BONES(海外ドラマ)

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BONES(海外ドラマ) - (2016/07/25 (月) 04:20:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/03/18 (金) 19:53:12
更新日:2023/05/29 Mon 01:24:59
所要時間:約 7 分で読めます




『BONES』とは2005年からアメリカで放送されているテレビドラマ。現在シーズン11まで制作されていてシーズン12で完結する事が決まっている。
日本でも『BONES - 骨は語る -』という邦題で放送されている。
製作者はこのドラマを「頭のいいコメディ」と称しており、他の犯罪捜査・刑事ドラマと比べるとコミカルな描写が多く、冒頭の一般人が死体を目撃する場面は死体のグロさをともかく、かなりギャグチックに描かれている。

【概要】

主人公であり高名な法人類学者テンペランス・ブレナンが相棒のFBI捜査官シーリー・ブースと共に事件を解決するのがこのドラマの主な流れ。
タイトルからも分かる通り、骨を題材にした作品で作品内で登場する死体の多くは白骨化した死体である。中には完全に骨になっておらず肉や内臓が残っている事も。

また登場人物の中に虫のプロフェッショナルがいるのもあってウジ虫やゴキブリなどの虫達もかなりの頻度で登場する。
グロテスクなものや虫が苦手な人は要注意。


【登場人物】

◆テンペランス・ブレナン
演:エミリー・デシャネル 日本語吹替:湯屋敦子
アメリカ合衆国最高峰の法医学研究所ジェファソニアン研究所に勤務する法人類学者。学者だけでなく作家としても大成功を収めていて、出版した著作の多くはベストセラーになっている。学問だけでなく武術や射撃に関しても長けている。
頭脳明晰だが協調性にはやや難があり、自分の考えをハッキリ言いすぎて他人から反感を買うことも多々ある。
過去にクリスマスの日に両親が失踪し、両親がいなくなった後は兄がまだ若かったこともあって里子に出される。この時の出来事は深い心の傷となっており家族の事になると感情的になる。
相棒のブースとはストーリーが進むにつれて恋愛関係に発展しシーズン7で結婚し現在は2児の母親になる。恋人関係になって以降はラブシーンが増え例え職場だろうが凄惨な死体の前だろうがいちゃつくほど。
ブースと結ばれる前は結婚というシステムに懐疑的だったが、どういうわけかブース以前にもピーターという男性と結婚していた事がある。*1

モデルはこのドラマの原案を手がけたキャシー・ライクス。彼女も法人類学者であると同時に多数の小説を発表している作家である。代表作としてテンペランス・ブレナンシリーズがある。主人公の名前は小説・ドラマ共通だが設定は大きく異なっている


◆シーリー・ブース
演:デヴィッド・ボレアナズ 日本語吹替:木下浩之
元陸軍スナイパーのFBI捜査官。ブレナンとは対照的に直感や人間の心情を重視して捜査する。口は悪く手が出る事も多いが情に厚い男。
元スナイパーだけあって射撃の腕前はブレナン以上。だが戦争で多くの人を殺害し仲間の死を看取った過去は今でもトラウマになっており、今でもその事で苦しんでいる。
学生時代はアメフト部に所属し優秀な成績を収めた典型的なジョックタイプでその為か科学者を「スクインツ(研究をする時に目を細めるので)」と呼んで度々小ばかにしたような発言をするがなんだかんだで彼らとは上手くやっている。
レベッカという恋人との間にパーカーという息子を設けるが彼女が結婚を拒否した為、息子とは離れて暮らしている。


◆アンジェラ・モンテネグロ
演:ミカエラ・コンリン 日本語吹替:北西純子
研究所に勤務するアーティスト。ブレナンの唯一の親友。
主な仕事は頭蓋骨から生前の顔を再現する事。またコンピューターにも長けており生前の姿や犯行現場を3D技術で立体的に再現できる。
友達想いの心優しい女性だが恋愛や性に関して自由奔放で、人の話を聞かない係員の気を引く為に人通りのある場所で服を肌蹴させたり職場の保管室でセックスしたり旅行先でノリと勢いで男性と結婚したり、常人からすればエキセントリックな行動を取ることがある。下ネタをよく言う。
同僚のホッジンズと恋愛関係になり紆余曲折を経て結婚し息子を設ける。



◆ジャック・ホッジンズ
演:T・J・サイン 日本語吹替:鈴木正和
研究所に勤務する博士。専門分野や土や鉱物そして虫。
陽気なロマンチストで趣味は陰謀論。優秀な学者として事件解決や研究に貢献する一方ザックと一緒に実物を用いたやたら凝った実験をすることがあり、カミールが局長に就任してからは彼女の許可なしに実験は行えなくなった。
実はアメリカ大企業の御曹司の大富豪。だがシーズン8である出来事により全財産を失う事になる。


