一人の人間>SCP-1319]]とか、[[記憶と自我を共有する5人の人間>SCP-1454]]とか、[[未来の死体が埋まっている墓場>SCP-2072]]とか、[[気化して世界中を巡回しているD-27>SCP-248-JP]]とか、説明のつかないものが財団世界にはたくさんあるので、あくまで[[ヘッドカノン>ヘッドカノン(SCP Foundation)]]の一つ、或いは聞くと正気を失うロジャーの話として受け取るのが利口だろう。

SCP-3440「不思議な恐怖の機械仕掛けマリオネット・マチネー」(Euclid)において、オブジェクトの主体である劇場の最前列に、何らかの加工を施されてロジャーと同様の状態になった死体が多数並べられている。
財団はどうやら、ロジャーの身に起きた現象の解明に成功したらしく、これを「&bold(){シェルドン級霊魂縛鎖}」と名付け、定義しているらしい。


追記・修正をお願いします。

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#right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-2718 - What Happens After
by Michael Atreus
http://www.scp-wiki.net/scp-2718
http://ja.scp-wiki.net/scp-2718(翻訳)

この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。
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- 恐ろしいな……  -- 名無しさん  (2016-12-07 15:02:49)
- こえぇよ。現代の地獄絵図だね、これ。  -- 名無しさん  (2016-12-07 15:43:23)
- 認識災害ではない、異常存在ですらない、当たり前の現象の裏の真実がもたらす絶望がこのSCPなのか  -- 名無しさん  (2016-12-07 16:52:48)
- SCP-2935にぶち込めば本当の意味で殺せる気がしないでもない  -- 名無しさん  (2016-12-07 17:15:58)
- 人間が本能的に恐れる根源そのものか  -- 名無しさん  (2016-12-07 17:23:30)
- もしSCP-2935と同時に収容違反した暁には…  -- 名無しさん  (2016-12-07 19:58:36)
- そもそもこのオブジェクトって死んだ瞬間に容赦なく襲いかかるんだから2935収容違反時には全世界の生物がこうなるべさ ってか俺達は死体を食って生きてるわけだし俺達の体にも様々な意識が宿ってるのかなあ  -- 名無しさん  (2016-12-07 20:02:25)
- SCP-587-JPよりはまあ。某アニメで記憶記録の磁気と電気保護が魂って定義づけていたが、それなら朽ち腐敗する肉体からのフィードバックはありうるかな?あの作品じゃとうに死体から魂が離脱してたけど。  -- 名無しさん  (2016-12-07 20:03:18)
- ということは…合理的な埋葬と思われていた火葬は…ああ…  -- 名無しさん  (2016-12-07 23:28:39)
- 発想がすげえわ…書いた人  -- 名無しさん  (2016-12-08 01:58:15)
- 怖すぎる ただただ恐怖 それだけに覆われる  -- 名無しさん  (2016-12-08 07:11:28)
- ブライト博士の願望の理由もわかろうもんよ  -- 名無しさん  (2016-12-08 10:00:42)
- 常時325-JPみたいな感じなんだろうか あれも相当エグいけど  -- 名無しさん  (2016-12-08 11:24:53)
- 一応完全な蘇生を果たした(証言できる)のがロジャーだけなんだから、ロジャーだけに発生した現象だったのかもしれない。もしかしたら蘇生時のバグで混入した虚構の記憶かも。完全な死者蘇生に対するペナルティとか。……そうでも考えないと怖過ぎる  -- 名無しさん  (2016-12-08 14:06:20)
- それまで割と死にビビってない男が蘇生した瞬間財団に感謝したり延命図りだした時点で気にしなきゃいけなかったんだな…でもそれで気付けという方がハードではある  -- 名無しさん  (2016-12-08 14:47:37)
