WDC(遊戯王ZEXAL)

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&font(#6495ED){登録日}:2018/12/29(土) 14:21:07
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WDCとは、アニメ[[遊戯王ZEXAL]]の第一期で開催されたイベントである。
正式には「ワールド・デュエル・カーニバル」と言い、基本的には頭文字をとった略称で認識される。

**概要
ハートランドシティに世界中からデュエリスト達が集められ、チャンピオンを目指して競い合う、というもの。
街ひとつが丸ごと大会の舞台、という点は初代のバトル・シティを思わせるが、ハートランドシティ自体が巨大で広大なこと、参加者が全国から集められたことから、規模はあちらを遥かに上回る。

優勝者には、シティにある遊園地「ハートランド」の生涯無料パスポートに加え、[[Mr.ハートランド]]からどんな願いでも一つだけ叶えてもらえる権利が与えられる。

だがそれは表向きの目的であり、実際には真の主催者である[[Dr.フェイカー]]によるナンバーズの大規模奪取が目的である。
アストラル世界を破壊するためナンバーズを狩り集めていたフェイカーが、世界中からデュエリストを集めることで、「倒したものの手に渡る」性質を持つナンバーズを一気に集めるために開催したもの。
なお、開催そのものはハートランドが提言したもの。

ハートランドシティの行政に参加を申請すると、参加者の証として「ハートピース」がもらえる。
なお、我らが主人公[[九十九遊馬]]は大会の開催自体を知らず、申請期限が切れてから慌てたものの、ハートランドにより参加が許可された。

また、ハートランドシティにとっては町興しの一つでもあり、開催中は人口が5割増しになったとか。

**内容
・予選大会
参加者が非常に多いため、まずは篩い分けのためのハートピース争奪戦が行われる。
スターチップを奪い合った決闘者の王国編を思わせるルールだが、クセ者なのがハートピースの性質。参加者それぞれに渡されるハートピースは5分割されたうちの一つ(はめ込み用のフレームは全員が共通)なのだが、&bold(){分割のやり方がそれぞれ違う。}
つまり、ハート型として完成する組み合わせは1つのハートピースにつき1種類しかない。
そのため、デュエルに勝ってハートピースを手に入れてもはめ込むことが出来ない、という事態は多々発生する。

この予選は町全体を舞台として3日間行われ、参加者はデュエルを挑まれたら必ず受けなければならない。
ハートピースを失ったら当然脱落であるため、最初の一戦でまず半数が確実に脱落する。

ちなみに「カーニバル」の名前の通り祭りとしての側面もあるため、運営委員のゴーシュ&ドロワの許可が取れれば特別ルールやハンデマッチも可能。

・決勝大会・パークセクション
ハートピースの争奪戦が終わったら、決勝進出者には前夜祭の招待状が送られる。
なお、劇中確認できる限りでは23人が進出している。半端な数だが、これはIIIが昏睡状態に陥ったのが原因。

ハートランド遊園地での本選の開会式ののちに決勝戦が開始され、まずはジェットコースターを使用したスーパー変則マッチが行われる。
ハートピースがコースターのイグニッションキーとなっており、23両・23レーンのコースターに選手が一人ずつ乗り、ゴールを目指す。完走すれば次に進出となる。

ここでの対戦はルールがかなり曖昧だが、次作[[遊戯王ARC-V]]の乱入ルールがわかるのなら多少はわかりやすい。
確認できる限りではこんな感じ。

+走行しているレーンは可能なら乗換可能
+同一レーン上の選手とデュエルで対戦する
+ライフポイントは引き継ぐタイプのサバイバル方式
+バトル中でもレーンを切り替えて逃げることができる
+乱入は可能。なお、ドローは特定のポイントでのみ行える
+モンスターの召喚などは任意のタイミングで可能。事前に召喚して襲いかかることや、モンスターを割り込ませることも可能
+選手同士での協力も可能。この場合、仲間のモンスターをエクシーズ素材などに使用可能