◆ザック・アディ
演:エリック・ミレガン 日本語吹替:青木誠
研究所に勤務する博士。当初はブレナンが指導する学生という立場だったがシーズン2で博士号を取り研究所に採用された。
ブレナンの助手として骨の鑑定を行うのが主な仕事。場の空気が読めないが素直で実直な性格で周囲からも可愛がられている。
ネタバレ
+ ...
シーズン3で食人鬼ゴルゴモンに弟子入りしゴルゴモンの悪事に加担していた事が判明。取引で実刑は免れたものの精神病院に入る事になる。


◆ダニエル・グッドマン
演:ジョナサン・アダムズ 日本語吹替:中村浩太郎
研究所の局長で専門分野は考古学。
研究所の為にブレナンをFBIに貸し出した。シーズン2で休暇を取り旅行に出かけ後任としてカミールを指名した。


◆カミール・サローヤン
演:タマラ・テイラー 日本語吹替:高橋理恵子
シーズン2で新たに研究所の局長に就任した。専門分野は病理学で検視官の仕事をしていた過去を持つ。
ブースの元カノで再会を機によりを戻したが再び破局しその後は友人として良好な関係を築く。


◆ランス・スイーツ
演:ジョン・フランシス・デイリー 日本語吹替:近藤隆
シーズン3から登場したセラピスト。若干22歳で複数の博士号を取得した優秀な青年で性格は礼儀正しい好青年。だが、周囲からの扱いは少し悪い。

◆キャロリン・ジュリアン
演:パトリシア・ベルチャー 日本語吹替:磯辺万沙子
いつもしかめっ面の検事。顔が怖いので近寄りがたく見えるが、ブレナン達が窮地に立たされた時は彼女達を助ける手助けをしてくれる心強い味方。弁護士の元夫がおり、度々法廷で争っている。


【実習生たち】
シーズン3から登場した実習生。当初はクラークだけだったがザックが研究所を去ったシーズン4以降からは多数の実習生が登場する。実習生の中にはもう何年も勤務しているメンバーもいるのに未だに実習生のままということについては突っ込んではいけない。

◆クラーク・エジソン
演:ユージン・バード 日本語吹替:利根健太朗
シーズン3より登場。非常に真面目な性格でしばしば仕事から脱線して雑談に盛りあがったりプライベートな話を職場に持ち込む研究所メンバーに苛立ちを見せる事も。
堅物な性格とは裏腹に恋愛には情熱的で恋人曰く「ダイナミック」らしい。

◆デイジー・ウィック
演:カーラ・ギャロ 日本語吹替:斉藤梨絵
シーズン4より登場。自己主張が大事なアメリカにおいても相当自己主張が強い性格で失言も多い。一度はその性格から研究所から解雇されたが後に恋人のランスの口添えもあって再び研究所で働くようになる。
シーズン10でランスの子を妊娠するが……。
+ ...
最愛のランスが陰謀に巻き込まれ殺害され、未亡人となってしまう。

◆ウェンデル・ブレイ
演:マイケル・グラント・テリー 日本語吹替:真仲恵吾
シーズン4より登場。奨学金で大学に通う苦学生。温厚で人当たりが良い好青年。
奨学金が打ち切られたりシーズン9でユーイング肉腫という病にかかっていた事が判明するなど何かと不幸に見舞われる事が多い。シーズン10では病気も快方に向かい更には恋人ができた。何とか幸せになってほしいものである。

◆コリン・フィッシャー
演:ジョエル・ムーア 日本語吹替:落合弘治
シーズン4より登場。精神を病んでおり精神病院への入院経験もある。映画オタクでSFマニア。そんな彼だが意外にも女性にはモテて女性経験は豊富。

◆ビンセント・ナイジェルマリー
演:ライアン・カートライト 日本語吹替:小川輝晃
シーズン4より登場。陽気な性格で仕事中でも絶え間なくトリビアを披露するおしゃべりだが、本人はそうする事で集中力を保っている。

◆アラスト・バジリ
演:ルーク・クラインタンク 日本語吹替:早志勇紀
シーズン4より登場。敬虐なイスラム教徒。本人は善良な青年だが過去に軍隊の通訳をしていた時にテロリストの襲撃に遭い、自分の身を守る為にテロリスト達を射殺した事がありそれを悔いて自分を悪魔と称する。




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