- ブライト博士等の例を考えると「最期に意識を宿していた物体」にリンクしているとすれば死ぬ寸前に安定した物体に意識を移せば回避できないものか  -- 名無しさん  (2016-12-09 01:56:10)
- 単に死を異常に恐れるようになるものミーム汚染でしかないという身もふたもない(しかしずっとましな)解釈もあったりする  -- 名無しさん  (2016-12-09 03:39:23)
- 天国と地獄の在り方というものが明示されたらどうなるの?という世界を描いた小説を思い出した(「地獄とは神の不在なり」だったか)  -- 名無しさん  (2016-12-13 12:45:46)
- 余談の¥で言及されているオブジェクトのナンバーが知りたい  -- 名無しさん  (2016-12-23 21:28:15)
- ↑順番にSCP-2111(RED TALISMAN~READ THIS)、SCP-276-JP(ゆるさない)、わからない、SCP-1454(仲悪し兄弟)、SCP-2072(首相お気に入りの墓場)かな  -- 名無しさん  (2016-12-23 22:03:06)
- これの怖い所ってのは他はどんなに怖くてもフィクションが原因だから一歩離れれば怖くなくなるのに対して、これは死って現実に存在するものが恐怖や苦痛に繋がってるって思わせてる所だよね  -- 名無しさん  (2016-12-24 01:00:24)
- 体真っ二つはSCP-1319(けんかわかれ)かな  -- 名無しさん  (2016-12-24 09:08:47)
- ロジャーの言ってることと自分が考えてた死語の世界が一致しててワロえない  -- 名無しさん  (2016-12-25 20:09:31)
- 確か、死後の世界は素晴らしい場所だと言ってた女性が、死ぬ間際にこの事を恐れだしたんだっけ 最後の最期で救えない話だ  -- 名無しさん  (2017-01-25 20:29:04)
- これって極端言ってしまえばロジャー氏のワガママじゃない?唯の自然現象で異常性はないんだし、怖いけど。  -- 名無しさん  (2017-01-26 23:25:46)
- 「SCP-2195のエントリは秘匿されており、偶然にアクセスされる可能性を削減するため、別のSCPナンバーとランダムに切り替える」ってあるけどこのナンバーは誤字なのか「ナンバーがランダムに切り替わってる」設定からの意図的なものなのか  -- 名無しさん  (2017-01-30 19:52:02)
- あくまでフィクションとして楽しんでたscpで、ここまでゾッとしたのは初めてだ  -- 名無しさん  (2017-01-31 00:24:28)
- 蘇生の過程が隠匿されてるから、体を集めてから「ロジャー氏は死んでいない」って現実改変を行ったら遺体だった過去でも体から魂が離れなかった「ことになった」…とかじゃないだろうか。てかそうであってくれ(その場合ロジャー氏だけが不憫だが)  -- 名無しさん  (2017-02-08 11:47:39)
- 全部読み終わってから改めてタイトル見ると全身の毛が逆立つ… 「 そ の 後 に 起 こ る の は 」  -- 名無しさん  (2017-02-15 03:22:44)
- これ「人は死ぬとロジャーの言ったことみたいになる」ということを信じると発生する認識災害って解釈でおk?  -- 名無しさん  (2017-02-18 10:52:19)
- ↑ならまだいいが・・・死後の世界を体験したことのある人間なんてそう多くないから誰もロジャーの言ったことが出鱈目だなんて言い切れないし・・・  -- 名無しさん  (2017-02-18 18:45:29)
- ↑そんなこと言わないで怖い  -- 名無しさん  (2017-02-23 20:56:30)
- 本家基準でも幽霊が登場するSCPはそれなりにあるし、正直ロジャーそのものが認識災害のベクターになってしまったって方がしっくりはくるな  -- 名無しさん  (2017-02-24 21:55:50)
- この記事の怖い所はロジャーの言った生物が死んだ その後に起こるのは SCPが存在しないこの世界であっても起きる可能性があるってところだと思う  -- 名無しさん  (2017-02-25 02:59:36)
- もしかしたら俺たちが一番惧れているのは「恐怖」でも「絶望」でも無くただ単純な「痛み」なのかもな...  -- 名無しさん  (2017-03-15 22:14:25)
