ウィッチ(ストライクウィッチーズ)

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ウィッチ(ストライクウィッチーズ) - (2014/10/19 (日) 19:37:01) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/06(日) 02:12:13
更新日:2022/10/13 Thu 17:51:23
所要時間:約 6 分で読めます





ウィッチに不可能は無い!

ストライクウィッチーズシリーズの根幹を為す存在。
魔法力と呼ばれるエネルギーを持つ、十代の少女。魔女。

杖の代わりに銃を手に、箒の代わりに鋼の翼で、人々を守る使命を胸に空を駆ける少女たち。



◆魔女

古来より人類を脅かす「怪異」と戦い、打倒し得る唯一の存在として、大規模な怪異の発生のたび時の英雄豪傑と共に常に第一線で戦い続けてきた娘たち。
作中世界においては遥かな昔から存在し、一般的に認知された存在。現在に至るまで様々な分野で活躍している。

通常、魔法力の発現は完全なランダムで、発現する時期・年齢もまちまち。ただし代々魔女を輩出する古い家系などもある。
また、稀にだが魔法力を持たない少女がウィッチと同じ空間で共に生活している内、魔法力が発現すると言うケースある。

特に、歴史に名を残す人物の傍らには魔女が仕えることが多かったと言われる(織田信長を本能寺の変から救った森蘭丸など)。

現代では、特にストライカーユニットを装着し、戦場で戦うもの達をウィッチと呼んでいる。



◆魔法

ウィッチは十代をピークとして急速に魔力を失うため、体系だった魔法は殆ど発展していない。ただし、古い魔女の家系には先祖伝来の魔法技術や固有魔法が伝わっている場合もある。
魔法力が発現すると普通はウィッチ養成学校/施設で魔法力の制御等を学ぶが、国や地域によって制御技術は異なるらしい(扶桑の陰陽式、欧州のドルイド系など)。特色の違いはシールドや魔法陣の紋様に表れる。
また、未開の小国や部族には、根本的に体系が異なる魔法を使っている場合もある。

魔法力も無限ではないため、戦闘中に使いきるとしばらくは飛べない。
…でも気合いで結構なんとかなるようだ。



◆使い魔

魔女と契約を交わした動物の精霊。魔法力の増強や制御などを行っている。
魔法力を発動させることで使い魔と「シンクロ」し、身体に耳や尻尾などの特徴が現れる。また使い魔の性質がウィッチにもある程度影響する(兎なら耳が良くなる、など)。
鳥類を使い魔に持つ者は航空ウィッチとして比較的優秀な者が多いと言われる(絶対、というわけではない)。



◆固有魔法

身体強化などのウィッチの基本的な魔法とは違う、そのウィッチだけが持つ特殊な魔法のこと。
ウィッチの誰もが持つわけではなく、むしろ持たないウィッチの方が多い。501stJFWのように所属するウィッチ全員が固有魔法を持つというのは破格のこと。
念導系、感知系、攻撃系など、効果によっていくつかの分類分けがなされており、中でも攻撃系の魔法や治療魔法は非常に貴重。
ただ、中には実証が難しい魔法もあり、現在も研究が続けられている分野でもある。



◆ストライカーユニット

ウィッチが脚部に装着する飛行機械。鋼の翼で天を駆ける、現代の魔女の箒。
魔導理論に基づき、魔法力による飛翔を可能とするほか、装着したウィッチの魔力増幅、身体強化、魔力防護、魔力障壁(シールド)機能の付与などを行う。
装着部は異空間と繋がっており、脚はそこに逃がすので正確には「履く」という表現は間違い……なのだが、作中でも(旧式の物と比較して)「履くタイプ」などと言われてはいる。
ちなみにプロペラに見えるものは飛行魔法が可視化したもので実体はなく、触れても干渉しない。

