&font(#6495ED){登録日}:2012/09/05(水) 15:43:28 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_down(▽)タグ一覧 &tags() ---- きかんしゃやえもんは、日本の絵本。 作者は阿川弘之(文)と岡部冬彦(絵)。 NHKでアニメ(影絵劇)になった事やアニメ映画化、3D映画化されたこともある。 ◆概要 とある田舎町の博物館に、その機関車はいた。 名前はやえもん。 かつては小さな田舎町を走っていた蒸気機関車だった。 が、時代の流れには逆らえず、今では蒸気機関車の殆どは廃止されていた。 やえもんは今ではおじいさん。 自分を見に博物館を訪れる人たちに、自分の青春、いわば昔話を聞かせるのであった。 ◆やえもんは語る オラは田舎を走っていた、しがない蒸気機関車だった。 でも時は流れ、新たに電気機関車が流通した。 オラはいつも電気機関車にバカにされていた。 蒸気機関車はもう古い。 「これからは電気機関車の時代だ」「貧乏汽車」と。 そこでオラは「まだまだ走れるぞ!」 と、怒りを露わにし、走った。 だが、怒りを露わにしたせいで、煙突から火の粉が吹き出て、 それが原因で田んぼや畑はたちまち大火事。 勿論、駅には百姓たちから苦情が殺到。 オラはスクラップにされる運命だった…。 が、救世主が現れた。 その救世主こそ、オラを引き取った博物館の館長さんだ。 そんなワケで、オラはスクラップにされる運命を免れ、こうやって博物館に飾られてるだ。 そいじゃ、また来てくれよな。 ◆主な登場キャラ ・やえもん 主人公の蒸気機関車。 電気機関車にバカにされ、ついムキになって火事を起こしてしまった。 スクラップにされそうな所を博物館に引き取られ、事なきを得た。 ちなみにモデルは国鉄150形蒸気機関車(1号蒸気機関車)。日本に鉄道が開通した1872年製の蒸気機関車であり、国鉄引退後は長崎県の島原鉄道に譲渡されて活躍していた。 現在は埼玉の鉄道博物館にて保存されている。 アニメ映画版では有名なデゴイチことD51に変更されている。 ・駅長さん やえもんの良き理解者。 やえもんが偶然起こした火事が原因で駅に苦情が殺到した時も、 他の鉄道員共々、やえもんをかばってくれた。 ・電気機関車 「新しい物は古い物より優れている」という考えを持っている為、やえもんをバカにしていた。 ぶっちゃけ、この電気機関車がやえもんを中傷しなければ、 やえもんは火事を起こす事もなかった。 勿論、やえもんが博物館に行く事もなかった。 ・博物館の館長さん 小さな田舎町で博物館を営んでいる。 スクラップにされる運命だったやえもんを引き取った。 彼がいなければ、やえもんは危うくスクラップにされるトコだった。 いわば、救世主である。 影絵劇版では今は亡き東京の交通博物館のスタッフになっている。 追記・修正はやえもんに乗り、駅弁を食べながらお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&font(#0000ff){&u(){消去} &u(){項目ロック} &u(){ロック解除}} ---- #right(){この項目が面白かったなら……[ポチッと]} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment