&font(#6495ED){登録日}:2010/11/07(日) 18:36:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 ? 分で読めます ---- (▽)タグ一覧 &tags() ---- #center(){ 天から降ったか地からわいたか、 三千世界を乱す奴、 天に変わって打ち砕く! イタダキマン参上! ここであったがこんにちは! } イタダキマンとは1983年4月9日から同年9月24日まで放送されたシリーズ第7作目である。 シリアス過ぎた前作から一転、西遊記+学園物の要素を取り入れたコミカルな作風を目指したが…。 &color(red){全26話の予定が20話で打ち切り}。しかもうち1話は再放送で初公開された。 またイッパツマンまでは最高視聴率が20パーセント台を出していたにも関わらずイタダキマンの最高視聴率は9.7パーセントと約半分まで落ち込んだという徹底した不遇っぷりである。 また、この作品は&color(red){スタッフからも評判が悪かった}。特に以下の二人が代表的である。 【小山高生の場合】 シリーズ最高傑作と名高い[[ヤッターマン]]には病気のため参加できなかったものの、「[[タイムボカン]]」から「[[逆転イッパツマン]]」までの全てのシリーズを書き続けたメインライターである小山氏だが、 本作では第7話を書いた以外は特に関わってはいない。 理由としては(1)プロデューサーの岡正氏との不仲による事実上の解雇(2)お釈迦様をモチーフにしたキャラクター「オチャカ校長」の存在が小山氏の信仰上受け入れられなかったため の二点がある。 「何の愛着もない作品。のっぽ(引用注・小山氏の事)の中ではこの作品はT・B(引用注・タイムボカンの略)シリーズではない」(小山氏のサイトより) ちなみに、イタダキマンの打ち切りが決まった際は後述の山本氏と二人で「ざまあみろ」と喜んだとか…。 【山本正之の場合】 彼もまたシリーズ一作目から前作まで全てのOP・EDを手がけて来たが、&color(red){小山氏同様マンネリを理由に岡正プロデューサーにOPを降板させられている}。 EDは何とか作り上げたものの、山本氏は抗議の意志を示す為に自分と良く似た声の歌手を連れて来て歌わせたそうな…と言うのは誤りである。 実際は歌い手の声質が山本と似ていた為、スタッフによって起用されたと言うのが正解である。 その後彼が作ったボカンシリーズ関係の歌でも、「3×7大予想」では&color(Blue){「すぐに終わりそう」}とけなされ、「ボカンと一発!ドロンボー」や「平成タイムボカンの歌」では「オタスケヤットデタイッパツ…」と&color(red){イタダキマンだけハブられ}と散々である。 極めつけは「[[アニメがなんだ>アニメがなんだ(曲名)]]」という歌である。 まあね 負けたね お菓子は偉い 後ろから 誰かに 刺されないよう気をつけな …ここに挙げられた「お菓子」が何を指すかは書くまでもないだろう。 が、後にDVD全巻購入特典として「イタダキマンの歌」を作成。 「イタダキマンも楽しいタイムボカンシリーズの一員となった」と語っているので、少しはわだかまりが解けているかも…? 【ストーリー】 お釈迦様が残したと言われる「オシャカパズル」。26個とも52個とも言われている幻の宝を探すため、お釈迦様の縁戚であるオチャカ校長は自分が経営する名門校・オチャカ学園の優等生「たてまえトリオ」にパズルの捜索を依頼する…。が、やはり邪魔は付き物。オチャカ学園入学を目指す落ちこぼれ「2束3文トリオ」もまたオシャカパズルを狙っていた。 しかしたてまえトリオも黙ってやられている訳じゃない。彼等がピンチになると、どこからともなく謎のヒーロー・イタダキマンがやって来る! 【登場人物】 ・孫田空作/イタダキマン オチャカ校長の依頼で2束3文トリオに同行する若干10歳の少年。生き別れの母を探しているが、最終回まで母に会える事はなかった。 イタダキマンとして戦う際の武器は瓢箪と如意棒。 ・三蔵法子 オチャカ学園の優等生にして三蔵法師の子孫というたてまえトリオのリーダー…だが、回を重ねる事に欲張りで見えっ張りになる。