と、通常のデュエルからは乖離した独自のルールとなっている。これを利用し、攻撃力の高い相手から一旦逃げる、レーンチェンジを妨害して逃がさない、などの戦術もできる。
また、レーンのあちこちには伏せカードがセットされており、上を通るとその効果を受ける。ライフを回復するカードなら回復できるし、バーン効果のカードならダメージを受ける。
遊馬はこの伏せカードの引きが異様に悪く、ゴーシュとの対戦に入った時点で100まで減っていた。

ちなみにここで使われたコースターは遊園地で使用されているものの改造型らしく、二人分のスペースがある。
このため、遊馬のコースターのみ成り行きで小鳥が同乗していた。

・決勝大会・アンダーグラウンドセクション
パークセクションを生き抜くと、コースターに乗ったまま地下へ進み、勝ち抜いた8人による一騎打ちとなる(ライフポイントはコースターから引き継ぐ)。
それぞれ「火山」「スペース」「ジャングル」「キャニオン」の四つに分かれており、対応するフィールド魔法が最初から発動した状態で対戦が開始される。
なお、発動されているフィールド魔法はカード効果で無効にできるため、張り替えも一応できると思われる。

ここでの対戦は4組あったのだが、ハートランドとトロンの思惑により、何とまともに中継されたのが遊馬VSゴーシュの一戦のみ。よくこれで暴動起きなかったな。

ちなみに、それぞれのフィールドで発動されていたフィールド魔法はこちら。

・火山:《マグマ・オーシャン》
>フィールド魔法
>①:フィールド上に水属性モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動する。そのモンスターを破壊する。
シャークさんvsIV戦。IVが水属性メタとしてこのフィールドに凌牙を誘い込んだ。
なお、破壊効果の発動時にはプロミネンス・ドラゴンがマグマの中から現れる。が、想定済みだったシャークさんはフィールド魔法を無効にする《プレート・サルベージ》、水属性モンスターに効果破壊耐性を与える《逆境適応》で対処した。

・スペース:《コズミック・フロンティア》
>フィールド魔法
>①:X召喚に成功した時に発動する。そのプレイヤーは自分のデッキから1枚ドローする。
カイトvsV戦。シンプルながらに強力な効果だが、お互い1回ずつしか適用しなかった。
ちなみにOCGだった場合、一番活用できるのは間違いなく【希望皇ホープ】であろう。

・ジャングル:《ジャングル・フィールド》
>フィールド魔法
>①:自分のターンに通常召喚・反転召喚・特殊召喚を行わなかったプレイヤーは、ターン終了時に1000ダメージを受ける。
トロンvsドロワ戦。ドロワはこのデメリットと自身の戦術のライフコストを勘案し、コースターセクションでライフを8000まで増加させていた。

・キャニオン:《デンジャラスキャニオン》
>フィールド魔法
>①:モンスターを攻撃表示で召喚・特殊召喚した、または攻撃宣言を行う度に、そのプレイヤーは200ダメージを受ける。
遊馬vsゴーシュ戦。直前にトラップに引っかかり続け、ライフが100になっていた遊馬へのメタとしてハートランドが急遽切り替えたものらしい。なので、途中で本来のものと思しきフィールドに切り替わった。

・《夕日の決闘場》
>フィールド魔法
>①:お互いに、バトルフェイズ開始時に発動する。自分のモンスターが2体以上存在する場合、1体のみになるように破壊する。
>②:お互いにこのカードがフィールドに存在する限り、直接攻撃できない。
>③:モンスターが戦闘で破壊された時、そのコントローラーは300ダメージを受ける。
キャニオンフィールドで本来発動されていたと思しきカード。