- 「王様の馬と王様の家来を全部集めたら、ハンプティを元に戻せたのだ」この表現狂おしいほど好き  -- 名無しさん  (2017-03-30 21:49:23)
- 取り合えず死ぬことによってなにが起こるかわからんが、蘇るとそういった死という夢に近いなにかの記憶と死に対する認識災害を付与されるのは確かなんだな、生き返りたいような死んだままのがいいような...、今生きてる俺らじゃ答えは出せんな  -- 名無しさん  (2017-08-06 05:13:31)
- 『天国』があるっぽい話だから多分、ロジャーの味わった体験そのものが所謂『地獄』なんじゃないかな?仏教の無間地獄とかいかにもそれっぽいし。つまり生前のロジャーは悪人でただ単に地獄に落とされていたって解釈もできる・・・かな?  -- 名無しさん  (2017-08-06 08:45:27)
- 3000コンテストに出品されてたらすごい得票数叩き出してそう  -- 名無しさん  (2017-08-16 21:21:24)
- だけど、そんな記憶があるってことは、ロジャーにそのようなことがあった可能性が高いってことなんじゃないかな? 悪意のあるナニモノかに、偽りの記憶に刻み込まれたのでなければ。  -- 名無しさん  (2017-08-17 07:34:14)
- 人には生き方とか様々な理由で死後魂がどうなるか決まって(幽霊になったり天国や地獄に行ったり)たまたまロジャーの死に方が死体にとり憑いて離れられなかったという運が悪かっただけだと信じたい・・・。(そうだとしても自分自身はそうならないと言い切れないけど)  -- 名無しさん  (2017-08-18 00:40:17)
- クロウリーの短編でこれを題材にした物があったね。魂は死後も肉体から逃れられず永遠の責苦を受ける。それこそが宗教のいう地獄に他ならないという短編が  -- 名無しさん  (2017-08-21 11:57:26)
- 死後、他の生物に食べられることで自我は果てしなく広がっていく…みたいな話を手塚治虫の作品等で見るけど、それを極めて悪く解釈した話ね。ロジャー’は苦痛の未来からは(とりあえずは)逃れたみたいだけれど  -- 名無しさん  (2017-10-14 15:28:53)
- 吉村昭『少女架刑』を思い出した。若くして亡くなった少女の一人称視点での遺体目線の小説、一読をお勧めする  -- 名無しさん  (2017-12-27 21:56:37)
- この記事見つけたときに呼んでたのが寄りにもよって『存在と時間』だったのでmemento mori...  -- 名無しさん  (2018-02-21 14:31:30)
- これ蘇生に問題があったと思い込みたくなるのが余計怖い。ひょっとしたらそうなのかもしれないとは  -- 名無しさん  (2018-02-21 17:54:33)
- ホラーなんだけど(だからこそと言うべきか)、死ぬって凄く怖い事なんだぞっていう当たり前なのについ忘れがちになる事実を思い出せたという意味でもとても良い作品だった  -- 名無しさん  (2018-07-04 11:13:37)
- O5-1はロジャーの話を全く信じてなくて、更にミームの特性に直ぐに気付いてたのか  -- 名無しさん  (2018-07-28 19:35:15)
- jokeじゃないのに現実でも通用するSCP  -- 名無しさん  (2018-09-02 19:59:51)
- SCP3000コンテスト(ホラー)に出したらいいとこまで行ったかもな  -- 名無しさん  (2018-10-11 15:55:27)
- ↑それを言ったら多分、日本でやってた「死のコンテスト」とかで出てたらほぼ優勝間違いなしだったと思うぞ。これ本家ENの記事だけど。  -- 名無しさん  (2018-10-15 16:34:14)
- つまり人類皆マヨネーズってことだな?  -- 名無しさん  (2018-10-15 16:44:28)
- そして死を収容しようとした結果が(おそらく)SCP-3984、ΩK-クラスシナリオ  -- 名無しさん  (2018-11-11 01:04:53)
- ↑2せやな()  -- 名無しさん  (2018-11-21 15:52:27)
- ↑3マヨネーズなら笑って済ませられてしまう不思議 いや、嫌だけれどさ普通に、でもマヨネーズだし…  -- 名無しさん  (2018-12-07 21:07:13)