かつては箒状の棒に、魔導エンジンと機銃、小さな翼、シートとハンドルやステップが付いた、文字通り「箒」型のものに跨がっていた。
しかし扱いが難しく性能も低いことから、当時のウィッチ達からの評判も悪かった。股ずれとか痛かったのかも。
それを受け、ウィッチの脚部に装着する現在の姿に大きく変わることになる。だが、魔導エンジンをランドセル型のユニットにしてウィッチに背負わせるか、別の推進用ユニットを片腕に装備する必要があった。
後に、扶桑皇国の宮藤一郎博士が「宮藤理論」と呼ばれる新理論を考案。上記の通りウィッチの脚の太ももから先を異空間へ転移させて収めることになり、魔導エンジンを完全に内蔵した姿になった。

俺らが彼女達の戦闘中にスジとか尻とか拝めるのも博士のおかげなのだ。
ありがたやありがたや。
ちなみに上記の旧式ストライカーで活躍した者に、リーネの母ミニー・ビショップ、マルセイユの憧れリヒトホーフェン等が居る。



◆ナイトウィッチ

knight(騎士)ではなくnight(夜)。夜間適性を持つウィッチのこと。
レーダー魔法である「魔導針」を備え、拠点からの電波を受信することで360度完全な暗闇の中でも現在地を把握することが出来る。

しかし夜間適性を持つウィッチは絶対数が不足しているのが現状で、部隊によっては夜間視の固有魔法を持つ者が夜間哨戒を勤めたり、様々な工夫によって夜間の飛行をやりくりしている。
基本的に単独での飛行となるため、重火力の装備が必須。ストライカーも普通は出力や積載量、航続距離に優れたものを使う。 



◆陸戦ウィッチ

飛行魔法への適性を持たない、大地を駆けるウィッチたち。ストライカーユニットも陸戦用のものを使用する。
陸戦用ストライカーは航空ストライカーと比べ、飛行魔法を使用しない分魔法力に余裕があり、シールド強度、積載可能な火力、稼働時間などの面で大きく航空型を上回っている。
また、航空ウィッチとは総数に大きな開きがある。現在、対ネウロイ戦の主力は実はこっち



◆装備品

ウィッチが身に付ける軍服やパn……ズボンも魔法繊維によって加工されており、防御力が高く、汚れにくい。
それらの衣服を研究、開発する役目に従事するウィッチもおり、各国それぞれの特色を表した仕様となっている。
いいよね、スク水しまパン
パンツ研究者とか夢の職業だよね!

また、当然ながらウィッチ用の装備として弾丸、刀剣類にも魔法力を込められるよう加工されている。
破壊力の向上と言うよりは、ネウロイの再生力を減じる効果が大きく、これによってウィッチは歩兵用の携行火器で大型ネウロイの破壊も可能となる。 



魔力減衰

通常、ウィッチは20歳前後を境として急速に魔法力を損失していく。俗に「あがりを迎える」とも言う。
損失の速度は個人差があり、飛行に必要な魔法力や身体強化はある程度保てる場合もあるが、シールドの弱体化は非常に顕著で、拳銃弾すら防ぎ得ないものになり、事実上ネウロイとの戦闘は不可能となる。また、固有魔法も喪失される模様。
あがりを迎えたウィッチは軍を退役し一般の生活に入る事が多いが、ウィッチ時代に高い功績を上げたり士官教育を受けた者はそのまま軍に残留する場合もある。

非常に希少な例外として、魔力減衰を迎えない特殊な血筋も存在する。
本編では宮藤家がそれに該当する。
また、501stJFWのミーナ中佐も…え?違う?まだ19歳?またまたご冗談うわなにをいやすいませ(ry



◆男性ウィッチ

魔法力を持つのは通常は女性のみだが、非常に希に男性で魔法力を持つ者が居る(居た)、という。
ただ、これは「歴史上にはそんな人物も居たらしい」という程度の認識で、やはり「ウィッチは女性」というのが作中世界での通説である。

想像してみよう。下半身パンツで無双する野郎どものローアングルで映る勇姿を…
…うん。女性だけでよかったね!マジで。
あ、男の娘なら大丈夫です。むしろどんどんやれ。


いや逆にこう考えよう
イケメンがスタイリッシュに敵を……いややっぱ……



その力を、誰かを守るために

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