・準決勝
アンダーグラウンドセクションの勝者4名をランダムに振り分けて行うトーナメント。
ハートランド中央の「デュエル・タワー」で行われる。

ここは特別なルールのない普通のデュエルで、組み合わせは遊馬vs凌牙、カイトvsトロン。
が、そこは超展開に定評のある遊戯王、簡単に終わるわけもなし。

一戦目は激しい攻防の末凌牙が自滅、二戦目はトロンによる決着後のオーバーキルがかまされるなど尋常には終わらなかった。
おまけに凌牙は病院送り、カイトも昏倒、ともはや実戦の様相を呈していた。


・決勝
遊馬vsトロン。フィールド魔法《スフィア・フィールド》の内部で行われた。効果は以下。
>①:お互いのプレイヤーは、EXデッキから「No.」Xモンスター1体をランダムに選択し、召喚条件を無視してX召喚扱いとして特殊召喚できる。
>この方法で特殊召喚する場合、手札の同じレベルのモンスター2体をX素材としなければならない。
>この方法で特殊召喚されたモンスターは、エクシーズ素材がなくなった場合に破壊される。 
手札のモンスターは同じレベルでなければならないが、出てくるナンバーズのランクとは関係ないので、レベル4×2からランク5が出てきたりする。
これにより、お互いにナンバーズ総力戦となった。が、トロンの方はカイトから奪ったもののため、ゴールドラットやイルミネーターなど、攻撃に向かないナンバーズばかりであり、結局自前の紋章モンスターで戦った。

このスフィア・フィールドはフェイカーの作品であり、「決勝戦の進出者は必然的にナンバーズを多く持っている」と踏んだ彼により、ナンバーズの力を吸いこんで破壊エネルギーに変換する機能が存在している。

最終的には遊馬の優勝で幕を閉じたが、決着直後にデュエル・タワーが爆発崩壊。
WDCはとんだ幕引きを迎えることになった。

なお、この直後のフェイカーの騒ぎが解決した後、遊馬は優勝者が叶えてもらえる願いとして「天城一家が幸せに暮らすこと」を要求したが、「それでは叶えるまでもない」と周囲から指摘されたため、水入りになっていたカイトとの決着を改めて要求した。

**ベスト4
優勝:九十九遊馬
第2位:トロン
第3位:神代凌牙
第4位:天城カイト


**本Wikiに項目のない参加者たち&使用カード

・国立カケル CV:斎賀みつき
出る番組間違えてません? と言いたくなるサッカー少年。プロサッカー選手の兄が二人いる。
才能を過信してスタンドプレーに走っていたが、遊馬のデュエルカウンセリングで立ち直った。かっとビングは偉大である。

・ファンタジスタ・ディエチ
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク5/地属性/戦士族/攻撃力2600/守備力2500
>レベル5モンスター×3
>このカードが相手モンスターと戦闘を行った場合、
>そのダメージステップ終了時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
>このカードは相手フィールド上の攻撃力が一番高いモンスター1体にもう一度攻撃できる。


・油圧ショーベェ CV:くまいもとこ
重機のスーパーパワーに憧れるチビ少年。体の小ささでバカにされていたらしい。
それゆえに「デカさこそ強さ」的な主張をしていたが、ミニマム・ガッツ+クリボルトのコンボで撃破された。
初登場時には工事現場で落下してきた鉄骨を重機で弾き飛ばしたが、背が低すぎてペダルが操作できず暴走した。当然のごとく最後には怒られている。

#center(){&bold(){岩をも砕く鋼鉄の腕! いでよ、オレ様のモンスターエクシーズ!}}

・重機王ドボク・ザーク
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク5/地属性/機械族/攻3200/守2000
>レベル5モンスター×3
>1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
>相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
>この効果で墓地へ送ったカードの中にモンスターカードがあった場合、
>その数まで相手フィールド上のカードを破壊する。
Vジャンプエディション6でOCG化。プトレマイオスの現役時はその打点から注目されていたことも。