- 某ゲームの「ゲッテルデメルング」という言葉はこのSCPのデメルングクラス認識災害のおかげで覚えられた  -- 名無しさん  (2019-03-12 23:42:10)
- 4↑ΩKは3448でエージェントがやらかしたのが原因だぞ  -- 名無しさん  (2019-03-12 23:58:28)
- これ結局ロジャーを蘇生させたときにロジャーだけに起こった副産物だよね  -- 名無しさん  (2019-03-13 01:19:13)
- どんな理由があれ、やはり死人を蘇生させるのは禁忌なのだろう…  -- 名無しさん  (2019-03-13 01:20:06)
- 対抗ミームとしてSCP-3519と合わせたらいい感じになるかもしれない()  -- 名無しさん  (2019-04-07 23:10:28)
- 死んだ人間にしか真相が分からないから、結論は生きている人間には出すことが出来ないってのが上手いね  -- 名無しさん  (2019-04-14 05:36:49)
- 結局真相はわからない感じか。こんなことが起きると思い込むだけで実際には起こらないとかだといいが…  -- 名無しさん  (2020-03-25 11:22:14)
- 生きている間に手足を失ってもその部位が失われていく記憶はない。死んだら急に体が失われる感覚が出てくるってのはなあ。俺には聞いた人をビビらせるミームとしか思えない  -- 名無しさん  (2020-03-29 00:23:23)
- 身も蓋もないことを言えばscp世界には幽霊とかあの世に関するオブジェクトが大量にあるからロジャーの身に起こったことは蘇生の副作用としか考えられないんだよな。ただ、このオブジェクトの恐ろしいところはこれを見てる自分達もこうなるんじゃないかと不安にさせるところ  -- 名無しさん  (2020-04-16 17:19:02)
- ちょっと必要だったからランダムに切り替わってるナンバー全部書き出したんでついでにここに置いておく。「2018」「1018」「1718」「1712」「1#12」「07!2」「0752」  -- 名無しさん  (2020-09-10 23:27:07)
- どうでもいいけどなんで財団しれっと死者蘇生やってのけてんの?  -- 名無しさん  (2020-09-19 20:49:36)
- それが自然な状態なら  -- 名無しさん  (2020-10-26 19:51:31)
- それが自然な状態なら、遺体が失われてく感覚は「土に還る」とかそんな感じの、他の幽霊が言及するほどのものでもない当たり前の感覚なんじゃない? なまじ死者の記憶持ったまま蘇生したせいで、生存本能によって「苦痛」「恐怖」とミーム汚染されただけで。  -- 名無しさん  (2020-10-26 19:54:30)
- 特別収容プロトコルにミームエージェント埋め込めんかな?  -- 名無しさん  (2021-01-24 11:48:46)
- 「O5-3は危険なスキップを一貫して終了させるべきだと告げた。」のスキップってSCiPよな?  -- 名無しさん  (2021-05-23 12:25:46)
- 原文側の誤記と思われる  -- 名無しさん  (2021-06-14 17:43:55)
- なんというか、頭悪い設定だよな……。手をぶった切った後、その手を切っても焼いても痛みは感じないだろ。なんで死んだ時だけ知覚し続けられると思ったんだ? SCPではこういう無粋なマジレスも実験結果なり考察なりで防ぐもんだが、それすら無い。O5すらこんな簡単な反例を探そうともしていないってことは、やっぱりそういうミームなのかね  -- 名無しさん  (2021-07-25 15:17:14)
- 認知症とか、記憶を薄れさせたり感覚を鈍らせたりする病気もあるしね。死に至って脳みそが腐敗を始めたら、もう意識は残らないはずさ。天国の話といい、一神教的な感性のSPCだと思う。まあ  -- 名無しさん  (2021-07-27 04:29:24)
- 途中送信してしまった……。まあミームの方が夢がある。というか、SPCにガチの宗教色出てこられたら萎えるしな。むしろカインとアベルみたいに宗教を茶化す方が面白いし。  -- 名無しさん  (2021-07-27 04:31:25)
- と言うかそもそもとして、ロジャーは正確には「量子力学的に再現された複製体」。最悪の場合でも「死体を一度科学的に分解し、再構築したモノ」。要するに「ロジャーを蘇らせた」んじゃなくて「ロジャーの記憶と人格を持った人間を作った」って言う方が正しくね?  -- 名無しさん  (2021-08-25 19:52:07)