実際の三蔵法師も破戒僧という説があるので先祖譲りかもしれない。 ・サーゴ浄 沙悟浄の子孫で、キザで軽薄なお坊ちゃん。旅先でよく女性をナンパしている。 ・猪尾ハツ男 猪八戒の子孫。真面目な為かイマイチ目立たない。 ・オチャカ校長 オチャカ学園の校長。お茶と女性を愛しており、秘書のカンノ先生にセクハラしまくり…&color(red){小山氏が怒る理由が分かる気がする}。 オシャカパズルの反応があると後光が射し、ヒントとなる句を詠む。 ・ヤンヤン 25歳ながらオチャカ学園入学を夢見る浪人生。空作を「空ちゃん」と呼び実の弟のように可愛がっている。 ・ダサイネン 26歳ながらオチャカ学園入学を夢見る(略)。本作は中盤までメカを作らず、妖怪が戦う為あまりする事が無かった…が、最終回では作品そのものの存在に関わる名言を生み出した。 「全国の受験生の皆さ~ん」 「ダサっとな」 「善玉と悪玉が手を取ってちゃ話が進まねぇんだよ!」 ・トンメンタン 30歳ながらオチャカ学園(ry 。2束3文トリオもまたそれぞれ三蔵法師、沙悟浄、猪八戒の子孫を自称しているがたてまえトリオと違いあくまで自称。「どこの〇〇人だ」と言ってはいけない。 ちなみに、三人は「イケズ荘」という安アパートに同居している。 ・竜子 ヤンヤンが竜の小笛を吹く事で現れるオタマガ池の龍神の子孫。 【登場メカ】 ・カブトゼミ イタダキマンが乗る金斗雲メカその1。カブトムシとセミの形になる事が出来る。 &color(red){角を伸ばしただけとか言わない} ・ワンガルー イタダキマンが乗る(略)。カンガルー形とイヌ形に変形出来る。 &color(red){首を縮めて耳を畳んだだけとか言わない} ・ペリギン イタダキマ(r) ペリカン形とペンギン形に変形出来る。 ・バトルプロテクター イタダキマンが「二段変身!」の掛け声を上げるとやって来る強化アーマー。今回は巨大メカが出ない代わりにイタダキマン自らが巨大化して戦う。 ・オモンキ たてまえトリオが連れている小型のロボット猿。テレポート能力を持ち、三人がピンチの時にシンバルを叩いてイタダキマンを呼び寄せる。 ・デンデンメカ 竜子が変身する2束3文トリオのサポートメカ。何故か&color(red){乳首がボタンに変形している}。 「追記じゃ!追記・編集をするのじゃ!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=コメント欄){ - 山本正之はいいとして、小山カメラマンは未だにイタダキマンを許していない印象が強いんだが。 -- 名無しさん (2013-08-02 21:20:20) - 結構主人公が3人組の仲間にいるというのが斬新だった。主題かも面白かったし半年で終わったのが残念。主人公の田中さんは「自分のせいだ」と泣いたそうですがあなたは悪くありません。 -- 名無しさん (2013-11-10 22:20:12) - あの、裏があばれはっちゃくでも負けなかったクイズダービーに戦いを挑んだのが失敗だった。 -- 名無しさん (2014-05-28 19:15:46) - オタスケマン以降のシリアスな路線を昔のギャグ路線にしたのが受け入れられなかったのも打ち切られた原因。 &br()シリーズ初期からの視聴者層は年齢が上がっている事もあり、 &br()オタスケマン以降の路線に慣れた層からは見放されてしまう…。 -- 名無しさん (2014-05-28 20:45:14) - 結構面白かったと記憶している。 -- 名無しさん (2014-06-24 03:45:15) - ↑4 田中さんはむしろ当時すごかった。「イタ!ダキマン。」のイントネーションは素晴らしい -- 名無しさん (2014-09-09 10:07:07) - たてまえトリオ要らないよね… -- 名無しさん (2014-09-09 12:50:15) - ダサイネンの最後のセリフ、項目にも載っているけれど何か格好良かった。 -- 名無しさん (2014-10-10 22:21:53) - ↑2三人組は必要でしょ? -- 名無しさん (2014-10-10 22:22:30) #comment }