・矢最豊作 CV:乃村健次
野菜農家を営む巨漢。小鳥は「豊作君」と呼んでいたのでティーンエイジャーの可能性あり。
トマトをモチーフとしたデッキを使用する。野菜満載のカゴを持ち歩いており、攻撃宣言時にカゴから野菜を取り出して食べなければならないという「野菜デスマッチルール」を用いていた。独自ルールなのだがゴーシュがノリで許可し、ドロワも追認したことで豊作戦限定の公式ルールとなった。
ちなみに遊馬のカゴには形の違うトマトばかりであり、食わず嫌いの遊馬は攻撃できず往生していたが、小鳥に怒られて渋々食べたところ一瞬でトマトにハマった。


#center(){&bold(){いでよ大地の恵み、太陽の贈り物!}}

・トマト王ドレッドキング
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク3/地属性/植物族/攻撃力1600/守備力800
>レベル3モンスター×3
>1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
>このカードの攻撃力は、次の自分スタンバイフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。 
豊作のエースモンスター。割と手軽に3200打点が出せる。
ちなみにこのカード、ゲームではこうなっている。

・トマト王 レッドレッド・キング
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク3/地属性/植物族/攻撃力1600/守備力800
>植物族レベル3モンスター×2
>1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
>このカードの攻撃力は、次の自分スタンバイフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。
なぜかカード名が変更され、素材も2体に減った代わりに植物縛りがついている。


・ドッグちゃん&忠吉
超人見知りの犬系幼女&そのパートナーの土佐犬。
人と向かい合ってデュエルをするのが怖く、忠吉を相手にデュエルの練習ばかりしていた。
そのためか、忠吉の方も犬にも関わらずディスクとカードを操ってデュエルが可能。普段は背中のタルにドッグちゃんが隠れており、腹話術の要領で忠吉の宣言をアテレコしている。
ナンクラの猫娘ことキャッシーと対戦し、かっとビング精神を伝授されたことで立ち直った。
ちなみにデュエリストとしては結構なツワモノ。TFSPではチェーンドッグをエクシーズ素材として使いまわし、スモーキング・ドッグをどんどん並べてくる。


#center(){&bold(){おいで、犬世界のキング・オブ・横綱!}}

・スモーキング・ドッグ
>エクシーズ・効果モンスター
>ランク4/地属性/獣族/攻撃力2600/守備力2100
>レベル4モンスター×3
>相手が罠カードの発動及び既に表側表示で存在する罠カードの効果が発動した時、
>このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
>そのカードの発動と効果を無効にし破壊する。
「相撲王」+「煙」。罠カードに対して滅法強い。
ちなみにゲーム版だと素材は2体だが獣族縛りがある。


・フォールガイズ
パークセクションで遊馬を潰しに来たトリオチーム。「磁石」と名のついたカテゴリモンスターを全員で使用する。
一種の傭兵でガラが非常に悪いが、どっかのユニコーンにも負けないフォア・ザ・チームの精神を持つ。
コースターのルールをフル活用して遊馬を追い込んだが、乱入してきたアンナとゴーシュの支援で切り抜けられた。最後に残ったリーダーのウルフはどうやったのかコースを逆走してきたが、強制脱出装置で放り出された。
この時発したのが迷言「&bold(){こうなりゃ正真正銘のダイレクトアタックだ!}」である。

・超電磁竜マグネドラゴン
>融合・効果モンスター
>レベル8/地属性/岩石族/攻撃力3500/守備力1500
>「磁石の荒鷲 Δ」+「磁石の大猿 E」+「磁石の鱗獣 Z」
>このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
>このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
>破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
直火焼き効果を持つウルフのエースモンスター。ZEXALでは「ツイン・フォトン・リザード」と共に超希少な融合モンスターである。

・ガルシア・パンサー
・ベルイマン坂田
・ノスフェラトゥ中島
パークセクション進出者。
三人がかりでトロンを襲ったが一瞬で返り討ちにあった。


追記・修正お願いします。

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