- 初めて読んだときは特に疑問に思わなかったけど改めて読むと、もう数人蘇生させて検証しないの?とか気になる部分があるな。独創的アイディアかつ細部まで違和感なく練られているSCP作品の貴重さよ。  -- 名無しさん  (2021-08-27 05:20:54)
- ↑5 一応幻肢痛とかもあるからその類と考えれば或は?  -- 名無しさん  (2021-08-30 23:56:10)
- ↑幻肢は本来あるものが無いことへの脳内神経内の誤作動らへんが原因であって、無くなったものがどうなろうと関係ないからな。やっぱりロジャーを蘇生?させた方法に問題があったぽいな  -- 名無しさん  (2021-09-23 23:19:35)
- ↑それは理解してるが、そこら辺は想像力を働かせてくれ。元記事でも「 I seemed to reconnect to every nerve, and became aware of every sensation - moreso than I ever was in life」とあるし生前の感覚で語ること自体が間違いではあるが  -- 名無しさん  (2021-09-23 23:48:23)
- 生前は脳や体(生きている・繋がっている部分)と言う限られた器に囚われているからその範囲でしか知覚できないが、死後はそれらの器から解放され、結果的により広く、深く知覚する事になってしまう、と言うのが正解だと思ってる。実際そう言う事書いてあるし  -- 名無しさん  (2021-09-23 23:54:46)
- 完全な蘇生をし過ぎてしまった事により本来感じられないはずの死後から復活の間までを全て捉えてしまったっぽく見える  -- 名無しさん  (2021-10-01 13:51:41)
- ↑多分それだよなぁ 蘇生するっていう未来が確定してるからそこまでの記憶が続いてしまってるというか  -- 名無しさん  (2021-10-08 10:29:01)
- >> なんというか、頭悪い設定だよな……。    ←自分の常識でしか物事を考えられず、考察のこの字も知らない人間です、ご覧ください  -- 名無しさん  (2021-11-12 23:54:34)
- ↑2 それはそれで運命の奴隷的な感じで厳しい現実だなぁって思った  -- 名無しさん  (2022-02-08 07:55:16)
- これ良く考えたらシュレディンガーの猫じゃないか?この事実を知らなければもしかしたらなかったのかもしれないし、知ってしまったからこそあるとなってしまったんじゃないか...それに、これはただの作り話だと本当に否定できる人はいるのだろうか?死後の世界は私たちが知ることができないからこそ恐ろしい場ということがよくわかるSCPだ...  -- 名無しさん  (2022-06-16 20:21:43)
- 「物理的にも、化学的にも、電気的にも彼に近似したものを。たとえ少しの間しかもたなくても、彼の心臓が再び鼓動を始めるほど、彼のシナプスが発火するほど、そして、彼の口が動くほど、十分に正確なものを作ることにしたのである。」 いやどんだけ近いものでも結局別物でしょ?なんか判定ガバってない?てか少しガバってんならなら細胞を一つでも手に入れた時点でクローン作った方が楽じゃね?これならアンダーテール(リンク貼っとくねhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/Undertale)の考察の方がずっとむずいわ。あ、この時点でなんとなくわかってる人もいるかもだけどundertale Japan wikiのB•Kです。  -- B•K  (2022-06-30 06:45:04)
- つか「これはDAMMERUNGクラスの認識災害だ! この記事の概要見るな! つーか見ようとするな! 見たいと思うな! 見に来るな! たまたまこれ見てるなら今すぐブラウザ閉じて履歴消せ! そんで記憶処理受けに行け!」とか書かれてんのになんでアニヲタの書いたこの記事がSCP財団に削除されてねーんだ。  -- B•K  (2022-07-01 05:04:12)
- 何とはいわんがスルーでよろしく  -- 名無しさん  (2022-07-18 14:01:22)
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